【連載1回目】映画の歩き方: チュニジア『スター・ウォーズ』編(前)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【連載1回目】映画の歩き方: チュニジア『スター・ウォーズ』編(前)

2014-09-15 22:00
    ▼第001号
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    映画の歩き方®
    チュニジア『スター・ウォーズ』編(前)
    KIYASUWALKER
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    チュニジア、ヨルダン、イスラエル、トルコ、マレーシア、中国…
    映画のロケ地を中心に廻ってきた旅行について紹介する。

    これからロケ地へ行く人の、
    何かしら有益な情報になっていただければ嬉しい。
    行かない人も、映画をテーマにした旅の雰囲気を
    楽しんでいただければと思う。

    例えば、『スターウォーズ』編では下記画像のようなロケ地へ。
    実際に映画に出てきた辺境の惑星タトウィーンの町並みがある!





    また、折角niconicoを活用するので、
    ロケ地で撮影した動画も紹介できたらとも思う次第

    ▼このようにアップ中。



    ■そもそもスターウォーズとは?

    スター・ウォーズは、
    1,977年のアメリカに、突如、爆弾のように現れた映画。
    話の構造はSFというよりファンタジーである。
    最新SFXを使い古典的な活劇を復活させた。


    老若何女が楽しめる。
    大抵のアメリカ人はこの作品を観ており、
    スター・ウォーズリテラシーが高い。

    アメリカのディズニーランドで
    細かいスター・ウォーズネタを語る少年少女に驚いたものである。
    日本だと、ポケモンかトトロに詳しい少年少女達、といった感じか。


    ▼スターウォーズのメイキング本はどれも面白い(※商品写真はAmazonに飛びます)

    The Making of Star Wars (Enhanced Edition) (Star Wars - Legends)


    特に、映画公開が"お祭り"となることにかけて、
    人類史上最大級の映画シリーズとなった。


    1.コンテンツ公開に合わせてコスプレ集団が繰り出す
    2.公開の一ヶ月前から劇場前で並ぶ
    3.映画のバージョンの違いや矛盾に、愛憎にも似た激論を繰り広げる

    「もうエピソード7以降は無いよ」とさんざん話していたはずの
    生みの親のジョージ・ルーカス監督が、掌返しのように、
    製作にGOを出した、新シリーズ『エピソード7〜9』でも、
    やるからには、その伝統が維持できるだけの"熱量"を維持してほしい。

    3番について補足しておく。
    一歩踏み込めば
    、映画公開からずっと積み重ねられた
    細かいルールや情報、ウンチクが、ファンにとって魅力である。

    例1:
    オリジナル、特別編、DVDと、バージョンによって1秒程
    変わる、
    ハン・ソロとグリードの一騎打ちのタイミング。
    これについては、ルーカスを憎む?人多数。


    例2:
    A long time ago in a galaxy far, far away....

    という有名な冒頭の「点は、4つ。
    3つで書いているサイトは勉強が足りない。


    それがどうした!なのだが、
    恐ろしく重要なのである。

    ▼こんな表紙一つで100個くらい語れてこそファン
    Creating the Worlds of Star Wars: 365 Days

    ※ちなみに、ややこしいのですが、
    上記画像の場所はチュニジアではありません…

    『People vs GerogeLucas』という映画で
    俺たちが死んだら(スターウォーズグッズが廃棄されて)地球環境が大変なことになる
    と言っていたファンがいた。果たして、この映画の未来はどうなるか。

    ▼こういう本を貪り食うように読む・映画を何百回も観る…とファンになる

    Star Wars: The Visual Dictionary


    〜初めて鑑賞したい方へ〜
    エピソード順ではなく、シリーズの製作順に観た方が良い。
    4→5→6→1→2→3

    あと、つまらないと思ったら、それは、
    コアなファンとは全く別の視点で映画を観ているのだ
    と思って割り切ってください。
    そう思っていただくしか無い…。


    ■スターウォーズとチュニジア

    Lonely Planet Tunisia



    チュニジアはアフリカの北に位置する国。
    ざっくり位置を言うと、エジプトより西、モロッコより東。
    地中海に面していて、ローマと戦争したカルタゴの遺跡があるところ。
    ローマの歴史を学んでいるとちょっと燃える地である。
    日本の約2/5の国土がある。西洋人の避暑地でもあった。

    映画中に登場する砂漠の惑星タトウィーンの舞台に利用された。
    ざっくり纏めるとこうなる。

    1作目 『エピソード4』ロケ地
    2作目 『エピソード5』関係なし
    3作目 『エピソード6』関係なし ←同惑星は登場するが撮影メインはアメリカ
    4作目 『エピソード1ロケ地
    5作目 『エピソード2ロケ地 ←1作目と同じ場所が出てきて感動!
    6作目 『エピソード3ロケ地に ←5作目の撮影で先回りして素材を用意
    7作目 『エピソード7』関係無し? ←同じ砂漠でもUAEで撮影中の模様


    番外: 『インディ・ジョーンズ』1作目のロケ地に。この場所も行きます。
    インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》 [Blu-ray]

    …このロケ地を拝んで色々検証する!
    のが、本ブロマガの内容である。


    ▼ちなみにチュニジア以外にもこんなロケ地があるのだ、と判るのがイギリスのページ。
    http://guides.starwarsfactfile.co.uk/travelguide/
    EP2前あたりから日本でも発売されていたFactfileの新作バージョンがあり、そのプロモーション用ページであったりします。新作Factfileのデザインはいい感じですが、これ、日本で出る予定あるのですかね?


    ■自己紹介

    ▼筆者


    ネットの中の社会人

    ◇映画
    ナチス台頭前のドイツ映画と、戦後暫くしてからの日本映画が好物。
    ・好きな監督は、フリッツ・ラング、黒澤、山中貞雄、溝口あたり。

    ◇宣伝
    ・100年後の学生に薦める映画2112本をひたすら書いています。
    ※文字制限でこのページの更新が止まってますが、実際は1800本ほど掲載。
    http://2112.hatenablog.com/entry/2112MOVIES_1



    ◇スター・ウォーズと私
    ・コアなファンの部類に入る。どれだけ時間とお金を使ったことか。
    ・最新作を観る為に大学を休んでアメリカへ行っていた。筆者史上最高の映画体験。


    ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    【01.大まかなロケ地と旅程】

    ざっくり、この位置関係を覚えてほしい
    首都からかなり離れたエリア…かつ、西と東にロケ地がある。




    先駆者は多いので、
    インターネット上でもそれなりに調べられる。

    ▼まずは先駆者によるgooglemap。これでざっくり場所を掴む。
    https://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=203488998624929794830.0004dcec48cb5a0fcdffa&dg=feature


    ▼西エリア(例えば、ルークの家の外装。砂漠にぽつんとある)



    ▼東エリア(例えば、ルークの家の内装。ホテルになっている)


    そりゃあ、
    どっちも行きたいに決まっている!

    スターウォーズ初心者の方は、
    Blu-rayの表紙にも使われているほど重要な場所の、
    内部と外部、両方が拝めるルートを筆者は行きたいと思った、と捉えてください。

    ▼Blu-rayの背景に…ほら!(※Amazonに飛びます)

    スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]



    まず、先に西エリアへ行くプランを立てた。
    西エリアの拠点となるトズールの方がアクセスが大変な為、
    先に行っておいた方が融通が利くと判断した。

    首都チュニス→(国内線飛行機)→西エリア→(バスなど乗り継ぎ)→東エリア→(電車)→首都チュニス

    首都とトズールは電車で繋がっているが、
    ストライキによって行けない可能性が高かった為、断念。

    バスでも行けるはずなのだが、弾丸旅行につき、
    時間をお金で買うことにし、飛行機で国内線の予約。

    ▼国内線予約サイト
    http://www.tunisairexpress.com.tn/

    ただし、そもそも本数が少ないので、同じ旅程を組む人がいる場合は留意すること。
    あと、この国内線予約サイトがあまり良いものではなく、ちょっと苦労した。


    【02.治安とか言語とか諸々】
    治安
    ひとまず私が行ったときは大丈夫であった。
    夜は注意が必要である。

    本来はアフリカで最も治安が良いと言われていたのだが、
    「アラブの春」以降、そのイメージが落ちてしまった。
    首都は確かに厳戒態勢はひかれているが…、仕方ないところか。

    ▼チュニスにて。デモ対策で大通りが使えない…ので凄く不便。



    とはいえ、むしろ、自動車にぶつかって死んでしまうリスクの方
    を考えるべき世界であった。
    実際、事故も目にした…。南無…。

    何にせよ、どこの旅でも言えることだが注意は怠らないよう。自己責任の世界である。

    言語
    英語が通じるのは観光客相手に商売している人達。
    フランス語しか喋れない人達の方が、心の底から親切にしてくれる。
    だから、英語が通じない地方の町の方が喜楽。

    何にせよ、英語メインで、最悪、フランス語の単語と、ジェスチャーを使えれば乗り切れる。奥地に行くと、アラビア語の看板しかないところがあり、私も勉強しておけばもうちょっと良いことがあったかもしれないが。




    食事
    あまり美味しくないかも…。是非ともまた食べたいというものは無かった。地方のホテルは、そこそこ良いところでも、パンとコーヒーとチーズとヨーグルトばかり…。

    でも、下記画像のものは美味しかった。
    チュニスで朝、行列になっていた。凄く甘いです。




    乗り物
    バス、電車、乗り合いバス(人数が溜まったら出発)の3つを活用する。
    タクシーはせいぜい観光地のみ利用。

    現地のお金(チュニジア・ディナール)
    結構特殊。入国時の両替は問題ないが、国外も持って行ってはいけないので、出国時にドルやユーロに戻す必要がある。その出国時は、日本円には戻せないという噂。自分は、その後の旅程でユーロが必要だったのでユーロに変えた。
    あと、お金を円から現地通貨に変えられるところは、首都チュニス以外は少ないので注意。

    トイレットペーパー
    持ち歩くと良いとのことだったが、
    自分は活用する機会は無かった。

    スーツケース
    …はあまり使わない旅の方が筆者としてはオススメである。


    イスラム圏ということもあり、女性は肌は露出しないよう注意されたし。






    【03.現地ツアーを調べる】

    特に西エリアにおいて、
    ロケ地を廻るには、

    自分で車を運転するか、
    ガイド付きのツアーを見つけるしか無い。
    徒歩や電車で行きやすい場所になどないのだ。

    後者は、朝早くにゲットする必要がある。

    実際に現地へ行ったら自力でバイク旅をしている猛者もいたが、
    少なくとも筆者は、
    砂漠の真ん中で迷わず行ける自信は無かった。

    時間を有効かつ確実に使う為、
    出発前に当たりをつけておこうと思った。

    ただし検索しても、
    どうも、納得できるサイトが見つからない。

    そこで、思いつく。
    トズールのホテルに、インターネットで予約する時に質問するのだ。

    筆者
    「自分は、あなたのホテル近辺の、スター・ウォーズのロケ地巡りをしたいんだ。
    良いガイドがどこにいるか教えてほしい」

    予約サイトは、お好きなのを使えば良いと思う。
    電話ではなく文字で上記質問をすれば良いので、
    さほど難しいことではない。

    暫くすると、メールが直接届く。

    ホテル
    「OK。ガイドを紹介するよ。
    彼が君を連れて行ける場所はここだ。○○、××〜」

    やった!

    だが、
    そのメールには違和感が。

    おかしい!

    その場所には、近辺にあるはずの、
    ルークの家(外観)が含まれていない。

    ファンとしては、
    死活問題であった。

    ▼えっ!ここに行けないの?それは困る!



    筆者
    「申し訳ない、
    これでは自分が行きたいロケ地を廻ったことにはならない
    ここのスポットにも行きたいんだ。
    場所ははここだ。わかるだろ?」


    このメールを出した後、
    ホテルからメールの返信がなく
    そのまま出国となってしまう。

    若干不安が残ったが、
    仕方あるまい。いざ、上陸である。

    次回、上陸編〜実際のロケ地編1



    ▼実際は無事行けたの図。動画UP中につき、しばしお待ちを!



    KIYASUWALKER®






    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。