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  • 【Mリーグ】トップ目の選択

    南2局トップ目、岡田選手の選択です。 2着目東家魚谷選手とは7900点差 この手をアガればトップ率は跳ね上がるといった状況です。 岡田選手は打 とします。 が1枚切れ、3枚待ちシャンポンよりも 6枚待ち変則3面待ちのほうがアガリ確率は高いでしょう。 しかも打 としても、アガリ逃しの裏目が1枚しかない しかし・・・僕もこう受けたい。なぜならMリーグは―― Mリーグは興行だから! 役満は非常に盛り上がる。 もちろん打 と打 が大差なら打 を選択するが ・出アガリ時の打点差が大きいこと ・順位ではなくポイントを競う競技麻雀であること もしもツモった時は素点だけでドリブンズと風林火山と40ポイント、セガサミーとは48ポイントの差をつけることができる。 出アガリも16000点確定、3面受けの最安値は8000点 トップ目でも素点を稼いだほうが良い に決まっているのだ。 だからオーラス、この点数状況でこの待ちならば 岡田選手は素点を稼ぎにリーチを打ったほうが良いと思う。 トップを獲ることが手段 目的は他チームよりも1ポイントでも上回ること 競技麻雀の目的を忘れてはならないのです。 それでもアガリ逃しが罪な状況には変わ...

    1時間前

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  • 【Mリーグ】シンプルなファインプレイ

    本田選手が5200点テンパイをダマテンに受けたシーンです。 2着3着と13300点差のラス目、供託2000点と5本場。直なら3着、マンガンツモならギリ2着を逆転できるので、ダマテンも有力な選択肢ですね。 数少ない有力な手変わりです。 打 として出アガリはどちらもハネマン確定ですが―― 本田選手はリーチを選択。 ・ダマテンでも出そうにない待ちであること ・シンプルに点差の離れたラス目であること ですね。簡単な選択に見えて―― このチャンスは逃したくない・・・ と、考える人も多いと思います。 気持ちはよくわかりますし、間違いとは言い切れませんが―― ハネツモ → バイツモ 鈴木 46300 → 45300 亜樹 14000 → 12000 茅森 17000 → 16000 本田 22700 → 26700 ハネマンツモと 倍満ツモ は結構な大差  です。 ファーストテンパイをダマテンにする人は セカンドテンパイでもダマテンを続行しそうでしたが 本田選手のファインプレイでしたね。 南3局、先制リーチを受けた本田選手の手牌です。 片現物待ち、ダマテンでも打点十分ですがどうしますか? 本田選手はリーチを選択。 トップ目親番の鈴木優選手と12800点差 マンガン...

    1日前

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  • 【Mリーグ】ナイオシステムはドリブンズに化学変化をもたらすか?

    南1局東家、ラス目のリーチを受けた渡辺選手の選択です。 渡辺選手は 、 とプッシュします。 Mリーガーで同じ選択になる人は2割くらいのイメージです。 ナイオシステム=局収支MAX打法 プッシュの時点で通っている無筋の本数は5本です。 まだ13本も無筋が残っているなら の放銃確率は低く、おそらく5%程度でしょう。 ならば親番でイーシャンテンのこの手牌、押してアガリ率を下げないほうが局収支最大になるという考え方です。 このプッシュで結果的にテンパイを入れ、裏ドラを1枚乗せ3900のアガリ、大ファインプレイになりました。 渡辺選手は親番が落ちた後も―― 上家のリーチに、当然のように押していきます! え、 Mリーガーで同じ選択になる人は2割くらいってことは、 8割が間違っているってことなの? いえ、僕はそう思いません。 仮にドリブンズのチームメイトで言えば―― 鈴木たろう選手は押しそうで 園田選手はおそらく迂回すると思います。 別に園田選手よりも、たろう選手のほうが成績が良いわけではなく、なんならトップクラスの成績を残す多井選手も迂回を選択すると思います。 Mリーガーは手牌の価値や点数状況...

    2日前

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  • 【Mリーグ】危険牌先打ちが勝負を決める

    麻雀の強者は、他家がノーテンである可能性が高い時に、強気で積極的な選択をよくします。 逆にテンパイの可能性が高まってからは、より繊細に、より丁寧に打牌を選びます。 他家がノーテンの可能性が高いと思っているにもかかわらず、なぜだか消極的な選択が多い人。… ― 木原浩一 (@sonoharasaika) September 16, 2023 本田選手イーシャンテンの選択です。 (牌図A) ピンズが見るからに高い場況、自分で を切っているとはいえソーズは比較的安い場況です。 危険牌先切りも込みで を打つかと思いましたが、本田選手の選択は でした。 ・フリテンを嫌った ・瑞原選手の仕掛けをケアした 理由はわかりませんが、本田選手にしては珍しい選択だと思いました。 同じ局、勝又選手の選択です。 7巡目から をずっと引っ張ってきましたが、ここで安全牌の と引き換えにリリースします。 裏目は激痛なのに? そもそも瑞原選手に放銃するかもしれないのに? 確かに放銃リスク、テンパイ逃しのリスクは大きいです。 しかしピンズがバカ高い場況、かつ は全員に対して無筋です。 が裏目になることも少なそうだし、瑞原選手も7巡目からずっとツ...

    3日前

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  • オーラス、マンガンツモを防ぐには?

    オーラス、ラス目の対面と8400点差の3着目です。 マンガンツモでラス落ちしてしまう点数状況ですが―― ここはラス回避ではなく 着アップを狙っても許されると判断します。 トップ目が親 = この局で終了 1着、2着が僅差 = アガリに向かうケースが多い ですね。もしも自分にアガリが無くても 自然にラス回避ができることが多い と判断するからです。 仮にこの点数状況だと―― ・ラス目の逆転条件が比較楽 ・着アップの条件が厳しすぎる ・この局が最終局にならない可能性がある ですのでドラ のから打って 自分のアガリで決着を目指したほうが良いと判断します。 裏ドラに期待して逆転を狙うことを「他力本願」ツモアガリに期待して逆転を狙うことを「自力決着」とよくいいますよね。 34789m234p56799s  出2m 裏ドラ1枚かツモアガリが逆転条件だとしましょう。… ― 木原浩一 (@sonoharasaika) September 25, 2023 このポストは裏ドラ条件の話ですが 麻雀というゲームの本質をついた話です。 残念ながらドラを重ねることができず7巡目を迎えました。 上家の仕掛けを考察しましょう。手役はホンイツ?いや、チャンタ?いや、ト...

    4日前

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  • 【Mリーグ】上振れキャッチザハンド打法

    東3局東家、萩原選手の手牌です。 上家から出た 、僕なら迷わずポンしますが―― 萩原選手はスルー、直後に を引き入れてリーチとします。 上振れキャッチザハンド打法 ポンは攻守のバランスを意識した選択 スルーは打点に極振りした選択といえましょう。 上振れ、絶対、逃さないマン! 特にビハインドの親番なら、チャレンジするのも有力だと思いますね。 結果は18000の出アガリ、僕ならたぶん3900でした・・・ トップ目で親リーチを受けている菅原選手の選択です。 4枚切れの 、決して良いとはいえない待ちですが―― 菅原選手は躊躇なくリーチ! ダマテンにする人も多そうですが 打点アップ+親リーチを積極的に防ごうとする守備意識 上振れキャッチザハンド打法 ということですね。なかなかこのリーチ打てなくないですか? ちなみに僕ならダマテンに受け、ツモ無筋 で打 シャンポンに待ち変え、アガリを逃していましたね・・・ 鈴木優選手の仕掛けは役牌×2、最終手出しは テンパイ濃厚で、打点もありそうな仕掛けですが―― 菅原選手は を選択!! 形式テンパイに成功、親番を維持しますが―― この辺りから少し菅原選手...

    5日前

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  • 【Mリーグ】練習量は正義

    岡田選手がダマテンに受けたシーンです。 打点が無い ← わかる 待ちに感触が無い ← まあわかる 赤ドラが1枚しか見えておらず怖い ← まあわかる ダマテンも悪い選択ではありません。しかし―― 引かされたドラの をどうするか? 岡田選手は迂回を選択します。 ダマテンにしたなら危険牌は止めろ 的な昔の格言ってありますよね? それって本当に正しいんですかね? 特別ドラが危険牌には見えませんが・・・・ 岡田選手は上家から出た をチーします。 形式テンパイだと思いますが、 縦引きは難しく、 縦はどちらか勝負、チーしても形が全然良くなっておらず アガリを完全に放棄し、テンパイするかもしれないツモ番をキャンセルしてまで仕掛けるメリットはないですよね。 岡田選手がチーテンにとったシーンです。 この点差で? 見た目ほど は悪くなさそうだけど・・・ ラス目の親番、 を切ったシーンです。おいおい・・・ 役牌重なりの裏目が痛すぎませんか?? 第一打 でホンイツか、中庸な選択をしたいならオタ風の だと思う。少なくても良い時の岡田選手のイメージは―― 東四局は点数無いので渋々リーチして 迂回はわ...

    6日前

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  • 【Mリーグ】2023-24シーズン、伊達選手の初戦

    伊達選手が を切ったシーンです。 赤ドラ含みの大チャンス手、これは を打ちたいですね。 絶好のツモでテンパイ。リーチは問題ありませんが―― を残さず を残しておけば、 の受け入れ以外にも 仕掛けてタンヤオに渡るルートも残るのではないでしょうか? 伊達選手が を打ったシーンです。 打牌することを不要牌を捨てる という意味で「切る」と言いますよね。 何を手牌から「切る」か?と考えるのではなく 何を手牌に「残す」か?と考えたほうが良いです。 この先、何の可能性を残して 何の可能性を見切ってしまうのが良のいか?… ― 木原浩一 (@sonoharasaika) September 19, 2023 伊達選手の意識は「ペンチャンを切る」なんですよ。 何を手牌に残すか? と考えたら全く使えない よりも の縦引き、 引き、 引きに備えて を残したほうが良いじゃないですか。 切る意識よりも残す意識 システマチックにペンチャンを 内から払ってしまう人は 残す意識 を気を付けましょう。 伊達選手が を打ったシーンです。 (牌図A) 自己都合ならば を切ってノベタン受けを残したいのだけれど、 を切っている親番の内川選手に対して 安...

    2023-09-22

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  • 【Mリーグ】何のために読みを勉強するのか

    鈴木大介選手がドラの をポンしたシーンです。 前巡が打 、ポン出しが でした。 みなさんは鈴木大介選手の牌姿をどのように予想しますか? ただの 両面ターツ落としなら ツモ安全牌→打 や、スライド、空切りなど、一手進んだかどうわからない。 仕掛けて両面ターツ落としは明らかに1手進んでますので、警戒度は、ただの 両面ターツ落としよりも高くなります。 役牌なら が残っています。正直 のトイツ落としがあるのでトイトイに見えにくいですが、1つだけハッキリわかることがあるはずです。 の両面待ちではほぼ当たらない 河には が4枚打たれ、 が1枚打たれです。 暗刻のポンテン 両面待ちが出てくる可能性は考えにくく―― ここは 打ちの1手だと思います。 何のために読みを勉強するのか? 当たり牌を止めたり、相手の牌姿を予測するためだけではなく、当たりにくい牌、たとえばこの を通してしまうために勉強するのです。 あまり読めていない人がこの を止めたとしても何とも思わないですが、たぶん僕よりも読みのスキルが高い白鳥選手が を止めるのは大エラーでしょう。 たぶん今期の1戦目 東1局の出来事ですので緊張したのでし...

    2023-09-21

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  • 【Mリーグ】今シーズンも正直怪しいな・・・と思った選択

    ラス目渡辺選手のリーチを受けた魚谷選手の選択です。 魚谷選手は現物の打 とします。 ポジ要素とネガ要素 ピンズ3面受けは言わずもがな、マンズの両面も良さげに見えるイーシャンテン。うまくテンパイできれば高打点も望める素材です。 少なくともMVPを獲得したころの魚谷選手は ネガ要素よりもポジ要素に重きを置いた判断をしていたはず。 ソーズの真ん中、ピンズの真ん中を払っていて、マンズの好形率が高そうなこと。ほのかに香る789の三色の可能性。 青字 がネガ要素です。魚谷選手はここ数年で洞察力を鍛えてきたのだと思います。 マンズの好形も合ってますし、789の可能性もいい線をついています。洞察力を鍛えた成果かもしれません。 しかしおそらくこの時点では、渡辺選手の手牌価値は魚谷選手の予想を下回っていると思います。 をプッシュしなかったというよりも、昨シーズン、またはリーグ戦などの不調によって、あるいは洞察力の向上によって 見えているポジ要素よりも、見えないネガ要素を重く見るようになった のが、魚谷選手の懸念点だと感じました。 百歩譲ってVS親リーチならばわからなくもないです。 しかし点差の離...

    2023-09-20

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