流石、トップクラスのレースですね。
先行したラインが残れず捲ったラインが多く決まるという335mバンクとは思えない感じでした。
その中でも6レースの佐々木龍の競走は痺れました。
位置を自力で取って追い込むのは競輪の真髄でもあります。
今回は「しっかり稼ぐ来い」と父(佐々木龍也)に言われてきたと佐々木は話していました。
これこそ競輪選手の鏡だと思います。
稼がずしてプロとはいいません。
がっぱり稼いで帰って欲しいですね。
さて台風19号。
着々と近づいてきていますね。
進路に当たる地域の方々は厳重に注意してください。
1日空くのでローズカップをジックリと予想してみてはいかがでしょうか?
1三谷竜生-9村上博幸
3清水裕友-5松浦悠士
8和田真久留-2郡司浩平
4木暮安由(単騎)
6山田英明(単騎)
7浅井康太(単騎)
良さそうなのは清水。ここのラインで決まりそうだが、先行タイプが居ないのでかなり混戦になると予想する。
自分としては、郡司、浅井、三谷のボックスで考えたい。根拠はあまりありません。
ちなみにおすすめレースは、11レースの平原康多から。初日はしょうがないでしょう。
ではレースのレポートは日曜日までお待ちください。
12R 日本競輪選手会理事長杯 1位清水裕友
《ダッグアウトから》
■1レース
●1着の堀内俊介
「細切れだし、あんまり作戦を考えてもしょうがないと思ったので、流れでって思ってました。伊藤(裕貴)君も宮本(隼輔)君も脚を使っていたし、自分はしっかり脚をためようと思って、でも、7、8番手になっちゃいましたね。しっかり踏み出そうと思ったところで踏めたし、この勝ち上がりで小原(太樹)さんとワンツーは大きいですね。宮本君は強いのはわかっているけど、(大学の)後輩だし、負けられないですね」
■2レース
●1着の和田健太郎
「雄太が仕掛けてくれたおかげでワンツー決まりました。2周くらいから踏まされたのは予想外でしたけど、頑張ってくれましたね。強かったです」
●2着の渡邉雄太
「思っていた通りに行けました。松戸から中1日だし、3日目、4日目の感じで今日も踏めましたね」
●先行した藤根俊貴
「バックまで7割くらい踏んで、1人目は合わせたけど、その後はきつかったですね。4コーナーからはもう脚はなかったです」
■3レース
●1着の原田研太朗
「しっかり勝ち上がって、明日はゆっくり休めますね。(松戸でも経験したし)他の選手よりも休みには慣れているかな(笑)。なかなか人気に応えられてなかったし、自転車も戻しました」
●2着の池田憲昭
「2センターで原田がすごい外踏んでいったので、内に誰か来るかなって心配したんですけど、スピードが違いましたね」
●3着の小林泰正
「並走でもよかったけど、地元でタテで勝負したかったので。でも、緊張もあって踏み過ぎてしまいました。原田さんができればギリギリで来てくれーって思ってました。4コーナーからもっと踏み直せばもっといいですね」
■4レース
●1着の東口善朋
「行ってくれって思ったところで輪太郎が行ってくれたし、調子がいいんでしょうね。自分も成田(和也)さんのヨコを通るのが少し怖かったですけど、乗り越えた後は伸びているし、感触はいいですね」
●2着の石塚輪太郎
「ホームで弛んだんで、そこを思い切って行きました。特別競輪はいつも二次予選が壁になっているので、今回は準決勝まで行きたいですね」
■5レース
●1着の山中秀将
「いい位置を取れましたね。あれで山崎(芳仁)さんに来られるとやばいと思ったので、そこは気を付けていました。でも、僕も脚を使ってなかったし、あそこで山崎さんが来るのは難しいかなとは思いましたし、周りがしっかり見えていたので、落ち着いていましたね」
■6レース
●1着の佐々木龍
「父(佐々木龍也)に『前でいいレースをしてこい』って言われてました。外を行ければよかったんですけど、山本(伸一)さんもいたし、内が空いたので、そこを勝負させてもらいました。ここで勝って気を弛めることなく、明日1日しっかり休んで、また頑張りたいと思います。兄弟子(松谷秀幸)と一緒に走りたいですね」
■7レース
●1着の柴崎淳
「取れた位置からと思っていました。取鳥(雄吾)君が1人なのはわかったし、そこはハマってもいいかなって思いました。自分が先頭になってからは、脚をためられなかったので、余裕がなくてきつかったけど、1着を取れてよかったです」
■8レース
●1着の久米康平
「前がごちゃついて、展開が向きましたね。GIはこれが初勝利なんで、嬉しいですね!」
●2着の諸橋愛
「凌ぎました! (吉田)拓矢が行けるのかどうかなって見て、内に行かせてもらったけど、外に拓矢もいるし、あんまりやりすぎると危ないので、そこは考えながら動きました。ここはけっこう練習にもこさせてもらっているし、その辺の感覚はわかっていますね。久米が来たのはわかったけど、あそこではいけなかったですね」
■9レース
●1着の園田匠
「ライン3車がしっかりしていたので、いい展開になりましたね。この大会、前橋は相性がいいですね。明日は気持ちよく休めそうです」
●2着の山崎賢人
「もっとごちゃつくかと思ったんですけど、誰も来なくて、すんなりいい展開で駆けれました。逃げ切れたらもっとよかったんですけどね」
■10レース
●1着の和田真久留
「なんとかワンツーを決めたかったんですけど、鈴木(竜士)も松浦さんもいたし、松谷(秀幸)さんついてくるの苦しかったかもしれないですね」
●2着の松浦悠士
「動いての結果なんで内容は満足していますが、もう少し脚が欲しかったですね」
■11レース
●1着の木暮安由
「落ち着いていましたね。危ないところもあったけど、なんとかリカバリーできたかなと思います。明日は休みだし、気持ち的に楽になりました」
●2着の郡司浩平
「なんとか根田(空史)さんを残したかったけど、内に木暮さんが来たのを見たので、もう踏むしかないなって思って行きました」
●1着の清水裕友
「南を入れるような動きを横山(尚則)さんがしていたらやばかったので、そこはラッキーでしたね。三谷さんが行ったその上を行けると思わなかったけど、よく行けましたね(笑)」
●2着の村上博幸
「三谷がいい判断をしてくれました。自分も位置を与えてもらっているので、あそこは離れるわけにはいかなかったです」
●3着の三谷竜生
「南(潤)も頑張ってくれました。行かなければいけないところで自分も動けているし、反応は悪くないですね。最後はタレました」
●4着の浅井康太
「横山があんなに行くと思ってなかったので、そこは想定外でした。切り替える前に脚を使っちゃいましたね」