【連載49回目】映画の歩き方: インド『スラムドッグ$ミリオネア』ロケ地探訪 編(後)
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【連載49回目】映画の歩き方: インド『スラムドッグ$ミリオネア』ロケ地探訪 編(後)

2015-09-30 00:44
    ▼第049号
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    映画の歩き方®
    インド『スラムドッグ$ミリオネア』編 (後)
    KIYASUWALKER

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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    チュニジア、ヨルダン、イスラエル、トルコ、中国…
    映画のロケ地を中心に廻ってきた旅行について紹介する。

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    これからロケ地へ行く人の、
    何かしら有益な情報になっていただければ嬉しい。
    行かない人も、映画をテーマにした旅の雰囲気を
    楽しんでいただければと思う。

    ▼今回はこんなロケ地に行きます!
    観光地の中ではありますが…主人公が靴脱を拝借するスポット!
    ※ロケ地の位置とは若干違います(ここは脱ぐスポット)

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    今回は観光地が、映画撮影地なだけですが…折角なので掲載。


    ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    【07.ドライバーGETから荷物を預けるまで】

    長く電車に揺られて、アグラ・カント駅に到着。
    ここから、タージマハルへ行くことができる。

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    この駅で群がってくるドライバーは、
    大抵あやしいという情報をいただいているが、
    どうすることもできない。日本人とは価値観が違うしなあ。

    早速、ドライバーがやってくる。

    ドライバー
    「君は ヒガシノコウジデガワテツロウ を知っているか?」

    筆者
    「?。知っているよ。東野幸治と出川哲郎は、日本のお笑い芸人だ」

    ドライバー
    「私は彼らを乗せたんだ!見てくれ!」

    確かに、東野幸治と出川哲朗が、
    物凄くにこやかにドライバーと一緒に映っている写真が出てくる。

    日本人旅行客を引っ張る、
    客引きに利用されているじゃないですか。良いのか!?


    ▼たぶん、この番組でタージマハルへ行った写真であろう
    東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい… 出川哲朗ともう一度インドの旅 プレミアム完全版 【通常版】 [DVD]

    というわけで、乗る。

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    ■怪しい場所で荷物を預ける
    タージマハル近くの、とある建物で車はストップ。

    ドライバー
    「荷物検査があるから、大きな荷物は置いておかなければならない。
    このホテルに預ければ安心だ。オレも見張っておいてやる」

    確かにこのホテルには、
    沢山の荷物が置いてある。

    だが、こういうところで、預けるのは怖い
    貴重品を抜き取られる可能性がある。
    しかし、筆者はそこそこ自信があった。

    筆者
    「大丈夫だ。盗まれない。
    この鞄は厳重にパックされている


    ちょうど筆者はインドの軍港経由でデリーに来たので、
    警備が厳しく、大きな荷物は空港の係員によって、
    ハサミが無いと開封できないようになっていた。

    それの鞄を見てドライバーが、
    「そんな…、神よ…」
    と言ったのを、筆者は聞き逃さなかった(笑)

    このビルごと窃盗のグルである可能性が高そうである
    だが、ハサミで切ると盗んだことがすぐにバレるので、
    リスクはおかさないだろう。

    荷物を預けて、
    タージマハルへ出発する。

    [後日談]
    後ほど気づいた筆者の失敗。
    ハサミが無くても開封できた、ポケットの収納箇所に
    携帯電話の充電用のコードがあった。
    これが盗まれてしまった可能性がある。中々難しいものだ。

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    【08.ロケ地 タージマハル】

    タージマハル入り口で、チケットを購入。
    水と靴カバーもセットで貰える、外国人旅行者用だ。

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    男の子が物乞い?をしてくるのを振り切り、中に入る。
    早速、『スラムドッグ$ミリオネア』を思い出す。

    ▼入り口
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    ここをくぐると見えてくるのが…

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    映画にも登場したロケ地であり、大いなる建物、
    タージ・マハルである!

    映画では主人公も、
    今、筆者が歩いてきたルートでやって来たし、
    エセツアーを行っていた。

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    【09.ロケ地を歩く】

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    主人公は、この少年時代、
    タージ・マハルで、外国人向けのガイドもどきをしつつ、
    観光客の靴を盗んで売りさばくことをしていた。

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    これは建物に入る前に、靴を脱ぐ必要があり、
    それを狙った犯罪であった。

    少なくとも、筆者の訪れたときは、
    靴シューズカバーをつける選択肢が新たに用意されている。

    ▼映画のような看板は無い。もっと立派だ。

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    ▼靴シューズカバーはこれだ。
    映画を観て、靴が盗まれるようなことを怯える必要は無い。

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    ▼靴シューズを履いて入場

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    これが、近づいたときのタージマハルである。
    存在感がある。妹尾河童さんが、この地で毎日のようにスケッチしたエピソードを思い出す。

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    ▼ここから中に入れる。映画でも中へ入って行く場面がある。

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    後ほど、「大理石のお土産はいらないか?」
    という商売人に何度か遭遇数する。確かに美しい。

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    この建物は、お墓である。
    有名なエピソードは映画でも語られているので割愛。
    決して、中の人は交通事故で死んだのではない(映画参照)。

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    ▼本当は建築されるはずだった黒のタージマハル跡

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    実際に劇中で、
    写真撮影中に靴を盗む場面が撮影されたのは
    こちらの建物?(ちょっと自信無し)


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    こちらの建物の可能性もある。

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    ▼さらば、靴シューズ
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    ▼劇中では、エセガイド中に「プール」と表現されていたのを思い出す

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    写真では伝わらないかもしれないが、美しい。

    離れる前に、何度も振り返った。
    移動が面倒な場所にあるので、
    もう人生の中で二度と肉眼では見れない可能性が高い。
    そう思いながら。

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    【10.アグラ城】
    「午後にはラールキラーへ行かなければならないの」と観光客が少年に喋る台詞が映画であったが、ここのことを指す。

    一般的には、ラールキラーといえばデリーにある城だが、このタージマハル近くのアグラ城を指すこともあるらしい。

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    入り口の荷物預け場で、「日本人ならボールペンを持っているだろう。くれないか。」と言われた。あいにく持っていなかったが…。

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    ここから、タージマハルも見れる。

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    タージマハルよりアグラ城の方が見所があるという情報も事前にいただいていたが、個人的にはやっぱりタージマハルかな。

    【11. 引き上げトラブル?】

    まず、ドライバーのお兄さんは、
    流れるように、商売のお店に連れて行こうとした。店の前で止まる。
    筆者は「×××」と語りかけ、この店に入ることを止めさせる。

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    結果、かなり怒っていたが…、これをいないとボスに大目玉をくらうだの言っていたが…日本人の価値観からして、仕方が無い

    さて、電車到着時刻20分前に駅に戻る。
    しかし、問題はこれからであった。

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    ある白人男性が声をかけてきたのだが…、

    彼は筆者と同じ電車ではなく、
    1時間前の電車を、同じホームで待っていたのだ!

    ▼電車はルーズと聞いていたが…うーむ。
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    というわけで、1時間遅れて筆者が乗る電車も到着。
    ホームも変わっていたので、注意が必要であった。
    まあ、マシな方なのかな?

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    【12. 電車編(戻る版)】
    満員の電車。筆者が予約していた席には、
    お婆さんが座っていた…。


    目をウルウルさせており…

    だが…

    筆者の心が凄く痛んだのだが…
    筆者は自分がまだ若いのだからとも思ったが…

    移動してただいた…。
    反対側には、他の外国人観光客。ネットで席を予約していたらしい。
    筆者のような席の取り方は稀だったのだろうか?

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    大変嬉しかったのは、
    筆者の隣に座った席に座ったインド人の方は、
    日本の古い映画(侍映画)が大好きだったのだ。

    『大菩薩峠』や『仲代達也』『座頭市シリーズ』
    なんて単語をポンポン出す人は、日本人でもあまりいない。
    素敵な出会いであった!

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    大菩薩峠[東宝DVD名作セレクション] 遺し書き―仲代達矢自伝 (中公文庫)

    座頭市物語 [DVD]

    ▼デリーに着いたあと、誰もいなくなった席を撮影。この席で楽しいひととき!
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    このあと飛行場へ向かう筆者にアドバイスもして貰えた。
    改めて、良い出会いだった!
    さて、次に国へ向かう…(時系列的には、支那の夜編へ続く)

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    次回 インディ・ジョーンズ 最後の聖戦編(完全版)!




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    バックナンバー

    ★スターウォーズ編 チュニジア
    完全版はこちら ←凄くオススメ&凄く人気
    旧版 前編はこちら

    旧版 中編はこちら
    旧版 後編はこちら
    補足編はこちら





    ★ロッキー編 アメリカ
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    ★ローマの休日編 イタリア
    完全版はこちら ←判りやすくてオススメ&人気
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    ★シェルブールの雨傘編 フランス
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    中編はこちら ←映画未見の人もオススメ。筆者が一番好きな回

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    ★インファナルアフェア編 中国
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    ★アメリ編 フランス
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    ★ラン・ローラ・ラン編 ドイツ
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    ★/ロシアより愛をこめて編 トルコ
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    ★キングコング編 アメリカ
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    ★去年マリエンバードで編 ドイツ
    本編はこちら ←意外と面白いかも
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    ★菊次郎の夏編 日本
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    ★きっと、うまくいく編 インド

    前編はこちら
    中編はこちら ←最高アクセス
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    ★男はつらいよ編 日本
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    ★フォレスト・ガンプ編 アメリカ
    本編はこちら
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    ★ 支那の夜 蘇州の夜/蘇州夜曲 編 中国
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    ★バケモノの子編 日本
    本編はこちら

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    ★グッド・ウィル・ハンティング 編 アメリカ
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    ★海街diary編 鎌倉
    前編はこちら
    後編はこちら

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    ★七人の侍編 伊豆など (黒澤明特集 A)
    前編はこちら
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    ★椿三十郎編 御殿場 厳島神社(黒澤明特集 B)
    本編はこちら

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    ★野良犬編 上野+?(黒澤明特集 C)
    本編はこちら

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    ★スラムドッグ$ミリオネア編 インド
    前編はこちら

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    ★総集編 ※まとめ記事
    こちら

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