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さつき が てんこもり と 中の人2
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さつき が てんこもり と 中の人2

2018-10-04 01:32
    さつき が てんこもりです。北海道生まれ東京育ちの30歳、作曲家です。

    前回のブロマガでは、ひきこもりながら音楽とネットゲームに明け暮れる、スクールカースト底辺どころか、属すことさえ叶わなかった、
    そんなてんこもりの少年時代を思い出しながら書きました。

    所謂「音楽の初期衝動」みたいなものは、他のクリエイターの方や、今SoundCloudなどで「新進気鋭の」と評されるような10代の作曲家達に比べ、非常に弱々しいものだった自覚があります。
    これらの感覚は、普段の僕のニコ生やTwitterをたまに覗いてくれている方であれば、なんとなく感じていただいていると思います。

    ぶっちゃけてしまえば、音楽を作るよりシコってた方が楽しい。

    世の中には音楽ジャンル以上に、古くから細分化された性的嗜好があり、インターネット上でタグ・カテゴリと関連付けられ、見やすく整理されています。
    タワレコやHMVに着ていく服は無くても、最近DMM.COMから名前を変えたFANZAや、無数のエロ動画サイトやエロ画像サイトがオンライン上にあり、例え全裸であっても簡単に新しいジャンルを開拓できます。
    中学高校生の卒業アルバムが「本心で書かないと死ぬ」という黒魔術の儀式としてオーガナイズされていたなら、
    「なりたい将来の職業」は「1位AV男優」に決まっているんです。
    そういった意味で「空は青い」と「シコるのは楽しい」は同列であり、当たり前の大前提として「シコるのは楽しい」はずです。

    じゃあ何故、人々は一心不乱に男優さんを目指さないのでしょうか。
    何故てんこもりは、作曲家を続けているのでしょうか。

    一切の隠し事も無く、コンプレックスという吐瀉物を読者の顔面に投げつける「中の人」第二回、是非みんなに読んでほしいです。
    オエーオエーゲロポイー



    前回の投稿や、今回の冒頭でも述べたように、僕は間違いなく社会不適合者であります。
    今の学生達の言葉で言えば「コミュ障」であるし、無根拠な自信からあらゆる人間をなんとなく避けがちです。
    ただ、学校に行かない事で「考える時間」が長かったため、その明示的事実に僕自身はすぐに気づきました。

    音楽的な太いバックボーンになっている着メロ制作の内職は履歴書に書くにはやや不適切な気がします。
    業務を開始する際、履歴書などの文書を提出していないし、そもそも支払いも現金ではなく電子マネーだったし。
    そもそも履歴書に内職を書いてくるやつはやべー奴だと思います。
    「職歴:株式会社○○ 着メロ制作」「勤務地:家」「本社住所:しらない」・・・。
    バイトでも雇うなそんなやべー奴。

    それ以外にはバイトも正社員の経験も30歳になるまでありません。
    偏に、外に出て人に会い、怒られたり疲弊することが怖かったんだと思います。

    僕の提唱する高尚でアカデミックな「本当は全員AV男優になりたい」論に話を戻しましょう。
    何故眼前のこの桃源郷を目指す人は現在マイノリティなのでしょうか。
    甲子園を目指したり、血豆ができるほどギターのネックを握ったり、YouTuberとして一攫千金を狙うより、
    真っ先にやるべき事がある気がします。

    おそらく「怖いから」。
    AV業界内にも切り込み、そのぶっ飛んだ企画から近年大ヒットになった映像作品「テレクラキャノンボール」シリーズ。
    出演者の男優さん達は、魅力的なキャラクター性の持ち主ばかりですが、やっぱり変わった人達です。

    なんとなく、この業界がカタギではないという漠然とした認識がありますし、
    「僕に務まるだろうか」と考えた時に、体力的な自信の無さや「お仕事は何をされているんですか」と聞かれたら今以上に困る気がします。
    こういった「怖い」が誰にでもあるから、男優さんを目指す男子はマイノリティに留まるのではないでしょうか。

    女性であっても、簡単に言い換える事ができます。
    「セクシータレント」にそのまま変換してしまうと、女性の場合はより身体的な自信が求められますし、病気のリスクもあります。
    もっと普遍的に 
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