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競馬王マガジンWebマガジン 2018/7/28番外編2
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【メインMC】伊吹雅也
【賑やかし・運営】 競馬王編集部





【ダート1700M】
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毎週土曜深夜に公開しています「土曜日の馬場傾向」を担当する屋台の二代目さんから、「札幌コースの基本的な考え方」が届きましたので、緊急公開いたします。
【札幌競馬場の特徴】
今週から始まる札幌コースの解説をしていきたいと思います。
札幌コースは同じ北海道の函館とセットで『洋芝コースの適性』という事で一括りにされる事が多いと思いますが、同じ洋芝コースでも函館と札幌では大きな違いがあります。それは『函館は登り下りの高低差が大きいが、札幌は平坦』ということです。この高低差の違いでレースの何が違ってくるか?というと、『ディープインパクト産駒を中心とする末脚の切れる馬が好走できるかどうか』という事です。しかも、札幌コースは函館コースよりもコース形態が円形に近い(函館コースは楕円形でコーナーがきつい)ので、カーブでそれほど速度を減速せずに、というよりもコーナで徐々に速度を上げながらコーナーを曲がれるので、末脚の鋭い馬にとってみれば都合のいいコース形態であると言えるからです。もちろん、開幕週の絶好の馬場状態のときは内枠の先行馬が有利になるでしょうが、特に中距離以上のコース(芝1500M以上の距離)ではディープ産駒を中心に考えていくべきではないかと思ってます。

【芝1200M】
2コーナーのポケットからのスタートで3コーナーまでは約400Mありますが、函館の芝1200Mは約490Mあり、登り坂でもあるので、札幌の方が先行争いが激化しやすくなります。そこから3~4コーナーを曲がって約270Mの最後の直線に入りますが、函館同様最後の直線は短く、スタートからずっと平坦なので息の入らない流れで進みつつ、勝負所の仕掛けも早め早めになります。だからこそ逃げ・先行馬が必ずしも有利とは言えないコースです。血統的にはHペースの持続力勝負が向くダイワメジャー産駒が好成績で、特に外枠の時に回収率も高いので狙ってみる手もあると思います。


【芝1500M】
札幌にしかない距離のコースですが、コースの形状としては中山の芝1600Mに似ています。スタートは1~2コーナーのポケットからで、スタートしてから2コーナーに入るのが170M先で、そこから2コーナーを曲がって向正面に入るので、ペースがそれほど上がらず、先行争いが起きにくいコースです。中山の芝1600M同様に枠の有利不利が大きく、明らかな内有利のコースです。また、平坦でコーナーを曲がることが多いコースなので、ペースとしてはメリハリが少なく、持続的なラップでレースが進んでいきます。このため、前走1200Mや1400Mから距離延長してきた馬よりも、1600Mから短縮してきて最後の勝負所で一伸びする。というタイプの方が好走できます。また、独特のコース形態ですので、リピーターが出るコースです。過去の成績から狙い撃ちしてもいいかもしれません。
血統的にはディープインパクト産駒が有力ですが、人気の馬しか来ない場合が多いです。極端な穴狙いは禁物です。


【芝1800M】
スタンド前の直線半ばからのスタートで、1コーナーまでの距離が約190Mとかなり短いので、先行争いが起きにくいです。ペースが落ち着いたまま向正面まで進んで、レースが動くのは3コーナー過ぎからの場合が多いです。緩いカーブを曲がりつつ速度を上げていって、最後の直線に入るわけですが、平坦でカーブが緩い札幌だからこそ末脚を伸ばしやすいと言えます。馬場にもよりますが、やや先行馬がが有利で、道中のスピードがある持続力を武器とするタイプがこのコースには向きます。特に内枠の馬はどんな脚質の馬でも有利で、逃げ・先行馬はインからロスなく回れば後続を完封することができます。理想は去年のクイーンSの勝ち馬のアエロリットのような馬で、スタートしてからスピードの持続力を生かして押し切ったレースが理想です。また、その後の2000Mの秋華賞で雨もあってスタミナが必要になって失速したのもいいサンプルです。差し馬は緩いカーブで徐々に速度を上げて、直線で勢いを殺さずにちょっと外に出して末脚を伸ばすタイプが向きます。前が止まりにくい開幕週の馬場でも、内枠の差し馬は盲点になりそうですので、覚えておきましょう。
血統的にはここもディープインパクト産駒が有力で、特に内枠の時に好成績です。

【芝2000M】
芝2000Mは1800Mのスタート地点から200Mほど下がった4コーナーのポケットからのスタートで、1コーナーまでの距離もそのまま200M追加されて約390Mとある程度は距離ができるので、それなりに先行争いは起きて1コーナーに入っていきます。1800Mよりもコースもラップも平均的になりやすく、淡々とレースが進んでいく場合が多いです。レースが動くのは3~4コーナー辺りからで、緩いカーブ進みながら速度を上げていって、短い最後の直線に入るという流れになります。1800Mと比べると前半が速くなるので差しが届きやすくなります。前走札幌1800Mで好走していた先行馬の扱いには注意しましょう。
特に脚質や枠順に有利不利は少なく、実力勝負になりやすいコースと言えます。血統的にはディープインパクト産駒が有力ですが、1800Mと比べてスタミナ型のステイゴールド、マンハッタンカフェ産駒なども成績が上がっているのでその点は差をつけていってもいいかもしれませんね。

【芝2600M】
向正面半ばからスタートして、3コーナーに入っていくのですが、3コーナーまでが約170Mほどしかないので、それほど先行争いが起きずに緩やかなペースで進んでいきますが平坦コースなので、函館の芝2600Mよりも道中のスピードが必要になります。パワーが必要な洋芝でコーナーを6回も回るという事になるので、余力を残しながら進む。という形になりやすいでしょうか。
血統的にはステイゴールド産駒が好成績です。スタミナとコーナーリングに優れた産駒が多いですので、このコースに向くと言えます。他にもスタミナ型のハーツクライ産駒やマンハッタンカフェ産駒も好成績です。
あと、函館で取り上げたハービンジャー産駒も好成績なのですが注意点として、平坦の札幌では道中のスピードが函館よりも必要になるので、追走に苦労する場面も多くなると思います。同産駒はスタミナがあるけどスピードがそんなに出ないので、いかにアクセルを踏みっぱなしにして速度を維持できるか?が重要だと思ってます。一度速度を下げたら再加速に時間がかかるタイプが多いので、道中でも変に折り合ったりせず、アクセルをベタ踏みするような騎乗が合っていると思います。多少の距離損があっても外を回す方がいいと思うのですが、あとは馬場との兼ね合いでしょうかね。

【ダートの特徴】
札幌のダートは芝同様平坦なので、とにかくスピードが命のコースです。特に函館から転戦してきた馬は道中で追走できるかどうかがカギになるでしょう。むしろ、他のコースから転戦してきた馬の方が結果を出すことがよくあるので、休み明けでも要注意です。状態面に気を配るべきでしょうね。あと、函館開催時から調教用のコースとして使われている場合があって、砂が使い込まれて細かくなり、ダートが締まって堅くなり、走りやすくなっている場合があります。こうなるとよりスピード重視になるので、芝でも走っているような種牡馬の産駒が好走する可能性もあることを覚えておきましょう。
【ダート1000M】
スタートは向正面の入口からのスタートで、3コーナーまでが約290Mと距離もそこそこあるので、先行争いが激しくなり、そのままの勢いでカーブの緩い3~4コーナーに入っていくので速度が落ちにくいです。そのままの勢いで最後の直線に入るので、前に行ったもの勝ちみたいなところもあります。とにかく先行馬から買え、というコースですが、注意点としては揉まれやすい1番枠の馬は行ききることができないと包まれて苦しい。というところでしょうか。また、スピードが特に生きるコースなので、斤量の少ない3歳馬や牝馬、減量騎手なども明らかに有利になります。穴をあける場合もままあるので覚えておきましょう。
血統的にはサウスヴィグラス産駒が好成績で、注目されがちですが回収率もいいので穴っぽいところまでチェックしておきましょう。

【ダート1700M】
スタートはスタンド前からのスタートで1コーナーまでが約240Mですが、平坦なのでとにかく道中のスピードが問われます。コーナーが緩いのは他のコースと同様で、それほど速度も落ちずに進んでいきます。このコースの特徴としてはペースが緩んだ時に、向正面からや3コーナーから捲っていく馬が目立つことです。というのも、札幌ダートは幅の関係で1700Mは14頭までになっているので、馬群が捌きやすいという点もあるからです。基本的には持続力に優れる先行馬有利ですが、捲りによってレース展開も配当も荒れる場合があることを覚えておきましょう。
血統的には器用でスピードがあるキングカメハメハ産駒が好成績です。また、平坦の高速決着という事で米国血統のパイロやエンパイアメーカーなども好成績です。


簡単にではありますが、札幌コースを紹介してきました。函館と違って平坦なので、とにかくスピードが必要なコースというのは分かってもらえたと思います。せっかく函館に慣れてきたと思ったのに。と思うかもしれませんが、そのギャップがある、開催が早いうちに傾向を掴めば大きな配当を掴めるかもしれません。馬場の傾向もつかんで、他の人よりも早く札幌コースに対応しましょう。
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