本日の前橋は一気に冷えた感じでした。
まもなく冬到来という感じがしますが、バンク内は夏真っ盛りという暖かさ。
レースもまさに燃えております。
負け戦の1レースから、気合が入った競走が繰り広げられていました。
二次予選に入り更にヒートアップしましたね。
ローズカップは、次元が違うレースやはり抜けている新田祐大が勝利し、脇本は4着となりました。
と簡単に書いていますが、道中、郡司が脇本を抑え込み、清水と郡司が先行争いとなったり、山田英明が、上手い牽制で新田を封じ込めていたりとまさに競輪。
そしてそれらを強引にねじ伏せたのが新田でした。最終2センターの4車並走の大外を回ってゴール前差し切るのは並みじゃありません。
脇本も行き場を失って最後方からの仕掛けでも最終4コーナーからキュンキュンと伸びるのはアニメ並みの凄さです。
抑え込まれる脇本。
山田英明に翻弄される新田祐大。
郡司浩平と清水裕友のもがき合い。
大外を回る新田、その後ろの脇本。
外を伸びてくる新田、守澤、脇本。内に松浦。
ゴール!
弱ペタとか大好きで観ている、読んでいる方々にリアルな新田君と脇本君を見ていただきたいですね。清水君も松浦君、郡司君も超絶です。
髪の色がブルーなのは佐藤龍二君ですが。(その立ち方はジ●ジョ…)
《ダッグアウトから》
■6レース 二次予選B
●1着の取鳥雄吾
「やりやすいメンバーだと思ったので、力を出し切れば残れるかなと思っていました。2センターまわってきつくて、もう必死で踏みましたね。要所、要所ではしっかり踏めたと思います」
●2着の小倉竜二
「車番もよくなかったし、前取って行けるところからっていう作戦でした。行けるかなって思ってみてたけど、池田(良)が気になっていけませnでしたね。前に稲川(翔)もいるし、久米(康平)は止められるかなって思って、自分の判断で内に行かせてもらいました。反応的には悪くないと思います」
■7レース 二次予選B
●1着の渡邉一成
「松井(宏佑)が抑えて駆けるというのは頭になかったですね。最近は長い距離を踏んでいたので、構えてのレースがなかったので、ちょっと緊張しました」
●2着の小川真太郎
「なんか山田(久徳)さんの気配がして、僕の内もしゃくってくるかなって気をつけました。やることが決まったんで、精神的には楽でした。今回は、今までにない状況ですね。オールスターに出られなかったことがショックだったので、ちょっと今まで以上に自転車に乗るようになったんですけど、その成果が出ていますね」
■8レース 二次予選B
●1着の東口善朋
「古性(優作)君の頑張りにつきます! 落車もあったし、失格もあって、結果、ワンツーですが素直に喜べないですね。良く踏めたと思います。戦える脚はあると思います」
●2着の村上義弘
「繰り上がりはしたけど、喜べないですね…。踏み直しはできていなくて、体勢を立て直すのに必死で、前の落車を避けるのに精一杯でした。最後、東口に絡みそうになったけど、なんとか」
■9レース 二次予選A
●1着の深谷知広
「オーバースピードかなと思ったんですけど、そのまま逃げ切れているので、よかったです」
●2着の浅井康太
「深谷の最後の踏み直しもすごかったですね。富山の33とドームの33の感覚の差とかあって、抜いたつもりで抜けなかったのは自分の技量不足でした」
●3着の和田健太郎
「(渡邉)雄太がバックで詰めていって行くのか、どうするのかなって思って。最近の雄太は内に動くこともあるので、それを見てました。そこからはこれは行けなそうだなって思って、内に行かせてもらいました。自分の調子は問題ないですね」
■10レース 二次予選A
●1着の佐藤慎太郎
「かかりはよかったし、イレギュラーなことがなければ、3人で決まるように新山は駆けてくれました。本来の響平の走りでしたね。昨日はちょっと新田との力の差を感じさせられましたが、そういってはいられないので、気合で頑張るしかないですね」
●2着の新山響平
「昨日と同じ位置からだったんですけど、昨日の反省を活かして行くことができました。阿部(力也)さんが落車しているので、素直にには喜べないですけど…。あと少し粘りがほしいですね。しっかり仕掛けて粘れているので調子はいいです。明日は1着がほしいですね」
●3着の椎木尾拓哉
「作戦は(野原)雅也に任せていました。(アクシデントのあと)スイッチした後は、新山君がかかっていましたね」
■11レース 二次予選A
●1着の平原康多
「拓矢も相当踏んでいたし、最低でも2人で決まったと思ったけど……厳しいですね。島川(将貴)に駆けられて後方になったら苦しいって話は拓矢としていました。スピードある中での判断で前に行かせてもらったけど、自分も余裕がなかったですし、苦しかったですね。関東が勝ち上がってないし、その分も頑張りたいと思います!」
●2着の山田庸平
「力は出し切れてないですね。前も乗り越えられてないし、力不足です。いつも通りっていう感じですね。でも、ローズカップ兄が似いて、準決勝は決まっているので、そこは頭にあったので、変なレースはできないと思いました」
●3着の園田匠
「庸平が前々に行ってくれて、今日は外を行ってくれたおかげですね。ここは流れもいいですし、その流れを大事にしたいと思います。九州で1人でも多く乗って頑張りたいですね」
■12レース ローズカップ
●1着の新田祐大
「仕掛けたいタイミングでヒデ(山田英明)さんが邪魔になって行けませんでした。最後は力づくで行きました。また俯瞰で見れてないので、映像で確認して、自分の調子を確認したいと思います」
●2着の松浦悠士
「2コーナーで新田が来ているのはわかったけど、郡司(浩平)が降りてきていた感じがあって、煽りなどもあり、前に踏めませんでした。いいメンバーのローズカップを走ってみて、優勝できる出来を確認しました」
●3着の守澤太志
「新田君がついていきやすいように行ってくれたので、ついていきやすかったですね。でも、そういうところをしっかりすることが大事ですからね」