キルラキル-KILL la KILL-は楽しいと思いますよ
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キルラキル-KILL la KILL-は楽しいと思いますよ

2013-10-05 05:30

    以前ちょっと書きましたけど、キルラキルがO.A.されましたんでちゃんと感想書いていきます。「キルっていうか、これもうタッテルよね?」みたいな一話でした、色んな意味で。




    • 真っ先に浮かぶのは北斗の拳

      鬼龍院生徒会長曰く、

      恐怖こそ自由!

      君臨こそ解放!

      矛盾こそ真理!

      それがこの世界の真実だ!

      服を着た豚共!
      だそうです。いや~いいっすね~。キツそうな女性が我々愚民を豚呼ばわりですよ。素晴らしい。

      さっきOA見てたんですけど、冒頭教室に入ってくる蟇郡苛が明らかに教室よりデカイというのも凄く良い。北斗の拳ですね。「強いからデカいんだよ、文句あっか?」みたいな。いいよ、すごくいい。お前は大豪院邪鬼か。ついでに肩パットも素敵

      若干青みがかってる視覚効果も相まって、なんか凄く世紀末な学園ですよね。学園外はというと、こっちはなんか若干人間味のある松本大洋的なスラムが広がっていると。でも高校生から小学生が財布を窃盗する世界ですよ?いや可愛い悪戯に見えちゃうんですけど、カツアゲする時チェーンソー持ってるよ?分銅くらいなら分からなくもないですけど、チェーンソーて。お父さんは樵かな?

      ついでにレモンを盗られたことに関する主人公の台詞なんですけど、「そんなに初恋の味が知りたいのかな?」とか言ってますよ。なにこの子かっこいい。まさにワイルドの君。

      あとすごくどうでもいいことなんですが、本能字学園って森蘭丸と織田信長の首とか飛んでそうですよね。


    • 少女革命ウテナの影

      直感ですけど、北斗の拳のような少年漫画がコンセプトにあって、あとは少しだけ少女革命ウテナのイメージが入ってる気がします

      ビジュアル的には劇場版の方ですね。


      妙に世間ずれした小学生とか、なんか良く分からない舞台装置が突然出てきたりとか、脚本の中島かずきさんも結構榎戸洋司的な外し方を意識してるような、していないような…ええ、
      あてこすりに近いこと言ってるのは百も承知です

      ただもし少女革命ウテナがGAINAX制作だったらというifといいますか、そういった視点で見るのもちょっと面白いかなぁと思います。同じスタッフのグレンラガンもそうですけど、やっぱり彼らはある期間におけるアニメの総決算をやるんだと。それがガイナックス魂だと、なんかそんな気がしますね。その文脈だと今回は"さようならアングラ芸術、こんにちわ金田伊功"的な塩梅で非常にダイナミックかつ疾走感のある映像に仕上げることでアイデンティティを獲得してるなぁと。


    • でもやっぱり男の子向け

      全体に男性的な視点がビルドインされてるのも一つ特徴だと思います。凄く大きいのがヒロインの衣装。あれさ、クッソダサいですよね。もう完全に女版放課後電磁波クラブじゃねーか!ひどいデザインですよ、ホントw

      で、主人公の纏流子ちゃんなんですけど、凄く男性的といいますかバンカラで、制服にバスケットシューズとスカジャン合わせちゃうくらい快活と言いますか、或る意味男性的で元気な女の子なんですよね。でも衆目の前であのクッソダサくて露出度高い戦闘フォームに変わった瞬間羞恥心で頬を赤らめるんですよ。エロい。

      いやね、別に羞恥心が無ければそこは流せるんですよ、ツッコみたくはなりますけど。男性目線だと微妙に性的じゃない扱いになるんですね。某股監督とかはそういう変化球エロスが好きみたいですが、こっちはド直球ですよ。いやだって普段男子生徒を鉄拳で絞め上げてるような女の子が湧きあがる羞恥心と戦いつつあんなエロい格好してるんですよ?てゆーか乳首どうなってんだよ。最高ですよね。

      いやもうホントよくやってくれた。自分が覚えたてのガキンチョならギリギリ実用的だったかもしれませんね。ついでですけど登場シーンで躊躇いもなく生レモンガブリといっていたのでこの子の肌は恐らく凄く綺麗なんだろうなぁとか思いました。決闘の度ピッチピチの肌を拝める本能字学園の生徒が羨ましいですね。色々異なりますが桂正和のシャドウレディとか思い出します。冒頭に書いた一文も"絶つ"、"裁つ"つと"勃つ"でトリプルミーニングです。

      上でちょこっと挙げたウテナは少女漫画と同時展開だったこともありかなり中性的な描き方でしたが、こちらは凄く男性的なビジュアルと描き方を採用してますね。ギャグ一つとってもそうだと思います(土曜日の熱湯コマーシャルには男の夢が詰まってます)。そこがこのアニメの"らしさ"なんだと思います。


    • ここからはもっとふわっとした雑感

      で、自分の興味は若干脚本の方に移っていて、これどーすんべと。がっつりウテナに寄せますと多分三木眞一郎辺りか2クール目で突然出てきた学園の理事長代理が黒幕なのですけど、どうなんでしょうね?やっぱり北斗の拳に寄せるんでしょうか?愛など要らぬ!的な。こっちの方が可能性高いですね。

      徹底的に権威主義、管理社会を思わせる学園側と反抗する主人公という構図で、最終的に主人公が勝利するとして、恐らくグレンラガンのように体制側と極制服は人命であるとか、何かしら外界から内部の人間を守るための存在なんでしょうね、物語の落とし所としては。

      グレンラガンの1クール目もそうでしたけど、中島かずきという人の脚本とTriggerに流れた演出スタッフは視聴者をノせるのが上手いので、ちゃんと此方を煽ってくれるはずだとかなり期待していますね。


    まとめると新しい価値観が提示されるといった類のアニメでは無い(というか誰もそんなもの期待していない)と思いますが、良い意味での20世紀末の総決算と言いますか、アニメの面白さを凝縮したような作品に仕上がっていると思いますので、乗るしかない、このビッグウェーブに的なアレで皆さんにも楽しんでいただきたいと思います。

    ※乗った結果がどうあっても僕は責任をとりません(僕自身は楽しめちゃうので)

    あ、あと余談ですけど、今回の澤野弘之先生は久々に良いですね。今回はご本人のやりたいこととやるべきことが一致したんじゃないかなぁ?




    おまけ:今石洋之やすしおってどんな人?→ sm4227579 , sm315039
    今作のスタッフは天才吉成(弟)を筆頭にガンガン動かしてくる畑の方が多いので、作オタの方々は毎回スタッフロールとにらめっこになると思います


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