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今週の重賞データチェック!  フェブラリーS(G1)
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今週の重賞データチェック!  フェブラリーS(G1)

2015-02-16 11:03

    第32回 フェブラリーS(G1)
    2月22日(日) 東京競馬場 ダート1600m


     東京競馬場のダート1600mを舞台に行われるフェブラリーS。中央競馬では年明け最初のG1競走だが、前年10月の南部杯からJBC、チャンピオンズCなどと連なるダートG1戦線を締めくくる一戦になる。G2時代にもライブリマウント(95年)やホクトベガ(96年)が勝利を収めているほか、97年のG1昇格後もヴァーミリアンやエスポワールシチー、トランセンドなど、歴史に名を残すダート巧者たちがずらりと優勝馬に名を連ねている。また、昨年は16番人気のコパノリッキーがG1初制覇の大波乱だったが、この1年でG1・2勝を上積みして名馬の仲間入りを果たした。今年はどの馬がタイトルを手にするか、過去の傾向を見てみよう。



    Check1
    上位人気はまずまず安定
      冒頭に触れたように昨年はしんがり人気のコパノリッキーが優勝したが、2~3着は2、1番人気。過去10年で1番人気は複勝率70.0%、2~3番人気も同50.0%と、人気馬の信頼性は決して低くない。また、6番人気以下から2頭が3着以内に絡んだのは一昨年の1回だけである。3連単5万円台以下だった05~11年に比べ、ここ3年はやや波乱傾向にあることには注意が必要だが、昨年の結果を意識しすぎて穴ばかりを狙うのは避けたい。

    【人気別成績(過去10年)】               
    人気    成績    勝率    連対率    複勝率
    1    5-0-2-3    50.0%    50.0%    70.0%
    2    0-3-2-5    0.0%    30.0%    50.0%
    3    2-2-1-5    20.0%    40.0%    50.0%
    4    0-1-1-8    0.0%    10.0%    20.0%
    5    0-2-0-8    0.0%    20.0%    20.0%
    6    1-0-1-8    10.0%    10.0%    20.0%
    7    1-1-1-7    10.0%    20.0%    30.0%
    8    0-0-0-10    0.0%    0.0%    0.0%
    9    0-1-1-8    0.0%    10.0%    20.0%
    10    0-0-0-10    0.0%    0.0%    0.0%
    11~    1-0-1-56    1.7%    1.7%    3.4%


       
    Check2
    5歳の人気馬は外せない
      牡・セン馬の年齢別では、5歳馬が【4.2.2.16】連対率25.0%でトップ。表の右に記したように、特に5歳の1~3番人気馬は【4.2.1.2】で複勝率77.8%と、非常に安定している。
     これに次ぐのが4歳で【4.3.1.29】連対率18.9%。ただ4歳は、1~3番人気が【2.1.0.5】複勝率37.5%と、人気馬の信頼性はひと息。逆に言えば4番人気以下でも【2.2.1.24】複勝率17.2%と悪くないため、穴で注目したいところだ。6歳、7歳以上は連対率ひと桁台。また、牝馬は出走例が少なく【0.0.0.5】。


    Check3
    6枠から外に注目
     枠番別の成績を見ると、6~8枠から勝ち馬10頭中8頭。6番人気以下の勝ち馬3頭も、すべてこの6~8枠から出ている。連対率、複勝率も全体的に外が高めの数字で、昨年は1~3着を6枠から外が独占した。コーナー2回、かつ直線の長いコースのため、外々を回されても極端な不利にはならず、むしろ揉まれないメリットが大きそうだ。



    Check4
    前走G1組の取捨は?
      前走レース別ではJCダート(現チャンピオンズC)が【3.0.1.4】複勝率50.0%、川崎記念が【2.5.2.9】同50.0%、そして東京大賞典が【0.3.4.8】同46.7%と、G1・3競走組の好走確率が非常に高い。
     それぞれの好走馬を見ると、JCダート組の4頭は、前走を勝って今回1番人気の馬。川崎記念組は3着以内の馬。そして東京大賞典組は5着以内とやや緩くなる一方で、この組から優勝馬は出ていない(ただし、08年1着・ヴァーミリアンの川崎記念取消前は東京大賞典)。





    Check5
    1着候補はレース騎乗騎手以外での追い切り馬
     パソコン用調教分析ソフト「競馬道 調教マスター」過去7年の追い切りを分析すると、優勝馬のうちレース騎乗騎手が追い切りにも騎乗していたのは、10年のエスポワールシチー(佐藤哲騎手)1頭のみ。残る6頭はすべてレース騎乗騎手以外で追い切られていた。さらに、5頭は栗東坂路での追い切り馬。「レース騎乗騎手以外・栗東坂路」の追い切りが勝利に近い傾向だ。
     なお、レース騎乗騎手で追い切った馬の成績は【1.4.2.32】連対率12.8%(全馬平均は同12.6%)と、1着候補になりづらいだけで「消し」材料ではない点には要注意。同様に、栗東坂路は【5.2.4.41】連対率13.5%に対し、栗東CWが【2.2.1.20】同16.0%と上回っており、連対候補探しなら栗東坂路にこだわる必要性は薄い




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