準決勝戦は4個レース共に順当な結果となったと思います。

9レースは平原康多の冷静なレース運びが秀逸でした。

10レースは、松浦悠士の捲るスピードか凄かったですね!

11レースは北日本ラインの結束からしっかり新田祐大が抜け出し1着。

12レースは脇本雄太が稲川翔を連れてワンツーを決めました。

そして3着から決勝は9レースの和田健太郎でした。昨日の青龍賞1着でほぼ確定でしたが、12レースで脇本が3着になった場合だけ、決勝進出はならずだったので、12レース待ち。結果、脇本が1着だったので和田健太郎となりました。

さて、決勝戦。

現競輪界最強トップ4が出そろい激突します。競輪を代表する平原康多、松浦悠士。そして東京オリンピックでメダルを狙う脇本雄太、新田祐大がそれぞれのラインの先頭で戦います。この4強の中からチャンピオンが生まれるのかそれともGPチャンピオン佐藤慎太郎、4連続GI決勝に進出している和田健太郎、脇本の後ろの稲川翔、3番手の稲垣裕之なのか、超大穴になりそうな芦澤辰弘なのか。痺れそうなレースが展開されるでしょう。

誰が勝つのか、しっかり予想してください!

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《ダッグアウトから》

9レース
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1着の平原康多
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「はっきりしたレースのイメージを持っていたわけではないけど、動かして前々にいないと2着に入れないと思っていましたが、目まぐるしいレースになりましたね。優勝しか狙っていたので、決勝も頑張りたいと思います」

2着の芦澤辰弘
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「今日は平原さんの番手で出し切ることと同時に冷静な自分がいました。何度か準決勝に乗ったことはありますが、今日が一番落ち着いていたように思えます。ゴールした時は今まで一番興奮しました」

3着の和田健太郎
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「初手は作戦と違ったけど、郡司(浩平)君は立て直してくれました。少し絡まれて、離れたけど追いつきました。ギリギリ2人で決まるくらいまで待ったつもりだったけど、でも、郡司君は色んな人に絡まれてきつかったと思います」

10レース
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1着の松浦悠士
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「ちょっと車間が空きましたけど、ホームの追い風に乗って行けてよかったです。遠いなとは思いましたけど、ホームで仕掛けそうな選手もいなかったし、つめる感じで行けました。走った感じはよかったです。抜かれるのは自分が弱いいので、まずはしっかり出切ろうと思いました。脇本さんとの対戦作戦は2つ、3つくらい考えています」

2着の稲垣裕之
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「強い松浦が相手だったし、京都3人で戦おうと思ってました。後輩2人がいいレースをしてくれて、チャンスを生んでくれました。調子は日に日によくなったいます。宮杯は近畿のGIという意識で気合も入りますし、頑張ります。」

11レース
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1着の新田祐大
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「櫻井(正孝)がすごく熱い気持ちを伝えてくれたので、北日本は1つになりました。櫻井の気持ちを汲み取って、しっかり北日本で上位独占しようと思いました。感触はよくなっているので、決勝は楽しみですね。北日本の仲間たちの想いを伝えるためにも頑張りたいですね」

2着の佐藤慎太郎
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「ラインのおかげですね。分かれた方がいいのではという声も聞こえたんですけど、そこは櫻井と新田の関係性で決まりました。修正していかなきゃいけないのは気持ちの部分ですね!」

12レース
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1着の脇本雄太
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「昨日も含めて今日もはラインで決めようと思いました。同じナショナルチームの河端(朋之)さんを意識し過ぎて、仕掛けは遅くなっちゃいました。疲労は少しずつたまっていますが、リカバリーしていきたいと思います」

2着の稲川翔
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2日目に失敗したので、今日は失敗できないと思って、すごく緊張しました。脇本君の走りをムダにしないようにしようと思いました。今日は気持ちはグンって入りました。決勝も脇本君の番手で頑張ります」