常世の気まぐれ
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常世の気まぐれ

2019-07-26 20:09


    常世の気まぐれ

    見つけた あなた見つけた
    隠れている 蒸した夜の花火
    私は何をしてんだろう
    もうあなたには見えっこないでしょ

    あ〜あ 見えないよね…楽しくないのね あなた
    それじゃあ 悪戯しちゃうわ

    けけけ
    ひゅ〜ひゅ〜どろどろ
    ぺったんたんで這い寄って
    さあ あなたの後ろにも
    それ気のせいじゃない
    何だったらもう一回
    そう あなたに憑きたいの

    逸れた 少し逸れた
    独りになる 蒸した夜の雫
    私は指を近づけて そっと握るように
    あなたの温度を想像してみたりね

    寂しくないのは嘘ね
    それじゃあ 意地悪しちゃうわ

    けけけ
    ひゅ〜ひゅ〜どろどろ
    ぺったんたんで這い寄って
    囁くの耳元で
    それ気のせいじゃない
    何だったらもう一回
    ねぇ あなたに聞きたいの

    空 雲 風 猫 花 その匂い
    あの時と同じ 蝉と鈴も

    つんつんいじいじ
    精一杯で引っ張って
    お願い振り向いてよ
    そりゃ馬鹿みたいでしょう
    こうなってから言ったって
    虚しいだけ

    "ねね 今だけだよ"

    さあ ひゅ〜ひゅ〜どろどろ
    ぴったんたんで合いまして
    そりゃ意味不明なのです
    でも気のせいじゃない
    噛んじゃったんでもう一回
    あの あなたが好きでした
    ばいばい さよなら また来世

    有耶無耶どもの願いを伝う
    夏は気紛れ


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