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下請けと名画座
午後イチに打ち合わせ。
何年かぶりにイラストレーターさんと打ち合わせ。
映画の中に出てくるテレビ局のマスコットを作りのお願い。
それと主人公所属の下請け制作会社のマスコットも。
テレビ局はイメージは「トップ」
下請けのイメージは「捕食」
マスコットができると、どんな会社なのかより一層掴みやすいと思う。
そのあとは池袋の名画座「新文芸坐」で「新幹線大爆破」を観る。
名画座は映画が始まる前の宣伝が少なくていい。
新幹線を爆破しようとする犯人・高倉健の設定が下請け会社の社長。
名作に対して烏滸がましいが、同じ設定の主人公なんだなぁ、と。
下請けの苦悩を映画「偏向報道」でももう少し、入れてみようと思った。
スタッフの中で一緒に仕事をした人たちの名前を見つける。
名作を撮ってきた人たちと仕事をしてきたんだなぁと思うと、ちょっと不思議な気になった。
昼は豚肉サラダ。夜は酢飯にお刺身をのせてマグロ丼。
母親の料理で覚えているのはコロッケ、という母の日。 -
広場とリハーサル
午前中はある人と会う。
10時待ち合わせなのに、11時となぜか思い込んでいて、1時間も遅刻。
改めて申し訳ありません。
僕は映画監督だが、映画の製作にこだわりを持っている。
お金の集め方とか、映画の在り方とか。
今回の「偏向報道」もそうだが、映画が広場でありたいと願っている。
映画が広場の遊具みたいなイメージ。そんな在り方。
そこに集まってきた多くの人が、それぞれにコミュニケーションをとってもらえればいい。
人と人を繋ぐ、想いと想いを繋ぐ、そんな場所に映画がなればいいなと思っている。
そのためには作り方が大事。
なぜなら大手映画は作る最中は極秘。
なので僕はその大手が隠すところをオープンにして、映画作りを楽しみ集まってもらえるようにしたい。
基本的に僕は相手がしないところで勝負をするのが好きなのだ。
朝はそんな思いも語らせてもらいました。
夕方からは映画「偏向報道」朗読会プレリハーサル。
これもなぜ映画の前に脚本をフルオープンするかというと、広場にしたいからだ。
この映画が世の中に必要なのかを問い、必要がないならやらなくていい。
必要があるなら、一段ずつ階段を登り、大きな広場に成長させたい。
と、いいながら、音のミスを連発してしまい、頑張ってくれている俳優さんの足をひっぱってしまった。
大後悔。
明日が本番、明日の準備を今日は徹底的に。
(この先は会員様のみになりますが、最後の食事落ちです)
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自分の価値と秘密を守る職業
午前中はニコニコの営業さんにこのサイトのレクチャーを受ける。
このブログもそうだが、無料と会員のみに分けることを勧められる。
自分にあまり価値を置いていないので、自分の書くことが無料以外で読んでくれるのだろうかと疑問。
でもせっかくなので、自分の価値を確認するためにも、挑戦してみようと思う。
今回の「偏向報道」のプロデューサーさんと電話で話すと「監督はウハウハにはならない」とのこと。
儲かったお金を映画に使ってしまうので、結局はいつまでも貧乏とのこと。
それがいいかどうかはわからないけど、そういう選択が好きだから仕方ない。
一生金持ちとは無縁なのだ。
午後からはホテルニューオータニである会社さんの新春会の撮影。
ずっと自分の映画を応援してくれている社長さん。
700人のお客様。大きな宴会場。
金持ちさんとは無縁ではない自分。
久しぶりにプリンセス・テンコーさんと会う。
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