【連載4回目】映画の歩き方: チュニジア『スター・ウォーズ』編(補足)
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【連載4回目】映画の歩き方: チュニジア『スター・ウォーズ』編(補足)

2014-09-27 07:33
    ▼第004号
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    映画の歩き方®
    チュニジア『スター・ウォーズ』編(補足)
    CONTENTS WALKER
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    前回のスター・ウォーズ編(後)は、
    かなりの方に楽しんでいただけたようで、
    有り難いです。

    今回は補足編。


    主に帰りのルート。例えば…

    1.和やかな銀行の両替
    2.革命の傷跡の交通事故助長
    3.綺麗な観光地
    4.筆箱の話
    5.映画館に取り残される話


    などなど。
    この章のスター・ウォーズ要素はほぼありません。

    どちらかというと、失敗談が多いような。
    また、次回から『ロッキー』編になります!

    ▼こんなところを巡っていた!
    …ので第一回から見返してほしい!




    前編はこちら
    中編はこちら
    後編は こちら ←人気

    ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    【11.マトマタへ戻る】

    『アナキンの家』から、まずは、ツアーの車に乗って、
    前回行った『ルークの家(内装)』がある旧マトマタに戻る。

    ▼ルークの家(内装)


    ここで、昼食をとる。
    ツアーの交渉で、いただけることになったランチ
    "サンドウィッチ"を食べる。
    チュニジアのサンドウィッチはピザっぽい。





    さらに、
    マトマタから、バスでガベスに舞い戻る必要がある。

    ツアーの交渉時に、
    ガベスまで送ってもらえることになっていたはずだが(後編参照)、
    これは、有耶無耶に。

    鉄道が無い分、車の移動が発達しているチュニジアでは、
    バスの運賃は長距離でも大した金額じゃないので、構わないのだが、
    まだまだ旅のスキルが足りないことを実感する。

    前回の更新で筆者が交渉上手と思った方が多いことを
    twitter等で知りましたが、実際は、まだまだです。


    【11.ガベスへ戻る】
    バスで舞い戻った、ガベス。
    少し観光してから、首都チュニスへの電車に乗る。



    ▼筆者が毎回撮影することにしている海外の清掃車シリーズ



    ■ガベスの銀行にて両替に挑戦
    おそらく、この銀行でも数年ぶりの、
    日本円とチュニジアドルの両替にチャレンジ。
    ※時系列に直すと、本当は『ルークの家』に行く前に寄ったガベスで両替しています

    4人もの銀行員が、
    筆者の廻りを取り囲んで、議論をしていく。

    日本円が本物か確かめようとする姿は微笑ましい。

    やり手っぽそうなお姉さんが「私に任せて」と

    お金を通す機械を持ってきて、
    お札1枚ずつ真剣に確認。


    ▼銀行


    この銀行の主要言語はアラビア語。
    そもそも、チュニジアの中では都会寄りの町かと思ったが、
    この銀行の人達でさえ、英語は通じない。

    つまり、観光客慣れもしていない町なのだ。
    主要駅のある町だし、不思議ではあるが。

    ともあれ、この銀行の人達は、
    良い方ばかりで和気あいあい。
    日本の銀行で、客の前で、これほどまでも、
    冗談を言い合いながらできる職場のイメージは無い。

    日本語を喋れる振りをる従業員と、
    それを突っ込む同僚。

    私もジェスチャーで冗談をしながら、
    楽しんだ。

    特に、
    「もっと細かいお金で両替してくれ!頼む!」
    というジェスチャーが通じたときの従業員との一体感は素晴らしかった。
    楽しそうに細かくしてくれた。

    この国では、普通の店ではお金細かくしてくれないので、
    大きなお札を持っていても苦労するだけ。
    空港の両替屋も同様である。
    のんびりとした町の、お金が一杯ある銀行だからこそできたことかもしれない。

    ------

    親切で、のんびりとした人が多い町であった。
    こういう町で働いていると、心が変わると思う。
    娯楽も少ないだろうが…。





    さて、あとは、ガベスの駅から首都チュニスへ戻ればよい!

    ここで筆者は、
    選択を失敗する。
    筆者が着いた時点で、その日の電車は2本しかない。

    1.夜の電車でガベスを出発し、電車の中で一泊してチュニスへ
    2.昼の電車で直にガベスを出発し、夜遅めにチュニスへ
    3.ガベスで宿泊し、翌朝の電車でチュニスへ
    4.若しくは、何かしらのバスに乗る

    これくらいの選択肢があったはずだ。
    当初1と4にも心が揺れていたのだが、2番を選んだ。

    ▼ガベスの駅



    思ったよりガベスで観光できるものが少なかったので、
    1や3のプランでは、時間をつぶせる自信が無かった為だ。

    また、駅の場所を確認した行った際に昼の電車が
    ちょうど出ようとしていた瞬間だったことに、運命を感じて、
    飛び乗ってしまったことが大きい。


    電車からの風景。工場地帯になってからリゾート地ではなくなってきたらしい


    【22.チュニスに戻る】

    夜。首都チュニスへ戻る。

    命の危険は特に感じなかったが、
    それでも正直、
    深夜に近づくチュニスは怖かった!


    最終的には何とかなったのだが、
    ホテルが中々とれず、不安が増長されたのだ。

    筆者と同じ電車に乗っていた、観光客も、
    「おかしい!こんなにホテルがあるのに、どのホテルも一杯じゃないか。」
    という状態で、ホテルからホテルへと歩き、電話を繰り返す、難民となった。
    高級ホテルに行けば直に空いていたのかもしれないが。

    まあ、夜の電車で朝つくプランにしても、電車の中でスリがいたかもしれないし(実際、筆者の乗った時間帯でも、明らかに異常な人がいて、周りのチュニジア人も身構えていた)、ガベスで一泊したら時間が勿体なくて悶えていたであろう。
    選択は難しいが、文明機器をフル活用してホテルはとるべきであった。
    ホテルを事前にとってない人は、こんな時間に戻っては行けない。
    戻る時間を調整すること。女性であれば絶対である。

    あまり良いホテルに泊まれなかったので、
    さっさと朝起きて、チュニスの町へ出る。
    夜の異常性から解放。



    駅前の行列ができている店


    随分と甘い料理。きな粉にシロップが一杯。



    【22.デモ対策の町
    さて、チュニジアと聞くと危険なの?と言われるようになったのは、
    『アラブの春』のきっかけになった国だからである。
    実際のきっかけとなった町は、チュニジアの中部で、筆者は寄っていない。
    きっと、トズールやガフサのような町なのであろう。

    政変の傷跡が見えるのが、町のいくつかの場所で見られる
    封鎖地域。




    デモを起こさないように、
    前回の政変の象徴となったデモ会場を
    閉鎖している模様。



    治安を守ることは大切なのだが、
    歩道を封鎖しているばかりに、
    筆者を含めた歩行者が、
    車道を歩かなければ行けないときがあり、
    非常に危ない。

    そもそも、車の事故が多そうな町である。
    デモ対策の為に、車による死者が増えているかもしれない。

    ▼歩道があるけない…横の車道は車がビュンビュン


    てくてくと駅へ



    【23.カルタゴ遺跡の美しさ
    チュニジアの観光地の象徴へ向かう。
    塩野七生さんの本とかでも勉強した場所。

    例えば、大浴場。場所は違うが、テルマエ・ロマエを思い出す

    この浴場の近くに、大統領用の建物?があり、
    気づかずにくつろいでいた筆者は追い出される。



    ローマっぽい建造物たち




    軍港だった場所。
    綺麗な写真が、もの凄く一杯撮れた。













    その他、博物館などに寄る。「あの場所ってこうなっていたの!?」と知識としては面白いものが得られた。




    ▼チュニスに戻る電車待ち



    【24.チュニスの市街地


    折角なので、繁華街を物色する
    これくらいの町中であれば、安心する。

    ▼新市街地


    ▼魚料理。あまり歓迎されなった気がする。日本人だからか、筆者の風貌のせいか。



    ▼こちらはDVDショップ。日本のアニメも。
    ドラゴンボールと釣りキチ三平など。
    海に面しているから、三平がウケるのかな?



    写真には残さなかったが、
    旧市街地も面白い。

    トルコとかのバザールに似た区域。

    売られている安物の筆箱群の中に、
    日本のエロゲー絵師の画が使われた筆箱が、

    アラブ系美女の筆箱と並んで置いてあり、驚いた
    適当にインターネットからチョイスされた画像だったのだろうか。
    確かに目はパッチリしているが…。

    【25.チュニスの映画館で取り残される

    さて、筆者は、外国へ行ったら、
    映画施設を確認するようにしている。
    チュニスでは映画館は2箇所見つけた。

    まず、映画『ソルト』が、随分遅れた上映されている映画館。



    二つ目はこちら



    時刻を確認し、早めの夕食をした後、
    この二つ目の映画館の
    最後の上映に入る。

    エジプト映画なのだが、
    カットが無茶苦茶で、酔うような映画であった。
    フランス語がもう少し判ればなあ。



    そして異常なことに、
    どんどん観客がいなくなる


    映画が1時間ちょい経ったところで、
    観客は筆者一人になってしまった。
    20人くらいはいたはずなのに。

    さらに筆者の背中に、
    館主の視線と

    「日本人」
    「日本人」
    「日本人…」

    という、会話が聞こえる。

    耐えきれなくなり、映画の半ばで出る

    人生初の、
    途中退場する映画となった…。


    さらに一泊して帰宅(今度は事前に予約した良いホテル)。


    続く(次回、フィラデルフィア『ロッキー』編)


    KIYASUWALKER®

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