ワールドカップは残り4大会。厳しいことを書くけれど。
今回のベルリンのチームパーシュートの結果が今後を大きく左右しそうだ。
特に男子。日本は今回は出場していないが、今回の出場メンバーはかなりオリンピック本番に近いメンバー構成となっている。上位に2チーム、トラックチームが入っているので、国に出場権がかかるオリンピックでは、この2チーム分は繰り上がることは期待できるが、今回の結果次第では、相当厳しいものとなるだろう。
各会場によりバンクの特性があるのでタイム的なことは難しいところがあるが、1回戦に進めるタイムが相当重要だ。
4分を大きく切ってくると、今の日本の状況でこれらを上回る結果が残せるのかがポイントだ。
ワールドカップのオリンピックランキングに関わる大会数はベスト3大会。
すでにロンドンのエントリーは出ているので、ここには男子チームパーシュートは出場しない。
残りは2大会とアジア選手権だ。今後をにらむなら、アジア選手権の優勝は必須。優勝できないと、残りのワールドカップの成績によっては世界選の出場が危ぶまれてくるだろう。
特に今回は韓国が出場してきている。韓国のタイムが更に重要になってくる。
これらのポイントを見ながら今日の男子チームパーシュートを観て欲しい。
女子チームパーシュートは予選でリアルにまず8位以内に入れるかどうかだ。
可能性は低くなく、過去と同等のベストパフォーマンスを出してくれば、問題はないはず。
油断は禁物。前回のミルトンの7位はフランスが崩壊したから繰り上がっただけである。
とにかく頑張ってほしい。
男子チームスプリントは雨谷一樹のスタートにかかっている。タイムではなくスタートで引っかからなければ問題なく8位以内には行けるはず。こちらもベストパフォーマンスを出してほしい。