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特南の歩き方 牌譜添削version
2020-09-20 16:00110pt昨日に引き続きIさんの牌譜添削です。さてこのシーン、どうしますか?を勝負するのはやぶさかではありませんがテンパイ時に打ち出される、は危険牌です(牌図A)危険牌浮きのイーシャンテンは価値が激減の法則によりノンプッシュ、良い判断だと思います。しかしオリるにしても、なぜだったのでしょうか?おそらくIさんの思考ルーティンは――ダメだぁ・・・・ → はいベタオリーだった思うんですよね。これはちょっと思考をサボっているんじゃないでしょうか?ダメだぁ・・・・ → 他に何か良い手段はないか? → はいベタオリーこの間の太字が抜けているんですよね。(牌図A)の時点では4枚見えていました。ならば最初に選ぶ牌はではなくです。がほぼ通るわけですから、と落として粘ることも考えるべきだと思います。カウンティングを強化せよ現物以外にもほぼ通る数牌を見つけることベタオリ技術にも使えますし、粘りの技術にも使えます。何か良い -
特南の歩き方 牌譜添削version
2020-09-19 12:15110pt今日の牌譜添削はIさんです。意気込みがペンネームの方です。さて、Iさんの牌譜添削は4回目ですがもう特上卓で苦戦するレベルではないと思いますね。しかし鳳凰卓では全く通用せずフルボッコになって降段してしまったと――鳳凰卓ってどうやって勝つの??それが簡単にわかれば、僕もとっくに天鳳位ですね(笑)ひとつひとつ選択の精度を高めていくしか手段はないと思います。というわけで今回は、かなり細かくなりますが選択の精度を高める提案をしていきたいと思います。なるほど、これは5ブロック+安全牌構想ですね。この巡目では結構目一杯に受けています。しかし7巡目ゼロメンツだと後手を踏みそうですよね。しかも自分からドラも赤も見えていない状況です。 ツモ6巡目にここからを打って、7巡目はをツモ切るとか。最初の5ブロック+安全牌構想を維持する手もありますよね。手牌のスリム化をするとアガリ逃しも増えてしまいます。点数状況、巡目 -
ハイテイ消しの技術
2020-09-18 12:15110pt牌譜南1局、対面の親リーチに北家が仕掛けてゼンツしている状況です。西家・26600 ←自分東家・17200 ←リーチ北家・04300 ←副露ここで嫌なのが 東家←北家のマンガン横移動 飛び終了有のルールだと、飛び寸の人がいるだけで戦略が変わることも多々あります。ハイテイは誰??流局間際は常に考えておきましょう。副露が入っていない場合、ハイテイは南家です。ここを基準にチーやポン、カンが入った場合は1つずつハイテイがズレている というように考えます。牌図の場合、現状は東家がハイテイですね。下家から出たをポンすると東家から北家にハイテイは移動します。東家のハイテイツモが消えるメリットはありますね。しかし北家にハイテイを回してしまうデメリットは――・北家のハイテイツモ → 許容範囲・北家のハイテイ放銃 → 最悪の結果ぬぐぐ・・・ 少し微妙だろうか??大ミンカンはツモ番を1回減らすそこで思いついたの -
Q&A 放銃シーンだけを振り返るな
2020-09-17 12:00110pt今日の質問はこちら。西入サドンデスのシーンです。Q・親リーの平均打点考えたら放銃したら大体ラスるから脳死ベタオリの方が天鳳的に良かったんでしょうか・平均打点について今回は赤が3枚自分から見えていてドラが、27800点持ちの東家リーチです。ドラが暗刻ならばダマテンになりますし手役がタンピンでもダマテンになりそうですね。つまりこのリーチの打点は通常時よりもかなり低く見積もって良いということ。平均打点を考えるよりも、高打点になるパターンを考えましょう。7700放銃はラス落ちですが、その頻度はそれほど高くないと予想します。3900放銃でも2着残り、残り強無筋もまだ多く、あと3筋くらいは余裕で勝負しそうです。放銃シーンだけを振り返るなこれは去年のMリーグ、瀬戸熊プロが手詰まり、オリ打ちをしてしまったシーンですが※参照記事・徹底検証・瀬戸熊は本当にあれで良かったのか? このシーンだけを切り取って 何を -
トップ目からのプチプッシュ
2020-09-16 12:00110ptラス目の親リーチには振り込むな!古くから伝承されている天鳳界の掟です。しかも南場のトップ目とあらばなおさらのこと。トップ目VSラス目の親リーチ十段経験3回の某鉄強八段様です。手役に溺れず、ここはしっかりと――おうふ押すんですねー 押す理由としては打ってもまだラス落ちはしないであろう点差であること。トップ獲りの決定打となり得る打点 ということでしょうか。中筋のまでは押し込みますがを引かされて、さすがに迂回しました。これは某トリプル天鳳位の役牌バックプッシュ!巡目的にオリ切れるかどうかもわからない通っている無筋が少なく、それほど危険度は高くない。なるほど・・・・もちろんゼンツはしないのですがある程度はプッシュして、頃合いをみて撤退を意識する。麻雀としては普通の押し引きですが天鳳としてはどうなのか?? とされてきた禁忌のトップ目プッシュ最近では見直されているような気がします。・両面テンパイである -
特南の歩き方 牌譜添削version
2020-09-15 12:30110pt -
特南の歩き方 牌譜添削version
2020-09-14 12:00110pt今日の牌譜添削はKさんです。・字牌の扱い・ドラの見極め今日はこの2つをメインにお話ししましょう!が明らかに不要ですが、他家に鳴かれにくいタイミングで役牌孤立のをリリースしました。これは良い選択ですね。自分の狙う手役は門前リーチ、しかも門前テンパイした暁には打点も十分だからです。門前テンパイした暁には打点も十分これが重要なポイントです。対してこれはドラも赤も無い手牌です。門前テンパイしたとしても打点があまり見込めません。鳴かれにくいタイミングで役牌をリリースするのは、自身の門前テンパイに魅力があるからであり門前テンパイに魅力がない場合は、手役、役牌を重ねたアガリも選択肢に入れたほうが良いということです。というわけでこの牌姿ならではなくあまり機能しない数牌の切るべきです。オーラス、トップ目とは5100点差です。トップだけを狙うなら門前リーチは必須です。しかしながら、ちょっと厳しい牌姿ではありま -
新八段坂奮闘記3 vol.17
2020-09-13 15:00110pt参照記事・早い両面チーに対する考察 この4つの両面チーは警戒ランキングS級。しかも相手が親ならなおさらです。ドラが中張牌の場合 ~ タンヤオメインでドラが幺九牌の場合 ~ 役牌メインで警戒すべきでしょう。警戒すべき牌は何か?ドラはもちろんのこと。赤跨ぎの無筋2度受けになる可能性があるなどです。今の内に切ってしまうのはありですが相手は12000でも不思議ではありません。この程度の手牌では2副露目以降は控えたほうが良いでしょうね。タンヤオメインとはいえ初牌の役牌も相手が親であるならば絞ったほうが良いでしょう。ここでなりなりなりを打ってしまう人は現状後手に回っているという意識が足りないと思います。中張牌の危険牌先切りをしていたら思いのほか育ってしまったので仕掛けました。こうなったらドラは止まると思いますがは止まらなかったかもしれませんね・・・・ の両面チーも警戒度Aランクです。この時点で手役 -
勝負手こそ
2020-09-12 12:00110pt少しわかりにくいですが下家の仕掛けにはが通っています。さて、みなさんは何を切りますか?たぶん悩まず反射的に選択すると思うんですよね~・を選択した人正常です。おそらく多くの局面でを選ぶことになりそうです。しかしを選ぶのは、放銃を避けたいからいまこの瞬間放銃しない牌を選ぶという話であって――イーシャンテンよりテンパイが優秀な理由を考えるイーシャンテン時はアガリの可能性はゼロです。テンパイ時は1巡につき4回アガリの抽選を受けることが出来ます。つまりここでは下家のテンパイを防ぐ可能性を高めるために、を絞って打を選ぶということです。下家にテンパイを入れさせてしまうと自分のアガリの可能性が低くなってしまいます。この点数状況では放銃してしまうよりも自分のアガリが無くなってしまうことのほうが致命的です。序盤であれば役牌を重ねられる前に切る役牌を鳴けるような形になる前に切るといった役牌先切り戦略も有効です。 -
使わない色で待て
2020-09-11 18:30110pt今日は朝から目の調子が悪く、午後から眼科に行ってきたのですが、刺激の強い薬を使われて――メチャクチャ目が開けづらい!というわけで本日は過去記事再掲とさせていただきます(>_<)生放送前に復活すると良いのだけど・・・・オールスターリーグ第6節の実戦譜より捨て牌に注目して下さい。南家鈴木たろう西家竹内は明らかにやる気がなさそうなのはわかります。北家・水口唯一やる気を見せているのは上家である北家水口。しかしドラをもじもじしながら切ってきたところを見ると、まだ少し時間はかかりそう。字牌が手出しだったこともあり、は水口からツモ切られそう。それを踏まえたうえで牌図の手牌、みなさんは何を切りますか? (牌図A)凡人の僕はをツモ切ってしまいました。そしてこのツモでテンパイ。まあ仕方ないからリーチするのですが――やる気の全くみえない2人、ソーズが全くいらない水口役ありテンパイならものすごくダマテンにしたい状
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