さて、先週はネット上で起きたひとつの大きな議論に注目していました。それは、虚構新聞というウェブサイトの記事を発端に巻き起こったものです。
橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化:虚構新聞
タイトルの通り、この記事は橋本大阪市長が市内の小中学生にツイッター使用の義務化づけを発表をした、というものです。
虚構新聞の言っていることなのでもちろん内容は嘘なのですが、これがネット上に拡散した結果、多くの人がこの記事の内容を信じてしまいました。
そして、「冗談でも嘘を書くのはけしからん!」という意見を多く見かけました。デマになるからやめろ、というわけです。確かに、これには一理あるかもしれません。
しかし、ネット上だけでなく、世にに出回っている情報というのは、それがどんなものであれ多かれ少なかれ「ブレ」がつきまといます。
テレビや新聞で配信されるニュースにもそれぞれの媒体のポジションや利害関係、そしてタブーなどの制限によりバイアスがかかっています。
ということで、大事なのは情報を受けとる側の私たちが、自分の中に情報をフィルタリングする装置を作っていくことなのです。
情報が氾濫する時代では、リテラシーを磨くことが求められているのです。
それでは、本日のむしコラムにまいりましょう~。
★むしコラム「有用な情報とは何か」
・有用な情報と有用でない情報
何かを世間に向けて発信する時、それが有用な情報でなければ人々の関心を惹くことはできません。
では、どのようにして有用な情報を発信するか。それにはまず、何が有用で何が有用でないかを知る必要があります。
では、有用な情報とは何か。これは、