【連載15回目】映画の歩き方: ヨルダン『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』編(前)
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【連載15回目】映画の歩き方: ヨルダン『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』編(前)

2014-11-27 23:40
    ▼第015号
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    映画の歩き方®
    ヨルダン『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』編(前)
    KIYASUWALKER
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    チュニジア、ヨルダン、イスラエル、トルコ、マレーシア、中国…
    映画のロケ地を中心に廻ってきた旅行について紹介する。

    これからロケ地へ行く人の、
    何かしら有益な情報になっていただければ嬉しい。
    行かない人も、映画をテーマにした旅の雰囲気を
    楽しんでいただければと思う。

    ▼ロケ地をまわります






    第一回スターウォーズ編はこちら


    ■そもそもインディ・ジョーンズ(最後の聖戦)とは?

    宝探しもの。
    無敵の考古学者、インディ・ジョーンズが主人公のシリーズの第三弾。
    シリーズの中でも、父子の関係など、
    1作目・2作目より深いテーマを扱った一作


    インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 [Blu-ray]

    本作は、父と子の物語。『007』シリーズの初代ジェームズ・ボンドを演じた、ショーン・コネリー氏が父役を演じる。もともと、『インディ・ジョーンズ』はスティーブン・スピルバーグ監督が、ジョージ・ルーカス監督に「007のようなものを撮りたいんだ」と相談したときに、ルーカス監督が「それなら前から温めていたアイデアがあるんだ」と言ったことから始める。3作目にして、その会話に繋がるショーン・コネリー氏が登場したというわけだ。しかし、カッコいい姿ではなくトボケた姿で登場するのが魅力的である。

    ▼この本が非常に詳しい。オススメ
    メイキング・オブ・インディ・ジョーンズ -全映画の知られざる舞台裏- (LUCAS BOOKS)


    ■ヨルダン(ペトラ)とインディ・ジョーンズの関係

    E04 地球の歩き方 ペトラ遺跡とヨルダン 2014~ (ガイドブック)

    『最後の聖戦』にてインディ・ジョーンズが
    訪れた場所は沢山ある。羨ましいほどの飛び回りっぷり。

    1.ユタ州
    2.ポルトガル沖
    3.ニューヨーク
    4.ベニス
    5.ドイツ
    6.ハタイ共和国

    この「ハタイ共和国」の、
    三日月の谷及びその中にある太陽の神殿、が
    ヨルダンにる遺跡地帯ペトラで撮影されている。

    聖杯が神殿の内部に安置されていたが、
    ペトラで撮影さえたのは外部のみ。内部は存在しない。

    ペトラは、インパクトの大きい遺跡であり、
    また、『最後の聖戦』に登場する箇所は、そのほんの一部にすぎない。


    ▼有名なこの場所だけがペトラ遺跡ではない
    Petra

    そこで、
    もの凄くマイナーな例として別の映画を挙げたい。

    シンドバッド虎の目大冒険
    【映画チラシ】シンドバッド・虎の目大冒険//洋画/SF

    この映画の30分目頃から暫く、ペトラの遺跡がロケで使用されている場面が出てくる。
    インディ・ジョーンズよりも、ずっと、広い範囲の遺跡が映像として収まってる。
    折角なら、本作も観てから、ペトラ遺跡に行ってみては。

    ▼もっともっと広いペトラ遺跡

    Petra

    『ゴジラ』にも影響を与えた、ストップモーションの特撮の神様レイ・ハリーハウゼン氏が参画していることで有名な『シンドバッド三部作』の最終作。
    ただ、作品としては強く推せない。

    特撮としては、二作目に登場する
    陰母神カーリの方が筆者は好きだし…。


    ■改めて自己紹介

    ▼筆者


    ネットの中の社会人

    ◇映画
    ナチス台頭前のドイツ映画と、戦後暫くしてからの日本映画が好物。
    ・好きな監督は、フリッツ・ラング、黒澤、山中貞雄、溝口あたり。

    ◇宣伝
    ・100年後の学生に薦める映画2112本をひたすら書いています。
    ※文字制限でこのページの更新が止まってますが、実際は1800本ほど掲載。
    http://2112.hatenablog.com/entry/2112MOVIES_1





    ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    【01.大まかなロケ地と旅程】

    別途紹介している他の映画のロケ地と異なり、
    ペトラ遺跡に辿り着けば、『最後の聖戦』に使われた場所は、
    どんな人でも判る仕様になっている。一本道なので。

    また、筆者の旅程は今回も変則的。
    日本(成田)→飛行機→イタリア(ローマ)→飛行機→イスラエル→バス&国境を歩いて渡る&タクシー→ヨルダン(ペトラ)

    イスラエルに興味なければ(色々と治安の問題は気をつけていただきたいが)、
    ヨルダンの空港から直接行くのが良いだろう。

    ペトラの後は、ヨルダン内で、死海に行った後、首都にアンマン行き、少し観光した後で、飛行機で出国した。


    【02.治安とか言語とか諸々】

    治安(ヨルダン)
    中東の中では安全だからこそ、ヨルダンに難民キャンプがあったのだと思う。
    ただ、情勢が悪化しないように色々とピリピリしているのに代わりはないように見えた。
    ※イスラエルは特に良く判らない国なので、そのときの情勢で判断ください。聖地と観光地は、筆者が行ったときは、全く気になりませんでした。

    言語
    観光地しか行かなかったので、英語で何とかなりました。


    【03.到着編(イスラエル→ヨルダン)】
    イスラエルの、(自称首都である)聖地エルサレムから本旅行は出発する。
    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という三つの宗教の聖地。
    今も昔もニュースになる、複雑なところ。
    若い内に、この国のことを知っておきたく、入国した。

    イスラエルでは
    空港では、着いた時点から洗礼を受けた。あまり日本人が好まれていないようだ…。
    そもそも空港の清掃員?に呼び止められて、
    「日本人? 何故、何のために、どこの場所に泊まるのか」と尋問をされる時点で異常
    。空港ではもうひとエピソードあるのだが、別の機会にしたい。

    さて、折角なので、
    このエルサレムについて、いくつか抜粋して紹介する。

    ▼ムハンマドが昇天したとされる場所に建てられた「岩のドーム」



    「嘆きの壁」。昼は観光客が増えるので、早朝に熱心なユダヤ人の方々が祈っている。
    写真はその、早朝の様子である。この時間は恐れ多くて、壁には近づけない。


    イエス・キリストのお墓
    その後、"復活"されたので、中に本人はいらっしゃいません。


    ▼その、イエス・キリストが復活された後、昇天された場所。足跡が残っている。


    ▼白いのは全部、イスラム教徒のお墓です


    最後の晩餐の場所など、
    聖書や宗教画で観た場所もいっぱい。

    イスラエルについて知りたい人は、まずは、本を読むと良いだろう。
    かなり複雑な歴史で判りにくいのだけれけど、色んな本が出版されている。

    政治的なことであれば、池上彰さんの本が判りやすいのだろうが、
    もっと文化的なことを含めてであれば、下記本がオススメです。
    飛行機の中で筆者は読んで、予習しました。

    すごいぞ!イスラエル (Forest books)


    ▼筆者の好みの風景達




    貧しさ、はある。このへんの町で、凄く小さい子のお腹が大きかったときは、
    ちょっと苦しくなってしまったが…。



    遺跡発掘中




    遺跡ばかり見せたが、
    新都市街に近づく程近代的になる。



    中東のキティちゃんの人気は凄い。
    イスラエルのマークのグッズと一緒なのが、不思議。






    こちらは、イスラエルの歴史が学べるアトラクション。
    英語用のヘッドホン付き。どの歴史も満遍なく学べる感じであった。



    尚、イスラエル内では
    ロケ地探訪はしていない、ゴルゴダの丘とか、
    場所自体が壮大な聖地巡礼地であるわけだし…

    ▼正直、筆者が鑑賞したイスラエル映画は少ない…
    セイント・クララ [DVD]


    さて、出発日の朝…は金曜であった。
    金曜午後~土曜のエルサレムでは何もできない。
    聖書に記されている安息日が土曜日に当たることからである。
    なので、それまでに、必ず、国境を越えたかった。

    国境を超える場所は3通りあるが、
    筆者は、ペトラに近い、アカバ国境を利用する。

    アンマンに先に行きたい人は、
    利用者の多いキング・フセイン国境を使えば良いはず。
    ただ、この国境も調べると色々くせ者なので、
    実際に渡った人のレポートを見て、使えるか判断ください。

    セントラルバスステーション発7時のバス
    エルサレム→エイラット行
    ビルの中にあります。初めてのひとは判りづらい場所にある。

    ▼前日にチケットをとっておく。


    ▼4時間くらい移動



    バスを降りたら、国境…というわけにはいかず、
    タクシーで5分くらい移動する。
    同じ目的の人はいるので、筆者は料金をシェアして安く済ませました。

    出国時は、出国税がとられるので注意。




    手続きを追えたら、歩いて国境を越える。



    その後、ヨルダン側で手続きをする。
    イスラエルと異なり、ヨルダンでは日本人に対して親切。

    その後、ペトラへ向かう。
    バスを乗り継ぐか、タクシーを利用する。

    バスの方が当然安いが、安息日がヨルダン側でどう響くか判らなかったこともあり、
    筆者はタクシー台をシェアして、直接ペトラへ向かうことにした。

    ▼着いた
    まだ時間は一杯ある



    次回、ロケ地編


    KIYASUWALKER®

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    バックナンバー

    ★スターウォーズ編

    前編はこちら
    中編はこちら
    後編はこちら ←オススメ&人気
    補足編はこちら





    ★ロッキー編
    前編はこちら
    後編はこちら






    ★ローマの休日編
    前編はこちら
    後編はこちら ←判りやすくてオススメ






    ★シェルブールの雨傘編
    前編はこちら
    中編はこちら ←オススメ

    後編はこちら





    ★インファナルアフェア編
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    ★アメリ編
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