閉じる
閉じる
×

1か月ほど空きましたが、引き続き伊東温泉旅行の記事です。
東方projectのプチ聖地巡礼ともなったので若干タイトル変えました。

東方鈴奈庵1巻
まずは東方鈴奈庵1巻から1コマ。

原作 ZUN,漫画 春川もえ「東方鈴奈庵 1巻」より引用
くしゃみしてるのは文ちゃん?
鈴奈庵の序盤、魔理沙が霊夢に妖魔本の説明をしているシーンです。
妖怪によって書かれた本”妖魔本”の例として「どっかの寺」の「天狗の詫証文」が挙げれています。
そのお寺、伊東温泉にありました。
それがこちらのお寺。

伊東温泉にある佛現寺です。伊豆に流罪となった日蓮上人ゆかりのお寺です。
道順とかは…説明しづらいですのでグーグルマップ先生にでも聞いてみてください。
伊東駅からは小一時間歩きます。

天狗の詫び証文についての解説板もあります。
なんでも江戸時代、近くの峠で天狗が暴れて住民が困っていたところ、このお寺の和尚さんが鼻をつかんでぶん回すというダイナミックな方法(法力とか使えよ)で退治したそうで。
その逃げた後に、解読不能な文字で書かれた巻物が残っていたそうです。
解読不能ですが、とりあえず詫び証文、と言うことになっています。
その巻物が、こちら!!

…なわけはもちろんなくて(笑)、これはお土産の天狗詫び状羊羹。1個500円。
こちらの羊羹、お土産にお勧めです。
と言うのも、巻物になっている包装紙の内側には、実際の詫び証文の写真が載ってたりします。これはうれしい。

味は普通のあずきと伊豆名産の柚子味があります。柚子味の方が人気。

開くとこんな感じです。せっかくなので鈴奈庵に出てくる古代天狗語(下)と比較。

原作 ZUN,漫画 春川もえ「東方鈴奈庵 1巻」より引用
さかさまにしたフ○テレビのマークのような文字が一致してますね…
どこで買うのかと言うと、お寺の敷地内に売店とかお土産屋さんが有るわけではなく、本堂のなかで売られていました。受付の方が居るわけでもないので、お寺の本堂に勝手に入っていく感じ…。ちょっと勇気が要ります。お寺ってこういうものなのでしょうか。
前回までの記事でもちらほらと七福神の名前が出ていますが、伊東温泉では温泉とは別に神社やお寺で七福神の仏像(神像?)巡りができます。ここでは毘沙門天様が。どちらかと言うとこの七福神めぐりを目的にこのお寺による方の方が多いのかも。
流石に神仏にカメラを向けるのは失礼なので簡単に挨拶だけで済ませました。
お寺からの写真を何枚か。




目的の聖地巡礼も終え、海岸によりつつ帰路につきます。


伊東の海。海岸公園がちょっとした美術館になっていて見ごたえがあります。
最後に、道の駅によって伊東温泉を後にしました。

道の駅 伊東マリンタウン

道の駅の建物としては非常に大きい方に分類されるのではないでしょうか。
あまりゆっくり見ていくことはできませんでしたが、日帰り温泉もあります。
写真はバザール棟。飲食店の多い2階から1階のおみやげ屋さんを撮影しました。
最後に、駄文を。
11月にたった2日間でした旅行を、3か月もかけてようやくブログに載せたわけです。
改めて、自分の遅筆っぷり……と言うか、文章を書きそれを世に出すことに対する抵抗感が非常に大きいことを感じました。今この文章も酒の力を借りて書いているわけで……。
ただそれでも、遅筆だろうが発表が遅かろうが、この備忘録をしたためることに改めて意義を感じる、そんな旅行でもありました。
というのも、この伊東温泉、今回訪れるのが初めて……のつもりだったのですが、来て初めて気付いらわけです。訪問が2回目であることに。
学生時代に自転車で伊豆半島を一周した時に立ち寄ってたんですね。道の駅を見て、初めて思い出しました。


学生時代にガラケーで撮った道の駅と弁天の湯
どんな特別な思い出でも、時間がたてば細かいところは忘れてしまうもの。
たぶんこの旅行も、10年経てば細かい部分はわすれてしまうでしょう。
でもその時書いた文章を読めば、思い出もぶわっとよみがえるものです。旅の思い出だけでなくその頃の日常生活も…。旅そのものは今の自分へのご褒美ですが、その思い出は未来の自分へのご褒美になるんでしょうな。
と言うわけで今回はこの辺で。
実は次回のネタは既に決まってます。このブログ描く前に富士山一周してきたので…。
広告