第20回 シルクロードS(G3)
2月1日(日) 京都競馬場 芝1200m
高松宮記念へ向けたステップレースとなるシルクロードS。本番までまだ間はあるが、多くの出走馬が春のスプリント王決定戦に駒を進めている。そんな中から、過去10年では08年にファイングレインがこのレースと本番を連勝。ほかに近年では、11年高松宮記念3着のアーバニティ、12年同3着のロードカナロア、13年同2着のドリームバレンチノ、そして昨年同3着のストレイトガールと、このレースの連対馬が毎年のように本番でも上位を争っている。今年はどの馬が名乗りを上げるのか、過去の傾向を見てみたい。
Check1
3連単4万~9万円台が多数
過去10年、1着馬10頭中8頭が4番人気以内で、特にここ5年は1~3番人気馬が優勝している。ただ、ハンデ戦らしく2~3着には人気薄の好走も多く見られ、2桁人気も4年連続・計6頭が馬券に絡んでいる。上位人気馬が1~3着を独占した年はなく、3連単は4万~9万円台が7回。大きく荒れたのも08年(64万馬券)1回のみで、人気馬にも人気薄にも偏らない組み立てが必要だ。
【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0%
2 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
3 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
4 1-2-3-4 10.0% 30.0% 60.0%
5 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
6 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0%
7 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
11~ 0-2-3-55 0.0% 3.3% 8.3%
Check2
5歳の牡・セン馬が好成績
牡・セン馬の年齢別では5~7歳で10勝中9勝。特に5歳馬は【4.0.4.16】で勝率16.7%を記録し、複勝率も33.3%と高い。4歳は【1.4.1.10】で勝ち馬は1頭のみ。ただ、連対率31.3%、複勝率37.5%と、馬連や3連複の候補として注目したい。また、8歳馬が【0.4.2.6】で複勝率50.0%。こちらも1着までは苦しいが、2~3着候補としては注意が必要だ。
Check3
58キロ以上の重ハンデに注目
ハンデ別では、58キロ以上を背負わされた実力馬が【3.2.0.4】連対率55.6%。近年で、一昨年に58キロのドリームバレンチノ、59キロのダッシャーゴーゴーのワン・ツーで決着している。もし該当馬が出走すれば注目は欠かせない。一方、軽ハンデでは52キロ以下に好走なし、53キロは好走しても3着まで。54~57キロ台は連対率や複勝率にさほど大きな差はない。
Check4
淀短距離S組なら好走馬を
前走レース別では、同じ京都芝1200mで行われるオープン特別・淀短距離S組が最多の5連対で、3着以内には計8頭。ただ、出走馬も47頭と多く【2.3.3.39】で連対率は10.6%に過ぎないため、この中からの選別が必要だ。見極めのポイントは前走着順と今回の人気で、好走馬8頭中7頭は淀短距離S3着以内、そして同じく7頭が今回5番人気以内。開催が進んだ上、別定からハンデ戦に替わるなど考える要素は多いものの、あまり深く考えずにこの組は好走馬狙い、人気馬狙いが正解だ。
Check5
穴なら坂路追い切り馬
Check1でも記したように、穴馬も絡めた狙いが必要な一戦である。そこで、6番人気以下で馬券に絡んだ8頭(過去7年)について、パソコン用調教分析ソフト「競馬道 調教マスター」で出走馬の追い切りを分析すると、、その8頭中6頭が栗東坂路、1頭が美浦南坂路で追い切っており、コース追いの馬は11年2着のアーバニティ1頭だけだった。出走馬全体では、栗東坂路【3.4.4.45】、美浦南坂路【0.0.2.13】、その他【4.3.1.54】と、コースで追い切った馬も連対馬の半数を占めるが、穴馬にかぎれば坂路組に注目したい。
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