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十段坂奮闘記・73~76戦目
2015-05-14 12:00110ptホンイツ狙い、数牌ポンから入るのはOKです。しかし起爆剤があってもまだ3ブロックのマンガン未満、オタ風はワンスルーしてみましょう。4ブロックです。こうなったらオタ風も仕掛けますねー。むむっ!! ――と、本日はここまででした。例えばこの中、対面にも上家にも当たるかもしれないですよね?もちろん見合わなそうな手牌や、自分のアガリが難しそうな巡目で押したりかなりの高確率で放銃しそうな場面で押してしまうのはいけません。麻雀は見えない部分が大半を占めるゲーム、疑い始めたらキリがありません。見えないものに慎重、臆病になることも時には大事なことだと思います。しかしながら慎重すぎたり、臆病すぎたりするのは自分の利を逸する可能性を高め、マイナスに作用すること方が多いです。当たり牌を止める技術よりも、当たるかもしれない牌をギリギリまで押せることそういった胆力の方が麻雀においては遥かに大事です。決してうまく見えな -
十段坂奮闘記・69~72戦目
2015-05-13 12:00110pt本日はマーチャオ下北沢店に17時~います。ノーレート、最高位戦公式ルールのフリー営業です。http://live.nicovideo.jp/watch/lv22020801769戦目はじっくり生放送で解説しました(TS1:28~)こちらの方も合わせてどうぞ。この点数状況。東3局5巡目なら天鳳でもスルー、7巡目なら仕掛けます。南2局以降であれば5巡目からでも仕掛けます。
仕掛けやリーチが入ってない局面での他家の進行速度5巡目 サンプルデータ418局・1672牌姿 イーシャンテン 414 (24.7%) リャンシャンテン 722 (43.1%) 3シャンテン以下 528 (31.5%) テンパイ 008 (00.4%) 8巡目 サンプルデータ132局・528牌姿 イーシャンテン 254 (48.1%) リャンシャンテン 220 (41.6%) 3シャンテン以下 040 (07.5% -
十段坂奮闘記・67~68戦目
2015-05-11 12:00110pt「麻雀に3色は無い」という主張には――主張A※yahoo知恵袋よりこういった意見が多いのだと思います。でもこういった意見は――主張B※yahoo知恵袋より主張Bのような意見に対するアンチテーゼだと思います。僕はA・B両方とも「自分の好み」を漠然と主張しているにすぎず期待ポイントを最大にする選択つまり打牌選択の優劣や損得の話とは少しずれているように思います。牌効率重視が期待ポイントを最大にする選択というわけではありません。3色が麻雀の華?でも、3色が基本中の基本?でもないことも確かです。例えば上の牌姿、ドラ2含みですのでアガりたい。しかし門前リーチを狙う道のりは少し遠そうですよね?そういった時こそ仕掛けてアガることのできる手役の出番なのです。役牌4面張+3色狙いのこの一打。7p、8p、東、白、發、中 この6牌、先に引いた方で手役を狙う構えです。「自分の好み」で3色を狙っているわけではなくどう -
十段坂奮闘記・63~66戦目
2015-05-09 12:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv219178859本日はブログマガジン杯準々決勝19:00スタートです!!ダブリー相手にそこそこの手牌なら1列目くらいは何も考えずにストレートに押してみましょう。ダブリーの愚形率も高そうですしそもそもこの手牌では、ここで現物の6sを抜いたとしても次に手詰まってしまいます。ただし、2列目に入ったら一旦我に返ってください。ネックの7pが2枚切れ、フリテン含みのイーシャンテン、現物も豊富とあらばここで撤退するのがおすすめです。南3局ラス目の親番、ここは是非とも下家にアシストしたいところなのですが下家のカン4pチーには一瞬間がありました。躊躇したチー・・・役牌バックか愚形じゃね??と疑ってしまいますよね。しかしながら、自分のこの手牌では参戦する気にならないので一応3m――最後まで下家の面倒を見る自信があればここで親への放銃リスクを負 -
十段坂奮闘記・60~62戦目
2015-05-07 12:00110pt更新予約日付を間違って入力してしまいました。本日は13:40に更新しています。誠に申し訳ございません。本日はマーチャオ船橋店17時~です!昨日のAリーグ戦は大敗でした。最終半荘、2~4着まで3000点差以内で迎えたオーラスラス目の親番での出来事。 ドラこれが11巡目。2着目、3着目は既に役有りで仕掛けているといった状況。とが全て場に見えていて、ここからアガリは相当難しそうな局面でした。上家から打たれるドラ表示牌の親権を維持するためにはテンパイが必須。どうせアガりにくいのなら――仕掛けの基本はアガリやすくなっているか打点が上がるかの2択です。ブラフ仕掛けやケイテン仕掛けは、時と場合によっては有効かもしれませんがそれをメインに狙うのではなく、同じくらい難易度の高い偶然を狙うなら可能な限りリターンの高い偶然を狙うようにということです。リーグ戦の最終半荘はラスでした。天鳳ならまだしも、リーグ戦はそ -
十段坂奮闘記・55~59戦目
2015-05-06 12:00110ptこの日は本当につまらないミスが多かった。もしかしたら燃え尽き症候群的なものがあったのかもしれない。例えばこの局面、ベタオリ選択にも正着打があります(牌図A)制限時間は5秒です。みなさんは時間内に気づくことができますでしょうか?少し前に戻ってこのシーン。対面の手出しは8pでした。下家に直前に打たれた7pには無反応だったので、89pだったり889p、899pという可能性はほぼ無いはず。もう一度(牌図A)に戻ってみてほしい。そりゃじゃ9pを打ってみようか?いやまてよ、なにか見落としていないか・・・持ち時間の間に決められずに8mを打ち、この巡目の選択。(牌図A)の時に見落とした大事なこと、さすがにここでは気づかなくてはならないでしょう。(牌図A)はツモってきた5p、当然現れた打牌候補に反応できなかったとしても仕方ないかとは思う。しかし既に手の内にある牌は事前に考えておくことができるはず。(牌図A) -
十段坂奮闘記・51~54戦目
2015-05-05 12:00110pt現物の赤5sを打って追っかけリーチとかやってないっす!ここは同じ現物ならここは9s打ちましょう!8mも5sも現物ですが、敢えて中筋の6pを打ちます。少しの放銃リスクよりも打点逃しのリスクを恐れましょう!ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!刻むぞ情熱のフリテンリーチ!!僕は羽生先生の言葉の中でもこれが1番好きです。精神論になるかもしれませんが、ここぞという時に決断できるテンションってかなり大事ですよね。これは7m切り。マンズの2度受け残しよりも4pのくっつきを見ての一打。5pが無くなったので、今度は2度受けを残す打2m。この結果はただのバカヅキですが基本に忠実な過程があってこその結果とも言えますよね?53戦目は他家の平均アガリ巡目が約8巡目流局、連荘無しの最短8局でノーホーラーのラス、見事に完封されました。続けて打った54戦目も同じようなスタートから――東2局、東家これは強烈なアガリだ -
十段坂奮闘記・47~50戦目
2015-05-03 12:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv216926106マスターズ決勝残りました!本日13:00~です!http://live.nicovideo.jp/watch/lv219552630というわけで本日の「月曜を迎えたくない人のための天鳳配信」は第24期麻雀マスターズ決勝の勝っても負けても反省配信をやります!!東1局6000オールを引いた次局の選択。南1局でこの点差ならツモ切ってもいいと思いますが、東1局なら――加カンして何も問題ないかと思います。みなさんもこの点差から「ラス回避」を意識して打つなんてことはありませんよね?後の展開を有利に進めるためリスクの前倒しここで2の矢を放つのです。これはどんなルールでも一緒ですよ。ただし分が悪い受けでは避けること。捲り合いは打点よりも形重視で。体感勝率6割以上、これくらいの自信度がなければ避けたほうが無難だと思います。ド -
十段坂奮闘記・43~46戦目
2015-05-02 12:00110pthttp://live.nicovideo.jp/watch/lv216923913本日は麻雀マスターズ準決勝、僕の出番は15:30くらいからと思われます。3半荘打って卓内上位2名が決勝進出です。乞うご期待ください!南3局トップ目VS親リーチです。2着目西家、3着目東家との点差もそうですが天鳳ではラス目南家との点差も重要なチェックポイントです(牌図A)現在27300点差――このくらいラス目と点差が離れていたらここは打3p、真っ向勝負で何も問題ないかと思いますがいかがでしょう?いや、もちろん打3mが悪いと言っているわけではなく、3pを勝負するリスクに自分のリターンが十分見合うのではないでしょうか?という話です。この選択を「ありえない!」と思う人は「放銃=悪」という固定観念に少しとらわれすぎですね。もちろん(牌図A)打3pとしたからといって全ツするとは限りません。上家の6mはポンせず(牌図B) -
十段坂奮闘記・42戦目
2015-04-29 12:00110pt最初に掲載された記事は翌日のもの(未完成)でした。14:00に記事を差し替えております。申し訳ございません。第5回ブログマガジン杯予選エントリー受付中です!現在のエントリー数は鳳南予選13名、特南予選16名です。締切は明日まで!この巡目に引いてきた白、おそらく1年前は何も考えずツモ切っていたのではないかと思います。2p、3p縦引きの良形変化逃しはまあまあ痛いですから。2mが全員に対して無筋、両面×2に不安材料がないなら安全牌を残し、ここで2mをリリースしたほうが良いと思います。テンパイ時無筋を勝負する手牌の価値と安全牌を打つ手牌の価値はかなり違います。参照記事・2段階抽選1年前は「勝負手は常に目一杯」打点負けさえしなければたいていのリスクに見合うと考えていたのですが浮き牌候補の危険度、巡目を考慮して選択の幅を広げたのが今の考え方です。将来のリスク回避効率も加味した選択が4人麻雀牌効率といえ
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