みらいけん数学デー 最終回
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みらいけん数学デー 最終回

2018-03-29 21:42
    2017年1月より、神保町にて毎週火曜日に開催していた「みらいけん数学デー」ですが、先日2018年3月27日をもって最終回を迎えました。
    最終回でしたが、特に何をするわけでもなく、いつも通りダルっと過ごしました。

    みらいけん数学デーについて、詳しくは前回の記事を参照して頂きたいのですが、一言でいえば、
    「数学好き同士が集まって、ダラダラと数学の話をする場」
    です。
    当初は1年間の予定でしたが、予定を変更して、1年と少しの間、続けてきました。

    私は運営者だったので、皆さんに交じって話す日もあれば、一日中カウンターの中で皆さんが話しているのを眺めている日もありました。
    簡単にですが、約1年間、皆さんの話を聞いていて感じたことをまとめます。


    まず第一に、専門的な話はほとんど出ないということです。
    (出る日もありました)
    これはむしろ、安心した点でした。ガチ専門な話ばかりだと、私がついていけないからです。

    理由はおそらく、ほぼ全員が数学の専門家ではなく、趣味で数学をしている日曜数学者たちだからでしょう。
    趣味だから専門的でない、という話ではありません。趣味だから、皆さんの専門が被らないのです。
    もしここが学会なら、同じ専門分野の人達が集まるので、話も専門的になったでしょう。しかし数学デーは、色んなジャンルの人がごった煮になる場所なので、専門的になりにくいようでした。

    必然的に、話題はみんながわかる内容になります。学校のレベルで言えば、高校~大学2年程度の内容です。
    しかしそれよりも、学校でやらないような話題が多くありました。最近出た話題では、
    ・正三角形をn個重ねて描いたとき、できる正三角形は最大何個か?
    ・オリジナルの対戦パズルゲームを作ったので遊ぼう→どんな定石があるだろうか?
    などです。
    特に正三角形の問題については、皆さんが自分の得意分野を使って挑戦しており、とても興味深かったです。漸化式を立てて解く正統派の人もいれば、パソコンで解く人、半分直感で作図する人もいました。そして、作図で得られた答えと、漸化式で得られた答えが一致したときは、大いに盛り上がりました。


    第二は、一口に数学好きと言っても、色んな人がいるのだなぁということです。
    上述の通り、人によって好きなジャンルが全然違うという点もあります。
    ただ、それ以上に、ごく当たり前に、皆さん性格が違うのです。

    世間一般に「数学好き」というと、ステレオタイプなイメージが付いているかと思います。
    偏屈だったり、頭が固かったり、数学以外に興味がなかったり、なんでも数式で考えようとしたり。数学好きに対してそういうイメージを持っている人は多そうな気がします。
    しかし実際に数学好きが集まってみると、皆さんそれぞれ性格も趣味嗜好も経歴も全く異なるのです。数学好きは全員同じような性格をしているという先入観は、完全に間違いでした。

    まあ、考えてみれば当たり前の話です。皆さん、ごく普通の人間なのです。人間、そうそう同じ性格の人はいません。よって、全員ばらばらの性格であるはずです。
    想像の翼を広げると、おそらくこれは、他のあらゆる「○○好き」に対しても言えることなのでしょう。車好きでも音楽好きでも、動物好きでも旅行好きでも、きっとみんな違う性格の人達なのでしょう。全員同じ考え方・同じ性格の人達が集まった集団、なんてものは、存在しないのかもしれません。


    さて。
    みらいけん数学デーは、最終回を迎えました。
    ですが、今後も場所と名前を変えて、同じようなことをやっていきます。

    4月4日から、毎週水曜日17時~23時に「ソノリテ数学デー」と名付けて、同様の場を設けます。
    場所は、東京都千代田区内神田1丁目15−16 松本ビル。株式会社ソノリテ様のオフィスの一室をお借りします。
    詳しくは私のツイートをご覧ください。

    これまでとだいぶ広さや雰囲気の違う場所なので、数学デー自体の雰囲気も変わってくると思います。
    やってみないとどうなるかわかりませんが、やってみるので皆さんぜひ遊びに来てください。

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