準決勝戦をご覧になられましたでしょうか?

どのレースも超絶的なレースが繰り広げられていました!

特に脇本が強い。単に強いだけではなくて、スーパーマン、ウルトラマンレベルで強いです。無敵状態といってもいいぐらいの強さです。2周先行して、逃げ切り。後ろは一本棒。そしてそのままゴール。以前だったら単調なレースと言って、面白くなかったのですが、今の脇本は単に強いだけではなくスーパーが付く強さです。

このパワーに対抗できるのは、こちらも超絶強い新田祐大。こちらの持ち味は、スーパーダッシュ。

持続力はないものの瞬間的なダッシュ力は脇本を上回ると思います。

そして松浦悠士はライン。ラインの厚みをどう生かせるかでしょう。

さて決勝。

脇本-東口、新田-守澤。松浦-橋本、山田英-山田庸、郡司(単騎)

細切れ戦ですね。

脇本は2周先行で勝負でしょう。松浦は脇本の3番手以外のような気がします。先行はしないけど。山田英はどこかの3番手でしょうけど。脇本の3番手は嫌でしょうね。新田は脇本を後方において合わせて踏み勝つ作戦ではないでしょうか。踏み勝てればタイトル奪取できるはず。

ちらっと聞いた話だと、脇本はブノワコーチにGIでも全開で勝てと言われているそうです。とコーチから指令が出ていれば勝たないわけにはいかないでしょう。また、新田もここで脇本に勝たないといけないとも思われます。

ナショナルのプライドを懸けたバトルはどのような結末を迎えるのか、壮絶なレースになるような気もするので、堅いところで勝負するか、配当の良いところを手広く抑えに行くのか考えどころですね。

《ダッグアウトから》

10レース

cc7ce3bc3939816576a7ad46322e567baa23b168e4116191743dab55a436314eef40b881d43801c93248d805bd8ff21143c2ba92790269fc88394094

1着の新田祐大
3a6e4edf134fa70782628dd7828dd023a0773007

「連日、新山(響平)はいいレースをしていたので、太田(竜馬)は新山の攻略を考えてきましたね。あれで自分が太田を止められたらよかったんですけど、新山は大丈夫かなって思っていて、判断が遅くなりました。すごくスピードあるレースだったし、緩急のあるレースだったので、体力も消耗しましたね。新山には申し訳なかったけど、その分、守澤と2人でしっかり決めようと思いました。GIを獲得して、GPに乗りたいと思っているので、頑張りたいと思います!」

2着の郡司浩平
13cb48393f49d22d960da36daef7f8880b88ebab

「最低限、4番手を取ろうと思ってましたけど、太田はあれを狙っていたんでしょうね。新山ももっと踏むかとおもってました。太田が踏んだ後は、和田(健太郎)さんには申し訳ないですけど、新田さん踏むの待ちでしたね。内に行けるスピードじゃなかったです。余裕はあったけど、今日走ってみて、直線じゃ間に合わないのはわかったので、もっと早めに行かないとですね」

3着の守澤太志
ba5413ddb720f50f888f5e13342d6d68714e3a49

「どこからでもしっかり駆けるっていう作戦でした。新田のダッシュがすごくて、自分もかなり消耗していました。しっかり新田についていけるので、悪くはないですね」

11レース
42129f93d224d5fbdc1e25c93e356831e6b7badddba37c7ef92b8438324cb923af2b9ffefb919f27b7b81633f489ea03f5bac9c3a16c6d8da8c0c510

1着の松浦悠士
b7979385581ce25f0ba3303e7b98c627162a7787

「しっかり取鳥君が頑張ってくれました。全開で踏んでいたので、少し早いかなと思ったけど、踏ませてもらいました。山田さんに踏まされて、早めに行ったので、もっと遅く行っていたら、もっと残せたかもしれないですね。雄吾の助けもあったけど、ほぼ1周行って残っているし、調子は悪くないですね」

2着の橋本強
15c48f9da023fbc78db59ca24e8bd459a09da5fd

2種半行って、その3番手を皆が取りあっていたので、僕ははぐれかけたけど、なんとか気合い追いつきました。」

3着の山田英明
af6da403cbb314f666784e70f13d2de24d03ea23

「園田(匠)さんに申し訳なかったです。バックから自分で仕掛けるべきでしたね。他の選手たちの動きも気になって、余裕がなかったですね。決勝に乗れないとGPはないし、昨日の夜考えていて、身体よりも頭の方が整理つかなかったです。でも、自分のやるべきことをやっていかにとしょうがないと思って走りました」

●先行した取鳥雄吾

「今の自分にはあれしかできないので。自分もあの輪に入りたいと思っているので、頑張るしかないですね」

12レース
0e36e4a0a961617f31a102b862b6e0578da4de08b3fe81fface77b998fbc01efb6792b02ca7f455e3f0697d3e5b3e84c564b1150291f7d3fc532763f

1着の脇本雄太
cf11ecdbe36f41d11ef970f1128cf8a835ad1081

「初手は牽制でも後ろをこだわりたいと思ってました。今日はカマしを頭に入れていたので、それが上手くいってよかったです。清水(裕友)君の牽制もありましたけど、踏み出しは悪くなかったと思います。2周以上踏めているし、状態は悪くないと思います」

2着の東口善朋
8bfee5d5aba1413c4d712fd8266ddba40bf9042e

「脇本君が一番強いので、つくことに集中していました。つききれたことと、決勝に乗れたことで、自信にもつながりますね。決勝戦も集中して、脇本君についていきたいと思います」

3着の山田庸平
13bacce93987c93cb68c765d0f9f03717a3092cc

「今の自分の力だと、脇本さんの3番手を狙っていくしかないなと思っていました。弛むところもなく、掛かりっぱなしな感じでした。決勝に乗れたことは素直に嬉しいです! 決勝は(兄の後ろを)かためたいと思います」