組曲『Diggy-MO'』ライブレポート(→Pia-no-jaC←)
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組曲『Diggy-MO'』ライブレポート(→Pia-no-jaC←)

2018-08-31 17:50


    →Pia-no-jaC← 10th Anniversary 組曲『Diggy-MO'』(8/16)に参加しました。
    この記事は帰りの新幹線車中から書いた連続tweetによるライブ感想をまとめたものです。
    (加筆修正あり)

    https://twitter.com/Diggy_staff/status/998518980330508288
    https://twitter.com/Diggy_staff/status/1029954162123927557

    Diggy-MO' セットリスト

    1:and 7
    2:COME ON
    3:SHE
    4:ZAZA
    5:Heartache Jive
    6:Lost Ones
    7:UnIsong
    8:19 (nineteen)【岡村靖幸 カバー曲】
    9:Un Deux Trois
    10:Careless Whisper【George Michael カバー曲】
    11:GIOVANNI【にこにこジョバンニ Jazz ver.】
    12:STEALTH
    13:Bayside Serenade

    encore:Happy【→Pia-no-jaC←と共演】

    全体としては、
    ・Diggy-MO'パート
    ・→Pia-no-jaC←パート
    ・→Pia-no-jaC←のアンコール
    ・Diggy-MO'再登場&共演
    という流れ。


    会場『duo MUSIC EXCHANGE』は結構広い。
    外周は中央と比べて一段高くなっており、後方からもステージが見やすい構造。
    ステージ正面には椅子席が設けられていた。
    →Pia-no-jaC←はファンの年齢層が広く、ファミリー連れの参加者もいたりするので、そのための配慮なのだろう。

    実際、Diggy-MO'およびSOUL'd OUTのライブとは、参加者の雰囲気も違う感じがした。
    入場は整理番号順。
    番号200番台から、明らかにDiggy帽を被ってる人の割合が増えたのが面白かった。


    今回のDiggyはTiny Concertスタイルの完全生演奏。

    MC:Diggy-MO'
    Piano:JUNKOO
    Bass:遠藤優樹
    Drum:中村“マーボー”真行

    私はTiny Concertには参加しなかったので、これが見れるというだけでかなり嬉しい。


    1:and 7
    アレンジは、To Fromの初回限定版に収録されているライブ版を思わせる感じ。
    あれのブラスヒットをピアノに変えたバージョンを想像すれば大体合ってる。
    ビートを刻まず、1拍目のヒットだけで構成されるオケがDiggyのrapを引き立たせていてシビれる。

    2nd verseはカット。
    BridgeではDiggyが「ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!」と煽ってくる。
    深呼吸からビシッと合わせて再開するのは、当然とはいえかっこいい。
    あと「I'M ON MY WAY LA LA」で合唱するのが楽しかった。


    2:COME ON
    and 7から途切れることなく繋げてスタート。
    J'quartusパートもDiggyが歌唱。


    3:SHE
    JUNKOOがムーディなピアノプレイを始める中、なぜかDiggyは「おもちゃのニワトリ」で遊び始める。
    多分ビニール製、押すと「コーッ!」って音が鳴る。
    →Pia-no-jaC←のHIROが用意した小道具と思われる。

    D「これっていつもあるの?」

    いじってるうちに何か壊れてしまったらしい。
    D「やべえな、どうしようもないや。HIRO君ゴメン!」
    →会場爆笑。
    この間ずっとムーディなピアノ。


    で、残暑見舞いへ。

    D「今年は10周年ということでね、みんなに手紙を書いてきました」
    (おおっ!)
    D「みんなへ」
    (ドッwww)
    D「残暑見舞い申し上げます」
    (ワハハハwww)
    D「この夏はどこかに行ったのかな?」
    (ゲラゲラwww)
    D「ここに来ているということは、やっぱり暇なのかな?」

    Diggyのたどたどしい読み方も相まって、こんな感じでいちいち笑いが起こる。
    なおこの間ずっとムーディなピアノ。

    D「で、今日暇だった人は」
    D「多分11月も暇だろうから」
    D「来てください」
    (会場爆笑&拍手)

    D「結局宣伝しちゃってるよ。一番嫌いなのに」

    D「残暑ということで、夏の終わりをテーマにした曲を2曲続けてやります。杉みき子さんという方の『僕とあの子とテトラポッド』というお話を、僕なりに解釈した歌です。聴いてください」
    ここでムーディなピアノはSHEのAメロだったことが判明。

    1番〜2番のBメロまではボーカルとピアノのみで進行。
    2番のサビからベースとハイハットが少しずつ入る。
    スネアは使わず、終始やさしい演奏だった。
    間奏のウインドチャイムが綺麗で印象に残った。


    4:ZAZA
    SHEアウトロの語りが終わるタイミングで、一転歯切れの良い8ビートのドラムがスタート。
    Diggyはサビを歌ったり歌わなかったりして、観客の反応を試している風だった。
    観客は一緒に歌うべき箇所を決めかねて、そこそこといった具合。
    期待に応えられぬ不甲斐ないcruで済まない……


    5:Heartache Jive

    青いライトが灯り、意味深なピアノリフが始まる(6拍子?3連符×2?)。
    少ししてDiggyが合わせて歌い始め、キメの部分で4人が一気に合わせる。
    以降もAメロはピアノが6拍子、ベース・ドラムは通常の4拍子基調というトリッキーな演奏。
    間奏の入りで長めのスネアロールソロ。


    6:Lost Ones
    ブラックなスウィング感のあるこの曲を、本来とは真逆のスクエア、かつアップテンポな曲調へとアレンジ。(最初はBeladon'かと思った)

    特筆すべきは、アウトロに謎のコーラスパートが追加されていたこと。

    アーーー↓アーーー↑
    ア→ア↑アアアー↓
    ア→ア↑アアアー↓
    ア→ア↑アアアーアーアー↓
    (インドかアラビアらへんっぽい感じで)

    観客が覚えて一緒に歌えるようになるまで何度も繰り返した。


    7:UnIsong
    JUNKOOがピアノを弾き始めると、自然と観客席からクラップが始まる。
    ストリングス&シンセのフレーズがピアノに置き換わることで、たいへん情感的な楽曲となった。
    「PYOOM YOU UP」はDiggyと観客で掛け合い。
    「SO FARAWAY」は合唱。

    2番はカットで間奏へ。
    最後の長い「SO FARAWAY」から激しいドラムソロ。(原曲ではスクラッチが入る所)

    そして例によってDiggyがピアノへと向かうと、大きな歓声が。
    JUNKOOに代わって弾き始める。
    ピアノソロ自体はオーソドックスだったが、特に念入りに感じた。
    →Pia-no-jaC←ファンに向かって「実は俺も弾けるんだぜ」とでも言いたげな?

    (注:Diggy-MO'のライブでは必ずと言って良いほど、Diggyがピアノを披露する場面がある。SOUL' d OUT時代からの恒例行事と言える)


    8:19 (nineteen)【岡村靖幸】
    カバー曲。
    ライブで聴いた当日は「新曲か!?」と勘違いしたが、のちにtwitterで正しい情報を頂いた。
    歌詞も確認したのでこの曲で間違いない。

    観客のクラップと共にスタート。
    しかししばらく経つと聴き覚えの無い曲だと気付いたか、観客達は揃って、集中して聴く態勢に入った。

    事前知識無しで(Diggyの新曲と勘違いしながら)聴いた感想としては、日本語のパートが多くて(当然)、「青春」やそれにまつわるキーワードを多く散りばめた歌詞。
    聴いていて飽きないサービス精神溢れるメロディ。
    そしてサビ終わりの「all night long」が耳に残る。
    そんな感じ。

    今にして思えば、最初にクラップしていたのは「知ってた人達」だったんでしょうね。

    9:Un Deux Trois
    前曲最後の「all night long」から切れ目無くメドレーしてスタート。
    この曲は原曲からしてかなり高速・高難度なのに、さらにテンポアップさせた爆速アレンジだった。
    パねえ。


    10:Careless Whisper【George Michael】
    これもカバー曲だった。

    George Michaelの原曲をJazz形式にしたver.が存在し、それを元にしたアレンジだった(参考動画下記アドレス)。
    サックスがいないので、ピアノがサックスのフレーズも合わせて弾く感じ。

    Careless Whisper - Vintage 1930's Jazz Wham! Cover ft. Dave Koz
    https://www.youtube.com/watch?v=lVXziMFEqX0

    この動画よりもやや速いテンポ。
    1.25倍速よりは遅い、1.15倍ぐらい?

    事前知識無しで聴いた感想。
    全編英語のフロウ。
    ラテン?っぽいリズム、メキシコ料理屋で流れてる曲がこんな感じだろうか。
    そこにFUNNY GIRL DUCKY BOYに近い路線のメロディが乗る。
    こういうの好き。


    11:GIOVANNI
    「にこにこジョバンニ」のSwing Jazz ver. というか別物。
    聴いたことが無ければ想像しにくいと思うが、強いて言うならWardrobe #6が近いか。

    あのテンポで、

    「ジョバァンニィ……」
    「(ダン)いよぉい(ダン)いよぉいぃよぉジョォバンニィ……」

    みたいに歌う。

    まあもっと暗めの感じだけどね。
    原曲はDJプレイ的なブレイクが特徴的だが、これもジャジーな間奏に変貌している。
    Wardrobe #6のサビっぽいメロディに合わせて、

    「what's you ganna do the da-da-dance」
    「what's you ganna do the dance」

    と歌う。
    ……聴いた人はこの書き方で思い出せる、と思う。


    12:STEALTH
    前振り無しの「Yo I wanna destroy」でいきなり始まる。
    当然ながらこれをビシッと合わせてくるのは流石である。
    原曲のギターリフがピアノに変わったことで、チルアウト感がより強くなっていた。
    最後はDiggy単独の「I got thing」で〆。


    そしてMCへ。
    D「みんなどうもありがとう」
    曰く、→Pia-no-jaC←HAYATOのソロライブに招待されたのが最初の切っ掛けだったとの事。
    その縁から、お互い10周年ということもあって、→Pia-no-jaC←側から誘う形で今回の対バンLIVEが決まったそう。


    13:Bayside Serenade
    Diggy-MO'の部のラストとなる曲。
    Diggyが「so relax……」と囁いてからスタート。
    原曲が「ダダッバダ」だとしたら、Tiny Concert ver.は「ダダァバダァ」という感じ。
    アドリブのフェイクも多く、クールさを保ちながらも昂ぶる感情を表現していた。

    演奏が続く中、Diggyはマイクを丁寧にスタンドに直し、ちょっと大袈裟におどけた感じで礼。
    観客は拍手。
    そしてDiggyは普通に歩いてステージ脇へと退場。
    演奏はまだ続いている。

    中村“マーボー”真行がドラムロールプレイを披露 → 退場。
    遠藤優樹がベースのアドリブプレイを披露 → 退場。
    それぞれに拍手が起こる。

    そして最後に1人残ったJUNKOOは、しばらくの間ソロでピアノを弾き続ける。
    このピアノソロは相当長かった。
    正直ちょっと胃もたれするレベルだった。
    PTOLEMYのアウトロよりも長かったのでは?

    聴き疲れを感じ始めた頃に、ピアノソロがBayside Serenadeのサビのフレーズへと帰ってくる。
    名残惜しむようにフレーズを繰り返して、遂にピアノソロも終わりを迎える。
    JUNKOOも一礼し、拍手に送られて退場。

    これにてDiggy-MO'の部は終了。
    会場の照明が点き、スタッフが作業を始めた。



    この後は→Pia-no-jaC←パートに入るわけだが、私は→Pia-no-jaC←についてそれほど多くを語れるわけではない。
    ニコニコの公式チャンネルで見れる動画を一通り見ているぐらいだ。

    しかし私は、一度だけ生の→Pia-no-jaC←を見たことがある。
    今から約10年前、彼らのストリートライブを偶然見かけたのだ。
    地元のイオンモールだったか、それとも天神だったか、記憶は曖昧だがPEACEを弾いていたのは覚えている。
    今思えばあれは、インストユニットとして活動を始めた、本当に初期の頃だったのだろう。

    そんな思い出があるために、熱心に追いかけて来たわけでもないのに、→Pia-no-jaC←はかなり身近に感じるミュージシャンだったりする。
    それこそSOUL'd OUTの次ぐらいに。
    この日の対バンを、私は本当に楽しみにしていた。

    →Pia-no-jaC←のステージは最初から最後までフルスロットルだった。
    バラード調の楽曲は採用せず、全編勢い重視のセットリスト。
    Diggy-MO'の洗練された雰囲気とはガラッと異なり、人間が発する熱エネルギーそのものといったパフォーマンス。
    自分たち目当てのファンもDiggy目当てのファンも、両方とも絶対に楽しませるという気合を感じた。
    HAYATOとHIROによる漫才のようなMCも、とにかくあらゆる人が楽しめるであろう雰囲気を生み出していた。
    アンコールでは名物の3Dピアノも披露。


    そしてDiggy-MO'とバンドメンバー3人が再登壇。
    過去に類を見ないほど、ご機嫌に喋るDiggyがいた。

    Diggy「俺、ウワーッよりスーッて行く感じの方が好きなんだけど」
    HAYATO「じゃあ今日僕らダメダメじゃないですか!全部ウワーッですよ!」
    Diggy「いや、俺もウワーッて部分はあるから(笑)」

    Diggy「HIRO君、打ち合わせ中は全然喋らないのに、インタビューのカメラが回った途端いきなり『ヘイ、Diggy-MO'ォォォォォ!!!』ってびっくりしたよ」
    HIRO「テンションのスイッチが0か100かだけなんですよ」

    Diggy「HAYATO君は大人だよね。話もきっちりしてて」
    HIRO「話しが巧みやったらインストやってないんですよ(泣)」
    Diggy「→Pia-no-jaC←が愛されてきた理由がわかってきた(笑)」

    HIROのイジられキャラを理解して、終始イジり倒すDiggyは楽しそうだった。

    そんなこんなでトリのコラボ曲へ。


    encore:Happy【→Pia-no-jaC←】

    Diggy-MO'とバンドメンバー3人、そして→Pia-no-jaC←の2人が夢の共演。
    JUNKOOはエレピ。

    冷めることを知らない→Pia-no-jaC←に対して、Diggyもフルパワーの熱量で応えた。
    Diggy-MO'のレパートリーにもGASOLINEや爆走夢歌など熱い楽曲はあるのだが、それらよりも更にダイレクトなパフォーマンスだった。
    テクニックなんぞかなぐり捨てて、ガンガン煽るし、跳ねて叫ぶ。

    最強だった。

    https://twitter.com/pj_pianojac/status/1030110860214071298
    https://twitter.com/pj_pianojac/status/1030080999785254912


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