2019年9月14日(土)東京・四谷区民ホールにて合同イベント『これアプだョ!全員集合‼』が開催された。ニコニコ「これアプチャンネル」で展開されている声優アップデートバラエティ『これアプ』シリーズの2番組、天﨑滉平と安田陸矢の『二人は無印』と『大塚剛央のイチ+』の初の合同イベントとなる。 
2番組のパーソナリティ天﨑滉平、安田陸矢、大塚剛央、プラやんが、各番組の人気コーナーを踏襲したエチュードやジェンガ、朗読、しりとりを、「声優」というキーワードをもとに展開し、集まったファンとともに大盛り上がりに!終始笑いっぱなしの「これアプだヨ!全員集合!!」のステージをご紹介。 


距離近くない!?
『これアプだョ!全員集合‼』は会場全体が大興奮! 


 プラやん音頭が流れる中、雲に乗ったプラやん(黒子姿)が登場!会場は大きな拍手で迎える。プラやんもそれに応え、元気に会場の皆さんにご挨拶。

「『これアプ』と『イチ+』、番組は見てくれていますか?見てくれてる方は、“せーの”で“見てるー!”とレスポンスしてね!」というプラやんの掛け声のもと、会場の皆さんの「見てるー!」という大きなレスポンスでプラやんは大満足の様子。

「プラやんのワンマンステージでもいいけど、せっかくの合同イベントなのでパーソナリティのみんなに会いたいですよね?」の声に会場に拍手が沸き起こる。

 それに応え「まずは、これアプパーソナリティ天﨑滉平君!」と呼び込む黒子のプラやん。

「はいー!みなさーんこちらですよー!」と天﨑の声が聞こえるも、会場の皆さんはキョロキョロ。その瞬間、天崎が客席通路から登場し、場内は驚きとともに黄色い声援に包まれた。

「同じく、これアプパーソナリティ安田陸矢くん!」の呼び込みに「はい!こっちでーす!」と客席別通路から登場した安田に会場は歓喜の声援。

「続いてイチ+パーソナリティ、大塚剛央くん!」の呼び込みに「コッチだー!」と大塚がまた別の客席別通路から登場するとさらに会場はヒートアップ。

 3人が舞台に上がり落ち着いたところで、「3人とひと竿でお送りしていきたいと思います!よろしくお願いします!」と黒子姿のプラやん。

「みんな揃ったね、揃ったよね?」「生放送でもこれだもんね」と確認しあうも、少し困ってキョロキョロしだすプラやん。

「タケオ!この後の下りわかってるよな!」と促すも「これでいきますよね」とタケオ。うなずく2人。
「このままいくの?一番それで困るのは真ん中の黒子のひと竿だよ!」とプラやん。キョロキョロするも3人に詰め寄られて、舞台袖に逃げ出す黒子プラやん。 

「よーし、こーなったら…」の掛け声とともに、頭に「プラやん帽」をかぶったプラやん完全体が登場!

「どーも!プーラやーんでーす!」という改めての挨拶に、歓喜の声援と拍手が溢れる。

 新ためて4人揃ったところで「これアプだョ!」の掛け声に、会場の皆さんの「全員集合!!」のレスポンスでスタート!

■プラやんが寄生された?「これアプのあゆみ」 

 最初のコーナーは、会場の皆さんに各番組を紹介する「これアプ」の歴史。MCはプラやん。
まずは天﨑、安田による『これアプ』の番組紹介から。

「『これアプ』では“二人は無印”というサブタイトルもようやくついて…」という説明にプラやんから「どうして無印なの?」と質問。

「『これアプ』の創生メンバーということで、番組も増えてきたので。僕らはアダムとイヴなんで」と2人が説明するも、プラやんは「?」と問いただす。

安田がしどろもどろになり、天﨑の後ろに隠れると、なぜかその後ろに大塚も隠れ、ひょっこり顔を出したチュー〇―トレイン・フォーメーションでプラやんに対峙。会場から笑いと歓声が。

 気を取り直して「2人の絆をアップデートしたり、いろんな企画に挑戦しながら僕ら自身や視聴者の皆さんをアップデートしたり、声優のお仕事のお話(声優さんのカバンの中身って?)などを紹介してきた番組です。」と天﨑。番組年表がスライドに映し出され今までの歩みを説明。

 番組コーナー内で生まれたイラストから誕生した「みみずくじらTシャツ」の話題では、今日、実際に会場に着て参加した方もいて、天﨑・安田も感激。 

 続いて大塚による「イチぷらす」の番組紹介。

「声優としてもバラエティ番組としてもアップデートしていこうという番組。大人も子供も楽しめる番組です。プラやんと一緒にやっております。」と紹介。

 イチぷらすの番組年表では、「マンスリー成長期」に触れ、「今日のコレもマンスリー成長期の一部です」「冬虫夏草みたいなものです。今、寄生されてます」とプラやんが回答。

 各番組の「あゆみ」をさらい「今後の展開にご期待ください!」と宣誓した大塚に大きな拍手が送られた。

■4者4様のガチエチュードに会場興奮!

 続いて大塚のMCで「これアプエチュード王決定戦」。

役者としてのアドリブ力やエチュード力をアップデートしようというこの企画。シュチエーションのお題はすでに決まっており、どう対応するかを競う大喜利風エチュード。判定は観客の皆さんの拍手により判定し、エチュード王を決定する。

 お題は「取り調べ中。かつ丼がNGな今、刑事が容疑者を泣き落とす最新のテクニックとは?」
プラやんは、自白しない容疑者役を担当。3人は泣き落とす刑事役として順番に登壇する。

 最初は天﨑刑事からスタート。悪態をつくプラやん容疑者。「おまえやっただろ」「やってねーよ」の問答に「おまえ、いくつになる?」と天﨑刑事。そこで場内は大爆笑。

「そんな年にもなって、被り物までして、親御さん悲しむぞ!」にプラ容疑者「親に許可とってるよ!」でさらに拍手が巻き起こる。その後、天﨑刑事は「自白しないとプラやんの頭をひっこぬくぞ!」と詰め寄るも「いいよ!できるならどうぞ!」と開き直るプラ容疑者。引っこ抜いた後のプラやんの髪型が気になってしまい引っこ抜くに抜けいない天﨑刑事。おもわずMC大塚に助けを求めて「終了~」。

■安田陸矢がプラやんに腕を差し出す

 続いて登場したのは安田刑事。
安田刑事「もうこの部屋に入ってそろそろ1時間か…。まだしゃべる気にならないか?」。
「いや…。しゃべるとかそういうことでなくて、やっていないものはやっていなくて…」と礼儀正しいプラ容疑者。
「カツ丼がダメな今、そうだな…。俺を食べるか…?」と上着をハラリと脱ぎ捨てる安田刑事に会場が沸き、プラ容疑者、少し動揺。
「僕は容疑者の心の痛みを理解するようにしてるんだ」とそっと肩に手を添える。
さらに焦るプラ容疑者。

「君の痛みがわからないままで、聴取しても仕方がないだろう?」
「そう思って、俺はいつも容疑者にこの腕に思いっきり噛みつかせるようにしてるんだ。その痛みを知ったうえで、俺はお前の気持ちになって話を聞くようにしているんだ」

衝撃の安田刑事の告白に、うろたえながらも安田の腕を持つプラ容疑者。

「さぁ!遠慮するな!」安田刑事の叫びに会場もヒートアップ。「ガブリ」と噛んだ(ふり)ところでプラ容疑者「すみません!私がやりました…!」と自白。MC大塚「終了~」の合図。

「こんな刑事、やだよー」のプラやんに「これが最新(のテクニック)です!」とガッツポーズの安田。歓喜と笑いに沸く会場。 

■大塚剛央刑事が容疑者と逃亡!?

 続いて大塚刑事の番。
「まさか…。刑事になって最初の仕事がプラやんの事情聴取とは…」と大塚刑事。
「ちょっと、プラやんよく分かんないんだけど…」とシラを切るプラやん。
「どうして、天さんと陸矢を噛んじゃったの?」と大塚刑事は罪を問いただす。

「噛んだところにプラやんの顔がついちゃってたよ」「プラやんの家族にも会いに行って全員グルだったことが判明した」と新たな展開を畳みかける大塚刑事。

「でもね、妹さんだけは悲しんでたよ?」としっとりと告げると「タケオ…。妹の話だけはしないでくれ…」とプラ容疑者。「不義理のままでいいの?このままじゃ、もう番組できなくなっちゃうよ」と静かに説得すると雰囲気は一変。

「なぁ、タケオ…」とプラ容疑者がおもむろに立ち上がり告げる。
「本当に悪いのは何だろうか…。プラやんはねぇ。『イチぷらす』のことを考えて、あの二人を洗脳してやろうと思ったんだ‼」。衝撃の告白にタケオ刑事は思わずワナワナ後ずさり。

「そうだったのか!」と二人は団結し一緒に逃亡することに!本来の目的を見失った大塚刑事。ここで終了~!

■天﨑滉平の迫真の演技に会場がどよめく

 3人が終わったところで、MCの大塚「プラやんのも見たいですよねー?」の一声で、今度はプラやんが刑事役に。

プラやんはお相手の容疑者役に天﨑を指名。「僕は危険ですよ」の天﨑に「プラやんはデンジャラスなことが好きなのさ!」と応戦し、スタート!

 プラ刑事「えー天﨑く…」と話し始めるやいなや「うひゃひゃひゃひゃーっ!」とサイコチックな笑いで会場を凍り付かせる天﨑容疑者。「天﨑滉平さんでよろしいですか?」と冷静に問いかけるも、顔を近づけて「ウヮーー!」という猟奇的な反応に、さらに恐怖の悲鳴が会場に響く。プラ刑事の問いかけに、クルクルとテンションが変化する天﨑容疑者。

 その演技は、さらに会場の恐怖を増幅させる。天﨑容疑への嫌疑は「先輩の下野紘さんにカップラーメンを買え、お酒を買えと強要したという脅迫罪だ」とプラやん刑事。天崎容疑者は少し動揺しながらも「「いいよ!好きなだけ入れな!」と言われたから入れました」と反論するも、時間切れで「終了~」。

 終了後、実話を話されたので少し動揺しましたと天﨑が告白。

会場のお客さんの判定で、安田がエチュード王に決定。

■「これアプ」名物パーソナルジェンガがでっかくなっちゃった

 続いてはMC天﨑による「ジャンボパーソナルジェンガ」。
ジャンガを引いて積み上げていき、倒した人が罰ゲーム。数字が書いてあるジャンガを引いたら、あらかじめtwitterで募集した質問に4人が答えるという『これアプ』恒例のコーナーだ。

順調にジャンガを進める4人。ここで「この夏アップデートしたことは?」という質問ジェンガ。

大塚は「体調を崩さなくなった」、安田は「髪型をアップデート。前髪を分けるようにしました」と回答。プラやんは「筋肉。ずっとやってるの筋トレ!」と胸筋を動かし会場を沸かせる。3人も驚き次々と触って確認。天﨑は「初の写真集が出ました!頑張りました!」と自身の作品を紹介。

そんな中、エマージェンシーサイレンが会場に鳴り響く。「ジェンガをどんどんと引く!」という指示だ。

大塚が引くジャンボジェンガが倒れそうになり、途中でひっこめようとするがもとに戻らない。大塚は「どうしたらいいのー」とドギマギ。3人から「早く引きなよー!」と突っ込まれつつ無事にジェンガを抜くも、次の安田で倒壊。

■舞台と客席が一体となった巨大ビーチボール

 質問ジェンガは「ヘンだよ?って言われることは?」。

大塚「家に帰りつく前に、服を脱ぐ準備に取り掛かる。ボタンをはずし始めて、エレベーターで靴ひもをほどいて家に入ったら、家の人にあんた変だよ!と言われた」と告白。

安田「自分の中でズボンはできる限り手を使わずに脱ぐというのをやっています。控室とかで何やってんの?って言われます」と体をクネクネ振りながら再現する姿に会場は爆笑。

プラ「靴下を履くときは、絶対に立ちながら履きたいと思ってる。健康のために」

天﨑「僕は常に言われています」と告白し、会場の笑いを誘った。

ジェンガを倒した安田には罰ゲーム。会場に投下された巨大ビーチボールが往復で舞台上に戻ってくるまで大縄跳びで安田が跳び続けるというのが罰ゲームの内容。会場の皆さんの協力のもと巨大ビーチボールが客席を右往左往しつつも無事に舞台上に帰還。その間、ハイスピードで大縄跳びを跳び続ける安田もヘトヘトになりながら終了~。

 

■声優ドラマ「Bar いちプラスへようこそ!」

続いては「声優の声優による声優ドラマ(朗読劇)」のため、舞台転換。

舞台中央にカウンターバーとハイチェアが並ぶ。裏新宿に佇む「Barイチぷらす」。
大人っぽいサックスのジャズが流れ会場をドラマの世界に誘う。

バーを営むプラやんとバーテンダーのTAKEO。そこにJ.カゲロウと横溝誠一郎がやってくるというお話。ちなみにプラやんは呪文で擬人化し「ヒロ・アンダーグラウンド・プラ=ヤーン」に変身してバー営業をしている。

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■ときめきがとまらない。声優4人が本気の口説き文句

 最後のコーナーはMC安田による「トキメキしりとり」。

お題に沿って次の人を見つめながらしりとりをつないでいくゲーム。お題にそぐわなかったり言葉に詰まったら罰ゲーム。会場の皆さんに向けてガチトーンでトキメキセリフを言うというもの。今回のお題は「口説き文句しりとり」。4人から「口説き文句」が発せられるたびに会場から歓喜の声が漏れる。

プラ「愛してる」→大塚「ルビーの指輪、君にあげるよ」→天﨑「寄って!もっと近くに来て!」→安田「手、放しちゃだめだよ」→プラ「よせよ!あいつより俺の方がお前のこと好き!」→大塚「君しか見えない」→天﨑「一緒に逃げよう!」→安田「生まれ変わっても、君を愛してる」→プラ「(この指輪)類似品だけど…」と言いかけたところでタイムアップ、アウト~

プラやんの罰ゲームに決定!「すっかり忘れてた…!」と片膝をつくプラやん。

会場の皆さんに向かってでトキメキ口説きワード「よせよ!あいつより俺の方がお前のこと好き!」を放つと、感嘆の声と拍手が会場を埋め尽くす。

照れたプラやんはそそくさと舞台袖に去ろうとするも3人から引き留められ「最近、こういうのやってないから、すごい不思議な気持ちになります」と告白。

■サプライズ!出演者全員で客席を一周

 ここで「プラやん音頭」が流れ、そろそろお別れの時間。一人ずつ今日の感想と感謝の気持ちを届けられ、会場はあたたかな空気に包まれた。

天﨑「今日はありがとうございました。これアプで合同イベントができて、嬉しかったです。新番組もありますのでまたいつか一緒にイベントができるといいなと思います。『これアプ』ではJカゲロウとか横溝誠一郎とか、また別の機会でも展開すると思うので今日のことを思い出していただければ嬉しいです。『二人は無印』もやっちゃんと一緒にやってますので、こちらもよろしくお願いします。ありがとうございました。」

安田「合同イベントということで、タイトル通り僕らも徐々にアップデートさせていただけるいろんな体験ができる番組だなと改めて思っています。番組がたくさん増えてきて、いつもは違う番組で展開していますが、こうやって一緒にお客さんの前に立つとこんな不思議な化学反応が起こるんだなと今日は改めて実感しました。とても楽しい時間を過ごせたなと思っています。ありがとうございました。」

大塚「めちゃめちゃたのしかったです。全然台本にないことをやりすぎちゃったので、僕もあんまりこういうすごい自由なイベントってなかなか、(これアプは)アニメ作品とかではないので、僕個人としてすごく楽しませていただきました。また是非こういうカタチでやりたいなと思いますし、この4人の絆もアップデートしたなと感じるイベントになりました。
『イチ+』『二人は無印』そして新番組もございますので、これからも『これアプ』を是非よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

プラ「本当に今日はありがとうございました。朗読劇ではまさか、プラやんとタケオの絵を描いていただけると思ってなかったのでとても驚きました。かつ、プラやんあんな感じなのね。擬人化するとあんななのね。そして本当に会場のみなさん、協力して頂きありがとうございました。巨大ボールの時は少し心配していましたが、大丈夫でしたでしょうか。
これからも、『これアプ』そして新番組の方も応援して頂けるとありがたいなと思います。
本日は、ありがとうございました。」

4人は客席に向かって一礼をすると、舞台を降り客席通路を一周しながら会場の皆さんに手を振り、声援に応え、改めて舞台で一礼し昼の部の公演は終了。

最後まで温かい拍手が会場を包み込んでいた。

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