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第69回高松宮記念杯競輪(GI)二日目レポート
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第69回高松宮記念杯競輪(GI)二日目レポート

2018-06-15 23:36

    朝からちょっと雨降りな岸和田競輪場は、二次予選に入る前から雨が止み、何とか最終12レースまで持ちました。

    予報では、最終レース近くになると雨が降る予報になっていましたが、降らず何とか助かりました。このまま、最終日の最終レースまでもって降らずに持ってほしいですね。


    さて、本日行われた二次予選はすべて白熱したレースでした。

    特に圧巻だったのは、8レースの浅井康太選手でした。強いのは分かっていましたが、場内をうならせた実力は圧巻でした。
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    そして、平原康多選手。強い! 見ていて楽しくなりますね。
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    青龍賞()、白虎賞(西)は非常に面白かったですね!

    新田祐大選手のハイスピード捲りを差した渡邉一成選手、三谷竜生選手の必死の追いかけからの番手差しも、差せるんだと感心してしまいました村上義弘選手。
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    青龍賞ゴール

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    白虎賞ゴール

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    さて明日は準決勝戦が東西各2個レース行われます。2着までが決勝確定し、3着一人が決勝に進出します。

    準決勝戦4個レースは、どれも激戦。

    いつもは同地区で連携も、変わってきているのが面白いですね。

    では、準決勝を見ていきましょう。


    9レース準決勝東

    2平原康多-7木暮安由

    3吉田拓矢-5芦澤辰弘-8神山拓弥

    4新山響平-1菅田壱道

    9渡邉一成-6山崎芳仁

    北日本の2ラインと関東の2ラインの激突です。
    ラインで考えるのか、点で考えるのかですね。木暮選手は調子よさそうですね。


    10レース準決勝西

    2深谷知広-4志智俊夫

    7小川真太郎-3原田研太朗-6小倉竜二

    9三谷竜生-8川村晃司-1村上博幸-5椎木尾拓哉

    ここは中部、近畿、徳島の戦いとなりました。
    2車しか勝ち上がれないんですけどね…。


    11レース準決勝東

    1根田空史-9海老根恵太

    3吉澤純平-7武田豊樹-4牛山貴広-8志村太賀

    5新田祐大-2佐藤慎太郎

    6菊地圭尚(単騎)

    関東が4車結束ですが、北日本が3車結束せずで、菊池が単騎。なんとなく分かります


    12レース準決勝西

    4竹内雄作-1浅井康太

    7脇本雄太-2古性優作

    8北津留翼-3山田英明-6筒井敦史

    9稲垣裕之-5村上義弘

    近畿が別線、更に竹内-浅井って相性が悪い感じがするのですが…。北津留の後ろに山田も買いづらい…。
    で決めました。ワッキーから。


    《ダッグアウトから》

    ■5レース

    ●1着の吉澤純平
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    「最初から中団に入るつもりはなかったんですけど、叩いてもと思ってそこに入りました。それから落ち着いて行きましたね。3人勝ち上がったけど、茨城4人で連携だったので、複雑ですね…」

    ●2着の牛山貴広

    「吉澤が落ち着いてましたね。茨城4人並んで、3人しか勝ち上がれないのは何と言うかですね」



    ■6レース

    ●1着の筒井敦史
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    「奇跡が起こりました!! コースがあけば中を割れるレースも最近は増えてきていたし、ここでいけてよかった。けど、いつも連携している選手が敵だし、やりにくいのはやりにくいですね。そこにジャマせずに突っ込めたのがよかったです。穴党の人たちがけっこういるみたいで、けっこう声援くれたんですけど嬉しかったですね!」

    ガッツポーズ、そして、ゴール後のカメラ

    「カメラ目線は、カメラの位置は確認しました。センターのとこかと思って見たらカメラがなかったんで、これはゴールのとこのカメラだなって思って見ました。ふざけてません、真面目にやってますよ!

     ガッツポーズは自然に出ましたね。そこが佐藤龍二と違うところ(笑)。 わかったかー、佐藤龍二!!」



    ■7レース

    ●1着の吉田拓矢
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    「こういうレースをもっと増やしていかないといけないですね。でも、レースが落ち着いてなかったので、そこがもっとしっかり出来ていたら後ろも仕事しあすかったと思うし、そこは反省ですね」

    ●2着の海老根恵太

    「諸橋(愛)が後ろにいたので、いつ来るんだ? って脚が休まりませんでしたね。最後はこのメンバーで2着まで届いているので、いいと思います!」

    ●3着の志村太賀

    「小松崎(大地)すごいスピードでした。いつもの仲間が対戦相手だったんでやりにくい部分はあったけど、しょうがないですね。GIの準決勝は初めてなので、全力出すだけです」



    ■8レース

    ●1着の浅井康太
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    「前の動きを見ていたら行くのが遅くなってしまいました。もっと早く行っていれば決まっていたかもしれませんね。ラインは一番長かったし、ラインで決められなかったのは残念です。初日に負けたし、今日は負けないと思てました」

    ●2着の椎木尾拓哉

    「前がいいレースをしてくれました」

    ●3着の小川真太郎

    「出なかったですね、浅井さんよりも先に行きたかったんですけど…。あれが3番手だったら行けてたと思うけど、井上(昌己)さんも空けて」

    ●先行した石塚輪太郎

    「最終バックで後ろから来ていなかったし、行けるかと思ったんですけど、最後の粘りがまだまだこのクラスには足りませんね」

    ●浅井の番手についた坂口晃輔

    「2着に行けるかと思ったんですけどね。脚じゃないところが問題でした」



    ■9レース

    ●1着の木暮安由
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    「今日はついていっただけ、平原さんのおかげです! すっごい緊張しましたね」

    ●2着の平原康多

    「バックを2回踏んで、それから態勢を整えてから行きました。最終バックはちょっと切り込み過ぎましたね。でも、初日は自分の失敗でラインに迷惑をかけてしまったし、今日も人気になっていたので、ムリにでも行きました」

    ●3着の山崎芳仁

    「平原はやっぱり強いですね」



    ■10レース

    ●1着の山田英明
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    「深谷よりも先に行こうと思っていたんですけど、それが出来なかったので、切り替えていきました。もっと狭いところも行けるようにしていかないと自分の出来ることを狭めちゃうので。1着を取ろうと思ってもなかなか取れるものではないので」

    ●2着の深谷知広

    「もう少しでいい状態に戻りそうです。徐々に戻ってきていますね。明日も自分の状態を確認して頑張ります」

    ●3着の志智俊夫

    「(吉田)敏洋の尻が大きくて前が見えんかった(笑)。英明の動きが厳しかったですね。なんとか勝ちあがれてよかった」



    ■11レース

    ●1着の渡邉一成
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    「初日、今日と新田のおかげですね! 明日もしっかり頑張ります」

    ●2着の新田祐大

    「明日もしっかり、1着を取れるように頑張ります」

    ●3着の菅田壱道
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    「武田(豊樹)さんとの競り合いは決めるところで決めて、肩を前に出ていたし、落ちついていきました。(バック前)誘い込むように内をあけて一発しめました。新山(響平)の番手を守り切って、確定板に乗れたことはよかったです。これから番手をまわっていくためにも、皆が見ているGIの舞台で出来たことは大きいですね」

    ●4着の佐藤慎太郎

    「3着に入りたかったー」



    ■12レース

    ●1着の村上義弘
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    「脇本(雄太)は巻き返してくるだろうと思っていたし、そこからはしっかり竜生が対応してくれました。雄作と並走になった時は苦しかったですね。その後はしっかりゴールを目指して走り切りました。準決勝もしっかり頑張ります」

    ●2着の三谷竜生

    「竹内が強かったですね。もっと早くついて、早く行きたかったけど、なかなか行けませんでした」

    ●3着の小倉竜二

    「ホームが危なかったですね。バックから原田(研太朗)が行ってくれるかなと思ったんですけどね。自分の調子はまぁまぁですね」

    ●単騎でカマシした竹内雄作
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    「脇本と三谷を相手にどれだけ出来るか戦ってみようと思いました。徐々にですけどよくなってきていますね。でも、最後の踏み直しがまだ足りてないので、そこですね」




    3日目に連携する和田健太郎と山中秀将
    ※写真はなし

    和田「いやー、相性はよくないですよ」

    山中「えぇっ!」

    和田「だって、いっつも離れさすじゃん」

    山中「最後は抜くくせにー」

    和田「いや、ぴったりくっついていかせてくれれば、抜けないかもよ(笑)」

    山中「うわっ、ここから心理戦ですか(笑)」

    抜かせたくない、抜きたい、何よりワンツーをしっかり決めたい気持ち、それらが入り混じる同県同士、仲良し心理戦でした



    近藤龍徳の日常(?)
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    補充で入ってきた近藤龍徳選手と、坂口晃輔選手。

    近藤選手が坂口選手の手をつかんだまま売店までつれていき、そのまま缶コーヒーをつかませ、買ってもらっていました。うわさに聞くこの近藤選手のおねだりテクニック(笑)
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    近藤「後輩に買ってもらいました」

    坂口「おいっ!(笑)」
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    近藤「冗談です、先輩。明日勝って、上昇気流に乗りましょうね!」

    坂口「だな!」

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