PL1人用インセイン シナリオ「大学」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

PL1人用インセイン シナリオ「大学」

2015-03-14 00:00



    「第5回うっかり卓ゲ祭り」にて私が公開した動画内で使用した、インセインのオリジナルシナリオ「大学」を適当に投げておきます。インセインを遊んでみたいけど友達が少ない方、ただの物好き、今春留年された方、どなたでもどうぞ。

     また、動画内で行われたセッション後に、シナリオの細かいところに修正を加えてるので、動画を見て遊んでみようと思われた方は一応ご注意ください。微妙に変わってます。
     最後に、当然ですがこのページは動画のネタバレ満載です。ネタバレが嫌な方は先に動画を見てしまいましょう。



    (最終更新日:15/6/29)


    PL1人用インセイン シナリオ「大学」


    GM向けシナリオ概要

     タイプ:特殊型 リミット:3 人数:1
     単位を取得しよう! PL1人用インセインジョークシナリオです。しかし難易度は決して低くありません。


    使用狂気

    「広がる恐怖」「盲目」「現実逃避」「恐怖症」「かんしゃく」から4~5枚。枚数は難易度調整です。4枚だとそれなりに鬼畜っぽくなります。


    使用シーン表

    「本当は怖い現代日本シーン表」


    各種情報

    ・PC1の使命(ハンドアウト)

    「あなたは何の変哲もない大学生だ。あなたの使命は平穏無事にこの大学生活を乗り切ることである」

    ・PC1の秘密

    「ショック:PC1。ホラースケープ。あなたは実は単位を取り違えている。不要な単位を過剰に取り、必修の単位を取り損なっているのだ。もし次の試験で三科目のうち一つでも落としてしまえば留年が確定する。あなたの本当の使命は「「プライズ:単位」を取得する」ことだ。「先輩」、「親」、「学友」のハンドアウトが公開される」


    ・場所:掲示板

    概要「掲示物が乱雑に貼られている上に、構内の三か所に点在しているため、必要な情報がなかなかみつからない」

    秘密「ショック:なし。よくよく探してみるとそこには、あなたとあなたの友人「高山亮二」を、あなたの学科の教授「須崎孝弘」が呼び出している旨の記載がされている。「高山亮二」と「須崎孝弘」のハンドアウトが公開される」


    ・NPC:高山亮二

    概要「あなたの友人。それなりに仲はいい」

    秘密「ショック:全員。昨日、須崎孝弘の研究室を出た後、絶叫しながら大学構内を走り抜けていった姿を目撃されている。現在は行方不明になっている。「情景」で恐怖判定。」


    ・NPC:須崎孝弘

    概要「あなたの学科の教授。今まで直接あなたと関わったことはないが、学生想いで人が好いことで有名」

    秘密「ショック:全員。最近、一部の学生を呼び出しては何かを行っているらしい。具体的に何をしているのかは不明だが、彼と接触した直後、失踪した者もいるらしい」

    (追記:このハンドアウトの調査はあくまで「須崎孝弘」という人物に対する調査なので、PCがこの情報を須崎本人に尋ねないよう描写は工夫してください。呼び出しの件に関してPCが触れた場合は、会議や講義を理由に、放課後改めて研究室に来るよう促してください。)

    ・NPC:先輩

    概要「とにかく今は少しでも助けが欲しい。こんなとき頼りになるのは……先輩だ!」

    秘密「ショック:なし。そういうことならいいものがある! あなたは「プライズ:過去問」を手に入れる。」


    ・NPC:学友

    概要「とにかく今は少しでも助けが欲しい。こんなとき頼りになるのは……学友だ!」

    秘密「ショック:PC1。お前のためなら仕方ない……とっておきの方法がある! 「学友」は「悪友」だった! あなたは「プライズ:カンニングペーパー」を手に入れる」


    ・NPC:親

    概要「これはもう、予め親に話しておいた方がいいだろう……。正直に言って保険をかけるんだ」

    秘密「ショック:PC1。あんた…留年は許さんよ。留年は許されない! ここで留年すれば、強制退学の上、家業の刺身の上にたんぽぽを載せる作業に一生を費やさなければならない! 「拷問」で恐怖判定。」


    ・プライズ:過去問

    概要「今回の試験の過去問。クライマックスフェイズに一度だけ、判定の達成値を+2することができる。ただしこのプライズを使用する場合、ダイスを振る前に宣言すること。」


    ・プライズ:カンニングペーパー

    概要「手のひらで上手くカモフラージュできるカンニングペーパー。クライマックスフェイズでの儀式判定を一度だけ、目標値5での判定に出来る。このプライズの秘密を調べるには「効率」での補助判定に成功しなければならない」

    秘密「ショック:PC1。このプライズを使用しての判定に失敗した場合、一切の振り直しは許されず強制的にセッションは終了し、バッドエンド表を振らなければならない」


    ・プライズ:単位

    概要「キンキンに冷えてやがるっ……!! あ…ありがてえ…!!」

    秘密「本当にやりかねない……! 単位1つのために…カンニングだって……!」

    (追記:秘密は宣言だけで開けます。また、このプライズの情報に全く意味はないので、GMさんのお好みで改変してくださって構いません)


    シナリオ本編

    ・導入

     本シナリオではPC1はスタート時点で、ハンドアウトの表側だけを参照でき、自身の秘密はシナリオを進める中で明らかになる。PLには敢えて「あなたに秘密はない」とウソを教えてもいいかもしれません。
     試験を三日後に控えたPC1。もうすぐ長い長い春休みを目前にしたPC1の元に、一通のメールが届く。送信元は大学事務。その内容は「このメールを見た者は至急、学部の掲示板を参照すること」とだけ書かれたものである。「掲示板」のハンドアウトが公開され、セッションスタート。


    ・マスターシーン1

     1サイクル目終了後に挟む。夕刻、随分と薄暗くなった学部棟を歩いているPC1を叫び声が襲う。この建物内での叫び声だということは間違いないが、具体的にどこから聞こえたものかはわからない。描写は以下を読み上げる。

    「うわああああああああ!! 突如あなたの鼓膜を、中耳ごと引き裂かんとするかのような叫び声が襲う。それは確実にこの建物内からの声だったが、一体どこから聞こえて来たのかはわからない。廊下のずっと奥から聞こえたような気もするし、あなたの、そう、まさにあなたのすぐ耳元で、聞こえたような気もする……」「物音」で恐怖判定。

     ちなみにこの叫び声は単位取り違いどころではなく、履修忘れまでしていた「高山亮二」の、留年確定宣告による断末魔の叫びです


    ・マスターシーン2

     2サイクル目終了後、須崎孝弘に会うかを確認した上で、会うことを選択した場合に挟む。以下を読み上げる。

    「薄暗い、須崎の研究室。デスクの上にはよくわからない機械や、液体の入った試験管、レポート用紙などが所狭しと置かれている。須崎は、そこにかけたまえ、と木製の丸椅子を促した後、少しの間黙り込み、ついに口を開く。……実はキミは……進級できないかもしれない」ホラースケープ・会話。PC1の秘密を公開する。

     不条理な内容は全部ショックによる幻覚で片づけてください。演出内にのみ出てくる人は以前留年した知り合いとかでこじつけてもいいかもしれません

     このマスターシーンは「掲示板」の調査判定に成功したことを前提に行っています。1サイクル目で「掲示板」の判定に失敗し、2サイクル目で成功していた場合は、3サイクル目にこのシーンを作りましょう。その際、マスターシーン3は不要です。3サイクル連続で失敗した場合は知りません。とりあえず試験だけ受けさせとけばいいんじゃないでしょうか

    ・マスターシーン3

     3サイクル目終了後に挟む。クライマックスへの導入。PC1は試験に向かう。間近に迫った試験に「時間」で恐怖判定。


    ・クライマックスフェイズ

     以下の内容をそのまま伝えれば良いでしょう。儀式はインセイン公式HPの儀式シートを使うと見やすくなります。

     戦闘は「儀式」システムによって行う。儀式名は「期末試験」、参加条件はPC1、ペナルティはすべて「失敗した場合、未公開の「狂気」を一枚顕在化する。未公開の「狂気」が無い場合、「狂気」を新たに一枚得る」、儀式の順番は任意、指定特技は「数学」「教養」「天文学」。この戦闘の勝利条件は儀式を成功させる以外にはない。また、この戦闘では「逃走」を選択することが出来る。判定は不要だが「逃走」を選んだ段階で戦闘は敗北となる。

    エネミーは「現象」のエネミー「試験」。このエネミーに対して、命中判定を行うことは出来ない。プロットは6をとり、アビリティはオリジナルアビリティ「難問」のみを持つ。アビリティの詳細は以下。

    「アビリティ:難問。命中判定は自動成功。対象となったキャラクターは「知識」分野からランダムに選ばれた特技で恐怖判定を行う」

     この戦闘に勝利した場合、戦果として「プライズ:単位」を得ることができる。


     バッティングした場合は、試験の日に限ってお腹が痛くなるとかいうアレで片づけましょう。ストレスによる胃痛などでもいいです

    (追記:もしPCが「知識」分野に2つ以上修得特技を持っていた場合、儀式判定が非常に楽に進んでしまうので、「難問」の指定特技を完全にランダムにすることでバランスが取れるかもしれません。その場合「難問」の説明文の「「知識」分野から」の記述を削除してください。なぜそのような難問が出るかは教授の無茶振りとか言っておけば誤魔化せるでしょう)


    (追記の追記:動画内で使用した儀式シートです。ご参考までに。どの段階から始めても構いません)



    ・エンディングフェイズ

    (1)戦闘に勝利した(単位を取得した)

     PC1が春休みを無事に迎え、また4月、桜の舞う大学に新たな学年となって向かっていくシーンを描写して終わり。

    (2)戦闘に敗北した(単位を取得できなかった)

     薄暗い工場の中、ベルトコンベアーから流れてくるパックの刺身の上にPC1がせっせとたんぽぽを置いていくシーンを描写して終了。


    (3)バッドエンド表を振った(狂気の山札がなくなった、カンニングに失敗した)
     バッドエンド表の内容に従ってください。単位とは恐ろしいものです。


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。