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目指せ脱メタボ! RPGから学ぶフィットネスのコツ4選
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目指せ脱メタボ! RPGから学ぶフィットネスのコツ4選

2015-04-20 12:30
    ロールプレイング フィットネス 共通点


    トルネコ体型からバレット・ウォーレス体型になれるか!?


    【大きな画像や動画はこちら】

    ある種のエクササイズができるテレビゲームもあるにはありますが、やはり家にこもり、座ってゲームばっかりやっていると、運動にはなりませんよね。

    そこで今回は「Vitals」が紹介した、RPGとフィットネスに共通点を見出し、少しずつ成長していく主人公のように健康になるコツをお届けします。


    ●始めはみんなレベル1だ

    ロールプレイング フィットネス 共通点

    ハチマキは決意の印?


    『クロノ・トリガー』の「つよくてニューゲーム」では、プレイを始めて5分ほどでラスボスのラヴォスと対決できます。しかし、ここでもし主人公がレベル1の状態でラスボスに挑むようなら無謀です。

    人々は経験値ゼロから、いきなり過酷な運動を始めようとすることが多々あります。無理に早起きしてジョギングに行くくらいならツラいだけかもしれませんが、突然100キロのバーベルを持ち上げようとしても、ピクリとも動かないことでしょう。

    始めはみんなレベル1なのです。スタートからいきなり中盤のボスと戦っても勝てるわけがありませんし、それでは何度コンティニューしても時間と労力が無為に失われていくだけです。

    初心者には初心者なりのフィットネスのやり方があり、あたかも呪文やアイテム調合の方法を習得するかのごとく、カロリーと栄養素の計算や食事制限の分量などを学び、基礎的なエクササイズがどのようなものかを理解してから、ステップ・アップしていくのです。そうすれば、徐々に強い敵キャラとも戦えるようになります。


    ●職業は1つしか選べない

    ロールプレイング フィットネス 共通点

    極めたいのは何かを見極めよう


    たとえばMMORPGの『エバークエスト』のように、プレイをするにあたり職業は1つしか選べないのはフィットネスでも同じ。戦士と魔法使いとモンクとネクロマンサーに同時にはなれませんよね。確かにどれかを経験した上で、新たな職業に派生して、ネクロマンサーと戦士のスキルが合わさったシャドウ・ナイトなんかに転職することもできるのですが......。

    フィットネスにおいても、いきなり全部のスキルをマスターしたがる初心者が散見されます。たとえば、42.195キロを完走したいだけでなく、体重も減らしたい、筋肉量も増やしたい! などなど。中には、トライアスロンチェスボクシングという複合的な競技は確かにありますが、何においても欲張ると挫折への最短ルートを歩むことになってしまいます。1つずつ極めていきましょう。

    減量したいのならまずはそれに集中し、フルマラソン完走を目指したいのなら5キロから走ってみましょう。少しずつ色々試すこともできますが、よく考えてプログラムを組まないと、それだけゴールが遠くなってしまうかもしれません。ダーマの神殿は1日にしてならずですが、現実世界ではたとえフィットネスのレベルが低くても、いつでもジョブ・チェンジ可能なのが良い所。レベル99まで上げなくてもオッケーなのです。


    ●セーブ・ポイントを利用しよう

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    日本の『FF IV』は北米の『FF II』


    苦労してゲットしたアイテムや経験、それに現在の進行状況を保存できるセーブ・ポイントは非常に便利です。実は、現実世界にもこれはあるとか。

    例を挙げると、『ファイナルファンタジーIV』のラスボス、ゼロムスに100回以上挑戦しても倒せなかった人の話があったりもするのですが、何度全滅させられても繰り返し挑戦できたのは、やはり直前でセーブしていたおかげです。

    フィットネスでも、たとえば「あと5キログラムの体重がどうしても落ちない」なんて状況になっても、そこがセーブ・ポイントです。それ以上の減量に失敗したとしても、ダイエット開始前よりもあと5キロのとこまでは落とせたという経緯が、体重に表れています。あと5キロが痩せないというポイントから、開始前の体重まで一気に戻ることは不可能です。

    ゼロムスに勝てなかった人は、おそらくレベルや装備が足りていなかったから倒せなかったのでしょう。それと同じで、ダイエットにも、もうちょっと筋肉が必要だったのかもしれませんし、カロリーの過剰摂取が問題だったのかもしれません。きっと何かが不足していただけなのです。

    しかし、そこで怒りに任せて全てを投げ出してしまっては、これまでの努力が水の泡です。セーブ・ポイントからもうちょっとレベルを上げて頑張れば、最後にきっとボスは倒せます。


    ●自分というキャラクターを差別しない

    ロールプレイング フィットネス 共通点

    身の丈以上の武器を持つツンツン頭でも立派な主人公


    RPGの主人公というは、大体容姿が決まっていますよね。そしてこれは、ゲーム中ずっと同じままで、別人になることはありません(途中から別キャラでプレイできる、キャラ編集が可能などはさておき)。仮にそのデザインが気に食わなかったとしても、最後までそのキャラでクリアを目指さないといけません。

    これと同様、たとえフィットネスで頑張っても、あなた自身の容姿がガラっと別人に変わることはなかなかありません。メタボ腹がすぐに引っ込まないからと言って、それを理由にエクササイズを止めにしてしまっては、クリアは絶対に不可能です。

    でもRPGだったら、最初に与えられた主人公で最後までやり遂げますし、これと同じようにあなたも同じキャラでクリアを目指さないといけないのです。とはいえ経験値とレベルが上がっていけば、徐々に自分の姿を受け入れられるようになることでしょう。


    いかがでしたか? 多少こじつけに感じられても、ゲーム好きの方々であれば、すんなりイメージが出来るのではないでしょうか?


    画像:IllustratiostockDaniel FerenčakRolo TomassiFabio SantanaJavier Domínguez Ferreirobobrocks79Jeremy G

    Four Lessons Role Playing Games Can Teach You About Fitness[Vitals]

    岡本玄介

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2015/04/rpg-fitness.html
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