【連載21回目】映画の歩き方: ドイツ『ラン・ローラ・ラン』編(前)
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【連載21回目】映画の歩き方: ドイツ『ラン・ローラ・ラン』編(前)

2015-02-09 23:34
    ▼第021号
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    映画の歩き方®
    ドイツ『ラン・ローラ・ラン』編(前)
    KIYASUWALKER
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ※すいません『尾道三部作&新三部作編』の後編は別の機会に載せます!

    チュニジア、ヨルダン、イスラエル、トルコ、マレーシア、中国…
    映画のロケ地を中心に廻ってきた旅行について紹介する。

    これからロケ地へ行く人の、
    何かしら有益な情報になっていただければ嬉しい。
    行かない人も、映画をテーマにした旅の雰囲気を
    楽しんでいただければと思う。

    ▼こちらはローラの家。ここが走りのスタート地点。


    ▼劇中のゴールとなる、恋人が待つお店



    ■そもそもラン・ローラ・ランとは?

    1999年に製作された、
    疾走感溢れるドイツ映画。


    Lola Rennt

    恋人の危険をしった赤毛の"ローラ"が、
    自宅から恋人の場所まで

    走る

    Run Lola Run: Original Motion Picture Soundtrack

    走る


    ラン・ローラ・ラン

    走る!


    Run, Lola, Run [DVD] [Import]

    ノベルゲームの如くストーリーが分岐"・ループしているのも注目点。

    とにかく、クールな映画だ。

    Run Lola Run [VHS] [Import]

    筆者はサイレント映画時代のドイツ映画は大好きだが、
    近年のドイツ映画はあまり好きではない(情報が少ないのもあるが…)。
    そんな中、この『ラン・ローラ・ラン』は
    ダントツの好みの映画である。オススメ。


    ラン・ローラ・ラン―シナリオ&インタビューブック


    ■ドイツ(ベルリン)とラン・ローラ・ランの関係

    ベルリンガイドブック (GEM STONE)

    ドイツの首都ベルリン。
    『ラン・ローラ・ラン』は、このベルリンの町を縦横無尽に駆け巡っている映画だ。
    有名なベルリンの壁の近くもカスっていたりと、歩いてみると色々と発見がある。
    今回は、そんなベルリンツアーとなるロケ地探訪である。


    ■改めて自己紹介

    ▼筆者


    ネットの中の社会人

    ◇映画
    ナチス台頭前のドイツ映画と、戦後暫くしてからの日本映画が好物。
    ・好きな監督は、フリッツ・ラング、黒澤、山中貞雄、溝口あたり。

    ◇宣伝
    ・100年後の学生に薦める映画2112本をひたすら書いています。
    ※文字制限でこのページの更新が止まってますが、実際は2,050本ほど掲載。
    http://2112.hatenablog.com/entry/2112MOVIES_1





    ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    【01.大まかなロケ地と旅程】

    ドイツの経済の中心、フランクフルトから、いくつかの場所を経由して到着。
    いくつかの場所については『大脱走』編で詳しく述べる予定なので省略。

    ▼大脱走編は早く書きたい…
    大脱走 [DVD]


    【02.治安とか言語とか諸々】

    治安
    問題無し。東京くらいじゃないですか?

    言語
    ドイツ語。英語でも応えてくれます。


    【03.到着編】
    ドイツのフッセンから鉄道を乗り継いで移動。長い鉄道旅となる。



    深夜0:00頃に、ベルリンの中央駅に到着。



    駅から外に出た世界。近代的でスタイリッシュなところが筆者好みだ。



    ▼映画『メトロポリス』のロボットマリア誕生場面を思い出した。首相府にて


    ▼この場面ね!
    メトロポリス / Metropolis コンプリート ブルーレイ モノクロサイレント映画 (フリッツ・ラング監督) [Blu-ray] [Import]

    ▼大学の授業で見た場所にようやく!同じく首相府にて


    ▼こちらも!ドイツ連邦議会議事堂


    有名なブランデンブルク門!
    不良?がたむろしていましたが…。



    ▼ポツダム広場にベルリンの壁が展示されている


    ホテルに到着した!



    翌朝。

    ▼ブルーマンはドイツ公演中。


    ▼スケートリンクが町中にできている。流石東京より北にある首都。


    実感したのは、
    女優のマレーネ・ディートリッヒさんが、
    随分とリスペクトされている点だ。

    ポツダム広場の近くに「マレーネ・ディートリッヒ広場」があった。
    原節子さんのように、引退して世俗から消えた人生も興味深い。



    Die Antwort Weiss Ganz Allein Der Wind


    個人的に好きな映画はやっぱり初期の、この2作ですかね。
    『モロッコ』と『嘆きの天使』。

    モロッコ(トールケース) [DVD] 嘆きの天使【淀川長治解説映像付き】 [DVD]

    『モロッコ』のラストシーンは、ベスト中のベストの一つ。素晴らしい。
    日本で初めて字幕がついたトーキー映画としても有名ですね。

    ▼クリスマス・マーケットの準備が朝からされていた。



    日本で言うと、お盆のようなものなのだと思った。
    これらの店も屋台と捉えれば良い。



    ドイツのフィルムセンターへとやってくる。
    この旅行の重要な目的の一つ。







    実際の展示内容は写真禁止だったので文字だけで書く。
    筆者はこの旅行で4カ所、ドイツ映画に関わる展示場所へ寄ったが、
    ここが一番「ドイツ映画」について語っている場所であった。

    何と言っても、
    筆者の好きなドイツサイレント映画を、
    盛りだくさんで語っているのが、
    この映画博物館だった。

    ドイツらしく、入り口の映像だらけゾーンは
    クールな展示。


    ムルナウ監督の『最後の人』の衣装って、カラーになるとこんな色だったのか!
    『カリガリ博士』のセットはこうなっていたのか
    『メトロポリス』のロボット・マリア像が!フランスの映画博物館にもいたけれど!
    『怪人マブゼ博士』の爆発の場面は私も好きだよ!

    怒濤の展示に笑みを隠せない。
    遠い異国でドイツ映画を好きになった男が
    行くにはぴったりの場所であった。

    カリガリ博士 オールインワン・DVD-BOOK1フリッツ・ラング コレクション 怪人マブゼ博士(マブゼ博士の遺書) [DVD]最後の人【淀川長治解説映像付き】 《IVC BEST SELECTION》 [DVD]

    ナチス後の近代的な映画ゾーンになると、
    ややあっけない。
    さくさくと展示されている。勿論、それでも興味深いのだが。

    ▼『フィッカラルド』の、この船もあった!
    フィツカラルド Blu-ray


    この後ロケ地探訪する
    『ラン・ローラ・ラン』の衣装もあったのは嬉しかった。

    赤毛とシャツだけでなく、
    ちゃんと、イヤリングと下記写真にも写っている指輪もあった。

    ▼このパッケージにもある指輪を含めた衣装!
    Run Lola Run: Original Motion Picture Soundtrack

    そしてさらには、先ほど述べた
    女優のマレーネ・ディートリッヒさんについて、
    圧倒的な数と広さが割かれている。

    ここまでくると、彼女について再考させられる。

    Marlene Dietrich: Photographs and Memories

    ▼ちっとも注目されていないけど、随分と前から気になっていた動画。随分と映画のイメージが変わるが、だんだんと癖になる。


    併設されている、
    映画関連の本屋にも入る。
    広さは素晴らしいが、もう少し、ドイツサイレント映画の本が欲しかったなあ。
    フリッツ・ラング本が沢山あることを期待していたのだが…。



    さて。映画博物館を廻ったことだし、
    ロケ地探訪といきましょう!

    次回、ロケ地編


    KIYASUWALKER®

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