2020年を締めくくるKEIRINグランプリ2020は和田健太郎選手の優勝で幕を閉じました。
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最後の最後でドラマが待っていましたね。

競輪でした。

個人的に脇本雄太が競輪選手としてカッコ良かったです。MVPでしょう。

他地区が後ろについてもやることは一つ。自分のスタイルを貫く姿勢が素晴らしい!

また、平原康多選手の最後のブロックはこれまた番手選手の仕事です。前に踏めば良いのではなく、番手選手として仕事をするこれが競輪選手として素晴らしいと思います。それぞれが仕事をするから競輪なんです。

ある意味、平原選手は悔しいと思います。最後のブロックで清水裕友選手を張ってすかさず戻らなければならなかったところを戻れなかったのが和田選手の勝因でもあるし、脇本選手が2位となった敗因でもあります。

しかし、これも競輪。また、この大舞台でこの仕事を見せられたら、ファンになりますよね。カッコ良かった!

そして和田選手おめでとうございます! GIIGIを飛び越えてGP優勝は21年を大活躍する兆しだと思います。是非頑張って欲しいですね。

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さて、明後日には2021年に突入します。

2020年はとんでもない年になってしまいましたが、2021年はすべての方々に幸せが訪れることをご祈念しています。

また、競輪がより魅力的に見せられるよう本編集部も頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。

すべての皆様へ、良いお年を!

《ダッグアウトから》

■寺内大吉記念杯決勝10レース 

●優勝の吉田拓矢
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「稲毛さんに上手くスイッチしたかったけど、柏野(智典)さんの牽制がすごくて行けませんでした。後ろに申し訳なかったですね…。自分は柴崎さんがいい目標になったし、1着までいけるかなと思ってました。これで勝利数の上積みはできましたね」

2着の椎木尾拓哉

「稲毛(健太)が力を出し切る作戦でした。来たのは対応できたけど、捲り追い込んできた吉田君は対応できませんでしたね。4コーナーからの踏み込みが足らなかったのは力不足ですね」

3着の柴崎淳

「並びを見てどうするか決めようと思ってました。稲毛さんが前取った時はカマシが多いので、それに賭けました。桑原(大志)さんが来るような音が聞こえたので、かぶるよりは、今回はつかめるものはつかみたいと思ったので、捲りにいきました。不安だったけど、日に日によくなっているのは感じました」

12レース KEIRINグランプリ2020

●優勝の和田健太郎
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「嬉しいですね! 郡司君が頑張ってくれたから、あのコースに僕はいれました。競輪祭のこともあったので、今日はしっかり郡司についていって、郡司が優勝できるのであればそれにしっかりついていって、あとはチャンスがあればって、いうことを念頭に置いてました。チャンピオンジャージは大変気が重いです()。来年、しっかり競輪選手としてできることをやっていければと思いますし、また、来年もグランプリを走れるように頑張りたいと思います!」

2着の脇本雄太
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「並び的にはやりやすい並びになりました。競輪祭で委縮して出れなかったので、その分も今日は気持ちを入れて、勇気を振り絞って先行しました。皆が自分の走りを研究して、焦らずに捲ってきていましたね。自分がやれることはやったし、初連携で上手くいった方だと思うし、お互いの気持ちが理解し合った走りになったと思いますし、今日の走りは関東の若手や近畿の人たちにも刺激を与えられたんじゃないかと思います。平原さんと連携できたのは光栄だったし、走っていて楽しかったですね」

3着の佐藤慎太郎
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「新田も1回動きかったと思いますね。2着までいけそうだったけどなぁ。でも、ワダケンみたくチャンスはいつくるかわからないから、常に自分をいい状態に仕上げて、チャンスが来た時に獲れるようにしておければいいなと思います」

4着の守澤太志
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「最後は、前には届かなかったけど力を出し切って走ることはできました。グランプリは気持ちも高ぶって、ワクワクして、けど、いつも通りの平常心で冷静に走れました。来年もまたグランプリを走りたいと思ったので、ここを目指して一戦一戦頑張るだけです! 自分の立場も変わってくると思いますが、しっかり走っていきたいと思います」

5着の平原康多
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「番手を回る以上は、ゴール前だけいただきますっていうことはできないです。他地区だろうが、仲間と言っている以上、あれだけ行ってくれているし、自分もやるべきことはできたと思います。松浦に飛びつかれたのがききましたね。さすが競輪界を引っ張っている2人ですね。何かしてくれますね。脇本はすごかったです。今日は本当いい経験になりました!」

6着の清水裕友
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「いやぁ、夢見ましたね…。越えたと思ったけど、平原さんにこられました。踏み勝てるかなって思ったところで、平原さんのがいいところに入りました」

7着の新田祐大
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「レースの流れにちゃんと乗れていませんでした。自分の消極的な気持ちが出てしまいました…。後ろの2人には申し訳ない気持ちですね。昨年も悔しかったけど、今年はそれ以上に悔しいです!」

8着の松浦悠士
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「僕が前を取ったら誰も動いてこないと思ったので、しっかり脇本さんを合わせるつもりで踏み込んで、合わせられなかったら平原さん、当たってから3番手と思ったんで、想定通りは想定通りでした。けど、郡司君がすぐに来たので出ざるをえないような展開になりました。脇本さんにはだいぶ合わせられたと思うし、裕友の優勝かと思ったけど、あそこで平原さんがヨコに動くと思いませんでした。いいレースはできたと思うけど、どちらかが優勝しない限り喜べないので、来年リベンジしたいと思います!! 裕友が優勝する夢を見たんだけどなー()。優勝して、お互いに肩組んで喜び合う夢だったんですよ。正夢になるように言わなかったけど、逆に話した方がよかったのかな」

9着の郡司浩平
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「サラ脚で行けてないんで、脚をつけるしかないですね。地元なんで、最後はもう少しゴール前勝負ができるくらいまで見せたかったですけど、でも、仕掛けないレースでは面白くないので、これが来年につながればいいなと思います。いやー、でも和田さんがすごいですね!」