初日は堅いのと荒れるのが両極端で出ていましたね。333バンクの特性って以前は言っていたけど、これは明らかにそういうわけではなく、強い選手があっさり飛んでしまうパターンの荒れ具合でした。
とか、終わってみれば過剰な期待がオッズに表れていたり、いや競輪って難しいですね。
レース的にはどのレースも面白かったです。
1レースでは、村上義弘選手の走りはやはりセンスあるなと感じました。3レースの浅井康太選手も同じくです。勝負どころがわかっていますよね。8Rの宮本隼輔選手はやっと覚醒したと思いたい。明日からのレースをみないと確信は持てませんが、もともとセンスのある選手だしね。
最終レースの北津留翼選手は最後方から捲り1着。彼は強い…のは知っている…が…。ここでその強さを出す!って感じでした。松浦悠士選手をロング捲りで差すってね!
思わず笑ってしまいました。その割には配当が良くなかったし。当然前2場所の成績を見れば人気になるのは分かるけど…。と率直な感想を述べてしました。
7車レースを走って、ラインが短くて結構アグレッシブに走らないと後ろが止まらないレースに慣れて、大きくヨコに動くようで、9車のレースが更にアグレッシブになってバンクを縦横無尽に走るのはたまりません! 競輪を堪能させていただいております。
前でガチャガチャやっているところをスパンと捲るのも良いですし、番手から出るのも、先行逃げ切りも今日は見ごたえあったと思います。
単調なレースは見飽きました。アグレッシブなレースが堪能できることが一番です。
村上義弘選手
寺崎浩平選手
久米康平選手
さあ明日は二次予選A、Bです。準決勝に勝ち上がる選手は誰でしょうか。
明日もジャイアントキリングはあるのでしょうか?
クワっとなる一日になりますように!
注目の若手選手3人が揃っていたので激写!
誰かわかるかな?
《ダッグアウトから》
■1レース
●1着の岡村潤
「離れそうなイメージがよぎっていたんですけど、顔見せを走ってみたらけっこう軽かったので、開き直って走りました。今回は(渡邉)雄太や大石(剣士)らもいるし、地元のプレッシャーはないんですけど、松井の後ろはすごい緊張しました(笑)」
●2着の松井宏佑
「主導権を他に取らせないように積極的に行けたので、内容的にもよかったと思います。バックが重くてちょっとタレましたけど、最後まで接戦勝負にもっていけたし、よかったですね」
●3着の山崎賢人
「流れでいけたのでよかったけど、もう少し早く行きたかったですね。村上(義弘)さんが空けているのか空いているのかとか、取鳥(雄吾)さんも内から行ったりと変なところが気になっちゃいましたね」
■2レース
●1着の寺崎浩平
「スタート牽制は苦しかったですけど、今日は内容的にはよかったと思います。堀内(俊介)さんと一緒のタイミングで踏んだので、スピードをちょっともらって、コーナーでスピードに乗せられました。明日もしっかり持ち味を出したいですね」
●2着の中川誠一郎
「調子はいつもと変わらないですね。スタートの牽制が一番きつかったです。3着かなと思ったけど、坂口君もきつかったみたいで僕が2着に入りました」
●3着の坂口晃輔
「寺崎が打鐘でムリヤリ行っていたら離れていたし、そっと行ってくれて助かりました。最後はもういっぱいで…、本当は抜かれたらアカンのですけどね…。きつかったです」
■3レース
●1着の浅井康太
「(川口)聖二はホームで行けるかと思ったけど、守澤に当たられて止まりましたね。聖二が踏みやめるタイミングと捲るタイミングがあって、バック踏みながら捲っていったので、スピードのかかりはイマイチでした。あと、守澤に当たられたら止まるので、そこは気をつけてました。感触をよくしていきたいですね」
●2着の守澤太志
「浅井も見えたけど止め切れませんでした。バックで上手く来られました」
●3着の久米康平
「小松崎(大地)さんの後ろをついていって、バックで出たかったけど、浅井さんも来ていて、もう流れに乗っただけですね。」
■4レース
●1着の園田匠
「(中本)匠栄が頑張ってくれたおかげです」
●2着の和田健太郎
「想像以上に苦しかったです。森田(優弥)は詰まったら行くって言っていたけど、そういう展開になかなかなりませんでした。山田に行かれた後(森田を)入れてあげたかったけど、そうして中本に来られてはきつかったので、そこは難しかったですね。今日は他地区でも積極的に走ってくれた森田君のおかげです」
●3着の山田英明
「風がきつかったので、タレてしまいました。匠栄が僕の番手をまわるということで気合いを入れたというので、それが嬉しかったですね!」
■5レース
●1着の吉田拓矢
「状態的に不安だったけど、レースはよかったのかなと思います。落車の後、なんとかケアして間に合ったかとホッとしています。新しい自転車はバツグンにいいですね!」
●2着の和田圭
「最後は抜かれたかと思いました。前に松浦(悠士)に自転車のことを聞いたり、3日間やれることはやってきました」
●3着の清水裕友
「自転車の一体感がなくて、もどかしかったですね。なんとか凌げた感じですね」
■6レース
●1着の吉澤純平
「後ろはきついので、一回動いてからかなと思っていました。自力はきつかったけど、よかったですね」
●2着の佐藤慎太郎
「晋也がいい走りでしたね! かかっていたし、いいペースで駆けてくれました。晋也のかかりがよかったから、(深谷知広の)ブロックもいけましたね。でも、その後にきた吉澤の捲りは対応できませんでした。ちょうど晋也も休みたくて流していたタイミングでしたね」
●3着の高橋晋也
「きつかったです。でも、あとは慎太郎さんがフォローしてくれると思って踏んでいました。深谷さんが見えて、もう必死に踏みましたね。きつかったです」
■7レース
●1着の古性優作
「平原(康多)さんが落車した後は、選択肢がいっぱいあったのに、ちょっと仕掛けが遅かったです。自転車を修正して、もっとよくなるようにしていきたいと思います」
●2着の三谷竜生
「後ろの菅田を気にし過ぎて、古性が見えてなかったことは失敗でした。でも、しっかりリカバリーはできたと思います。反応自体は悪くないと思います」
●3着の伏見俊昭
「2人で勝ち上がりたかったけど、それが残念です。坂本(健太郎)が内から来るとは思わなかったですね。33だし、内から行こうと思いました。この強力なメンバーで確定板に入れたのは嬉しいけど、(菅田)壱道と一緒ならもっとよかったです」
■8レース
●1着の宮本隼輔
「阿竹さんに話して、一番後ろまで引いて、自分のタイミングで行くって決めてました。スピードが出るまで時間がかかったけど、出れてよかったです。自分的には調子もいいし、頑張ります」
●2着の阿竹智史
「宮本は1コーナーの入りもよかったですね。ワンツー決まったんで上等ですね!」
●3着の鈴木竜士
「ちょっと身体が重いですね。なのでケアしていきたいと思います」
■9レース
●1着の新田祐大
「坂本(周作)君が頑張ってくれたおかげですね。坂本君が前に踏んでいて、自分の判断で車間を空けた方がいいなと思いました。タイミングと皿屋(豊)さんのスピードとか見て、これは坂本君を残せるかなと思ったんですけど、風もきつかったし、バックを踏むよりも、つめていく感じで行こうと思って行かせてもらいました。僕の精一杯でした」
●2着の大槻寛徳
「粘られるなら自分のとこだと思っていたので、しっかり警戒していました。(坂本、新田)2人ともいいレースをしてくれたので、2人のおかげですね」
●3着の芦澤辰弘
「あの形になったので、北日本の後ろからと思いました。すんなりその位置を入れたので、あとは隙を作らないようにしていました。横を見ていたら、新田さんに離れてしまうので、内をあけないように気をつけていました」
■10レース
●1着の郡司浩平
「岩本さんも調子いいけど、僕も動けているし、今日は前をまわらせてもらいました。太田(竜馬)が駆けたら、ワンチャンス狙おうと思いました。初日いいといいので、しっかり動いていきたいと思います」
●2着の岩本俊介
「郡司がすごかったですね!! 昨日の練習も一緒だったんですけど背中から圧がすごかったです。後ろについてドリフトしたのは初めてかもしれないですね。あの郡司についていけているので、自分も大丈夫だと思います」
●3着の松岡健介
「郡司がすごかったです! ノーモーションで仕掛けていくので、いつ仕掛けるかドキドキして、じわじわとけずられていきました」
■11レース
●1着の脇本雄太
「ブロックを避けれるかはヒヤヒヤでした。踏んだ時はゴールまでしっかり踏み切れる感じではありましたね」
●2着の柴崎淳
「ちょうどタイミングずれてました。脇本は最内ついていって、はぐれましたね」
●3着の渡邉雄太
「新山(響平)もかかっていたし、脇本さんもなかなか来なかったので、展開にきつかったですね」
■12レース
●1着の北津留翼
「松浦さんについていきたかったけど、遅れてしまいましたね。追っていって、南さんの後ろが空いていたので、そこに吸い込まれていって、あとは展開が向きましたね(笑)。松浦もタレていなかったし、後ろからでラッキーでした」
●2着の松浦悠士
「いい仕掛けはできたと思います。脇本君も郡司君もいいかかりだったので、負けられないと思って行ったけど、最後は差されてしまいましたね」
●3着の南修二
「松浦が強かったですね。北津留は見えたけど、脚がいっぱいで何もできなかったです。また修正していきたいと思います」