強い!
の一言のシリーズでした。
決勝はその強さの裏付けのあった展開だったと思います。
すべてがワッキーの優勝に向かって動いていた感じがありました。
清水の先行もそうですし、他の動きもワッキーの優勝のお膳立てとなっていたと思います。
競輪祭(ワールドカップの成績次第で出場が決まる)、グランプリでの活躍に期待したいと思います。
もちろんワールドカップで再度優勝する姿を見せてほしいと思います。
《ダッグアウトから》
■12レース
●優勝の脇本雄太
「あまり仕掛けが遅くなると一成さんの得意パターンになると思ったのでそこだけ注意していました。残り3周でかぶるくらいなら行こうと思っていて、1周半で自分が仕掛けてもいいと思っていた距離で思ってました。清水君の動きは全く見ていなかったんですけど、その後の対応は出来たと思います。バックでは自信をもってゴール勝負出来るなと思ったし、満足出来る結果だったと思います。来週からワールドカップが始まって忙しい日程が続くんですけど、競輪祭も出れるかもしれないし、またグランプリに向けて練習していきたいと思います。オリンピックへの気持ちは変わらず、それも競輪の方に活きていると思いますし、夢に向かって必死に頑張るだけです」
●2着の三谷竜生
「昨日よりは楽についていけました。抜きたかったけど…。でも、ついていって脚の状態も悪くないってわかったし、次は抜けるように頑張りたいですね」
●3着の平原康多
「最後は中を割りに行っているんですけど、柏野さんを見ちゃって、バック踏んでゴールした感じでした。悔しいですね…。要所要所の判断はよかったと思います。ワッキーは強いですね………。つめていっても、また引き離される感じがします。悔しいけど頑張るしかないですね」
●4着の渡邉一成
「初手が後方からは考えてなかったので、あまりにも早く抑えに行くとワッキーの展開になると思うし、出来たら微妙なところで抑えたかったけど、突っ張られたのが一番の敗因だったと思います。せっかくいい状態だったのに…悔しいです」
●5着の小松崎大地
「一成が出た時に内を見ていて遅れたら、2日目の二の舞だと思ったので、そこはついていこうと思いました。今回は今まで越えられなかった壁が越えられたし、でも、これからが大事だと思うので、また頑張りたいと思います」
●6着の清水裕友
「あのまま3番手いて、捲れないだろうし、それなら自分の判断で行こうと思っていきました」
●7着の佐藤慎太郎
「一成も脚を使わずに出たいだろうし、何とも言えないけど、結果、突っ張られて、あれが一番脚を使うパターンですからね。そこでしたね。GI決勝はついこの間乗っていたと思っていたら、2年8か月ぶりでしたね。また頑張ります」
●8着の柏野智典
「裕友はすごいなぁ! あの仕掛けで大正解! あれで俺が止められていたら、もっとよかったんですけど、ごめん…。後ろに浅井がいると思ってたので、外に行ったら内に入ってこられると思ったんです」
●9着の浅井康太
「判断ミスです。清水は準決勝みたいなレースかなと思っていたので、(清水が仕掛けた時に)踏み遅れました」
(小松崎選手、清水選手、佐藤選手、柏野選手の写真は photo by 筒井敦史選手でした。ありがとうございます)