【連載24回目】映画の歩き方: トルコ『007/ロシアより愛をこめて』編
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【連載24回目】映画の歩き方: トルコ『007/ロシアより愛をこめて』編

2015-03-07 18:09
    ▼第024号
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    映画の歩き方®
    トルコ『007/ロシアより愛をこめて』編
    KIYASUWALKER
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    チュニジア、ヨルダン、イスラエル、トルコ、マレーシア、中国…
    映画のロケ地を中心に廻ってきた旅行について紹介する。

    これからロケ地へ行く人の、
    何かしら有益な情報になっていただければ嬉しい。
    行かない人も、映画をテーマにした旅の雰囲気を
    楽しんでいただければと思う。

    ▼『ロシアより愛をこめて』というタイトルですが、トルコのロケ地を廻ります
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    今回は、あまりロケ地を意識せず歩いた旅につき、
    通常の観光の旅と思っていただいても良いです。
    折角なので掲載します。


    一覧が載った総集編は
    こちら!


    ■そもそも『007/ロシアより愛をこめて※別タイトルは『007危機一髪』』とは?

    ロングセラースパイシリーズ『007』。
    その中でも、別格の扱いの一作。



    ショーン・コネリー主演の初代ボンドの中でも、全ボンドの中でも、最も美しく、ファンに愛されている一作。前年公開の第一作目『ドクター・ノオ』よりも深い内容(否、薄っぺらいといえば薄っぺらいが…)。筆者としては、四作目の『サンダーボール作戦』のような、もっとスケールの大きい回の方が好きなのですが、それでも、こういったコアなファンの気持ちはよくわかる。

    ロシアより愛をこめて [Blu-ray]


    邦題も原題も美しいですよね

    映画パンフレット 「007-ロシアより愛をこめて-」 監督 テレンス・ヤング 出演 ショーン・コネリー/ダニエラ・ビアンキ/ペドロ・アルメンダリス/ロッテ・レーニヤ/ロバート・ショウ/バーナード・リー ジェームズ・ボンド 007 ロシアより愛をこめて ポスター James Bond (From Russia With Love) [おもちゃ&ホビー] 007/ロシアより愛をこめて オリジナル・サウンドトラック

    また、ボンドガールはダニエラ・ビアンキさん。

    ダニエラ・ビアンキ 写真(中) Portrait Photograph #1 映画

    彼女がボンドガールのイメージを作り出したといっても過言ではない。
    ボンドガール歴代投票をすれば必ず上位にくると言われる美しさ。

    ■トルコと『007/ロシアより愛をこめて』の関係

    タイトルだけだと舞台はソビエトのように見えるが、トルコやイタリアなど、国際的に股がっている。本章では、映画前半で印象的なトルコ(イスタンブール)のロケ地を、ささっと廻る。

    フィガロ ヴォヤージュ Vol.31 イスタンブールとトルコのリゾートへ。 (FIGARO japon voyage)コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)

    ちなみに筆者は、トルコと言えば、
    この『トルコで私も考えた』シリーズを1巻発売の頃からずっと読んでいた。
    新装版も出たのですね。

    トルコで私も考えた―トルコ入門編 (集英社文庫)

    また、『007 スカイフォール』では、
    改めてトルコ(イスタンブール)の地が舞台になっている。


    007/スカイフォール オリジナル・サウンドトラック

    ■改めて自己紹介

    ▼筆者


    ネットの中の社会人

    ◇映画
    ナチス台頭前のドイツ映画と、戦後暫くしてからの日本映画が好物。
    ・好きな監督は、フリッツ・ラング、黒澤、山中貞雄、溝口あたり。

    ◇宣伝
    ・100年後の学生に薦める映画2112本をひたすら書いています。
    ※文字制限でこのページの更新が止まってますが、実際は2,090本ほど掲載。
    http://2112.hatenablog.com/entry/2112MOVIES_1





    ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    【01.旅程】

    別の旅行の経由地で6時間程あったので、その機会を活用。
    東京から直通の飛行機を使用している。

    【02.治安とか言語とか諸々】

    治安
    筆者が行ったときは問題無し。
    商売目的で声をかけてくる人が多いのは微妙でした…。

    言語
    トルコ語ですが、観光地なので英語でも応えてくれます。


    【03.到着編】
    イスタンブール国際空港。
    映画では、ボンドにお出迎えの車が着ていたが
    筆者はそんなことはない。


    早朝に多くの観光ルートと同様、まずはタクシィム広場行きのバスに乗る。

    別の旅行の乗り継ぎを活かした旅につき、
    イスタンブールでの
    時間は9時間ほどだ。

    効率的に観光地を巡るのがベストなのだが…。
    筆者は最初は地図はあまり見ずに歩き回ることを楽しみとしており、
    行き当たりばったりで歩く。

    ▼広場を出発!
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    まずは、イスティラク通り〜ガラタ塔まで。
    所謂「新市街」と言われるエリアである。

    待機中の路面電車が味がある。
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    実は、ガラタ塔へ向かう最中に、本物のロシア総領事館がある。
    何の建物だろうと近づいたら、偶然歩いていたら見つけた。
    劇中のソヴィエト大使館とは違う場所。写真を撮っておけば良かったなあ。


    朝になっていく
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    落書きが多い地域にやって来た。
    『ラン・ローラ・ラン』編でも、特集しておりましたが、
    落書きに興味が強い筆者。

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    ここ、観光MAPに載せた方が良いのでは(良い意味で)。
    シャッターが閉まってるからこその楽しさでもありますが。
    ここまでくると綺麗ですね。
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    新市街地のランドマーク、ガラタ塔に到着。

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    朝になって動き出した路面電車。
    しかし、筆者は歩く!
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    【04.スィルケジ周辺】
    これぞ、トルコという感じ。
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    ガラタ橋の階下より。
    ガイドで見たことがある場所。

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    ガラタ橋の上部で釣りを楽しむ皆様
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    ボンドも川でも観光船のにぎわいに紛れながら、船で、
    ビアンキさん(タチアナさん)に情報収集?をしていましたね。

    川のどの辺りかは、筆者の短い旅行では特定する余裕はありませんでしたが、
    良いところでした。

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    【04.グランドバザール
    ベヤズット地区へ移動。
    広大な屋根付き市場で、これまたイスタンブール観光の中では欠かせない場所。

    『ロシアより愛をこめて』では、
    ボンドが最初に連れてこられた場所だ。
    映画内では、ここで味方のお出迎えを受ける。
    イギリス情報部トルコ支局…こんなところに力があるのか。

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    ちなみに、49年後に製作された『007 スカイフォール』では、
    ボンドがバイクチェイス中に、
    屋根の上から、このグランドバザールに突入していた。歴史を重ねるごとに強引になるスパイ映画…。


    ▼6代目ボンドはイスタンブールの地元民や観光客にも迷惑をかけ、列車まで壊す。
    007/スカイフォール [Blu-ray] ジェームズ・ボンド アストンマーチン 007 スカイフォール ポスター James Bond (Bond & Db5 - Skyfall)(121214)

    正確にはこの写真の場所ではないけれど、
    『スカイフォール』でバイクにて大疾走する。
    綺麗なところだ。
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    バザールの隣にある古本街
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    外のエリアも活気が。
    商品の写真を撮ろうとするとお金を要求してくるので、
    道をまっすぐ撮影する。
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    トプカプ宮殿に到着
    スルタンアフメット地区は観光のハイライトの場所。

    【04.アヤソフィア
    ビザンツ建築の最高傑作と言われる場所にやってくる。
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    ここも『ロシアより愛をこめて』にて登場!
    歴史的にも価値が高いモスク。

    完全に観光コースで任務をしているボンド…。
    まあ、観光客が一杯の所の方がボンドは目立たないのかな?
    劇中でボンドは、ソビエト大使館の見取り図を手に入れています。

    トルコ遺跡Walkingガイド改訂版

    こちらは、
    直ぐ近くにあるスルタンアフメット・ジャーミー

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    【05.地下宮殿
    ここも『ロシアより愛をこめて』でも登場!
    スルタンアフメット地区にある見所の一つ。入場料は10TL。

    ▼水が溜まっていて、幻想的な雰囲気。

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    ボンドはここを小舟で移動して
    ソビエト大使館の内部を覗き見する
    任務を遂行することになる。

    魚もいる。
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    現在の観光客はこの足場で水路を一周する。

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    『ロシアより愛をこめて』撮影時には、
    この観光用の足場は作られていなかったとのこと。
    それまでは、ボンドと同じようにボートで観光したらしい。羨ましいな。

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    この水路は4世紀から6世紀に作られたらしい。何にせよ、謎は多い模様

    劇中で、ボンドもこの地下道の由来を聞いたときに、
    意図はともあれ
    「本当か?」と答えている。


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    ボンドは、潜入操作だけでなく、脱出時にも水路を利用した後、
    仲間とともに、スィルケジ駅からヴェネチアへと移動する。
    オリエント急行という響きだけで、情緒溢れる、ヨーロッパの雰囲気。

    007/ロシアより愛をこめて(TV放送吹替初収録特別版) [DVD] 007 COMPLETE GUIDE: 007コンプリートガイド (マガジンハウスムック)

    ロマンチックにも、ボンドガールを連れた旅が羨ましい。
    移動中に、仲間が亡くなるのに霞んで見える不思議…

    このままヴェネチア編が書ければ良いのだが、
    今回はここまで!

    ▼ヴェネチア観光といえば映画『旅情』
    旅情 [Blu-ray]

    次回、今度こそ今度こそニューヨーク編?
    …か、ミュンヘン『去年マリエンバードで』編




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