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今週の重賞データチェック! アルゼンチン共和国杯(G2)
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今週の重賞データチェック! アルゼンチン共和国杯(G2)

2014-11-03 15:01

    第52回 アルゼンチン共和国杯(G2)
    11月9日(日) 東京競馬場 芝2500m

      秋の東京開催における長距離G2として定着しているアルゼンチン共和国杯。ここからステイヤーズSやダイヤモンドS、阪神大賞典などを経て、翌春の大一番・天皇賞へ向かう馬も多い。そんな中から、近年では07年の優勝馬・アドマイヤジュピタが春の天皇賞も制覇。09年5着のジャガーメイル、11年5着のビートブラックも、翌春の天皇賞を制している。また、この秋のジャパンCや有馬記念に進む馬も見られ、08年にはここで重賞初制覇を遂げたスクリーンヒーローがジャパンCも優勝。12年にはこのレース5着のオーシャンブルーが、金鯱賞1着を挟み有馬記念で2着に好走している。そんなアルゼンチン共和国杯の過去の傾向を見てみたい。





    Check1
    ハンデ戦でも上位人気が中心に
     過去10年、2番人気が【3.3.1.3】連対率60.0%を記録するなど上位人気の好走馬が多い。4番人気以内で【8.7.4.21】連対率37.5%と、連対馬の4分の3を占めている。勝ち馬は10頭中8頭が3番人気以内だ。中でも2~3番人気が3着以内に計13頭を送り込んでおり、この2~3番人気が1頭も馬券に絡まなかった年は09年の1回だけ。馬券的にも大波乱になったのはその09年(3連単92万馬券)くらいで、ハンデ戦だからといって穴馬を多く拾うのは避けたいレースだ。


    【人気別成績(過去10年)】               
    人気    成績    勝率    連対率    複勝率
    1    2-1-1-6    20.0%    30.0%    40.0%
    2    3-3-1-3    30.0%    60.0%    70.0%
    3    3-1-2-4    30.0%    40.0%    60.0%
    4    0-2-0-8    0.0%    20.0%    20.0%
    5    0-0-0-10    0.0%    0.0%    0.0%
    6    0-0-2-8    0.0%    0.0%    20.0%
    7    1-0-0-9    10.0%    10.0%    10.0%
    8    0-1-1-8    0.0%    10.0%    20.0%
    9    0-0-2-8    0.0%    0.0%    20.0%
    10    0-1-1-8    0.0%    10.0%    20.0%
    11~    1-1-0-65    1.5%    3.0%    3.0%






          
    Check2
    4歳馬中心も、年によって大きなムラが
     年齢別では4歳馬が【5.4.4.24】連対率24.3%の好成績。ただ、年によってムラがある点には要注意。この数字を見ると、毎年のように好走馬を送り出しているように錯覚してしまうが、実際は04、05、06、13年と10回中4回は4歳馬の好走なし。残る6回のうち5回は2頭以上がまとめて好走しており、特に08年と12年は1~3着を独占している。年によって、4歳馬が何頭も好走するのか、1頭も来ないのか、しっかり見極めた上で買い目を組み立てたい。





    Check3
    前走条件戦組の取捨は?
      前走レース別で好走馬が多いのは、京都大賞典の【3.4.2.35】で、その他は分散している。ただ、その京都大賞典組は連対率15.9%など、好走確率はさほど高くない上、好走馬9頭中6頭が2番人気以内と妙味も薄い。
     全体的に人気馬の好走が多い中で、比較的配当妙味があるのは、表に挙げた1000万条件組で、好走馬5頭中4頭が6番人気以下だ。この1000万条件組は前走も6番人気以下で勝ってきた馬が6頭中5頭。1000万組なら人気薄で勝ち、もう一度人気薄でも好走の可能性は十分にある。
     同じ条件戦でも、前走1600万組は6頭中5頭が前走2番人気以内の連対馬。また、今回も4番人気以内の馬がやはり5頭を占めており、1600万組なら人気で連対して今回も人気、という好走パターンになる。







    Check4
    穴ならWコース追い切り馬
      Check1でも触れたように人気馬の好走が多いレースだが、穴を狙うなら注目を欠かせないのがWコース追い切り馬だ。パソコン用調教分析ソフト「競馬道 調教マスター」を利用し、過去6年の4番人気以下の好走馬を見ると、該当馬8頭中6頭がWコースで追い切った馬だった。特に栗東CWは全馬の成績が【2.3.0.16】で、好走5頭のうち4頭が4番人気以下。上位人気に推された馬が少ない分もあるとはいえ、人気薄でも要警戒だ。
     なお、長距離戦のためか坂路組は今ひとつで、栗東坂は【2.2.2.8】連対率11.8%、美南坂は【0.0.1.21】と連対なし。その他のコースは全体で【4.4.3.45】連対率14.3%となっている。




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