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OBS Studioの未実装機能など
当ブロマガで記載してる「OBS Studio」に関して
↓このアイコンのアプリケーション↓
注 : 上記アイコンと異なる場合は、違うOBSです!
最新バージョン情報 (2021年01月09日現在)
Windows 26.1.1 / macOS 26.1.2 / Linux 26.1.1
PCなのに携帯ページ表示の人は→ こちらクリック
実際に「OBS Studio」を使用して「OBS Classic」と比べて無い機能を記載しています。
当記事に記載していない機能は「OBS Studio」に実装されています。※記事に情報を掲載するにあたり細心の注意を払っておりますが、それらの情報の正確性、有用性、安全性について、また最新であるか、あるいはご利用の目的にそったものであるかについて保証出来ません。
◆別記事リンク
OBSのNVENCに関する記事は → こちら
OBS Studio for macOS版の記事は → こちら
OBS Studio for Windows版の記事は → こちら
OBS Studioに関するメモ記事は → こちら
OBS Studioの分かりづらい設定紹介記事 → こちら
#最終更新日時 2021年02月03日 12時25分頃 一部修正
#初版投稿日時 2016年06月29日 18時40分頃 整えたので投稿
#記事作成日時 2016年06月29日 18時35分頃 移動記事作成目次
1、OBS Studio へのアイデア/提案に関して
2、OBS Studio 未実装機能について
3、OBS Studio 次バージョンで実装される機能に関して
4、OBS Studio 今後の予定に関して
5、OBS Studio 固有機能1、OBS Studioへのアイデア/提案に関して
アイデア、提案サイトが開始されました!(英語)
様々なアイデア、提案が投稿されています。
・アイデアサイト (英語)
OBS Studio Ideas and Suggestions
・Discordでもアイデアを投稿できます。(英語)
OBS Community Discord (#ideas-suggestions)
・アイデア・提案のFiderに関するお知らせ記事 (英語)
Open Broadcaster Software | OBS Community Ideas and Suggestions - Fider Launched!2、OBS Studio 未実装機能に関して
注 : いつ実装されるかは分かりません。(実装されない可能性もあります)
□OBS Studio(本体)には未実装だが、プラグインで対応(対処)出来る事に関して
※プラグインは、予期せぬ不具合が発生する場合もあるのでご注意下さい。
◆NDIを使いたい
NDI Input/Output plugin for OBS Studio | Open Broadcaster Software
◆3D移動?、ぼかしをしたい (Windowsのみ)
StreamFX | Open Broadcaster Software
□本題のOBS Studioで未実装の機能に関して
OBS Classic(v0.659b)で実装されていてOBS Studioには実装されてない機能
下記記載機能は実装されていませんが、OBS StudioにはOBS Classicにはない機能が沢山!OBS Studioの未実装機能に関してドキュメントがあったので記載。(2016年10月12日)
Features missing from OBS Studio & The Features unique to OBS Studio
※上記ドキュメントはバージョン 18.0.1 から更新がないので、著者が調べてこの記事は更新中。
-レイヤードウィンドウをキャプチャする機能
Ability to capture layered windows
※Windows10/8.1環境の方は「画面キャプチャ」で対処可。Windows 7環境の場合は「画面キャプチャ」では取り込めないので「SCFH DSF」などを使う必要あり。
-OBSを動作させるビデオアダプタの変更機能
Ability to change the video adapter that OBS is running on
※複数GPUをサポートするとパフォーマンス/キャプチャ問題があるので実装しない方針。(ideaサイトから引用)
※複数GPUが搭載されているノートパソコンの場合は、22.0以降はNVIDIAが優先されるようになった為、画面キャプチャを利用したい場合はNVIDIAコントロールパネルよりOBS Studioを実行するGPUを変更する必要があります。 > トラブルシューティングガイド (英語)
※18.0.2以降「アダプター」の項目が非表示に。(混乱を避ける為に)
-配信/録画出力に影響を与えずに「デスクトップに出力またはモニタリング」オプションを使用する場合のビデオキャプチャデバイスの音量を変更する機能
Ability to change the volume of video capture devices when using "Output to desktop or Monitoring" option without affecting the stream/recording output
-他のシーンコレクションへのシーンコピー
Copying of scenes to other scene collections
※一度PR(プルリクエスト)が作成されていましたが、UXにいくつかの問題があり閉じられた。PR作成者は取り組みに戻るには、十分な時間と動機を見つける必要があるとコメント。
-DV/HDVサポート (Firewire)
DV/HDV Support (Firewire)
-DWMモニターキャプチャー (Windows 7の為の効率的なモニターキャプチャ)
DWM Monitor Capture (more efficent Monitor Capture for Windows 7)
※Windows 7のサポートが2020年01月14日で終了したので実装されません。もしWindows 7で画面キャプチャを利用する際は「設定 > 映像」で「Aeroを無効にする」にチェックしないとFPS低下を起こします。気をつけてください。
-共有が出来ないリソースに基づくソース用の個々のフィルタ (ウェブカメラ & ゲームキャプチャなど)
Individual filters for sources based on unshareable resources (for example Webcams & Game Capture)
※22.0から実装されたグループ機能を使うと、個々にフィルタする事が出来ます。
-プレビューが表示されている間にエンコードを有効にするオプション (Classicはこれをデフォルトで行いました)
Option for enabling encoding while only the preview is showing (Classic did this by default)
※配信(録画)開始しなくても負荷確認がすぐ出来て便利ではあるけど、そんな必要ではない。
-シーン毎のボリューム (シーンに手動でオーディオソースを追加することなく)
Per-scene volume (without adding audio sources manually to scenes)
※PR作成した人がいたが、UI周りを改善する必要があると言って閉じられた。
※この機能を実装しようと作業しようとする人が現れたがどうなるかは不明 2019/02/08 add)
※OBS Classicでは「プラグイン」にある「シーン毎のボリュームプラグイン」 (シーン毎のボリュームのトラッキングを有効にする) が該当機能。
※現時点での回避策は、各シーンに対して「音声入力キャプチャ」または「音声出力キャプチャ」を追加する。※元から追加しているデバイスは無効(Disabled) or ミュートOBS開発 IRC情報 既にプログラムには入ってるが、UIがない。(実装場所的な奴で)
12:10 (Jim) per-scene volume is already in the program, the problem is there's no UI for it
12:11 (Jim) each scene item has a volume setting
12:11 (Jim) currently, obs only sets the source's volume setting, which is specific to the source itself, not the scene items
12:11 (Rodney) But what about microphone/desktop audio? Those don't seem to be used as scene items
12:12 (Jim) technically those aren't, though you could just add them individually to each scene if you wanted, that's all that'd be required
12:12 (Jim) wouldn't be that much work
-”リプレイバッファー"から録画を開始する (バッファーを進行中の録画にする)
Start recording from "Replay Buffer" (turn the Buffer into an ongoing recording)
-サブリージョン選択 (現在はクロッピングを使用)
Subregion selection (use cropping for now)
※画面の一部(特定領域)を簡単に選択してキャプチャ出来るようにする機能
テストコミットはありますが進展なし。 2019/04/28追記 ブランチが消失した。進展不明
※現在は、プレビュー画面クロップ(WindowsだとAltキー、macOSだとOptionキーを押しながら赤枠にある丸(四角)を縮めると切り取りする事が出来ます。(動作風景は下記gif参照!)
※注 : この方法は21.0までは「画面に合わせる」をすると動作しません。再度クロップが必要な場合は「変換 > リセット」してください。(この際に「スタジオモード」を使うと便利)
-ホットキーの為のXINPUTデバイス (XBOX 360コントローラーなど)
XINPUT devices (XBOX 360 controllers for example) for hotkeys
ドキュメントには記載されてない未実装機能一覧 (著者が使用して気づいた未実装機能など)
※実装されない可能性が高いです※
-ノイズゲートUI
OBS Classicのノイズゲートには音量ゲージが見えるようなUIがあったが、OBS Studioではないです。(フィルタ画面をズラしてメイン画面の「音声ミキサー」見れば回避は可能)
-「ゲームキャプチャ」プロパティ画面内での警告表示
OBS Classicでは、キャプチャに管理者権限が必要な場合は記載されていた。
#著者メモ : 表示があったら便利だけど、ソフトの管理者権限起動を覚えたらどうでもいい気がします。
-ゲームキャプチャ/ウィンドウキャプチャ/ビデオデバイスの再読み込みボタン
プロパティを開き直さなくても、再読み込みが出来た。
#著者メモ : 便利だけど、プロパティを開き直せばいいだけなので特に問題ない。
-マイクなどのホットキーがプロファイル別ではない。(他のホットキーは違う)
マイクなどはプロファイル別で保存されない模様。
共通なので、プロファイル別にわけていたりする特殊な使い方していた方は注意が必要。
#著者メモ : Studioでの仕様な気がするので、詳細が確認次第消します。(もしくは移動)
-過去のログファイルを選択してアップロード機能
※現時点では、現在と最新のログファイルアップロードの選択のみ
-過去のログファイルを選択して表示する機能
※選択がないので、手動でログフォルダを開く必要があり。
-変換のコンテキストメニューに左揃え/右揃え/上/下などのオプション
0000431: Add preset align left/right/up/down/etc options in transform context menus3、OBS Studio 次バージョンで実装される機能に関して
予定されている機能/内容に関しての情報は下記で収集しています。
「GitHub コミット」「OBS Community Discord #Development」「タスクリスト」
内容に関しては「変更される可能性」あります。(情報が分かり次第更新)
□掲載している内容/画像に関して
※ここに記載している間はリリースされていないので勘違いしないように※
-実装されても機能に問題があった場合、削除されます。(この記事からも削除します)
-機能部分は翻訳が適用されていないので英語です。(翻訳はリリース直前に取り込まれる)
※OBS Studioの翻訳はCrowdinというサイトで誰でも参加できます。
★ 次バージョンで実装/変更される機能★
OBS Studio v27.0
※2021/02/02時点でmasterに追加された機能をメモしています。リリースがいつされるかは著者にはわかりません。
-不足ファイルダイアログ
最後にOBSを使用してから見つからなくなったファイルがあった場合にお知らせしてくれるウィンドウを追加
-画面キャプチャ (Windows)
Windowsグラフィックキャプチャを利用した画面キャプチャを追加
(違うアダプタの画面をキャプチャする事が可能になった)
-ブラウザパネル
macOS/Linuxに対応 (今まではWindowsのみ対応していた)
-ソースツールバー
ブラウザの「対話(インタラクト)」を追加
-システムトレイ
仮想カメラの開始/停止が出来るように4、OBS Studio 今後の予定に関して
今後の予定/計画に関しての情報は下記で収集しています。
「OBS Community Discord」「ideaページ」「OBS公式ブログ」「タスクリスト」
※実際に変更されるかは著者には分かりません。
★ PR があるが実装されるかは未定の機能
PR(プルリクエスト)があって実装されるかもしれない奴。(どういう機能が作成されてPRされてるか是非みてみてください~!あなたの欲しい機能を作ってる人が居るかもしれません。)
みんなが必要としてそうな機能!
-Ctrl + Z (Undo/元に戻す) and Ctrl + Y (Redo/やり直す)
UI: Implement Undo/Redo System by Programatic · Pull Request #3426
Undo/Redo機能を実装に向けて作業をしている人が居ます。実装されるかは分かりません。
★ 計画はあるが、実装時期が未定の機能
-複数のサイトへの配信 (いわゆる同時配信)
現時点での回避策
おすすめ : プラグインを利用
外部サイト/外部ツールを利用する場合 : 「Restream.io」「nginx」「RtmpRelayer」
古い方法 : 録画部分で「カスタム出力 (FFmpeg)」にする。(録画機能が使えなくなる)
★カスタム出力 (FFmpeg)の画質が低下する場合 !編集中!
同時配信を行う為に「カスタム出力 (ffmpeg)」を使っていて画質低下(ブロックノイズ)で悩んでる方は、パラメーターを適切に設定する事で画質低下を抑える事ができます。
5ch OBSスレの「この投稿」を参考にパラメーターを設定してみてください!
パラメーター例 (x264 720p 60fps / 配信サイトがキーフレーム間隔2秒の場合)
キーフレーム間隔 (フレーム) : 編集中… (たぶん 120)
映像エンコーダの設定 (ある場合) : 「preset=superfast x264-params=bitrate=6000:vbv-maxrate=6000:vbv-bufsize=6000:filler=1」 ※「」は入力しない、fillerはCBRになる
パラメーター例 (NVENC 720p 60fps)
キーフレーム間隔 (フレーム) : //編集中あとで書く
映像エンコーダの設定 (ある場合) : //編集中あとで書く
※メモ : パラメーターを設定する事で「カスタム出力」の「ビットレート」がCBR(固定ビットレート)になり何もパラメーターを設定しない時(VBRでビットレートが跳ね上がる)と違いかなり安定します。ビットレートがどれぐらい出てるかは「表示 > 統計」で確認可能です。 ※パラメーターはx264のみ確認 (NVENCは未検証)この機能に関するOBSの原作者 Jim のコメント (Google翻訳)
これがまだ起こっていない理由は主にUI / UXの問題であり、最終的には解決されますが、今は設定ウィンドウが合理化され完全にリファクタリングされるまで、このようなことはできません。
このような機能を書くことの問題は、純粋にこの特定のケースのUXにまで及んでいます。先進的なユーザーのための先進的な機能を記述することです。
複数のストリームを追加する機能が備わっていて、それを正しく取得できない場合は、カジュアルなユーザーや新規ユーザーの邪魔になるリスクがあり、プロジェクトの全体的なユーザーベースが損なわれる可能性があります。
それだけでなく、「別のストリームに別のビットレートを使用しながら、1つのストリームの1つのビットレートでエンコードしたい」という追加の質問を、おそらく追加して5つのレンチをそのプランのギアに投げ込むことになります。
現在、これを達成する上での最大のボトルネックは、UIとUXの両方です。まず、設定ウィンドウを書き直す必要があります。QMLのようなものを使用して、ユーザーエクスペリエンスを完全に合理化することができます。今、設定ウィンドウを完全にやり直さずに現在の設定ウィンドウに追加すると、設定ウィンドウはほとんどのユーザーにとってはるかに複雑になります。
基本的には、これを達成するために、より多くのユーザーインターフェイス機能にアクセスするために、たぶんQMLの設定ウィンドウのほとんどをやり直さなければならないが、それが起こると(そしてそれは間違いなく次のいくつかのパッチで起こります)、この機能はおそらく含まれるか、または少なくとも将来の実装のために考慮されるでしょう。
時にはこれらのことがUXに来ることもあります。5、OBS Studio 固有機能
◆OBS Classicでは出来ない機能が沢山あります!
ここに記載されてない内容もアップデートで追加!
#メモ : 別記事に移動予定。またドキュメントが更新されてないので、内容を自分で追って更新したい。
-スタジオモード (オフラインシーン & ソース編集)
"Studio Mode" (offline scene & source editing)
-シーンをソースとして追加する
Add scenes as sources
-AMD AMD (ハードウェア) エンコーダのサポート
AMD AMF (Hardware) Encoder Support
-アスペクト比フィルタ/設定可能な値のロック
Aspect ratio filter/lock with settable values
-音声モニタリング
Audio Monitoring
-より良い&より多くのトランジション (オーディオのトランジションを含む)
Better & more transitions (including transitions for audio)
-より優れたキャプチャカードのサポート (Blackmagic , HDPVR & Co)
Better capture card support (Blackmagic, HDPVR & Co)
-より良いソーススナップオプション (他のソース及び垂直/水平中心へ)
Better source snapping options (to other sources and to vertical/horizontal center)
-より良い変換オプション (例えば、回転ソースとバウンディングボックス)
Better transform options (for example rotating sources & bounding boxes)
-Remuxingでビルドする (再エンコードせずにファイルのコンテナを変更する)
Build in Remuxing (changing the container of files without reencoding)
-クローズド キャプション (実験的)
Closed captioning (experimental)
-D3D12キャプチャサポート
D3D12 capture support
-配信と録画のための異なるビットレート
Different bitrates for streaming & recording
-配信&録画用の異なるエンコーダ
Different encoders for streaming & recording
-配信と録画の解像度の違い
Different resolutions for streaming & recording
-Direct 3D 11&OpenGLレンダラー
Direct 3D 11 & OpenGL renderer
-録画用の簡単な品質プリセット (ロスレスを含む)
Easy to use quality presets for recordings (including lossless)
-FFmpeg出力 (より多くのコーデック/コンテナ)
FFmpeg output (more codecs / containers)
-フィルタ (例:画像マスク/ブレンド、色補正、シャープネス)
Filters (for example: Image Mask/Blend, Color Correction, Sharpen)
-個々のシーンとソースのフルスクリーンプロジェクター
Fullscreen projector of individual scenes & sources
-より多くの物の為のホットキー (例えば、個々のソースを隠す)
Hotkeys for more stuff (for example hiding individual sources)
-インタラクト機能(現在はブラウザソースに使用されているので、あなたは物をクリックできます)
Interact feature (currently used for the Browser Source so that you can click on stuff)
-マルチプラットフォームのサポート (OS固有のキャプチャ方法を含む)
Multi plattform support (including OS specific capture methods)
-複数 (最大6つ) のオーディオトラック
Multiple (up to 6) audio tracks
-複数のオーディオデバイス (グローバル2デスクトップ/ 3マイク、無制限のグローバルデバイス)
Multiple audio devices (Global 2 Desktop / 3 Mics, unlimited non global devices)
-Realsenseサポート
Realsense Support
-flv & mp4以外のフォーマット (コンテナ) での録音
Recording in formats (containers) other than flv & mp4
-ソースのスケーリングフィルタ (ソースの品質をより良くする)
Scaling filter for sources (better downscale quality for sources)
-プレビュースケーリングを使用する時にスクロール可能なプレビュー (スペースを保持)
Scrollable preview when using preview scaling (hold space)
-配信と録画の為のタイマーを別ける
Seperate timers for streaming and recording
-ソースパディング
Source padding
-Speexdspベースのノイズ抑制フィルタ
Speexdsp-based noise suppression filter
-より良いAACオーディオエンコーダのサポート (CoreAudioはデフォルトでは含まれていません)
Support for better AAC Audio Encoder (CoreAudio not included by default)
-小数点以下のFPS値のサポート(例えばキャプチャカード29,97,59,94)Support for fractional FPS values (capture cards 29,97, 59,94 for example)
-すべてのデバイスに同期オフセットを設定可能
Sync offset configurable for every device
-テーマサポート
Theme support
-ストリームと録画の自動シャットダウン用タイマー (出力タイマー)
Timers for automatic shutdown of streams & recordings (Output Timers)
-UWPキャプチャ
UWP Capture
-VST 2.x プラグインサポート (フィルタ)
VTT 2.X Plugins Support (Filter)
-
OBSのNVENCについて
当ブロマガで記載してる「OBS Studio」に関して
↓このアイコンのアプリケーション↓
注 : 上記アイコンと異なる場合は、違うOBSです!
最新バージョン情報 (2021年01月09日現在)
Windows 26.1.1 / macOS 26.1.2 / Linux 26.1.1
◆別記事リンク
OBS Studio for Windows版の記事は → こちら
OBS Studioに関するメモ記事は → こちら
OBS Studioの分かりづらい設定紹介記事は → こちら
OBS Studioの未実装機能などの紹介記事は → こちら
#最終更新日時 2021年02月03日 12時20分頃 一部文字の修正
#初版投稿日時 2014年02月09日 18時30分
#記事作成日時 2014年02月09日目次
1、はじめに。
2、OBS Studio 23.0以降の新しいNVENCに関して
3、OBS Studio の NVENC を使用する方法
4、こんな時は (出力開始エラーなど)
5、OBS Studio の NVENC を使用してみて1、はじめに。
※記事に情報を掲載するにあたり細心の注意を払っておりますが、それらの情報の正確性、有用性、安全性について、また最新であるか、あるいはご利用の目的にそったものであるかについて保証出来ません。
OBS Studioに搭載されている「NVENC」は、Kepler以降のアーキテクチャーを採用するNVIDIA GPU (GeForce GTX 600番台以降) を搭載したWindows PCで利用出来ます。
まずご自身の使用しているパソコンがNVENCに対応しているか確認しましょう。
OBSを使用する事によって、ShadowPlay(Shere)より画面を凝って配信出来ます!
※NVIDIA搭載ノートパソコンは「NVENC」が表示されても利用出来ない場合もあるので注意してください。
◆macOS環境 / Linux環境
-macOS
NVIDIAがmacOS上で動作するためのメカニズムを提供していないので利用出来ません。
macOSの場合はVideoToolboxで実装されているQuickSynkが出力モード「詳細」で利用する事が出来ます。(もし使う場合は「限界ビットレート」にチェックをおすすめ)
-Linux
使ってないので、情報収集中。
バージョン 23.0からはVAAPIエンコードのサポートが追加。(x264の代わりにIntelのQuick Sync VideoやAMDのVideo Coding Engineなどの特定のハードウェアエンコーダを使用可)
◆AMDグラフィックボードをお使いの方向けの情報
著者にはAMD環境がない為記事作成が出来ないのですが、AMDのグラフィックボード向けのハードウェアエンコードも実はOBS Studioには搭載(実装)されています!!(VCE)
「AMD Advanced Media Framework Encoder Plugin for OBS Studio」
☆この記事を作成する為に使用したPCスペック
Windows 10 Pro 64bit(20H2) / Core i7 3770k / 16GB / GTX 1660 Ti
NVENCを使用する場合は、追加するNVENCアップデートに問題が生じないように、NVIDIAドライバを最新バージョンに更新してください。 (2017年01月22日 04時15分頃記載)
(との事らしいですが、たまに地雷ドライバーがあるので様子見して最新版ドライバに更新してみるのが良い)PSA: If you use NVENC, make sure to update your nvidia drivers to the latest version to prevent issues with any NVENC updates we add.
— OBS (@OBSProject) 2017年1月21日2、OBS Studio 23.0以降の新しいNVENCに関して
★古いNVENC(FFmpeg実装)との違い
□新しいNVENCに関して
OS
・Windows 10/8.1 に対応 (Windows 7は非対応)
「設定 -> 出力」 (基本の場合)
・エンコーダを「ハードウェア (NVENC)」にする。
※内部的に23.0以降はWindows 10/8.1では新しいNVENCになっています。
「設定 -> 出力」 (詳細の場合)
・「出力をリスケールする」は非対応 ※変更すると古い実装にフォールバックします。
・「GPU」変更は非対応 (変更すると古いNVENCになります。) ※変更非対応コミット
・「カスタム出力 (FFmpeg)」には表示されない。 (カスタム側はFFmpegなので別。)
「設定 -> 詳細設定」
・ 「カラーフォーマット」を「NV12」のみ対応。故意に変更した場合、新しいNVENCを利用出来ず古いNVENCに自動的にフォールバックします。
※新しいNVENCが利用されているか気になった場合は、一度出力を開始して「ヘルプ > ログファイル > 現在のログを表示」してログファイルに「jim-nvenc」の文字があるか確認!
□期待出来る効果
・「RTX20xx番台などの(Turing世代)」以降で品質の向上
・「GTX6xx番台」以降でパフォーマンスの改善
□プロセスの違い
古いNVENC(FFmpeg実装)
1、OBSがフレームをレンダリングする。
2、OBSは他のエンコーダと同じようにそのテクスチャをGPUからRAMに転送する。
3、FFmpeg NVENCはそれをGPUにアップロードする。
4、FFmpeg NVENCはそれをエンコードする。
新しいNVENC(jim-nvenc)
1、OBSがフレームをレンダリングする。
2、NVENCはそれをエンコードする。
これはOBSのパフォーマンス向上だけではなく、NVENCを使用している間にプレイしているゲームに対するOBSの影響も軽減します。1台のPCでゲームを配信して録画する人にとっては必須です。3、OBS Studio の NVENC を使用する方法
※バージョン 23.0以降の設定に関して
若干記述していますが、NVIDIAが公式に出してるガイドを参考にする事をおすすめします。
NVIDIA NVENC OBS Guide (英語ページ)
(当記事に将来的には上記ガイドを翻訳して反映する予定)
※NVENCをサポートしないGPUに関して (一覧)
NVENC support in OBS · obsproject/obs-studio Wiki
◆配信の場合
「設定 -> 出力」にある「エンコーダ」を変更する。
◆出力モードが「基本」の場合
- 配信にある「エンコーダ」より「ハードウェア (NVENC)」を選択
※Windows 10/8.1環境の方はバージョン 23.0以降は「ハードウェア (NVENC)」を選択すると内部的に「FFmpegのNVENC」から「jim-nvenc(新)」に変わっています。
◆出力モードが「詳細」の場合
☆バージョン23.0以降
- 「エンコーダ」で「NVIDIA NVENC H.264 (new)」を選択する
※「NVIDIA NVENC H.264」(22.0.2までのFFmpeg実装のNVENC)は25.0で一覧から非表示に変更されました。(一部の設定*1を使うと自動的にフォールバックします。)
*1 : フォールバックする一部設定に関して : 出力をリスケール , GPU変更を利用した時
※バージョン22.0.2まではエンコーダ名が「NVENC H.264」でした。(23.0で変更)
☆出力モード「詳細」Tips
レート制御 : 無損失(Lossless)はGTX 700番台以降じゃないと利用出来ません。
NVIDIA の GPU エンコーダー NVENC の現状と今後について #GTC15 | ニコラボ
>出力をリスケールする
「設定 > 映像」で映像をリスケールする事をおすすめします。(利用をおすすめしません)
また新しいNVENC(jim-nvenc)を利用している場合にこの設定を使用すると自動的に古い実装のNVENC(FFmpeg実装)にフォールバックするので注意してください!
>プリセット
デフォルトは「Quality」です。
エンコードがオーバーロードする場合(重い)は「Max Performance」に変更。
>Look-ahead / 心理視覚チューニング
文字にカーソルを合わせておくと説明が出ます。
>GPU : 0
デスクトップPCで複数のGPUがある場合にNVENCを実行するGPUを変更出来ます。
1枚しか搭載していない場合は、初期の0から変更しないでください。(エラーで開始出来ない)
※実際この変更はパフォーマンス低下を招くので、同じGPU上でゲームとエンコードを行うのが最善です。また新しい「NVENC(new)」の場合、GPU変更は対応していない(異なるGPU間でテクスチャ共有が出来ない為)ので古いFFmpeg実装のNVENCに自動的にフォールバックします。注意してください。※新しいNVENCの恩恵が受けれなくなります。(上にある違い参照)
※フォールバックのコミット → obs-ffmpeg: Do not allow new NVENC on gpu idx > 0
◆録画の場合
※高画質で録画だけをする場合の設定例を紹介
★録画だけをする場合は「自動構成ウィザード」をお試しください。
1、録画するゲームなどを起動しておく。(負荷がある状態にする)
2、OBS Studioを起動する。
3、メニュー「プロファイル」で「新規」を選択して新しいプロファイルを作成する。
※録画専用で設定を分ける為に、プロファイルを新規作成します。
4、メニュー「ツール」から「自動構成ウィザード」を開く
5、開いたら「録画のために最適化し、配信はしない」を選択してウィザードに従う。
◆出力モードが「基本」の場合
※録画品質で重い場合は「詳細」でプリセットを変更して細かく設定してください。
「設定 -> 出力」
・録画品質
[配信と同じ] : 配信と同じ品質で録画されます。
[高品質、ファイルサイズ中] : CQP 23(元21) / preset hq / profile high
[超高品質、ファイルサイズ大] : CQP 16(元14) / preset hq / profile high
[無損失品質、ファイルサイズ特大] : AVI形式で録画されます。
・録画フォーマット
デフォルトのmkvを利用する事をおすすめします。
mp4ファイルが必要な場合は、保存後に「ファイル > 録画の最多重化」からmp4に変換する事が出来ます。(mp4は正常に録画が完了しなかった場合、録画データが破損します。)
・エンコーダ
[ハードウェア (NVENC)]に変更する
「設定 -> 映像」※重い場合は、解像度/FPSは下げてください
[出力 (スケーリング) 解像度] : お好みで変更
[FPS] : お好みで変更
・補足事項
「録画品質」を利用した場合、音声ビットレートは「128kbps」固定になります。
「128kbps」以外を使用したい場合、出力モード「詳細」を利用します。
※注意点 : 「詳細」利用時に「設定 > 配信」が設定されている場合、音声ビットレートの設定が制限される場合があるので必ず空欄にしてください。(またはプロファイルを新規作成して録画だけの設定に変更してください)
◆出力モードが「詳細」の場合
「設定 -> 出力」
・エンコーダ
22.0.2までは [NVENC H.264]に変更する
23.0.0以降は [NVIDIA NVENC H.264 (new)]または[NVIDIA NVENC H.264]に変更する
・レート制御/CQP/プリセット/Profile
[レート制御] : CQP
[CQP Level] : 14~21 で調節する。(低いほど高画質)
[プリセット] : 初期はQuality、重い場合はMax Performanceなどに変更する
[Profile] : high
「設定 -> 映像」※重い場合は、解像度/FPSは下げてください
[出力 (スケーリング) 解像度] : お好みで変更
[FPS] : お好みで変更4、こんな時は
□ラグる場合 (Windows 10 2004を利用してる場合)
Windows 10 May 2020 Updateで利用出来るようになった「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング」をオンに変更してたら無効にしてみてください。
□NVENCを使ったのに映像がカクカクしてる!
何処が原因でカクカクしてるか確認しましょう。
配信または、録画をしながら下記ウィンドウを開いてOBSの負荷を確認します。
※これと合わせて下に記載している「PC全体の負荷確認方法」もしてください。
メニュー「表示 > 統計」を開く。(19.0以降利用可能)
各項目に関して簡単に解説
・FPS
設定値より下がってる場合は、設定(設定 > 映像)で解像度とFPSを下げてください。
・フレームをレンダリングする平均時間
高い数値(例 : 20ms以上)とかじゃない限り気にする必要がない部分となります。
※著者の環境だと0.5ms~2.0msぐらいで使えています。
・レンダリングラグが原因で逃したフレーム
数値が増える場合はGPU負荷を減らしてください。(ゲーム内のFPS制限 / Vsyncを有効など)
特にNVENCを実行している場合はGPU負荷が高いとフレームが失われます。(カクカクする)
・エンコードのラグが原因スキップされたフレーム
CPU負荷が原因で数値が増えます。(設定を軽くしたり(設定 -> 出力、映像)など、また開いてるアプリケーションの数を減らすなどしてCPU負荷を抑えてください。)
※出力は「エンコーダプリセットを低負荷に」、映像は「解像度 と FPSを下げる」
・ドロップフレーム (ネットワーク)
0より増えた場合回線(上り)が悪い ビットレート下げる。(回線変更を検討する)
※「ドロップしたフレーム」は増えないけど、右下の接続安定性インジケータが緑色/黄色/赤色と変動する場合は、Windows環境をお使い人は「設定 > 詳細設定」にある「新しいネットワークコードを有効にする」を有効にしてみて改善するかもお試しください。(ゲームのping変動が激しい場合はその下の「低遅延モード」にチェックをする)
PC全体の負荷確認方法
☆Windows 10の場合
タスクマネージャーを起動する。
CPU/メモリ/GPU(エンコード中はVideo Encodeの値)の値を確認する。
☆Windows 8.1 / 7の場合
CPU、メモリ使用率はタスクマネージャーで見れます。
GPU負荷は、下記の「GPU-Z」を使って確認してください。
☆「GPU-Z」に関して
導入方法は簡単に別記事に書きました → こちら
起動後「Sensors」タブを押し「Video Engine Load」の値を見る。
もし値が高すぎる場合、処理落ちをして映像に影響が出ます。(下記画像は100%に近い)
ShadowPlayと処理負荷が異なる為、処理落ちが起きてる場合はグラボの性能不足です。
(ちなみに著者の元使ってたGTX 680ではChromeのハードウェアアクセラレーションONで1080p 60fpsの配信閲覧しながら1080p 60fpsのNVENC録画は性能不足過ぎて出来ませんでした…)
□開始を押すと「出力開始エラー」が表示される!
「出力開始に失敗しました。詳細はログを確認してください。 注: NVENCまたはAMDエンコーダを使用している場合は、ビデオドライバが最新のものであるかを確認してください。」
25.0.8以降 (複数のエラーメッセージが追加)
※画像は26.0で翻訳された場合の画面を記載しています。
「Failed to open NVENC codec: Generic error in an external library」
「You have selected GPU %1 in your output encoder settings. Set this back to 0 and try again.」
「NVENC コーデックを開けませんでした : Generic error in an external library」
「出力エンコーダ設定でGPU %1 を選択しました。 これを0に戻してもう一度お試しください。」
※GPUが複数ある場合は1とかにしても良いですが、通常は0です。
「NVENC Error: Too many concurrent sessions. Try closing other recording software which might be using NVENC such as NVIDIA Shadowplay or Windows 10 Game DVR.」
「NVENCエラー: 同時セッションが多すぎます。NVIDIA ShadowplayやWindows 10 Game DVRなどNVENCを使用している可能性のある他の録画ソフトウェアを終了してみてください。」
※NVENCの使用セッション上限(3つまで)です。(古いドライバだと2つまで)
□エラー発生原因&解決方法 ※バージョン 18.0以降
・NVENCを3つ使用中 (3セッション)
※2020年08月30日追記
セッション制限の上限数が2→3にサイレントで変更されたようです。(06月頃?)
もしNVENCを2つ以上使う場合はドライバ更新をしてみてください。
Nvidiaが消費者向けGPUに同時NVENCセッションの最大数を3に設定(制限)しています。
例えば下記の使い方をするとエラーが発生します。
エラーが発生しないように4つ目のNVENCを利用してるソフトを終了してください。
★使い方例 (3つの場合)
1、ShadowPlayのインスタントリプレイを使う
2、OBS Studioで配信を開始する (NVENCを使用する設定)
3、OBS Studioで録画を開始する (NVENCを使用するが録画用に別設定)
4、NVENCを使用するアプリケーションを利用 (エラーが発生します)
★使い方例 (2つの場合) (制限の仕様変更前の例です)
1、ShadowPlayのインスタントリプレイを使う
2、OBS Studioで配信を開始する (NVENCを使用する設定 / 録画はしない)
3、NVENCを使用するアプリケーションを利用 (エラーが発生します)
※NVENCを3つ使用したい場合は、ドライバ更新をして解決するかお試しください。
・ビデオドライバのバージョンが古い
24.0以降は 390.77 以降のドライバが必要です。(23.0までは確か378.66)
古い場合はドライバの更新をしてください。
NVIDIAをお使いの場合 → こちら (NVIDIA公式サイト)
AMDをお使いの場合 → こちら (AMD公式サイト)
・ビデオドライバの問題
ドライバを更新したのに出力開始エラーが出る場合は、ビデオドライバをクリーンインストールをする必要があります。(ドライバインストール後はPCを再起動してください!)
NVIDIAインストーラーの場合はカスタムインストールを選択するとチェックがあります。
またはDDUを使ってクリーンインストールしてください。
・OBSアップデート後
パソコンを再起動してください。(再起動後にビデオドライバのバージョンを確認!)
・NVIDIA搭載ノートパソコン/一体型PCなど
上記PCはNVENCが表示されますが、対応していないので「エンコーダ」を「x264」か「QuickSync」に変更する必要があります。(OBS側「設定 > 出力」の「エンコーダ」部分)
・設定ミスをしている
「出力モード」の「詳細」を利用している場合、値を初期値から変えた場合にグラボ側が対応してない設定をするとエラーが出ます。その場合、設定を戻す必要があります。
設定が戻せない人は、新しくプロファイルを作成して設定を1からしてください。
(プロファイル作成方法 : 「メニュー > プロファイル > 新規」を選んで作成する)
・解像度を下げてみる
NVENCエンコーダが設定解像度に対応してなくてエラーが発生している場合があります。
「設定 -> 映像」で「基本 (キャンバス) 解像度」または「出力 (スケーリング) 解像度」を下げてみて改善するか確認してみてください。(特に4k以上の環境)
・ニコ生プラグインを利用して放送枠を取らずに配信開始を押した
エラーが出るのは仕様です。気になるならプラグイン作者に要望してください。
・ニコ生プラグインでログインに失敗している (ログイン失敗ウィンドウも出ます)
ログインが正常に出来るようにしてください。5、OBS Studio の NVENC を使用してみて
☆特徴
・GPUエンコードなので、x264(CPU処理)と比べるとOBSのCPU使用率はすごく低い。
・グラボの世代次第で「品質(画質)変化」があったり「解像度」と「FPS数値」が高すぎると処理落ちする事があります。※最新グラボ(RTX世代など)の場合は気にしなくて大丈夫
☆処理落ちしてる場合
OBS本体左下部分に下記警告メッセージが表示されます。(または「表示 > 統計」を開く)
☆OBS Studioの場合(新)「エンコードが高負荷です! 映像設定を下げるかより高速のエンコードプリセットの使用を検討してください。」
☆OBS Studioの場合(旧)「エンコードが高負荷です! ビデオ設定を下げるかより高速のエンコードプリセットの使用を検討してください。」
※警告部分を非表示に出来る設定があるので表示がない場合は「メニューバー」から「表示 > ステータスバー」を確認してチェックマークがついている状態に変更してください。
◆OBS Studio NVENC 変更点メモ (バージョン別)
OBS Studio 0.12.0 で実装されている NVENC の仕様及び変更点
-Windows 10が必須の模様。 (仕様上)
-名称 : NVIDIA NVENC H.264 エンコーダ (Media Foundation)
※Windows 10環境を持ち合わせてない為不明。 (情報募集中)
※0.14.0 リリースによりこちらは非推奨になった。
OBS Studio 0.14.0 で実装されている NVENC の仕様及び変更点
-Windows 版とLinux(コンパイル必須?)に対応。
-0.12.0 のような Windows 10 必須という事がない。
-NVIDIA ドライバVer 358.xx以降必須 (コメント情報)
-CBR (固定ビットレート)が動作していない (0.14.2で修正済み)
-プリセット : 既定・高画質・高品質・ブルーレイ・低遅延・低遅延高画質・低遅延高品質
-基本モード名称 : ハードウェア (NVENC)
-詳細モード名称 : NVENC H.264
OBS Studio 0.14.2 で実装されている NVENC の仕様及び変更点
-CBR(固定ビットレート)が正しく動作しないのを修正
-録画時にビットレートを多く使用する問題を修正 (CQP → VBRに変更?)
-プリセット高品質?ビットレートが、50000 → 22000 に変更
-ビットレート上限を増加、90000 → 300000 に変更
-レート制御が変更 今までは「CBR」「VBR」2種だったが「CQP」「無損失」が追加
※無損失は0.14.2では動作しない。0.15.0のリリースで修正済み (1コミット後に修正だった)
OBS Studio 0.15.0 で実装されている NVENC の仕様及び変更点
-0.14.2で使えなかったレート制御の無損失のバグが修正
-出力モードが基本の場合、1つのコアだけ?を使用していたバグを修正
OBS Studio 0.16.0 で実装されている NVENC の仕様及び変更点
-NVENC H.264プロファイルが設定されない問題を修正
-b-fremes設定を追加 (デフォルト値 : 2)
OBS Studio 17.0(0.17.0) で実装されている NVENC の仕様及び変更点
-内部エンコーダのネーム変更。(nvenc_h264 → h264_nvenc)
OBS Studio 19.0.0 で実装されている NVENC の仕様及び変更点
-defaultプリセットの削除 (defaultの場合、自動的にhqとして扱われます)
OBS Studio 23.0
-NVIDIA NVENC H.264 (new)を実装 (Windows 8 以降対応)
-NVENCが利用可能な場合、デフォルトエンコーダをNVENCに変更 (23.0以降にインストールした人)
-出力モードが基本の場合、自動的に新しいNVENC(jim-nvenc)に変更 (23.0以降にインストールした人)
-NVENCが利用出来ないGPUをブロックする機能を実装 (不具合で23.0.1現在ブロックされていない可能性あり)
(ブロックされるアダプタ一覧 : 720M , 730M , 740M , 745M , 820M , 830M , 840M , 845M , 920M , 930M , 940M , 945M , 720A , 730A , 740A , 745A , 820A , 830A , 840A , 845A , 920A , 930A , 940A , 945A , 1030 , MX110 , MX130 , MX150 , MX230 , MX250 , M520 , M500 , P500 , K920M)
OBS Studio 23.1
-Quadro P5000でNVENCが表示されない不具合を修正
-同じセッションで最初の出力フレームが誤って次のセッションで表示される不具合を修正
-ブロックしていたアダプタの一部を削除
(23.1現在のブロックされるアダプタ一覧 : 720M , 730M , 740M , 745M , 820M , 830M , 840M , 845M , 920M , 930M , 940M , 945M , 1030 , MX110 , MX130 , MX150 , MX230 , MX250 , M520 , M500 , P500 , K920M)
OBS Studio 23.2
-少数フレームレート(FPS)に設定してた場合のJim-nvnec不具合を修正 (59.94とか)
OBS Studio 25.0
-出力モードが詳細の場合に、FFmpeg実装のNVENCを非表示に変更 (混乱を防ぐために)
-出力モードが詳細の場合に、NVENC (new)で再スケーリングをサポート (内部的に古いNVENCにフォールバック)
OBS Studio 25.0.8
-NVENCエラーをわかりやすいようにする為のメッセージ追加
OBS Studio 26.0
-上記エラーの翻訳を追加
OBS Studio 26.1
-ブラックリストにMX350を追加
(ブロックされるアダプタ一覧 : あとで書く)
コメントでの情報 (2016年04月27日 23時10分頃記載) ※Asterさんありがとうございます!OBS StudioのNVENCの件のまとめ
・Ver0.14.0からのNVENCはWindows7でも利用可能になりました。
・ビルドする際にFFMpegのビルドをする際にコンパイルオプション『--enable-nvenc』を使用しています。
※ご自分でビルドをする際には、このオプションを使用してFFMpegをビルドして下さい。
使用せずにビルドしますと、設定項目にNVENCが出現しないOBS Studioが出来上がります。
・このコンパイルの際にSDK6.0のnvEncodeAPI.hを使用しているようです。
・この為、NVENCを利用するには最低ドライバVer358.xx以降を要求されます。
・これ以前のVerのドライバを使用している場合、NVENCの項目自体は設定欄に出現しますが、配信や録画ボタンを押してもエンコードが開始されません。
・GTX600番台の世代のグラボを使用されている方で、350番台以降のドライバを使用すると応答停止になるなどドライバの安定性が芳しくない等の理由でわざとドライバをVer347.xx等で更新していない場合は注意が必要です。
-
OBS Studio for macOS インストール / アップデート 方法解説
当ブロマガで記載してる「OBS Studio」に関して
↓このアイコンのアプリケーション↓
注 : 上記アイコンと異なる場合は、違うOBSです!
最新バージョン情報 (2021年01月09日現在)
Windows 26.1.1 / macOS 26.1.2 / Linux 26.1.1
注 : この記事はmacOS環境用
Windows向けの記事 : こちら「設定 > 音声」の「デスクトップ音声」に「既定」がない!
macOSの場合、Windowsと違い初期状態では「デスクトップ音声」に「既定」項目がなく「無効」(Disabled)しか選択肢がありません。(何もない)
「既定」を出すには、別途ソフトが必要となります。(macOSの仕様)
設定方法はページ中程に「macOSでの音声設定方法」に記載しています。
「既定」がない事で音声設定にお困りの方は、ご覧ください。
#検索ワード : デスクトップ音声デバイス / 既定 / 既定がない / 既定に出来ない / 規定「macOS 11.0(Big Sur)でOBSを使う場合の注意点
※対応版(26.1.2)が出たようです。お困りの人はアップデートして下さい!
※著者はmacが古くてアップデート出来ないので調べた情報を書いています。
・「ブラウザソース」と「音声モニタリング」を使うとOBSが起動しなくなるようです。
(対応されるまでBig Surへアップデートしない事をおすすめします。)「macOS 10.14(Mojave)以降でOBSを使う場合の注意点
※OBSでマイク、カメラ、画面キャプチャが動作しない場合
1、OBSを終了する。(起動している場合)
2、アップルメニューから「システム環境設定」を選択
3、「セキュリティとプライバシー」というラベルのついたアイコンををクリック
4、上部にある「プライバシー」をクリック
5、左側の列で「カメラ」「マイク」「画面収録」または「アクセシビリティ」をクリックしてアプリの権限を確認する。
6、OBSにチェックをつける。
7、OBS起動させる。「macOS 10.15 Catalina」にアップグレードした場合
OBS Studio 25.0+(以降)を利用してください。
公式サイト : Open Broadcaster Software | OBS
※注: 著者の所持しているmacは10.15に更新が出来ない(10.14にも出来ない)のでもしコメントでお問い合わせ頂いても調べた情報しか回答出来ないのでご了承ください。
古いバージョンのmacOSの場合 (2020年06月追記)
High Sierra(10.13)以降ではOBS Studio 25以降(推奨)を利用してください。
更に古いバージョン
できればmacOSをアップデートしてください。これらの古いバージョンのサポートはもう提供されていません。
Sierra (10.12)では、OBS 24.0.6 まで利用可能
El Capitan (10.11)では、OBS 21.1.1 まで利用可能
Yosemite (10.10)では、OBS 20.1.0 まで利用可能macOS版のOBS Studioの注意点 (お知らせ含む)
※快適に配信をしたい場合「Windows PC」を使用する事をおすすめ。
□仮想カメラを使う場合 (26.1以降)
「仮想カメラ開始」をした後にパスワード入力が求められます。
※公式版になる前の仮想カメラをインストールしてる場合は、必ず26.1にする前にインストールした仮想カメラをアンインストールしてください。
□OBSで「ブラウザソース」を追加した際にOBSがクラッシュする
22.0.2で発生した不具合です。
22.0.3以降にアップデートすると解決するようです。
□使用感・問題点 (著者の感想)
macOS(Apple)のせいで、色々機能に不具合・困る事が多いです。
上にも書いていますが、Windows PCを使うことをおすすめします。
□macOS版 OBS Studio 既知の問題 (一部公式サイトから引用)
・「ウィンドウキャプチャ」と「ゲームキャプチャ」の「マウスカーソルキャプチャ」機能は実装されていません。 ※Windows版は実装してる。
・Windowsでは正常に動作するOBSの機能が動かない (おかしい)
macOSのせいです。
・音声関連
Appleがデスクトップ音声(macに流れてる音)をキャプチャする為の仕組みを提供していないので、デスクトップ音声をOBSでキャプチャするには仮想音声デバイスまたはループバック付きのミキサーを利用する必要があります。
※記事の下らへんにmacOSでの音声設定例を記載しています。お困りの方はご覧ください。
・OBSの機能関連
「スタジオモード」を利用するとFPSが低下する。 ※25.0.5で修正
「設定 > 出力」の「出力モード」が「詳細」の場合
「Apple VT H264 ハードウェア エンコーダ」と「Apple VT H264 ソフトウェア エンコーダ」は「CBR(固定ビットレート)」を実装していないので配信で使うのはおすすめされていない。(録画にはおすすめされている) もし使う場合は「限界ビットレート」にチェックをしてください。また安定しない場合は「x264」を利用する事をおすすめします。
・ウィンドウキャプチャ
Appleが作成したウィンドウキャプチャAPIが非常にパフォーマンスが悪く追加しすぎるとOBSのCPU使用率が高くなる。ゲームのキャプチャには使用がおすすめされていない。
またちらつきが発生した場合は、画面キャプチャを利用してください。(OSアップデートで発生した問題です。 High Sierra / mojaveとかで発生するかも。)
・ゲームキャプチャ
「ゲームキャプチャ (サイフォン) / サイフォンクライアント」がmojaveだと動作しない
AppleがAPIを使えないようにしたので「Syphoninject」はmojaveでは動作しません。
現状の回避策はウィンドウキャプチャか画面キャプチャを使用する必要があります。
※もしくはSIPを無効にする方法もある模様。(著者は10.14に出来るmacがないので未検証 自己責任で。)
・映像キャプチャデバイス
「デバイス」に「キャプチャボード」が表示されない。(出ない/出てこない)
特定のビデオ入力デバイスは外部プログラム(今回はOBS)をサポートするドライバを作成していないので「映像キャプチャデバイス」のプロパティ「デバイス」には表示されません。
特に表示されないデバイス例 : Elgato Game Capture HD(Elgato HD / Elgato HD 60 / Elgato HD60s)
※Elgatoの映像をOBSに取り込む方法 (2020年現在)
HD 60Sの場合 : 「OBS Link - Setup(英語ページ)」10.14以降対応
今までの方法 : 付属ソフトの「Game Capture for Mac」を「ウィンドウキャプチャ」
※HD60 S+の場合は直接取り込めるみたいです。
□モジュラーUI表示バグに関して (20.0のみ)
◆テーマを変更したら一部表示がおかしくなった!
21.0.2以下のバージョンは、下記画像みたいなおかしな表示になるのでアップデート!
□macOS版 OBS Studioの自動アップデートに関して
◆バージョン 18.0.1 以降 (新しいビルドサーバー) 2017年08月09日以降
バージョン 18.0.1 以降を利用している場合は、問題ありません。
◆バージョン 0.16.2 未満 (以前のビルドサーバー)
OBS Studioをビルドしているサーバーが損失してしまった影響で、0.16.2以前を利用している場合は自動更新が利用出来ません。最新バージョンに更新をしたい場合は、一度手動で公式サイトからインストーラーをダウンロードして再度インストールする必要があります。
※インストール方法は下記「インストール(導入)部分」を参照してください!
◆別記事リンク
OBS Studioに関するメモ記事は → こちら
OBS Studioの分かりづらい設定紹介記事は → こちら
OBS Studioの未実装機能などの紹介記事は → こちら
#最終更新日時 2020年12月06日 21時40分頃 一部修正
#初版投稿日時 2014年05月22日
#記事作成日時 2014年06月17日
※2018/02/25 記事タイトルの「Mac」を「macOS」に変更しました。目次
1、はじめに。
2、OBS Studio for macOSをダウンロード(入手)する
3、OBS Studio for macOSをインストール(導入)する
4、OBS Studio for macOSを起動する
5、macOSでの音声設定 (ミックス方法を紹介)
6、アップデート方法
7、アンインストール方法
◆macOS向けテストコミュ1、はじめに。
※記事に情報を掲載するにあたり細心の注意を払っておりますが、それらの情報の正確性、有用性、安全性について、また最新であるか、あるいはご利用の目的にそったものであるかについて保証出来ません。
OBS Studioは、オープンソースで開発されている無料のビデオコンテンツのキャプチャ、合成、エンコーディング、配信、録画を効率的に行うために設計されたソフトウェアです。
OBS Classic(通称 : Open Broadcaster Software / OBS)を1から書き換えたソフトです。
元のOBSと違い「Windows/macOS/Linux」のマルチプラットフォームに対応しています。
macOS版は、macOS10.13以降に対応しています。(それ以下はOSアップグレード必須!)
(※要求OS変更履歴 18.0.1以降 10.8.5から10.9に変更 / 2017年08月頃 10.10以降に変更 24.0.6以降は10.12以降に変更 25.0.6以降は10.13以降に変更)
この記事ではOBS Studio for macOS (旧名称 : OBS Multiplatform)を紹介します。
◆この記事を書く為に使用したMacのスペック
iMac (MC309J/A) (2011年モデル) (OS : OS X High Sierra 10.13)
Core i5 2.5GHz/4GB/500GB/AMD Radeon HD 6750M 512MB
※使用しているiMacがmacOS Mojave(10.14)以降に更新が出来ないので10.14以降の動作検証が出来ません。掲載している内容は調べて記載しています。予めご了承ください。2、OBS Studio for macOSをダウンロード(入手)する
過去バージョン(ダウングレードしたい場合)は、一番下の「GitHub」からどうぞ。
macOSのバージョンが古いと公式サイトにアクセス出来ないのでアップグレードしましょう。
下記以外の配布先は"OBS Project(開発者 : Jim)が公式で配布"してる物ではありません。
OBSはオープンソース(ソフトの設計図が公開)の為、自由に変更が出来るので導入の際は正規配布版かどうかの確認を必ず行って下さい。(公式版では発生しない問題などが発生する為)
★公式サイトの場合 「macOS 10.13+」を選択してダウンロード!
Open Broadcaster Software | ホーム
torrent経由でダウンロードしたい場合は、右上の「ダウンロード」ページから。(2017/02/14 add)
注意事項 : 古いmacOSのSafariをお使いの場合、OBSの公式サイトにアクセスする事が出来ず下記のようなエラーが発生する事があります。
「ページを開けません ページ"https://obsproject.com/ja"を開けません。サーバー"obsproject.com"にセキュリティ保護された接続を確立できません。」
上記エラーが出た環境の方は、macOSのバージョンが10.12以降になっているか確かめてください。(左上のアップルマークより確認出来ます) 確かめてmacOSのバージョンが古い場合は、セキュリティ上の問題(脆弱性)もあるので更新をしてください。(macOS - アップグレード方法 参照)
★GitHub ※過去バージョン(旧バージョン)をダウンロードしたい場合
Releases · obsproject/obs-studio
※0.15.1よりブラウザプラグインが同封されているようです。(インストールされる模様)3、OBS Studio for macOSをインストール(導入)する
2019年12月14日にリリースされた24.0.5からインストーラーではなくなりました。
1、ダウンロードしたdmgファイルを開く
ダウンロードした「obs-mac-×.×.×.dmg」をクリック
※×はバージョン番号
2、アプリケーションフォルタに移動
「OBS.app」を「アプリケーションフォルタ」に入れる。
下記画像は26.0.2
※24.0.2までのインストール方法は記事下部に移動しました。4、OBS Studio for macOSを起動する
「アプリケーションフォルダ」にある「OBS.app」をクリックして起動。5、macOSでの音声設定方法 (ミックス方法を紹介)
※2021年現在最新のmacOSで下記方法が動作しない可能性があります。
(著者は最新macを所持していないので検証が出来ない)
この記事の方法が動作しない場合はお手数ですが、他の記事様を参考にしてください。
□初めに
使い方などは下記サイト様を参考。(画面はWindows版ですが基本動作は変わりません)
大まかな設定なども下記サイト様で学べます。(自動構成ウィザードもおすすめ)
OBS Studioの詳しい使い方・設定方法 - 新・VIPで初心者がゲーム実況するには
VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki - OBS Studioの詳しい使い方(1)
VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki - OBS Studioの詳しい使い方(2)
□macOSでの音声設定例 (PC音・BGMを流す方法)
macOSはWindowsと違いmac内の音声をキャプチャするには仮想音声デバイス(Soundflowerなど)を導入する必要があります。ここではmacOSでの音声設定例を紹介します。
☆注意事項☆
※「LadioCast」を使わない方法(mac付属ソフト AudioMIDIにある複数出力装置を使う)もありますが、自分に聞こえる音量が調節出来ない不便な所がある為ここでは紹介しません。
※仮想音声デバイスを使うのではなくインターフェイス(I/F)のループバックを使う方法もあると思いますが、著者はI/Fを所持していないのでここでは扱いません。
★注意事項★ ※Mojave(10.14)、Catalina(10.15)環境の方向け
設定したのに音声が出ない場合は、mac側のシステム環境設定の「セキュリティとプライバシー」を開いて「プライバシー」の「マイク」から「OBS」を許可してください。
Mac のマイクへのアクセスを制御する - Apple サポート
★注意事項2★ ※Catalina(10.15)環境の方向け
もしかしたらターミナルから起動またはテストビルドを起動しないと音声が出ないかもしれません。記事上にあるCatalina向けのお知らせにあるTwitterから情報をみてください。
□1、必要なソフトをダウンロード
・Soundflower 「Soundflower-2.0b2.dmg」をダウンロード
(上がダウンロード出来ない場合は「Soundflower-2×4 2.0b2.0」をお試しください)
・LadioCast
□2、必要なソフトのインストール
上記2つのソフトをお使いのmacOSにインストールしてください。
インストールが終わったら次のステップに進みましょう!
※Soundflowerインストール時に「開発元が未確認」と出る場合は、右クリックをして「開く」を選択して開くとインストールする事が出来ます。また、インストール時に拒否される場合は「セキュリティとプライバシー」で「許可」をしてください。
□3、「LadioCast」の設定
※「kawauso氏」の「Soundflower-2×4 2.0b2.0」の場合は「赤文字」を参考に!
入力1 : ご自身の使用している「マイク」を設定して「メイン」を押す
入力2 : 「Soundflower (2ch)」を設定して「メイン」と「Aux 1」を押す
※もしくは「Soundflower 1」に設定 (kawauso氏リリースのSoundflowerの場合)
※入力2はマイクゲージとのバランスを見て調節を行って下さい。(Macの音)
出力メイン : 「Soundflower (64ch)」を設定 (音量は最大に設定)
※もしくは「Soundflower 2」に設定 (kawauso氏リリースのSoundflowerの場合)
出力 Aux 1 : 「内蔵出力」もしくは「お使いのヘッドホン」を選択 (環境によりけり)
□4、macOSのサウンド出力を変更する
※必ず変更前に「ヘッドホン」か「イヤホン」をして下さい!
システム環境設定にあるサウンド出力を「Soundflower (2ch)」に設定
※もしくは「Soundflower 1」に設定 (kawauso氏リリースSoundflowerの場合)
□5、「OBS Studio」側の設定
「設定 > 音声」を開き音声設定をする。
「デスクトップ音声」デバイスだけを「Soundflower (64ch)」にする。(他は無効にする)
※もしくは「Soundflower 2」に設定 (kawauso氏リリースSoundflowerの場合)※この方法の音声設定注意点※
マイクは「LadioCast」で設定する為ここでは設定しないでください。
「デスクトップ音声デバイス」以外は「無効(Disabled)」に変更する必要があります。
もし「マイク」を設定してしまうと、マイク音声が2重になってしまいます!
マイクを直接OBSで指定したい場合は、LadioCastの「マイク」を「N/A」にして下さい。
□6、最後に
OBSにある「ミキサー」に「デスクトップ音声デバイス」が追加されてるのを確認します。
☆配信終了後はどうすればいいの…?
1、システム環境設定「サウンド」の「出力」をお使いのヘッドホンに戻します。
2、「LadioCast」を終了します。
☆次回配信時は…?
1、「LadioCast」を起動する。
2、システム環境設定「サウンド」の「出力」を変更する。
一言 : ちょっと面倒ではありますが、AudioMIDIを使って設定する方法だと自分に聞こえる音量が調整出来ないので、LadioCast側で調整出来るこの手段を紹介しています。macOSの影響でこのような方法しかないのは本当に…。6、アップデート方法
□アップデートチェック
出るタイミングは分かりませんがアップデートチェックの設定が出るようになりました。
□更新方法
手動で更新を確認したい場合は、メニューバー「ヘルプ」にある「更新を確認」をクリック
アップデートがある場合は、下記画像のような画面が表示されます。
「Install Update」をクリックして画面に従って更新をしてください。
更新時にエラーが発生する場合は、公式サイトより再度インストーラーをダウンロードして再度インストールをしてください。(インストール方法は記事上に記載してるのでご覧ください)6、アンインストール方法
OBS Studioの動作がおかしい場合にお試しください。(クラッシュする場合など)
□アンインストール方法 (再インストールしたい場合も含む)
注 : OBS Studioを起動している場合は必ず"終了"してから行ってください。
アプリケーションフォルダにある「OBS.app」と「SyphoneInject」をゴミ箱に入れてから再度インストールをする。起動出来ない場合は、設定ファイルを削除してください。
その他関連ファイルを削除したい場合は「AppCleaner」などを使ってください。
※設定ファイルをリセットしたい場合は、下記画像を参考にアクセスして削除してください。
□OBS Studio 設定ファイル場所
「/Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/obs-studio」
OBS Studioからは「メニュー」>「ファイル」>「設定フォルダを開く」で開けます。
フォルダを削除すると設定を初期化出来ます。(シーン/ソースなどのデータは消えます。)
☆Tips
Finderからの開き方 (OBS Studioが起動出来ない場合)
1、Finderを開く (顔のマーク)
2、Finder上で「Shift」+「Command」+「G」を押す
※またはFinder画面を開いた状態で「メニューバー > 移動 > フォルダへ移動…」をクリック
3、出てきた「フォルダの場所を入力:」ポップアップに書きを入力する。
~/Library/Applecation Support/obs-studio
4、OBS設定フォルダが開かれるので、ファイルをゴミ箱に入れる。
※シーン、プロファイルを残したい場合は「basic」フォルダを残してください。
#検索ワード : アンインストール / 削除 / クラッシュ / 落ちる / 強制終了
下記は24.0.2までのインストール方法
必要がないと思うので、画像は小さくしています。(クリックで原寸大)
1、ダウンロードしたインストーラーを起動
「obs-mac-×.×.×-installer.pkg」をクリックして実行。
※×.×.× はバージョン番号 / 画像はすべて編集済み (サイズ・変更内容・ユーザ名など)
※OBS Studio 0.11.1より、拡張子が .mpkg から .pkg に変更 (2016年06月07日追記)
※OBS Studio 18.0.1より、dmg配布ではなくpkgに変更 (2017年03月08日追記)
★インストーラー起動時に未確認表示が出る場合
Mac で App を安全に開く - Apple サポート
※左下にある「?」をクリックする事で開き方のヘルプが一応出ます。
Finderで「Control」キーを押しながら ダウンロードしたOBSのファイル をクリックし、メニューから「開く」を選択します。ダイアログが開くので「開く」をクリック。
※一部バージョン(0.11.1~不明)は未確認表示がなくなりましたが、また出るようになってるみたいなので回避方法を記載しています。
2、インストーラー起動
「続ける」をクリック
3、インストール先
「続ける」をクリック
4、インストールの種類
「インストール」をクリック
※カスタマイズを押すと「OBS本体」と「SyphonInject」があります。(変更する必要なし)
5、パスワードを入力
入力後「ソフトウェアをインストール」をクリック
6、インストール
終わるのを待ちましょう。
7、インストール完了
「閉じる」を押して「インストーラ」を終了します。
※インストーラーの削除を聞かれますが、お好みで。
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