塗装のデジタル化
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塗装のデジタル化

2016-05-13 19:41
    デジタル造形の話は終わりにしようと思ったけど、
    先日Twitterで知った技術が気になったので記事に書きます


    PolySmoothと高精細な水圧転写技術で3Dプリント造形物に完璧な立体着色を展開http://idarts.co.jp/3dp/polysmooth-chp/

    水圧転写じたいは前からある技術ですが、これは形状を3Dスキャンして解析して、転写シートの変形によるテクスチャマップの歪みを補正するという、デジタルならではの事をやってますね。すっげえー★
    位置決めをきっちりして、違う角度から重ねて転写すればズレずに360度回りこむ塗装が可能とか。

    http://idarts.co.jp/3dp/computational-hydrographic-printing/
    関連記事によると3Dスキャンがキネクトでやってて精度が不安ですが、それでもお面とかある程度以上の大きさなら問題ない誤差なんでしょうか。
    これが個人の手が届く価格で、デスクトップで作れるとか?
    http://idarts.co.jp/3dp/finuvo-hydrographics/
    さらに、その前に出力物の表面仕上げも自動化してます。アセトンでなくアルコールでじんわり溶かしてならしてるらしい。これもデスクトップで
    http://idarts.co.jp/3dp/polysmooth-and-polysher-kickstarter/
    2つを組み合わせると、fdmの荒い出力物でも結構な見栄えの塗装済み品が作れるとか。


    実物を見てみないとどれほどの精度とコストで作れるのかわかりません(簡単に高精度でできるならそれこそ量産塗装の主流になってるはず)
    まあ、高度な職人技を必要とせず健康も害さず、3Dペイントしたテクスチャがそのまま作れるなら、メリットはでかいですね。


    現状の3Dプリンターで出力したものに着色する技術は
    ・石膏にインクジェットで出力&塗装…フルカラー、安い、脆いので形状が多少限定、解像度が粗い、サポート除去不要、脆いので磨きや二次加工がほぼ不可能
    ・積んだ紙にインクジェットで出力&塗装…フルカラー、値段と強度そこそこ、サポート除去不要?、二次加工に多少耐えられる、荒い
    ・複数色のフィラメントを出力するFDM…安いけど荒い、色が(とても)限定される

    今回の技術は、
    ・着色自体は別にデジタル造形でなくても可能、フルカラー、形状が多少限定される(細かいモールドや気泡が入るような形状は不可)、安い、解像度が高い(高そう)

    デジタル造形関連の技術は、開発者の発想がぶっ飛んでるのが多く、いろいろ目が離せません。まあ物理限界とコストの壁は分厚いのですが、いつブレイクスルーが来るかわからないのがね。


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