【連載35回目】映画の歩き方: 日本『男はつらいよ』編(前)
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【連載35回目】映画の歩き方: 日本『男はつらいよ』編(前)

2015-07-06 08:58
    ▼第035号
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    映画の歩き方®
    日本『はつらいよ』編(前)
    KIYASUWALKER

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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    劇中のオープニングのロゴ (2作目以降)に合わせて、
    タイトルの色を、
    はつらいよにしてみました。
    雰囲気が出ると良いのですが。
    ※尚、DVDやポスターなどのパッケージはこの配色じゃないことが多い

    さて、今回も、
    チュニジア、ヨルダン、イスラエル、トルコ、中国…と、
    映画のロケ地を中心に廻ってきた旅行について紹介する。


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    〜先に恒例の御礼〜
    連載30回目記念 『スター・ウォーズ 編(完全版)』が、
    かなり好評で有り難うございます。
    最初、万単位のアクセスにギョっとしました。





    また、
    連載33回目 『きっと、うまくいく(中編)』
    過去最高のアクセスをいただきました。
    有り難うございます。


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    前回の連載34回目 『ローマの休日編(完全版)』
    暖かいコメントが多く、励みになりました。楽しんでいただけて何より。




    これからロケ地へ行く人の、
    何かしら有益な情報になっていただければ嬉しい。
    行かない人も、映画をテーマにした旅の雰囲気を
    楽しんでいただければと思う。


    ▼今回は『男はつらいよ』のロケ地に行きます!
    日本で最も映画のロケ地として知られている下町かも

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    ■そもそも『男はつらいよ』とは?

    A.全48作と特別編が製作された、愛された日本映画のシリーズ(その他、テレビシリーズあり)
    B. 情けないヒーローが地元に帰還→騒動を起こし→恋は敵わず→去って行く… という、ヒーローの鉄則から外れた構成。
    これに、日本人は病み付きになった


    ▼日本を代表する"情けない"ヒーロー

    男はつらいよ パーフェクト・ガイド ~寅次郎 全部見せます (教養・文化シリーズ)

    筆者は高校生のときまでは、
    『男はつらいよ』は苦手だった。
    駄目な男が失敗する話が、当時の筆者は
    どうも好きになれなかったのだ。


    だが、大学生になったとき、筆者も大人になったのか、
    中毒のように観るようになった。48作を噛み締めるように鑑賞。


    ▼1作目。どちらかというと、大衆向けというより、
    芸術的作品だったのだが…

    第1作 男はつらいよ HDリマスター版 [DVD]

    魅力的な大シリーズにつき、解説本は多数存在。
    日本の実写映画でこれだけ多いのは『ゴジラ』シリーズと、本シリーズくらいかも。

    完全版「男はつらいよ」の世界 (集英社文庫) 完全版『男はつらいよ』の世界―全48作プラス幻の第49作 人生に、寅さんを。?男はつらいよ名言集2?

    渥美清さんの浅草の時代とか、
    山田洋次監督のエピソードとか、掘り下げると色々ある。

    ■柴又と
    『男はつらいよの関係


    映画を一度は観たことがある方であれば、
    オープニングで、こんな口上を聞いたことがあるはず。

    「私(わたくし)、生まれも育ちも 葛飾柴又です。 帝釈天で産湯をつかい、 姓は車、名は寅次郎、 人呼んでフーテンの寅と発します(第1作〜第48作+特別編より)

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    そう。主人公、車寅次郎の地元が柴又だ。
    その地に、異母妹さくらと叔父夫婦が住んでいる。

    男はつらいよ (1) (ちくま文庫)


    寅次郎は、
    劇中でも故郷の話を頻繁にする。

    「東京でもって迷子になったらな、 葛飾の、柴又の、とらやって団子屋を訪ねて行きな(第7作 奮闘編より)

    東京都葛飾区柴又・柴又帝釈天の門前にある草団子屋が、彼の"帰る場所"だ。
    ひと騒動起こして、直ぐ飛び出してしまうのだが…。

    そんな映画のおかげで、
    柴又と言われれば、
    『男はつらいよを連想する。

    そんな町になっている。

    ▼寅次郎は日本中を放浪しているので、ロケ地探訪本もある!

    「男はつらいよ」寅さんロケ地ガイド 男はつらいよ 寅さんの歩いた日本



    ■改めて自己紹介

    ▼筆者


    ネットの中の社会人

    ◇映画
    ナチス台頭前のドイツ映画と、戦後暫くしてからの日本映画が好物。
    ・好きな監督は、フリッツ・ラング、黒澤、山中貞雄、溝口あたり。

    ◇宣伝
    ・100年後の学生に薦める映画2112本をひたすら書いています。
    ※文字制限でこのページの更新が止まってますが、実際は2000本ほど掲載。





    ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    【01.大まかなロケ地と旅程】

    寅次郎は映画初登場の時に、千葉の方から柴又へ
    川を渡って柴又入りしていたようである。

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    が、筆者はシンプルに電車で行くことにする。

    尚、今回のロケ地探訪は、
    過去最強の先駆者がおり、
    筆者はこの先駆者様の足跡に沿ったのみである。
    ※男はつらいよ 全作品 覚え書きノート様

    筆者はささやかなファンの一人として、
    柴又観光をさせていただいた感じだ。


    【02.治安とか言語とか諸々】

    治安
    書く迄もありません。
    これほど平和な国はありません。

    言語
    日本語です!


    【03.到着編(柴又駅)】

    何度も寅次郎が旅立ち、腹違いの妹 さくら が何度も見送る…
    柴又駅である!

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    ▼看板

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    下記カメラアングルが、一番鳥肌が立つ

    ▼この階段が見える角度!

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    ▼反対側から
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    お別れのホーム。ここもグっとくる
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    ▼駅の前の「寅次郎像」
    実家の団子屋へ戻ることも出来ず、体は旅立ちの方角。この哀愁!
    記念撮影者も多いスポットだ。

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    【04.駅の近くのロケ地】

    先駆者様のロケ地マップに載っていたので、色々立ち寄ってみた。

    まず、駅の側面にある八百屋は…
    『寅次郎とリリーと話す八百屋』である、らしい
    劇中では、八百屋なのに、肉まで注文する場所…で判るかな?
    雰囲気は変わっている。映画撮影から30年経っているから当然か。


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    尚、この八百屋が登場する『寅次郎相合い傘』は、
    男はつらいよ史上最高傑作と言われるほどのものだ。
    映画の冒頭にある夢の場面は、海賊アドベンチャー。豪華な一作。

    ▼最も"お似合い"と言われるマドンナ、リリーが登場する
    第15作 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 HDリマスター版 [DVD] 寅さんへ リリーからの手紙 第二巻 男はつらいよ 寅次郎相合い傘

    さて、今度は線路を渡ってみる。
    すると見えてくるのが…

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    中華料理「上海軒」があった場所!
    こちらの方も変わり果てているが、筆者にはピンとくるオーラがあった。
    劇中でも、位置関係が判りやすかったですしね。

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    『幸福の青い鳥』参照。
    個人的にはシリーズの中ではあまり好きじゃない部類なのですが…。

    男はつらいよ 幸福の青い鳥 [レンタル落ち]


    【06.帝釈天へ続く道】
    今度は、多くのロケ地がある帝釈天の方角へ向かいます。

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    こちらもロケ地。「かなん亭」。20作目に登場。
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    流石にここは、先駆者様に言われないと気づかない。脱帽。
    筆者はまだこのシリーズを噛み締めきれていない。

    第20作 男はつらいよ 寅次郎頑張れ! HDリマスター版 [DVD]

    ▼かなん亭の向かい側の茂みには、山田洋次監督の名と、おなじみの口上が
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    次回 ロケ地だらけ地帯に突入

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    バックナンバー


    ★総集編 ※まとめ記事
    こちら

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    ★スターウォーズ編(チュニジア)
    完全版はこちら ←凄くオススメ&凄く人気
    旧版 前編はこちら

    旧版 中編はこちら
    旧版 後編はこちら
    補足編はこちら





    ★ロッキー編(アメリカ)
    前編はこちら
    後編はこちら






    ★ローマの休日編(イタリア)
    完全版はこちら ←判りやすくてオススメ&人気
    旧前編はこちら
    旧後編はこちら






    ★シェルブールの雨傘編(フランス)
    前編はこちら
    中編はこちら ←映画未見の人もオススメ。筆者が一番好きな回

    後編はこちら





    ★インファナルアフェア編(中国)
    本編はこちら





    ★アメリ編(フランス)
    前編はこちら
    後編はこちら




    ★インディ・ジョーンズ 最後の聖戦編(ヨルダン)
    前編はこちら
    後編はこちら
    補足編はこちら





    ★ミッション:インポッシブル編(チェコ)
    前編はこちら
    後編はこちら





    ★尾道三部作&新三部作編(日本)
    前編はこちら ←ささやかながらオススメ!
    後編は更新中







    ★ラン・ローラ・ラン編(ドイツ)
    前編はこちら
    中編はこちら

    後編はこちら




    ★007/ロシアより愛をこめて編(トルコ)
    本編はこちら
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    ★キングコング編(アメリカ)
    本編はこちら





    ★去年マリエンバードで編(ドイツ)
    本編はこちら ←意外と面白いかも
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    ★菊次郎の夏編(日本)
    前編はこちら
    中編はこちら

    後編はこちら

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    ★きっと、うまくいく編(インド)

    前編はこちら
    中編はこちら ←最高アクセス
    後編はこちら

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