配信を引退して・・・。
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配信を引退して・・・。

2018-11-16 15:51
    私がニコニコ生放送とふわっちを引退して2日が過ぎた。

     私が配信から引退した理由は、私が配信することによって、私が一番大切にしている人を傷つけることを避けるためである。
     
     私にとってその人は自分よりも両親よりも大切な人だ。
    私の友人であり、戦友とも言える、そんな存在だ。
    彼の優しさも、強さも、そして弱いところもよく知っている。

     彼はかつて、自らの一瞬の不注意からの過ちで、ネット上で批判やいわれもない中傷をされたことがある。
    それ以来、ネットにはすっかり臆病になってしまった。トラウマにもなっている。
    そんな彼を再びネットのいざこざで傷つけるようなことがあってはならないのだ。

     引退の前、世界糖尿病デーのイベントでライトアップに参加したとき、彼と言葉を交わしたが、彼の笑顔を見た私は配信を引退することを言えなかった。むしろ、そんなことを考えているとは思わせないように明るく振舞い、背中を黙って見送るのが精一杯だった。
    彼に気づかれ
    「何故、今まで続けてきたのにやめるの?」
    と言われたくなかったのである。その言葉には
    「何故、自分のためにやめるのか?」
    という意味が含まれることが明白だからだ。
    だからこそ私自身で自らに引導を渡して配信の世界から身を引いた後、彼には報告すると決めたのだ。それは、彼からその言葉を引き出させないためにである。

     配信を始めて約4年、引退してわかったことがある。
    それは私自身が配信という呪縛に縛られ、
    「配信をしないと」
    という強迫観念にとらわれ、自分の大切な時間や労力を如何に無駄に浪費してきたかということだ。
    配信に使うエネルギーや時間を趣味等に自由に使えることが、如何に自分にとって大切で有意義なことかと今になって気づかされた。

     確かにネットは今の生活に必要なツールではあるが、それは武器になるものの、反対に自分や周囲の人、もしくは他人をも傷つける凶器にもなり得るものなのだ。
    それを上手に利用しているうちは良いが、思わぬ落とし穴もある。
    自分の役に立てるのなら良いが、他人を傷つけるようなことは決して自分のためにならない。

     配信から引退した今、それをつくづく思い知らされた。
    だから私には全く悔いはないし、晴れやかな気持ちでいるのである。



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