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ブルックリンを拠点として活動する台湾人アーティストのムー・パンさんは、線画と水彩画法を歴史と日本人に馴染み深いポップカルチャー、そして民俗芸術をひとつにまとめ、繊細なアートを作っています。
それでは、以下からギャラリーと詳細をどうぞ。
ムー・パンさんは、ご自身を風刺的な人間で、自分の描く作品は「正義を追求」する方法として見ていると解説しています。台湾のミリタリー家庭に生まれたパンさんは、しばしばグロテスクと主にアメリカと東アジアの有名な戦争、そしてシュルレアリスムと新解釈、ミリタリーなどに焦点をあてた作品を描くそうです。
今回ご紹介した、ゴジラと人面超巨大イカの戦いを描いた『1894』は、日清戦争がテーマ。そして『1943』と題されたガメラの絵は、第2次世界大戦がテーマとなっています。
この他にも、パンさんは忠臣蔵とゴジラや、新撰組とモスラと裸のガンダムなど、異色の組み合わせを沢山描いています。いずれも彼のサイトに掲載されているので、是非チェックしてみて下さい。
1894 and 1943[Mu Pan 1911 via Xombie Dirge via io9]
(中川真知子)
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