第36回全日本選抜競輪(GI)明日は決勝戦！ グランプリ確定1号は誰がなる？

いよいよ決勝戦ですね！

2021年始めのGI決勝は誰が勝つのでしょうか？

決勝進出選手は好調選手が出揃った感じがあります。

準決勝は特に深谷知広、清水裕友が抜けて強かったと思います。明日の作戦が気になりますよね。

一番ぶ厚いラインは、南関勢でしょうか。

深谷知広、郡司浩平、和田健太郎の並びは強力です。これを打ち破りそうなのが清水裕友、松浦悠士ラインでしょうね。

清水が前なので番手はないと思いますが、平原康多の方が番手戦はあるような感じがありますよね。

深谷の番手は魅力的なのではないかと思われます。

本日の共同インタビューを聞いていない状態なのでどうするかは分かりませんが、って作戦をいうことはないと思いますが、狙いに行く事も考えておいた方が良いでしょう。守澤太志も好位置を狙ってくるはず。好位置ということは番手でしょ。まさか4番手から捲り追い込みを狙うってね…。

まあ色々考えられますが、何もうがった見方をせず普通に考えれば、移籍したばかりの深谷が先行で、清水が捲りなのではなかろうかと思います。

一つ、ポイントがあるとすれば、ブノアコーチは勝つことを要求します。どんな時も。

勝てと言われていると、ここまで先行を見せているので、決勝は捲り勝負になるかもしれません。

ここがポイントでしょうね。深谷が先行して、無風で郡司が回れば、よっぽどギリギリまで深谷を残そうとしない限り、そりゃ郡司が優勝ですよね。そう上手くいくのかどうなのか。

一晩考えてみてはいかがでしょうか。

21年始めのGI決勝は的中したいですよね！

 《ダッグアウトから》

■10レース準決勝

●1着の深谷知広

「初日、2日目と違って、今日はラインも短いですし、そこを考えながら今日は組み立てを考えました。脚の状態もいいですし、少しずつ感覚も近づいているので、良くなっていると思います。久しぶりのGI決勝は楽しみですね。移籍したことで自分でも気づかない刺激をもらっていると思うので、いい方向に出ていると思います」

●2着の和田健太郎

「今日は想定通りのレースでしたね。今まで色んなタイプの先行選手についてきたけど、またちょっと違ったタイプの選手ですね。自分の今の調子で決勝に乗れたのは、本当に前で頑張ってくれた南関の自力選手のおかげです！」

●3着の平原康多

「初手は悪くなるだろうなと思って、前の方がいいかと思って前を取りにいきました。打鐘で踏んで前々に攻めていきたかったけど、深谷のかかりがすごかったですね。（内にいくか）難しかったですね。松本（貴治）が踏みやめて、その外を行くのはちょっとリスクがあったので。もう一瞬の判断で内って決めました。最後はもう執念って感じでした」

■11レース準決勝

●1着の清水裕友

「先行選手の3番手を取れるようにと思って組み立てました。ちょっと位置取りが甘くなっていたところがあったので、今日はまずはしっかり位置を取ってと思って走りました。そういうところが今回はいい方に出ているかなと思います。GIを松浦さんから押し切って優勝するのは自分の夢の1つでもありますし、どっちか獲ってが早々とグランプリ決めたいし、しっかり頑張りたいと思います」

●2着の松浦悠士

「新山が踏みあがっているところが自分的にきつかったんですけど、そこを（裕友）行くのかって思いながらついてました。2着は…、裕友の強さが戻ってきてくれた喜び半分、差せなかった悔しさ半分ですね（苦笑）。裕友が強いですし、決勝も任せて、しっかりついていきます。今回の裕友のデキだと、僕が前じゃジャマになっちゃいそうなんで(笑)」

●3着の諸橋愛

「今日は新山（響平）君が頑張ってくれました。競輪祭の時も世話になったし、なんとか残したいと臨みました。清水を止めて難しかったので、なら松浦を、松浦がダメなら東口（善朋）を止めようと思って。なんとか自分的にはいいゴール勝負ができたと思います。競輪祭の時の新山なら抜けてなかったかも。風も強かったので、きらいじゃなかったし。今年は環境が厳しかったので、決勝に乗れたことは嬉しいです」

■12レース準決勝

●1着の守澤太志

「（高橋）晋也とは行けるところからしっかり行くっていう風に話していました。落ち着いて、いいレースをしてくれましたね！　自分は余裕もあったんですけど、自分の技術不足で晋也を残せなかったのは残念ですね。SSになって初のGIだったので、結果を出したいなって思っていたし、決勝に乗れてホッとしています。北日本1人になっちゃいましたが、全力で何でもやりたいと思います」

●2着の郡司浩平

「このメンバーなら高橋晋也が先行だろうと思っていたので、その3番手を取りたいと思っていたけど、ヒデさんの位置取りが上手かったですね。ムリでも仕掛けたいという気持ちではいたので、2コーナーからは仕掛けようと思ってました。正直、出はよくなかったんですけど、なんとか着に入れてよかったです。しっかり優勝するために準備してきたので、まずは最低限の（目標の）決勝戦に乗れてホッとしていますけど、ここからが勝負だと思うので、気を抜かないように頑張ります！」

●3着の園田匠

「いつも通りヒデ（山田英明）の好きに走ってもらいました。ヒデが今日もしっかり組み立ててくれたおかげです。（北津留）翼のアドバイス通りのセッティングにしたら、もう全然違う自転車に乗っているみたいに伸びるので、いつもの状態に戻ったと思います。連日九州の選手が頑張ってくれて、初日はふがいないレースをしてしまいましたけど、九州の仲間たちのおかげでここにいます。今年初のGIに九州から乗ったので、なんとか結果を出したいですね」