• 独断と偏見ランキング 林原めぐみ編-03.25.2014アーカイブ-

    2014-08-30 17:48

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    さて、奥井雅美、米倉千尋と来たので、
    最後は90年代のレジェンド、
    林原めぐみについても書いておこう。
    私がアニメソングを聞く流れとして、
    林原めぐみの曲が真先にあった。
    林原めぐみの曲を聴いたからこそ、
    今でもアニメソングを愛好している、
    と言える程、林原めぐみが
    私に与えた影響は大きい。


    当時は、林原めぐみの曲が、
    小室哲哉の系列を引く、
    打ち込み主体の音だったため、
    私の好みに素晴らしく合っていた、
    という事があった。
    如何せん、90年代のアニメソングは
    レコーディングの状態が悪く、
    音室も宜しくないと言われ続けていて、
    打ち込みの曲なんかは、
    その槍玉に上がっていたわけだ。
    更に、小室哲哉が業界を
    支配していた頃でも、
    この音の作りに関しての評価は低かった。
    露骨にアニメソングを蔑視する発言が
    メディアで見られたりと、
    今の業界の状態とは全く異なる、
    それは非常に歪んだ物が展開していた。



    ただ、私的には
    そんな状態でも、林原めぐみは
    業界の旗手として、八面六臂の活躍を見せた。
    役者の面でも、演じた主役キャラは数しれず、
    主題歌を執る事に関しても、
    今の業界では通常になった、
    主役を張っての歌唱を体系化させた。
    この人あっての、
    今のアニメソングの形態だ。



    と言う訳で、90年代において、
    アニメを嗜んだ人にとって、
    林原めぐみは特別な存在だ。
    私としてもそれは同じだ。
    ただ、長々とだべっても
    しょうがないので、
    今までどおり、5曲順位付けしてみる。


    5位:faint love(2002)



    MAD動画 フルコーラス

    歌詞はこちら


    オープニングテーマでは珍しく表題曲ではなく、
    更に、同じアニメの挿入歌が入っているベストに、
    この曲が収録されていない、と言う、
    なかなかに扱われ方が雑な曲のように思う。
    だが、しかし。
    この曲で表されている感情は
    あまりに痛いほど伝わって来る。
    叶わぬ恋に引き裂かれそうなその心を
    どうしようもないのが良く判る。
    恋の歌の中でも、あまりに悲恋なように思う。
    林原めぐみの曲で、恋の歌はそこまで多くはないが、
    その中でも、群を抜いて、感情で理解出来る。
    痛みが伝わる曲だと思って良い。



    4位:Successful Mission(1996)



    歌詞はこちら




    この曲は、林原めぐみが
    テレビで歌唱した事で一部では有名です。
    まさか、本人が出てきて歌うことは
    当時では全く想像のつかない事で、
    林原めぐみ自身もそういうテレビに出て、
    という思想は持っていないと思っていたので、
    本当に泡を食いました。
    曲としては本当に素晴らしいのですが、
    顔出しはいかがなものか、
    歌もうまく行ってなかったし。
    このテレビ出演は残念なものでした。
    さてさて、そんな事よりも
    アニメの主題歌としては、
    この上ない程のマッチングを見せてくれました。
    faint loveとはまた違う方向ですが
    戦い、守る立場にある女性の気持ちが
    赤裸々に表されています。
    「あやつり人形のような毎日の中で」
    「からくり人形の瞳の奥」
    アニメのヒロインの事をよく表している
    表現も見事です。



    3位:A HOUSE CAT(1998)



    歌詞はこちら


    1998年、林原めぐみは
    シングルを5タイトル切っています。
    その中で一番ヒットしているのが「~infinity~∞」
    そして、その逆に一番セールスが悪いのが
    この曲だったりします。
    ですがですが、この曲はそんなもんじゃありません。
    この曲は、非常にかっこいいです。
    個人的にはリズムの流れが最高だと思います。
    林原めぐみで、こういうカッコイイとか、
    リズム隊がという曲はほかになく、
    異色の作品と捉えて間違いないです。
    歌詞においても、なんだ。
    気づいたら5~3位迄、恋心の歌じゃないか。
    これまで以上に真っ直ぐに、
    積極的に恋をしている様子が伺え、
    それが非常に愛らしく思えます。
    音の雰囲気はそういう気持ちの
    真っ直ぐさの表れのように思えます。




    2位:Breeze(1997)



    歌詞はこちら

    5位同様、この曲も
    アニメ作品のオープニングテーマですが、
    異例の表題曲ではないです。
    ただ、表題曲である
    「don't be discouraged」と比べて、
    十分に勝る言葉がこの曲には
    散りばめられています。
    両曲は表裏一体なものです。
    「don't be discouraged」は前へ推し進めていく、
    逆に
    「Breeze」はどこか、後ろを振り返っていく。
    そして、「Breeze」の方がより、
    人と言う物がどういうものかを言葉にして、
    それでもなお、戦おうとしていく気持ち。
    そんなものが十二分に表されています。
    この歌詞の中でも
    「諦めない心なくさずに」
    2コーラス目のサビの終わりの歌詞。
    歌詞の内容の絡みが最高です。
    林原めぐみの曲は非常に前へ、前へと、
    我が道を行く歌詞を多く送り出している中で、
    こういう俯瞰しているものは珍しく、
    非常に気に入っています。
    1回聞いただけで、心打たれました。




    1位:Give a reason(1996)


    歌詞はこちら


    最後の最後でベタな曲を選曲です。
    この曲は、林原めぐみ最大のセールスを記録した曲であり、
    声優で初のオリコントップ10入りを記録した
    アニメソング史に残る金字塔です。
    それを選んでしまうのは、
    やはりこの曲が今、私がアニメソングを聴く上で、
    大きな地盤になっているからにほかなりません。
    この曲があってこそ、
    今でも、アニメソングの事を信頼し、
    続けて耳にしていく事が出来るのです。
    当時の私は、この曲にそれだけの価値を見出しました。
    言う事もなく、この曲が持つ、
    強い力、オーラとも言うべき物が
    今でも私の心を捉えて離さないのです。
    私の音楽を語る上で、
    この曲を外す事は出来ません。
    90年代は名曲が非常に多く、
    アニメソングは埋もれてしまいます。
    それでも、この曲はその名曲たちと
    対等に戦える力があります。
    今聴いて、それを十分に確認しています。



    さてと。
    林原めぐみというと、
    90年代のアニメソングの象徴であり、
    その頃のアニメファン誰しもが、
    何かしらの思いを持つ人です。
    その分、世代が変わると、
    全くわからない状態になる事が、
    少々悲しく感じられてなりません。
    林原めぐみを押す人は30代。
    少し古い人扱いされてしまうようになりましたが、
    今、再確認するべきです。
    林原めぐみの存在を、価値を。
    過去の遺物などではありません。
    今なお、光を放っています。

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  • 独断と偏見ランキング 米倉千尋編-03.24.2014アーカイブ-

    2014-08-29 09:57

    このブログの原作はこちら

    奥井雅美と来たら、

    次はこの人聞くしかないでしょうが。
    スターチャイルドレーベルを支えた3人。
    その一人となる、米倉千尋。
    クリアで伸びのある歌声は唯一無比。
    この人の歌声は、今の業界においても、
    十分過ぎるほど誇れる物だと私は信じてやまない。
    そんな米倉千尋を聞きながら
    改めて順位付けするのは難しい。
    だが、そこを敢えてやって見るわけだ。
    今日も出すぞ、ランキングを。


    5位:嵐の中で輝いて(1996)



    歌詞はこちら


    知っている人ならば、
    「いきなりこの曲なの?」と思うでしょう。
    そうです。わたし的にはこの位置なのです。
    確かに、この曲は米倉千尋との出会いの曲なので、
    非常に思い出があったりします。
    この曲はOVAの主題歌なので、
    普通であれば知る機会はないのですが、
    某アニメソングのチャート番組で
    上位をキープしていた事がきっかけで、
    非常に耳にするようになりました。
    その後、多くの人がこの曲を
    知っているのに驚きました。
    OVAというのは、テレビアニメと比べると
    見ている人が少ない分、認知度は低くなります。
    この作品がリリースとなったのは96年。
    DVDすらなく、LDの時代だったことを考えると、
    なおさら、知っている人が多いのは、
    むしろ不自然なようにすら感じました。



    4位:遠くへ(2000)



    歌詞はこちら


    この曲は、果てしなく広がるイメージが
    大好きだったりします。
    2000年はパンク的な音を使った
    バンドサウンドを打ち出していて、
    この年に出た作品は非常に好みに合います。
    その中でも、この曲の未来に光を感じさせる、
    無限の空間を思わせてくれる。
    2000年当時、これから先においても、
    この曲はずっと記憶に残るだろう、
    そう思っていました。
    今、米倉千尋のシングルを聴き直して、
    そう言えば、すごく前を向けたものだと思います。
    今は、少々苦境ではあるものの、
    こういう曲により光を受けているように思います。



    3位:Butterfly kiss(2001)



    歌詞はこちら


    この曲に関して言えば、
    感情を揺り動かすメロディの展開に
    私は愛着を持っています。
    現実に足をつけて、
    メッセージの強い曲を多く出す米倉千尋ですが、
    この曲は非常にファンタジックな歌詞で
    アニメソングとしての整合性が抜群です。
    新しい米倉千尋をこの曲に見た気がしました。
    これ以降は、同じクリエイターとの
    制作が続いていくため、
    まずはその事でいうと序章だったと思っています。
    しかし、その序章にして、
    このレベルの曲が出てくるとは
    本当に素晴らしく思います。
    この曲を聴いて、心動かされて欲しいと思います。



    2位:僕のスピードで(2005)



    歌詞はこちら



    2位、1位は奥井雅美の時と同じく、
    私が今の障害に見舞われた際に、
    私を支えた、心の名曲が続く事となります。
    この曲は何より、自分を認めていいという
    メッセージが、非常に強く残ります。
    自己否定しかなかった私にとって、
    そう言う言葉がどれだけ心に沁みた事か。
    障害からの回復が見られた時、
    この曲がどれだけ私を勇気づけたでしょう。
    この曲は非常に暖かい曲です。
    前へと向かって立ち向かっていくイメージではありません。
    ですが、この曲には、根深い強さがあります。
    それを、今苦闘を続けている人たちに感じて欲しい。
    そして、これからの戦いへの力として欲しい。
    そのことを願って、私はこの曲を選びました。



    1位:ALIVE(2006)



    歌詞はこちら


    米倉千尋の曲の中で、
    一番泣きのメロディはこれなんじゃないか、と。
    この曲に込められている意志は
    やはり、希望や夢へ向かい、
    戦いを繰り広げている事を表している。
    それだけに、「僕のスピードで」同様に、
    私の傷んだ心を激しく揺さぶりました。
    この曲は非常に鋭さと、パワーを持っているので、
    私は嫌が応にも、
    臨戦態勢に気持ちが切り替わります。
    激しく高まります。
    私の今を導き出した曲の一つとして、
    私の音楽を彩る最大レベルの曲と言えます。



    2位、1位の曲は聴くと、今でも涙が出ます。
    それだけの事が私には起きて、
    それを乗り越えてきた事の証です。
    生きている実感にも繋がるものです。
    米倉千尋は、私を支えた歌手の一人。
    尊敬に値します。素晴らしい方です。



    米倉千尋の最大ヒットは「WILL」なのですが、
    残念ながら、私の中では圏外だったりします。
    暖かすぎる、悪い言い方をすると温すぎるのです。
    同じ「封神演義」の曲であるなら、
    「ALIVE」の方が進化しています。
    生きる力を与えるという面で言うなら、
    雲泥の差ではないか、と思うくらいです。
    「WILL」は良い曲ですが、
    その点私に響きませんでした。



    と言う訳で、この5曲は銘に刻むべき曲です。
    誰がなんと言おうと、この曲たちは名曲で
    しかありません。この気持ちが伝わるかな。
    伝わると良いんだけどな。


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  • 独断と偏見ランキング 奥井雅美編-3.21.2014アーカイブ-

    2014-08-28 10:05
    さてさて、と言う訳で、
    昨日は明らかな敗北を感じてしまったのだが、
    なかなか変わった事を打ち出そうとしても、
    なかなか思い浮かばない。
    更に、未だに進まない部屋にあるCD群の整理。
    盤とジャケット、プラスチックケースの分解、
    盤とジャケットの保存と、ケースの破棄。
    数千枚あるだけに、そう簡単に終わる訳もなく、
    そのさなかに音楽をかけながら、
    などという事をここ2,3週間やってた感がある。
    そして、昨日は坂本真綾を聞きながら、
    ちょっとばかり、腰を据えてやろうとしたら、
    昨日書いたザマなんだな、これが。
    ひとまず、他の音楽でも聴いて気を取り直すか。


    それで、またアニメの方向を聞いてしまうのが、
    ここ10年で身についてしまった性になるのだが。
    と言う訳で、何の気なしに奥井雅美を聴き始めてしまう。
    奥井雅美は私の音楽の始め始めとなる、
    95年周辺から耳にしており、私としては
    非常に関わりの大きいアーティストだったりする。

    聴きながら、
    奥井雅美のシングル曲で、順位付けしてみる事にした。
    今までの、私の聞いていた音楽の中でも、
    非常に愛好していた部類の物なので、
    少しばかり熱くなってみる。


    5位:naked mind(1996)



    歌詞はこちら



    これが奥井雅美が当時掲げた、デジロックの典型ですよ。
    随分と似非だと言われ続けた、この手の音だけど、、
    私としたら、非常に判りやすく、聞きやすいんですよ。
    こういう音は私の大好物ですな。
    その事はもう20年間変わりありませんで、
    この曲を聴いても、気持ちが非常に高まるのですよ。
    スレイヤーズのラジオドラマの主題歌なので、
    奥井雅美の中でも、シングルでは知名度は低めかな。
    90年代後半においては、多くのアニメとのコラボがあり、
    ヒット作も生まれている事を考えると、
    かなり注目度の低い楽曲だけど、いやいやいや。
    奥井雅美とプロデューサーである矢吹俊郎の事を知るなら
    この音を外すわけには行かないのですよ。



    4位:輪舞-revolution(1997)



    歌詞はこちら


    ここで、これが来ちゃうんですよね。
    奥井雅美を知っている人なら、まずこの曲でしょう、
    という話になるのです。
    むしろ、奥井雅美だとこれしか知らない。
    なんて声などごまんとありそうですが、
    ここは私はこの位置なんですな。
    少女革命ウテナ:
    90年代後半において高評価を得た作品、
    劇場版も制作されて、一つの金字塔となっている。
    アニメファンなら知っておいてね、というレベル。
    その主題歌だけに、インパクトは大きい。
    勿論、私としても、当時の主題歌作品では
    群を抜いて大好きな楽曲だったりする。
    でも、メッセージ的には個人的な話で
    申し訳ないけど、そこまで響いて来なかった。
    アニメにはバッチリだったのは問題ないのだけど、
    好み的にはどうもね、と言う事。


    3位:only one,No.1(1999)



    歌詞はこちら

    日々の暮らしの中で、色々と行き詰まりを感じたり、
    なんか、しんどいなと思う時には、
    この曲が思い浮かんでくるんだな、これが。
    同じような事を言っている曲に
    「世界に一つだけの花」なぞがあるのだけど、
    私としては、断然こちらの方が上だね。
    聞けば判るでしょう。歌詞には非常に近い感覚を感じるし、
    言葉も割と単純に表現されている。
    「持ってるonly one,早く気付いて。」
    このフレーズが最たるものなのかな、と。
    何かを追いかけている人、求めている人。
    変わろうとしている人、前へと進もうとしている人。
    どんな足掻いている人たちにおいても、
    この曲の言葉は多くのものを感じさせてくれるはず。
    「世界にひとつだけの花」が
    某番組で得票数1位とか言ってたけど、
    それなら、この曲だって同価値だよ。



    2位:太陽の花(1998)



    歌詞はこちら

    いやはや、奥井雅美の曲の中で、
    一番切なさで心をえぐられる作品ですよ。
    絵の通り、アキハバラ電脳組という
    アニメのエンディングなんですが、
    そのアニメの言わんとしている事の数倍切ないですよ。
    「大好きな人に大好きと言える強さを持っていたい」
    「会いたいときに会いたいと言える弱さを持っていて」
    この歌詞の対比が素晴らしくて、素晴らしくて。
    全体の歌詞に流れる強さと弱さ、
    心の痛み、そういうものを是非感じて欲しい。
    アニメの絵からしてアレなんですが、
    アニメ作品との連動を抜きにしても、
    この曲の持つ根は非常に深く、鋭いです。
    いやあ、涙なしでは聞けないですわ。



    1位:Birth(1998)



    歌詞はこちら


    別にね、
    アキハバラ電脳組が好きなわけじゃないんですよ。
    あのアニメ自体は非常にビミョーだったのでね。
    ええ、見てはいましたよ。見ては。
    作画崩壊の回なんか、笑いが止まりませんでしたさ。
    殆どが崩壊してましたけどね。
    なので、中身自体はう~ん、なわけです。
    でもね、この曲の歌詞において、
    私は支えられた所があります。
    特に、私が今の障害で一番おかしくなっていた頃、
    何も感じられなくなり、何も考えられなくなって。
    その中でも、この曲は私に入り込んで、
    私を立ち直らせるのに、大きな力をくれた。
    今、この曲を聴くと、当時を回帰し、
    自然と涙が流れてくるのがわかる。
    生きる力をくれた曲として、私の中に深く刻まれている。
    生きる事にしんどくなっていたり、
    大変な思いをしている時こそ、
    この曲が寄り添ってくれると思うわけで。


    あ~、90年代だけだ~。
    だけど~、90年代の奥井雅美は神。
    これを聞かずして、アニメソングは語れないよ。
    蔑ろにしている若い世代には絶対に聴かせないと、
    いけないですわ。
    奥井雅美は私の青春。私に大きな力をくれました。
    それは忘れる事はなく、今でも息づいている事。
    聞かせたい、是非聞かせたい人だ、この人は。
    心から思うよ。