公認心理師について
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公認心理師について

2015-09-13 11:59
                 当ブロマガをご覧頂き、ありがとうございます。

    皆様こんにちは。
    専門とは少し違いますが、大変興味深い出来事がありましたので、記事にしてみました。

    2015年9月9月(水) 衆議院で心理的援助の国家資格「公認心理師法案」が可決されました。

     日本で「うつ病」や「パニック障害」をはじめとした「こころの病」という言葉がメジャーになって久しくなりますが、これまで日本では心理職の国家資格というものはなく、民間資格のみという状況でした。

     心理の民間資格の中では「臨床心理士」がメジャーとされていますが、民間資格ということで、臨床心理士が行う心理療法は、今でもなかなか保険の対象になりません。そのため、患者さんが高額な治療費を払い続けるなど金銭面での負担を強いるといった問題が起きています。

     合わせて、時給は高いものの収入が安定せず、セラピストがワーキングプア状態に陥るなどの問題も発生しています。

     実際にどうするのか、という部分がまだ明確に決定されていないので、なんとも言えないところがありますが、国家資格化により、こうした負担が軽減されるのでは、と考えています。

    他、公認心理師に期待することは
    ・どの分野の専門家がどこのクリニックや施設に分布しているのか(援助者の所在の明示)
    ・行っている主な業務は何なのか(発達検査/カウンセリング/療育/コンサルタントetcの明示)
    ・保険の対象となるかならないか(保険対象の可否の明示)

    などの情報が心理師HP上にしっかりと情報公開される。

    ・地方で不足し、都市に偏在しているセラピストを全国に広げ、患者さんのセラピスト選びの選択肢を広げる(セラピストの普遍化、クライエントの選択肢拡大)。

     特に、選択肢拡大が重要だと考えています。

     1年ほど前に、「学校不適応」を起こしている患者さんのカウンセリングにおいて「この子はもう一生治りませんね」などとお子さんや親御さんに平気な顔で言う、某心理資格所有者のセラピストを地方で見かけました。(その一言でその親御さんは相当追い詰められたようですが、その子は運良く友人に恵まれ、1年後くらいに元気に学校生活を送れるようになりました)

     残念ながら、セラピストに「人格的な問題」「技術的な問題」があっても、地方だと、その人しか地域の中にセラピストがいないということが往々にしてあります。

     資格ができたからといって、何でもよくなるわけではないですし、ただ座っていたところで何かがよくなるわけでもないですし、動向を見守りつつ、自分にできることがあればこうした問題に取り組んでいけたらと考えています。


    法案のURLを貼り付けておきます。

    http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g18601043.htm
    衆議院HP 公認心理師法案。2015年9月13日閲覧。


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