【SW2.5】ルールブックⅢ、現環境への変更点と新要素について
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【SW2.5】ルールブックⅢ、現環境への変更点と新要素について

2019-01-19 22:57
    どうも、琥珀です。

    前回の動画投稿から少々空いてしまっていますが、ちびちび動画も進めておりますよ。
    諸事情で先に白狼抄S6-4から制作中ですが、現在ログ取りは大体終わったのでこれから動画化の予定です。
    今回は、本日1/19発売となった「ソード・ワールド2.5 ルールブックⅢ」の情報について簡単にまとめたいと思います。
    詳しくは各自ルルブを買って読んでもらうとして、早速紹介を始めましょう。



    新種族 ティエンス


    完全新規の新種族にして、2.0におけるヴァルキリーに代わり、ライダー技能と相性がいい種族として打ち出されています。
    魔法文明時代にルーツを持つ種族で、短命種族の一つになります(条件付で、何百年も生きることはできるけど)
    2.5版ヴァルキリーだけあって、その種族特徴も似ている点はあります。
    ヴァルキリーの「戦乙女の祝福」が抵抗力を上げるのに対し、ティエンスの「通じ合う意識」は命中と回避を上げます。
    ただし、ヴァルキリーは蛮族は不可とはいえPCにも祝福を与えられますが、ティエンスは完全に騎獣のみ(PCにも意味がないという訳ではないが)。
    代わりに同座標でなくても加護を与えられるので、遠隔ライダーには使いやすいですね。
    種族値は全体的にバランスがよく、特に精神力はボーナス4も狙える構成。
    種族特徴を活かすためにも、是非ライダー技能を取得しておきたいです。


    新種族 レプラカーン


    2.0からやっている人には周知の種族かと思いますが、ルミエルレガシィ収録のレプラカーンが基本ルルブ入りとなりました。
    2.0時代で知らない方へざっくり説明すると、けもみみ種族の一つです。
    基礎種族値は合計23と高くはないですが、その半分近くは「技」の基礎能力値に集中しているため、後述の種族特徴と併せてスカウト向きな種族となります。
    特に器用度は最低でもボーナス2、生まれ次第でボーナス4も狙えます。
    「技」以外の基礎値は低いため少々打たれ弱いですが、これも種族特徴で(金と引き換えに)カバー可能。
    その種族特徴は、「装飾品装備枠の増加」と「透明化」です。
    聡明なボウケンシャーの皆さんならこれが何を意味するかは容易に想像がつくかと思います。
    技能は、高い器用度を活かしてシューターをメインにするのもありですね。2.5で改訂された「狙撃」さんの条件達成も比較的容易です。
    けもみみ好きでグラランは少々扱いが難しいけど身軽なキャラを作りたい方は一考の価値あり。


    判定パッケージの追加


    ルルブⅢでは新しく「ライダー」と「アルケミスト」の技能が追加されましたが、こちらにも技能パッケージが導入されました。
    ルルブⅡまででは知識判定はセージ技能しかなかったため、「知識技能パッケージ=セージ技能」でした。
    しかし、これら二つにも知識判定はあるため、もはや「知識技能パッケージ=セージ技能」は成立しなくなりました。
    フェローデータを作る際に間違いやすい箇所になるかと思いますので、知識判定関連の技能を持っている場合はご注意を。


    追加技能 ライダー、アルケミスト


    上記にもありますが、ルルブⅢでは新しい技能として「ライダー」と「アルケミスト」が追加されました。
    これらは2.0時代から存在する技能なので、ご存知or習得済みの方も多いかと思います。
    まず、ライダー技能は馬や竜、バイクと言った「騎獣」を操り、共に戦うための技能になります。
    騎獣と共に行う攻撃は相手に致命的なダメージを与えたり、時には騎獣に探索してもらったり、とさまざまなことができます。
    騎乗に関するルールは少々複雑なのでここでは割愛させてもらいますが、この技能は魔物知識判定を限定的に行うことができるため、セージ技能の代わりとして運用することもできます。
    まあ、セージ技能でないとできない判定はいくつかありますし、何よりイダー技能の魔物知識では弱点を適用できないので、やはりセージの重要性は相変わらず高いです。

    対して、通称「金食い虫」の技能こと「アルケミスト」。
    この技能はルルブⅠでも紹介されていたかと思いますので、2.0未経験者でも存在はご存知かと思います。
    そして、ある程度SW2.0/2.5を齧っていくと、いかにこの技能(と言うより一部の賦術)がヤバいかを耳にしたはずです。
    この技能はMPの代わりにマテリアルカード(以下、Mカード)と呼ばれるリソースを使い、様々な補助を行う技能となります。
    このMカード、4つのランクがあって、ランクが高くなればなるほど、費用がどんどん増えます。
    超高レベルPCともなると、一回の戦闘で数千、数万ものお金が一瞬で無くなるようになるのは、この技能の仕業です。
    しかし、この技能は「お金さえ払えば」アルケミスト技能レベルが低くても高い効果を発現できるのが魅力。
    強力な賦術ともなれば相応の技能レベルが必要ですが、前提レベルが無い賦術でも強力なものは存在します。
    「パラライズミスト」、「クリティカルレイ」…少し技能レベルが上がれば、「イニシアティブブースト」、「エンサイクロペディア」と言った便利なものもあります。

    さて、2.5での調整を考えれば、これらはやはりナーフを食らってしまいました。
    パラミスのBランク使用不可ヴォーパルやクラッシュ、ミラージュの効果減少イニシアとエンサイのSSランク自動成功の廃止レイテストフォーチュン、コンセントレーションの削除などですね。
    しかし、「ヒールスプレー」が1レベルから使用可能、及び効果上昇し、「マナスプラウト」、「デラックスマテリアル」の追加など、強化された面もあります。
    基本的な運用法は2.0から変更が無いので、やはり2.5でもアルケミは便利な技能として重用されそうです。


    「形状:突破」のルール変更


    ひとまず、確認したものを箇条書きでまとめます。
    他にもあるかもしれないけど、ちょっと時間が無いので…

    ・「形状:突破」の始点近傍の除外
    2.0では乱戦エリア外から行使する場合に限り、始点となる座標に存在するキャラクターを除外できた。
    2.5では、「自身が制限移動で移動可能な距離」までを除外できる。
    除外した範囲に存在するキャラクターは、敵味方関係なく効果から除外される。

    ・乱戦状態における「形状:突破」の使用について
    原則、乱戦状態にあるキャラクターは、「形状:突破」の効果を使用することができないと明記された。
    離脱宣言を必要とせずに離脱できる状態であれば、例外的に使用可能となる。
    ただし、乱戦状態からの突破では「始点近傍の除外」は行えない。

    「形状:突破」の効果を持つ能力などはあまり数がありませんが、覚えておくと役に立つかもしれませんね。


    技能関連の変更点

    これまた数が多いので箇条書きで失礼。

    ソーサラー
    ・新魔法「シャイニング・スポット」「ビカム・ドラゴン」の追加。
    ・「ウェポン・マスターⅡ」「ポリモルフ」の削除。

    コンジャラー
    ・新魔法「クイック・リザレクション」の追加。
    ・「イモータル」の削除。

    プリースト
    ・「ジハド」が「ディバイン・ウォー」に変更。同じ神の聖印の所持が必須になった。
    ・「レストレーション」のHP回復量低下(完全回復廃止)。

    マギテック
    ・「キャノン・バレット」が強化版「ショットガン」に(威力はショットガンとジェノバレの間)。2Hガン専用へ。
    ・「チャフグレネード」の効果変更。「形状:起点指定」の効果に対する妨害になった。
    ・「ヒーリングシャワー・バレット」が2Hガン専用へ。魔法制御無しで対象を指定可能に。
    ・「オートガードⅡ」「コピー」「オメガシューター」「クイックランページ」の削除。
    ・「ジェノサイド・バレット」が「ショットガン」準拠の効果へ。2Hガン専用に。

    フェアリーテイマー
    ・「アースクェイク」行使中の術者は、回避力ペナが付く代わりに回避力判定を行えるようになった。
    ・「アイスストーム」の射程と消費MPが増えた。
    ・「メイルシュトローム」の威力と消費MPが増えた。
    ・「ファイアブレイク」の消費MP増加。
    ・「フレイムガイザー」の消費MP増加、威力低下。
    ・「ワールウィンド」の飛行高度が地上100mまでになった。
    ・「バーチャルタフネスⅡ」のHP増加量が低下。
    ・「アルティメットヒーリング」のHP回復量低下(完全回復廃止)。
    ・「イビルドリーム」の消費MP増加。
    ・「マインドクラッシュ」が単体魔法に。条件付きで対象を行動不能にできるようになった。
    ・特殊妖精魔法はルルブⅢでも未収録。

    エンハンサー
    ざっと見たところ、特に変更点無し。

    バード
    ・「コーラス」で発声が必要な魔法の行使、ゴーレムなどへの指示、合言葉などの使用を禁止すると明記された。
    ・「アメージング」「マーチ」の削除。
    ・「ソニックヴォイス」の削除。劣化版終律なので致し方なし。
    ・「レイジィ」の効果変更。

    ライダー
    ・「以心伝心」の追加。
    ・「MP譲渡」「縦横無尽」の削除。
    ・「探索指令」に異常感知判定、罠感知判定を追加。
    ・「高所攻撃」、「HP強化」、及びそれぞれの強化版騎芸の弱体化。
    ・「タンデム」が強化。騎手が騎乗していなくても効果を使用できる。
    ・「チャージ」主動作化。ただし、処理としては2.0とさほど差は無い。
    ・「魔法指示」が1レベルから習得可能になるが、一日2回までしか使用できない。高レベル騎芸で回数増加や指示を「補助動作化」するものが追加された。
    ・「限界駆動」の再使用のために10分を消費するようになった。
    ・「獅子奮迅」が常時型へ。
    ・5レベル騎芸で簡易版「バランス」の「姿勢堅持」が追加。「バランス」と共通するペナとして騎手の行為判定にペナが生じるようになった。
    ・「超過駆動」が「限界駆動」の効果を強化する効果に変更された。
    ・「八面六臂」にペナが生じるようになった。

    アルケミスト
    賦術は先ほどざっくり挙げているので、それ以外で気になるのをピックアップ。
    ・「インスタントウェポン」の効果時間増加。Sカード以降の威力低下。
    ・「アンロックニードル」、「イニシアティブブースト」、「エンサイクロペディア」の消費カード数が1枚から2枚に。


    戦闘特技の変更点


    新特技も追加されて、いよいよ15レベルまで見据えたキャラビルド案を考案し始めている、あるいは超高レベル卓の2.5対応化も始まるかと思いますが、やはり戦闘特技の変更は気になるところ。
    やはり、11レベル以降の特技も色々調整されているようです。
    影響が大きそうなところをピックアップして紹介します。

    ・「二刀無双」が「両手利きの筋力制限撤廃」に強化
    これはヤバイ。2.0で初登場した時も色々問題になりましたが、これはそれ以上にヤバイ。
    2.5の「両手利き」の時点で必要筋力20の武器まで装備できるので、フェンサーはこれで十分でした。
    しかし、高筋力ファイターは20程度の武器では満足できなくなってくる。
    その気になれば、フェイタルランス(必筋25、威力50)の二刀流もできちゃったりします。
    ついでに、特技の前提が冒険者レベル11のみになったので、「二刀流」を取る必要はなくなりました。
    特技枠が1つ空くので、「武器の達人」や「全力攻撃」なども入れやすくなりますね。

    ・アルケミ関連の特技追加
    「賦術強化」にⅡが追加され、Ⅰを習得していればアルケミLv9で置き換えできるように。
    また、「賦術全遠隔化」とかいうとんでもないものまで追加。
    「射程:接触」の賦術を10m先の対象に使用でき、さらには複数の対象に効果を使用できるように。
    「連続賦術」も残っているので、「クリレイ」&「パラミス」なんてことまで可能に。
    ちなみに、「カード軽減」は宣言型の特技にナーフされちゃいました。

    ・変幻自在Ⅱ
    大方の予想通り、宣言特技を3つ宣言できるように。
    前提レベルはバトマスと同じとかなり遅いですが、フェンサーも対象で一安心。
    ただし、これで魔力撃3連撃を行った後とかは、魔法に抵抗は無理でしょうがね。

    ・牽制攻撃Ⅲ
    2.0ではフェンサー以外はⅡまでだったが、2.5ではどの技能でもⅢにできるようになった。
    シューターとかは牽制入れてる人も多いでしょうし、これはいい強化。

    ・クリティカルキャストⅡ
    クリキャスにⅡが追加され、必殺攻撃Ⅲに近い効果に。
    「魔法制御」が宣言化したため、こういった特技が結構強化されてる様子。

    ・ルーンマスターの強化
    「魔法拡大」系とそれ以外の戦闘特技を同時に宣言できる自動習得特技が、完全に魔法技能版バトマスへ強化された。
    このため、高レベルでは「魔法制御」と「クリキャス」、と言った2.0では普通にできたことが復活した。
    今は「バイオレントキャスト」もあるので、これらを組み合わせて一気に殲滅することも面白そう。
    ちなみに、片方は魔法技能系特技に限定されているが、もう片方は制限されていないので、「ディフェンススタンス」や「マルチアクション」などでも構わない。

    ・レンジャーの自動習得特技
    12レベルの「韋駄天」が削除され、ここに元15の「縮地」が入った。
    15レベルには代わりに「ランアンドガン」と言う特技が追加された。
    あえて効果は説明しないが、その特技名から効果は察することができるのではないだろうか?



    さて、ざっくりとまとめた今回の記事ですが、いかがだったでしょうか?
    詳しい効果などは実際にルルブを参照してくださいね。
    私も、まだ今回紹介した辺りまでしか確認できていないので、後でゆっくり確認します。
    拙作、東方白狼抄にもかなり影響は出るかと思いますが、まずはsession6を終わらせてから考えます。

    それでは、皆様よきTRPGライフを!

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