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第63回 ラジオNIKKEI賞(G3)
7月6日(日) 福島競馬場 芝1800m
日本ダービーの約1カ月後に行われる3歳重賞・ラジオNIKKEI賞。ダービー出走組や、賞金が足りずに出走を逃した馬がここに駒を進める例も見られるレースだ。ただ、06年よりハンデ戦に変更され、近年は条件戦をステップに勝利を手にする馬が目立っている。その06年は、ここが重賞初挑戦で2着だったソングオブウインドが、秋に菊花賞を制覇。そして07年にはこのレースを勝って3戦3勝となったロックドゥカンブが、菊花賞で3着に好走した。好走馬にはほかに、08年のジャパンC優勝馬・スクリーンヒーロー(07年2着)や、12年の安田記念馬・ストロングリターン(09年3着)といった名前も見られ、秋以降へ向けて注目の一戦となる。そんなラジオNIKKEI賞が、ハンデ戦に変更された06年以降、過去8年の傾向を見てみよう。
Check1
1番人気は勝利なし、2番人気が好成績
ハンデ戦になってから1番人気は【0.1.2.5】と未勝利。上位人気では2番人気が【3.2.1.2】で複勝率75.0%の好成績を残している。また、ハンデ戦らしく11番人気以下でも【0.3.2.40】と5頭が好走。1着までは厳しいものの、2~3着候補としては要注意だ。なお、11年のみは2→3→1番人気で3連単が1万円を切る平穏な結果だったが、この年は中山での代替開催。福島で行われた年は3連単4万円以上で、昨年は91万馬券の大波乱だった。
【人気別成績(過去8年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 0-1-2-5 0.0% 12.5% 37.5%
2 3-2-1-2 37.5% 62.5% 75.0%
3 1-1-0-6 12.5% 25.0% 25.0%
4 0-0-1-7 0.0% 0.0% 12.5%
5 2-0-1-5 25.0% 25.0% 37.5%
6 0-1-1-6 0.0% 12.5% 25.0%
7 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
8 2-0-0-6 25.0% 25.0% 25.0%
9 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
10 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
11~ 0-3-2-40 0.0% 6.7% 11.1%
Check2
小回りでも差し馬は軽視禁物
06年以降のうち、中山開催時を除く7回の競馬道GT8による脚質分類では、「差し」が4勝、2着3回と連対馬の半数。小回り福島コースだが、差し、追い込み馬でも問題なく馬券に絡んでおり、逆に向正面で先頭だった馬は7頭すべて4着以下に敗れている。昨年から福島開催の開幕週になったが、勝ったケイアイチョウサンは4角14番手、2着のカシノピカチュウも4角8番手と、開幕週の馬場でも中団以降の馬のワンツー決着だった。
【脚質別成績(過去8年、中山除く)】
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
先行 2-3-1-17 8.7% 21.7% 26.1%
差し 4-3-5-50 6.5% 11.3% 19.4%
追込 1-1-1-20 4.3% 8.7% 13.0%
Check3
54~55キロが中心、56キロ以上の人気馬は不振
牡・セン馬のハンデ別の成績では、52~53キロは連対率ひと桁台、54~55キロが連対率20%台、そして56~57キロが10%台と、54~55キロが好成績。特に54キロは4勝と1着が多く、55キロは2~3着が多い。また、3番人気以内の馬にかぎると、55キロ以下はすべて複勝率50.0%以上だが、56キロ以上は計【0.1.0.8】。人気馬ならハンデの軽い馬のほうが信頼性は高い。なお、牝馬は15頭が出走し、51キロと56キロが各3着1回。
【牡・セン馬のハンデ別成績(過去8年)】
ハンデ 成績 勝率 連対率 複勝率 3番人気以内 同複勝率
52 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1% 1-0-0-0 100.0%
53 1-1-2-27 3.2% 6.5% 12.9% 0-0-1-1 50.0%
54 4-2-1-22 13.8% 20.7% 24.1% 2-1-0-2 60.0%
55 1-3-3-13 5.0% 20.0% 35.0% 1-2-2-2 71.4%
56 1-1-0-11 7.7% 15.4% 15.4% 0-1-0-7 12.5%
57 0-1-0-5 0.0% 16.7% 16.7% 0-0-0-1 0.0%
Check4
父または母の父サンデー系を中心に
連対馬の父、母の父を見ると、そのどちらかにサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬が圧倒的に多い。父、母の父がともにサンデー系以外だったのは、06年のタマモサポート、07年のロックドゥカンブ、そして13年のカシノピカチュウ3頭のみ。特に08年以降は連対馬12頭中11頭が、父か母の父がサンデー系だった。今年も該当馬は多いと思われるが、まず連対候補はその中から選びたい。
【連対馬の父、母の父(過去8年)】
年 馬名 人気 着順 父 母の父
06 タマモサポート 5 1 タマモクロス ジョリーズヘイロー
ソングオブウインド 2 2 エルコンドルパサー サンデーサイレンス
07 ロックドゥカンブ 2 1 レッドランサム Fairy King
スクリーンヒーロー 14 2 グラスワンダー サンデーサイレンス
08 レオマイスター 8 1 ニューイングランド ジヤツジアンジエルーチ
ノットアローン 6 2 アグネスタキオン Machiavellian
09 ストロングガルーダ 5 1 ダンスインザダーク Kingmambo
サニーサンデー 13 2 マーベラスサンデー トニービン
10 アロマカフェ 3 1 マンハッタンカフェ ハートレイク
クォークスター 2 2 アグネスタキオン ヘクタープロテクター
11 フレールジャック 2 1 ディープインパクト Nureyev
マイネルラクリマ 3 2 チーフベアハート サンデーサイレンス
12 ファイナルフォーム 2 1 ディープインパクト O'Reilly
ヤマニンファラオ 1 2 ダイワメジャー Sadler's Wells
13 ケイアイチョウサン 8 1 ステイゴールド シンボリクリスエス
カシノピカチュウ 14 2 スタチューオブリバティ Belong to Me
Check5
条件戦組なら底を見せていない馬か重賞経験馬
冒頭にも触れたように条件戦組の勝利が目立つレースで、前走条件戦組は【6.2.4.45】、前走オープン組は【2.6.4.55】と、優勝馬8頭中6頭を前走条件戦組が占めている。その前走条件戦組を見ると、好走馬12頭のうち、半数の6頭は重賞経験馬。そして重賞経験のなかった6頭のうち、5頭はこのレースまで4着以下なしと底を見せていない馬だった。前走が条件戦の馬なら「複勝率100%」または「重賞経験」のいずれかをクリアしている馬を狙いたい。なお、この例外となるオペラダンシングも、オープン特別は2度経験していた。
【前走条件戦組の好走馬(過去8年)】
年 馬名 人気 着順 主な重賞経験 全成績
06 ソングオブウインド 2 2 なし 2-3-2-0
ステラマドレード 12 3 チューリップ賞8着 2-3-1-5
07 ロックドゥカンブ 2 1 なし 2-0-0-0
スクリーンヒーロー 14 2 スプリングS5着 2-2-1-4
08 レオマイスター 8 1 ニュージーランドT5着 2-1-1-5
ダイバーシティ 1 3 なし 2-0-0-0
09 ストロングガルーダ 5 1 新潟2歳S7着 3-0-0-2
11 フレールジャック 2 1 なし 2-0-0-0
12 ファイナルフォーム 2 1 なし 2-1-1-0
オペラダンシング 16 3 なし 2-0-1-7
13 ケイアイチョウサン 8 1 京成杯3着 2-0-3-5
アドマイヤドバイ 5 3 きさらぎ賞3着 2-2-2-2
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7月6日(日) 福島競馬場 芝1800m
日本ダービーの約1カ月後に行われる3歳重賞・ラジオNIKKEI賞。ダービー出走組や、賞金が足りずに出走を逃した馬がここに駒を進める例も見られるレースだ。ただ、06年よりハンデ戦に変更され、近年は条件戦をステップに勝利を手にする馬が目立っている。その06年は、ここが重賞初挑戦で2着だったソングオブウインドが、秋に菊花賞を制覇。そして07年にはこのレースを勝って3戦3勝となったロックドゥカンブが、菊花賞で3着に好走した。好走馬にはほかに、08年のジャパンC優勝馬・スクリーンヒーロー(07年2着)や、12年の安田記念馬・ストロングリターン(09年3着)といった名前も見られ、秋以降へ向けて注目の一戦となる。そんなラジオNIKKEI賞が、ハンデ戦に変更された06年以降、過去8年の傾向を見てみよう。
Check1
1番人気は勝利なし、2番人気が好成績
ハンデ戦になってから1番人気は【0.1.2.5】と未勝利。上位人気では2番人気が【3.2.1.2】で複勝率75.0%の好成績を残している。また、ハンデ戦らしく11番人気以下でも【0.3.2.40】と5頭が好走。1着までは厳しいものの、2~3着候補としては要注意だ。なお、11年のみは2→3→1番人気で3連単が1万円を切る平穏な結果だったが、この年は中山での代替開催。福島で行われた年は3連単4万円以上で、昨年は91万馬券の大波乱だった。
【人気別成績(過去8年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 0-1-2-5 0.0% 12.5% 37.5%
2 3-2-1-2 37.5% 62.5% 75.0%
3 1-1-0-6 12.5% 25.0% 25.0%
4 0-0-1-7 0.0% 0.0% 12.5%
5 2-0-1-5 25.0% 25.0% 37.5%
6 0-1-1-6 0.0% 12.5% 25.0%
7 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
8 2-0-0-6 25.0% 25.0% 25.0%
9 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
10 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
11~ 0-3-2-40 0.0% 6.7% 11.1%
Check2
小回りでも差し馬は軽視禁物
06年以降のうち、中山開催時を除く7回の競馬道GT8による脚質分類では、「差し」が4勝、2着3回と連対馬の半数。小回り福島コースだが、差し、追い込み馬でも問題なく馬券に絡んでおり、逆に向正面で先頭だった馬は7頭すべて4着以下に敗れている。昨年から福島開催の開幕週になったが、勝ったケイアイチョウサンは4角14番手、2着のカシノピカチュウも4角8番手と、開幕週の馬場でも中団以降の馬のワンツー決着だった。
【脚質別成績(過去8年、中山除く)】
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
先行 2-3-1-17 8.7% 21.7% 26.1%
差し 4-3-5-50 6.5% 11.3% 19.4%
追込 1-1-1-20 4.3% 8.7% 13.0%
Check3
54~55キロが中心、56キロ以上の人気馬は不振
牡・セン馬のハンデ別の成績では、52~53キロは連対率ひと桁台、54~55キロが連対率20%台、そして56~57キロが10%台と、54~55キロが好成績。特に54キロは4勝と1着が多く、55キロは2~3着が多い。また、3番人気以内の馬にかぎると、55キロ以下はすべて複勝率50.0%以上だが、56キロ以上は計【0.1.0.8】。人気馬ならハンデの軽い馬のほうが信頼性は高い。なお、牝馬は15頭が出走し、51キロと56キロが各3着1回。
【牡・セン馬のハンデ別成績(過去8年)】
ハンデ 成績 勝率 連対率 複勝率 3番人気以内 同複勝率
52 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1% 1-0-0-0 100.0%
53 1-1-2-27 3.2% 6.5% 12.9% 0-0-1-1 50.0%
54 4-2-1-22 13.8% 20.7% 24.1% 2-1-0-2 60.0%
55 1-3-3-13 5.0% 20.0% 35.0% 1-2-2-2 71.4%
56 1-1-0-11 7.7% 15.4% 15.4% 0-1-0-7 12.5%
57 0-1-0-5 0.0% 16.7% 16.7% 0-0-0-1 0.0%
Check4
父または母の父サンデー系を中心に
連対馬の父、母の父を見ると、そのどちらかにサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬が圧倒的に多い。父、母の父がともにサンデー系以外だったのは、06年のタマモサポート、07年のロックドゥカンブ、そして13年のカシノピカチュウ3頭のみ。特に08年以降は連対馬12頭中11頭が、父か母の父がサンデー系だった。今年も該当馬は多いと思われるが、まず連対候補はその中から選びたい。
【連対馬の父、母の父(過去8年)】
年 馬名 人気 着順 父 母の父
06 タマモサポート 5 1 タマモクロス ジョリーズヘイロー
ソングオブウインド 2 2 エルコンドルパサー サンデーサイレンス
07 ロックドゥカンブ 2 1 レッドランサム Fairy King
スクリーンヒーロー 14 2 グラスワンダー サンデーサイレンス
08 レオマイスター 8 1 ニューイングランド ジヤツジアンジエルーチ
ノットアローン 6 2 アグネスタキオン Machiavellian
09 ストロングガルーダ 5 1 ダンスインザダーク Kingmambo
サニーサンデー 13 2 マーベラスサンデー トニービン
10 アロマカフェ 3 1 マンハッタンカフェ ハートレイク
クォークスター 2 2 アグネスタキオン ヘクタープロテクター
11 フレールジャック 2 1 ディープインパクト Nureyev
マイネルラクリマ 3 2 チーフベアハート サンデーサイレンス
12 ファイナルフォーム 2 1 ディープインパクト O'Reilly
ヤマニンファラオ 1 2 ダイワメジャー Sadler's Wells
13 ケイアイチョウサン 8 1 ステイゴールド シンボリクリスエス
カシノピカチュウ 14 2 スタチューオブリバティ Belong to Me
Check5
条件戦組なら底を見せていない馬か重賞経験馬
冒頭にも触れたように条件戦組の勝利が目立つレースで、前走条件戦組は【6.2.4.45】、前走オープン組は【2.6.4.55】と、優勝馬8頭中6頭を前走条件戦組が占めている。その前走条件戦組を見ると、好走馬12頭のうち、半数の6頭は重賞経験馬。そして重賞経験のなかった6頭のうち、5頭はこのレースまで4着以下なしと底を見せていない馬だった。前走が条件戦の馬なら「複勝率100%」または「重賞経験」のいずれかをクリアしている馬を狙いたい。なお、この例外となるオペラダンシングも、オープン特別は2度経験していた。
【前走条件戦組の好走馬(過去8年)】
年 馬名 人気 着順 主な重賞経験 全成績
06 ソングオブウインド 2 2 なし 2-3-2-0
ステラマドレード 12 3 チューリップ賞8着 2-3-1-5
07 ロックドゥカンブ 2 1 なし 2-0-0-0
スクリーンヒーロー 14 2 スプリングS5着 2-2-1-4
08 レオマイスター 8 1 ニュージーランドT5着 2-1-1-5
ダイバーシティ 1 3 なし 2-0-0-0
09 ストロングガルーダ 5 1 新潟2歳S7着 3-0-0-2
11 フレールジャック 2 1 なし 2-0-0-0
12 ファイナルフォーム 2 1 なし 2-1-1-0
オペラダンシング 16 3 なし 2-0-1-7
13 ケイアイチョウサン 8 1 京成杯3着 2-0-3-5
アドマイヤドバイ 5 3 きさらぎ賞3着 2-2-2-2
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