その11:例大祭レポと紅楼夢新刊告知
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その11:例大祭レポと紅楼夢新刊告知

2015-10-30 04:54
  • 5
ヤバイとかキツイとか言ってるうちはまだ余裕なんだよ。人間本当に追い詰められたら言葉も出なくなるんだからな。ほら、もう1ページだ。
まだいけるって。腰を痛めようが指にタコを作ろうが気にするなよ。
目の前の原稿にだけ集中する機械になるんだ。
今さら人間性なんて、持ってても辛いだけだぞ。


※岡山の方言で
「今さらですが秋季例大祭お疲れさまでした。多くの方に足を運んでいただきまして感謝感激の至りです。中には海外のキノコ切手やタケノコの里の差し入れなども頂戴してしまい、皆様の思いやりが五臓六腑に沁み渡る思い出した。(ビスケットよりクッキーのが好きなので、何気にタケノコ派です)

イベント当日は前日の深夜バスに乗り早朝に現地入り。最近は前日入りしてホテルなどでゆっくり休むことにしていましたが、次の原稿を進めたかったのでギリギリまで粘っていました。そのおかげでバス内では珍しく眠れたのですが、睡眠自体は浅かったのか眠気は残り、会場で設営を終えた後はうつらうつらとしていました。

サークルスペースはいつも通り卓上の敷物すらない体たらくですが、普段とは違うポイントも一つ。チラシの裏にその場で書き殴った「虫草標本あります」の張り紙です。寂れた中華屋の冷やし中華始めましたレベルの簡素な広告でしたが、幾人かの目には停まったようでまんまと声をかけてくるくる方達。それが罠だとも知らずに。

一瞬でも興味を引いたと見るや目の前に出される虫草の乾燥標本とキノコトーク。興味を持って質問をしたり写真を撮る方もいれば、若干引き気味の方もいらっしゃいました。まあ食いつこうがドン引こうが、分け隔てなく平等に接するのが私です。ガンガン話しました。同志を増やすんじゃい!

そうしていつも以上に喋ったせいか日頃の不摂生の賜物か、喉がカラカラになった来た頃にイベントは終了。売り子を頼んだ兄と焼肉食って帰りました。基本交通費と食事代は私が持つのですが、まあ焼肉とはいえ二人なら……、と思ってたら13000円ほどいってました。あんにゃろ、ビール飲み過ぎなんじゃ。

反省点と言うか心残りは普段より売り子が少なかったせいでろくに出歩けず、スケブ等も断ってしまったのが残念でした。せっかく来て下さった方にお断りを入れるのはとても心苦しかったのですが、空いたり混んだりの波にムラがあったのでなかなか動くに動けませんでした。申し訳ないで す。いつ混むかもわからないしキノコの話が振られるかも知れないので空いた時間はもっぱら新しく買ったキノコ図鑑に目を通していました。

読んでいたのはこちら「宮崎のきのこ」(ISBN:9784860615963)という図鑑です。名前の通り宮崎県のキノコを紹介したもので、一般的な図鑑と言うよりも文化的な側面に焦点を当てていたので文系の私にも非常に面白く読むことができました。図鑑としては学名が古いのがあったりもしましたが、キノコの地方名や食文化、それに基づくかつての生活習慣などが記載されており、文化史の記録としても有用となるのではないでしょうか。

またキノコ自体も他の図鑑にないようなものが多く、特に発光性のキノコについては仮称段階の物まで掲載されていました。キノコと言えば有名どころや珍しいものは寒い地方か高山に登らねばならないというのがキノコ屋の認識ですが、発光性のキノコに関しては逆です。ヤコウタケしかりシイノトモシビタケしかり、光るキノコ(というかラッシタケの仲間?)は熱帯性のキノコに多く見られるので、南の温暖な気候が本場です。去る九月にはツキヨタケの夜間撮影に挑み、バルブ撮影もなんとなくわかってきたので別の発光キノコにも挑戦してみたいですね。

そんな想いを抱きつつ、イベントから帰った私を待っていたのは残された原稿でした。秋季例大祭用の締切でも過去最高の修羅場だったとか言ってましたけど、さっそくの記録更新でしたね。製作中はとにかく後悔しきりで、もう一日でも早く始めていればとか、あの日遊びに出なければとか、TVを見なければとか、キノコ狩りに行かなければ……いや、これはいいか。
ともかくそんな切迫した状況でした。ほんとに最終締切過ぎた特急料金締切の20分前くらいにあとがきとか書いてました。滑り込みセーフっていうかギリギリアウトなんじゃないかな、あれは。印刷所がネット入稿を始めていなければまず無理だったと思える有様でした。
とはいえ、ネット入稿じゃなかったとしたら結局それに合わせて修羅場ってただけのような気もします。ようはギリギリになるまで動かない自分の怠惰さが招いた結果です。いつになったら学習するのか。何だかんだで毎度酷い目に遭いながらも間にあわせてしまうからでしょうか。いっそ一度落として痛い目を見れば治るのかもしれません。望み薄ですけど。

まあ、何にせよ終わっちゃえばこっちのもんですね。あとは何かしらトラブルがあっても印刷所さんと運送会社さんの責任だし。
(ギリギリに仕上げた分の非はあるかもしれませんが)

10月に入ってから雨がほとんど降らず、キノコの誘惑が無かったのは不幸中の幸いかもしれません。先日一日土砂降りのように降ったので、土曜日はちょっと探しに出てみます。いいのが見つかれば翌日の紅楼夢に持っていくかもしれません。

そういうわけで新刊告知。

11/1紅楼夢新刊「地獄からあなたへ 下」
全96p、イベント配布価格1000円)
上巻と合わせてメロンブックスさんにも委託してます

前回の時点で分厚い分厚いと言っていたのに、そこからさらにページ数が増えているのはどういうことなんでしょうか。謎ですね。

内容的にはお燐がさとりと出合い拾われた後の話がメインになってます。お空との出会いや、地霊殿での生活、さとりがいかにして支配体制を築いたかなどの妄想もテンコ盛りです。
何よりの朗報、
みんな、今回は「出張キノコ講座」がついてるぞ!

まあ締切に追われて図鑑も見ずに頭にある内容だけで仕上げたのでだいぶ薄っぺらくなっちゃったんですけど。こういうのは掲載することに意義があるんです。

そんな感じで今さらながらの例大祭感想と紅楼夢の新刊告知でした。
11/1の紅楼夢、インテックス大阪でお会いしましょう。


」の意。
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紅楼夢に買いに行くでー
59ヶ月前
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岡山の方言便利すぎィ!
59ヶ月前
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 出張キノコ講座、楽しみにしてます。
 宮崎のキノコ、旅行先の歴史民族資料館の方が「上の人がキノコ本出したんですよー」って言ってたやつだ…キノコ、世界狭いなぁ。
59ヶ月前
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やっぱり文化史的な扱いなのかな。きのこ図鑑としてはキリノミタケについてアメリカの個体との比較など詳しく掘り下げていたり、アヤヒカリタケという胞子が光るキノコについて詳しく載っていました。アヤヒカリタケは以前参加したとある観察会で話だけ聞いていたのですが、かなり興味深い生態ですね。胞子自体が光るというのは、発光性は虫を集め胞子を運ばせるためという説を後押しするものとも思えます。いつか胞子紋とってみたいです。
59ヶ月前
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 著者の方はキノコ側らしいですけどね。
 近所に売ってなくてまだ手に入れてないんですが、面白そうですね、探してみます。
59ヶ月前
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