【ワンダータイム】~怪店~
探索者は同じ時間を繰り返している・・・
大森:ナ、ナンダッテー。
KP:SANチェック1d10/1d20どうぞ。
KP:<SANチェック>(1D100<=58)→14 ⇒ 成功
大森:1d10(コロコロ…) ⇒ 1 【SAN値減少】58⇒ 57 (-1)
KP:最小値ですか、やりますね。
大森:この程度は日常茶飯事さ。
大森:「ふっ、そういえば昔も何か似たような事があったな。」
KP:クールですね。
大森:店主はまだ居ますか?
KP:カウンター内には誰もいません。
KP:おそらく騒動の中で店外に逃げて行ったのでしょう。
KP:店の中には大森しか残っていません。
大森:おーけい、どこから手を付けようかな。
大森:状況を整理すると、今店内は大森1人で、客は全員逃げて行った。
大森:店内には死体が2つ。
大森:このまま外に出ると、為すすべもなく死んでしまう。
大森:そして死ぬとループする、と。
大森:キーパー、店内にはクロマニョンの死体は残っていますか?
KP:レコーダーやリュックなどは見当たらないものの死体は残っていますね。
大森:何か情報が残ってないかクロマニョンの死体を調べます。
大森:「我ながら、死体漁りとは感心しないな。」
KP:死体は端から見ても、既に絶命していることは明らかですが、
KP:指先だけが引きつったかのようにピクピクと僅かに動いています。
KP:死体の表情は苦痛に歪んだままとなっており、
KP:食いちぎられた喉元からは、おびただしい量の出血が見られます。
KP:SANチェックいっときます?
大森:タイムスリップで1しか減らない鋼メンタルが今更死体なんかで。
KP:じゃあ、SANチェック入れときます。
大森:待った。大森は過去の神話事件で腐肉の海を泳いだ人間だぞ。
KP:記憶は美化されますからね。
大森:待て待て。大量の臓物を掻き分けて、見事に舌を掴んだ男だぞ。
KP:過去の栄光ですね。SANチェック 0/1どうぞ。
大森:大森の1年のブランクはデカかったかぁ。
大森:<SANチェック>(1D100<=57)→72 ⇒ 失敗
大森:【SAN値減少】57⇒ 56 (-1)
KP:そろそろ不定の狂気が近付いてきましたね。
大森:リーチ掛かってます。
KP:あら、楽しみですね。死体の調査で何か技能振りますか?
大森:うーん、技能は何振ろうかな。
KP:私としては、技能振ろうが振るまいがどちらでも構いません。
大森:・・・あはは、何か予想できた。
大森:とりあえず<目星>だ!
大森:<目星> (1D100<=70) → 69 ⇒ 成功
KP:既に絶命した死体を調べてみますが、所持品は見当たりません。
KP:ただ、大森の視界の隅にふと何かが映ります。
KP:それは店内の床に放置されたノートPCでした。
KP:恐らく客の1人が持っていたPCでしょう。
大森:そのPCを調べてみます。
KP:PCを拾い上げて画面を見てみると、
KP:単語が記述されたテキストファイルが開きっぱなしになっていました。
・テキストファイル
TREUHERE
大森:「ふむ。TREU HEREか。」
大森:PCには他に情報はありそうですか。
KP:デスクトップには.txtファイルと、
KP:マイコンピュータというアイコンがあるだけです。
KP:これ以上は特にありません。
大森:マイコンピュータのアイコンは懐かしいな。
KP:外見MacだけどWindowsだったのかも知れない。
大森:うーん。あとは店内をもう1度見渡します。
KP:客席はひっくり返ったテーブルや割れたグラスなどが散乱しています。
大森:カウンター席には何かある?
KP:テーブル席と同じような状況だったのでしょうか、
KP:カウンターの上には何もありません。
大森:このお店に時計はありますか?
KP:壁にアンティークの振り子時計があります。
KP:古風な装飾が施され高級感のある見た目をしています。
大森:時計の針は普通に動いてますか?
KP:混乱に巻き込まれずに済んだようで、静かに時を刻んでいます。
KP:時間は5時20分を指しています。
大森:ほうほう。外はどんな感じ?音とか聞こえてきますか?
KP:店の外からは数多の悲鳴やガラスの割れる音、
KP:車が何かにぶつかる音などが聞こえてきます。
大森:「まだ混乱が続いているな。」
大森:ノートPCの持ち主は外に出て行ってしまったし、
大森:もう1つ干からびた死体ありましたよね?調べてみます。
KP:では、大森は物が散乱する店内を歩き、
KP:干からびて、骨と皮だけになった死体に近づきます。
大森:正気度ロールありますか?
KP:既にほかの死体も調べているのでここは無しで。
大森:了解です。この客が読んでいた雑誌とか落ちてます?
KP:大森は物が散乱する店内で雑誌を探そうとしますが、
KP:どこかに紛れてしまったのか、全く見当がつきません。
大森:ダメかあ。時計の時間は?
KP:5時25分ぐらいにしときましょうか。
大森:うーん、これは何か見落としてるものがあるな。
大森:一旦、行動せずに様子見します。
大森:店内のまだ使えそうな椅子を適当に見繕って、どっかりと腰を下ろし、
大森:懐から煙草を取り出して一服します。
KP:急に渋くなりましたね。
大森:「・・・フゥー。まったく。俺はまた何かに巻き込まれたようだな。」
KP:では、シーンが進みます。
KP:店内で一息つく大森をよそに、街はやがて夜を迎えます。
KP:混沌とした外の音は今やすっかり聞こえなくなりました。
大森:時計を見ます。
KP:時刻は18:30ぐらいにしときますか。
大森:一気に飛んだな。
KP:大体でいいんですよ。
大森:あ、投げたな。
KP:そうこうしているうちに、外からはあの音が聞こえてきます。
KP:フルートの旋律にも思える、非常に不快で上品さの欠片もない
KP:ただ闇雲に吹き鳴らしているだけの下品な演奏。
大森:「また、聞こえて来たな。」
KP:そして、それに続いて地面を揺らす不可思議な衝撃。
KP:建物を砕き、岩盤を貫くような巨大な衝撃が店を襲います。
KP:ダメージ1d100+1d10どうぞ。
大森:良いんだな?本当に振るぞ!?
大森:いつか事故っても知らないからな!俺はいつか2出すぞ!!
KP:2が出ても出なくてもシナリオは進みますのでご安心下さい。
大森:マジで用意してるの?
KP:あるよ。
大森:マジかよ、逆に見てみたいわ。
大森:1d100+1d10(コロコロ…) ⇒ 37ダメージ
KP:大森の体は血風となって消え去ります。
大森:(´・ω・`) しゅん・・・。
-つづく-