圧巻のレースというか、凄かったというか、新田祐大が残念だったというか、ただただ脇本が強かったですね。
新田も脇本に負けられない一戦だったけれども、力及ばずでした。
打鐘前で東口善朋の後ろに付けられなかったのが痛かったですね。ナショナルチームの実力はやはり抜けていますね。
脇本がこれで今年2タイトル獲得です。
残るは競輪祭。こちらもナショナル組が出てきます。
新田も勝負駆けに出てくるはずで、リベンジに燃えGP出場を懸けるレースが見られるはずです。
また、今回の決勝で完敗した松浦悠士のリベンジも気になるところですね。
競輪祭は11月18日から小倉競輪場で開催されます!
《ダッグアウトから》
■12レース 決勝戦
●優勝の脇本雄太
「前受けだけはしたくなかったので、ちょっと牽制しました。思っていた展開よりも恵まれた感じになりましたね。新田さんも車間を切って、僕をかなり警戒していたんですけども、そこの勝負に負けないようにと思いました。余裕はなかったけど、やはり先行逃げ切ったことは嬉しいですし、グランプリに向けて、いい弾みをつけられたかなと思います。来年はオリンピックもありますし、今年できなかったのは落ち込んだ部分もありましたけど、そこはしっかり気持ちを入れ直して、つなげていけるかなと思います。また身体をしあげていきたいと思います。出る回数は少ないですけど、出る時はしっかりとお客さんに魅せられるように頑張りたいですね」
●2着の新田祐大
「あの状態になる場合は、今日みたいな展開になるとは思いましたけど、若干、警戒し過ぎてしまった感じはありますね。あとは昨日と同じくらいのところで勝負すれば、(脇本と)いい勝負までいけたと思うけど、あそこを見てしまったので、東口さんの外の一番伸びないところを行って、あそこまで伸びたということはタイミングの問題だったと思います。バックで行けそうだったんですけど、東口さんの動きがふれていたので、僕を振りにくるのかなと思ったら、だんだん離れていったので、判断ミスでしたね。賞金ではGPは厳しいと思うので、次の競輪祭を優勝狙っていきます! また頑張ります!!」
●3着の東口善朋
「他のラインが動いてから仕掛けるっていう作戦でした。もう、脇本の番手、もしくは3番手は狙われていると思ったから、そこは脇本の後ろに集中してついていきました。準決勝もいいピッチで走っていたし、それについていけたからなんとかなると思ったんですけど、今日はもう1つあがりましたね。最終ホームでビリビリしていたし、落ち着こうと思っていたんですけど、後ろも皆強いから気になりましたね。今日は自分の中でいい経験になったので、これから、後ろを強く主張していって、まわれるようにしていかないけないなと思いました。上で走っていい経験になりました。ああゆう風に離れたことは競輪人生で始めてだったので、世界の脚はこういうものだって体感して、まだまだ、年とは関係なく気持ちのある内に頑張っていきたいと思いました」
●4着の松浦悠士
「今日は力の差を見せつけられましたね。やっぱり2人よりも3人とか4人とかいないとちょっと厳しいかなと思いますし、できる戦法も変わってきますからね。…ああゆう展開になったら3着には入りたかったですね」
●5着の守澤太志
「今の実力じゃしょうがないので、課題はわかりましたね。新田についていければよかったんですけど、表彰台も見えるので、そこを目標として、また頑張りたいです」
●6着の郡司浩平
「少しでも前にいれれば、よかったんですけどね。脇本さん、新田さんが強いので、そこに期待してっていうレースもあったんでしょうけど、そこに期待してというより、流れの中でって思っていました。同じようなミスをしないように、また頑張ります。」
●7着の山田英明
「あんまり並びとかについて言わないんですけど、これだけは言いたいです。『脇本、前取ってくれ』って。並びが想定と違って、自分もどうしようかなって思って、脇本が行くのはわかっていたし、格下の自分が格下の前で戦わないと絶対に勝ち目ないし。まわしていった方が面白いかなって思って動いたけど、まわらなかったので、残念でした。あとは自分の間合いの取り方が下手くそでちょっと立ち遅れてしまったので、まだまだ、このレベルの人たちと戦うにはまだまだ足らなかったですね。ここから1つも気を抜けないので、頑張ります!」
●8着の山田庸平
「雰囲気をしっかり味わって、レベルがすごく高かったんで、反省するところも多かったです。兄弟で連携は、いい思い出になりました。嬉しかったです! いつも思うのは自分の力のないなっていつも思うんですけど、やっぱり勝ち上がりが大事になってくると思うので、そこまでくるのはっていうのがあったので、経験できてよかったですね」
●9着の橋本強
「内をしめていたら遅れました。あの2人はやっぱり強いですね。また頑張ります」