• ブロマガを続けるか、他のところで活動するか、悩み中

    2013-09-12 02:281

    先週、本ブロマガの記事『【怪談】ナイフは一本だけだと思った?【復讐】』 がニコニコ動画TOPに掲載され、たくさんの方々に読んでいただけました。感想・ご指摘もたくさんいただきました。ありがとうございます。タイトルも少し編集されており、【ゾッとする話】と頭についていたんですね。たしかにこのタイトルのほうがインパクトがあり、そして分かりやすいです。



    実は今回、二回目のトップ掲載だったようです。一度目は本ブロマガにてはじめて投稿した『きこえてきた音楽と殺人事件』 というこわい話が、"ユーザーのブロマガの人気の欄"で頭のほうに掲載されておりました。

     

    掲載されると、動画上のニュースの欄でも流れるようです。具体的には上記くらいの閲覧数・コメント数になりました。


    さて、このまま本ブロマガを続けるか、他の怪談・オカルト系のサイトにうつるか、どうにも悩んでおります。元々、自分の趣味・ライフワーク・この世に生きていることの再確認のつもりで、徒然に、人から聞いた怪談話、体験したこと、それらを元にアレンジした怪談話を書いて投稿しておりました。白状すると、時にはお酒を飲みながら書いてました。

    先週、コメントをたくさんいただき、もうちょっと本腰いれてやってみようかと考えさせられた次第です。それから、こちらの企画が面白そうだと思い、それでブロマガをはじめたのですが、企画も近々終わり、夏も終わり、怪談話の話題も落ち着いてくると予想しています。

    それで、たとえば山口敏太郎先生の『怖話』などにうつって怪談話を書いていこうかな、と考えるに至りました。常に怪談・オカルトのネタを求めている方々が集まっている場所のほうがやっぱりいいかな、と。でも、ニコ動のユーザー数はとても多いですし、場合によってはトップに掲載されることもありますから、やっぱり本ブロマガで続けたほうがいいだろうか……悩んでしまいます。

    とりあえず、あと1話か2話は本ブロマガにてこわい話を投稿しようと考えています。そのときは読んでいただければ幸いです。それから、ゆっくり怪談みたいな動画も一度はつくってみたいのです。いやはや、数ヶ月前に自殺に失敗してよかったです。







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  • 【怪談】ナイフは一本だけだと思った?【復讐】

    2013-09-03 00:57125

    公務員のAさんから聞いた話です。
    大変リアルな恐ろしい話です。
    ※幽霊や超常現象はでてきません。


    ---

     当時、Aさんは20代半ばの女性
     数年ぶりに友人のBから連絡があり、どうしても相談にのってほしいことがある、助けてほしい、とのこと。

    「どうしてもCを殺してやりたいんだ」
     喫茶店でBと会い、詳しい話をきくと、どうも彼の恋人であったCをずいぶん憎んでいるらしい。

     Aさん、B
    、Cは大学時代によく一緒にい友人で、BとCは途中から恋人の関係だった。親切で気さくなBは様々な面でCをよく助けており、たとえばCさんにつきまとっていたストーカーを彼の友人たちとともに掴まえてうまく解決するなど、彼女にとって恩人のような存在でもあった。それもあって二人はいつしか自然とカップルになっていたのだった。

    「どうしてもCを殺してやりたいんだ」
    「一体どうしたの? 何があったの?」

     Bの語るところによると、
    「俺もうまくいかないことがあってね。まあ、それは自分が至らなかったのだから仕方がないし、もちろん、まだまだこれからも新しい気持ちでがんばっていくつもりだ。でもな、Cはな、きっぱりと態度を変えたよ。現状、俺は仕事を探している状況なんだが、まあ、そういうことだ。Cは一方的に俺から距離を置いて、連絡を入れてもまともな返答なんてしないんだ」

    「Cちゃん……私も最近は会っていないから分からないけど、彼女も何かあったんじゃないかな。仕事がうまくいかないとか。ストレスがたまっているとか」
     Aさんが訊くと、
    「彼女はとてもうまくいっているよ。だから俺に興味を失ったのかもね。なんだ、こんなに頼りないんだ。そんなふうに思ったんじゃないかな。別れたいならそれでも構わない。それはそれで納得はできるよ。でも、最近の彼女は音信不通をつらぬいているんだ。別れるなら別れると、ハッキリいってほしいのに、それすらCはしようとしない」
    「煮え切らないのね」
    「そうだね。いい年してお嬢様気分はまだ抜けないらしい」
    「お嬢様って……あの子、たしかにそういうところあったもんね。正直もう忘れていいんじゃないかな。B君も分かると思うけど、過去は過去だし、人は変わるし、残念な本性だけは変わらないとか、人間あるじゃない。Cちゃんはきっとそういう人なんだよ」
    「Aさん、なかなか言うね」
    「そんな殺すとか、やめてよ」
    「そうだね。そうだね……」

     しばらく二人は沈黙した。
     聞く限りでは、Cに非があるように思えるが、恋愛的なこととなると、男女では思考が異なる点があきらかに多い。おそらくCにはCの言い分もあるだろう。Aさんはそのように考え、後日Cと会ってみるかなと思った。

    「俺が許せないのは」
     顔を上げたBの表情は歪んでいた。
    「俺が許せないのは、今まであれだけたくさん助けてあげたのに、なんの恩も感じていないことだ。一緒にいてよく分かったよ。Cは人を利用するだけの女だったよ」
    「それだけ分かっているなら、もうそんなバカ女なんて忘れちゃったほうがいいよ。恩を仇で返された。B君はそう思っているのね?」
    「実はね……この後、Cと会うんだ」

     立ち上がったBは、バッグに手を入れ、
    「数日前、やっと連絡にでてくれてね。言いたいこと全部言ってやるつもりだ。それで、Aさんにお願いしたいことがある」

     Aさんは、ペンケースのようなものを手渡された。

    「今日、Aさんと会ってよかった。俺もバカだね、どうしてこんなもの持ってきてしまったんだろう。こんなものを持っていたら、こんなものを持っていたら……」


     結局、Bはお金をおいて喫茶店をでていってしまった。
     Bはいつも人のいい、常識的な人だったので、心に余裕のないのが痛いほど分かった。

     そしてAさんはペンケースのようなものを開いてみた。
     中身は、ナイフだった。
     小さなポケットナイフ---



     次の日の早朝。
     夜中のうちにBからメールがきていた。
    『ナイフは一本だけだと思った?』

     それからしばらくして、Aさんのところに警察から連絡がきた。
     残念なことに、CがBを刺し殺したとのこと。
     
     Bからのメールには続きがあり、そこには、
    『知ってるよ。と会ってたでしょう?』

    ---


    いかがでしたでしょうか。
    尚、これはある老人から聞いた言葉なのですが、「人間、人生の中で3回は、人を殺そうと本気で殺意を持ち、何をバカなことをと思いとどまる」のだそうです。
    筆者は、一度だけ、本気で殺意を覚えた女がいました。もちろん、思いとどまっております。
    ええ、もちろん。



  • エイリアンの侵略による人類滅亡を確信していたうp主さんの話

    2013-08-29 21:45

    人類が滅ぶのは確定のようなんだ

     数年前。
     筆者が秋葉原某所のメイドバーで飲んでいると、カウンターの隣席の方とずいぶん気が合い、遅くまで一緒に飲んでおりました。彼は、アイドルマスターのダンス動画(ニコマス)を製作しているうp主の一人でした。当時の筆者は、小説を書いたりフリーゲームを製作していたこともあって、なかなか話が合い、本当に楽しい時間を過ごせました。

     やがて夜も深まり、店を変え、朝まで飲むことに。

     好きな映画とか、はるかっかは絶対に渡さないとかあずささんにはあえてピンクのメイド服着せて恥ずかしがらせたいよねとか、これからネットはどうなるんだろとか、様々なトピックについて話していたのですが、やがて、

     どうして自分は創作活動をしているのか、といった話になっていきました。

    「ひょっとしたら、何千年何万年も経った後にデータが
    サルベージされるかもしれないじゃない。自分や人が死んでいなくなっても、そういう形で再び評価される、感動してもらえるものを残すというのが私の創作目的なんですよ。ただデータが復元されるだけじゃなくて、ちゃんと一つの作品としてね

     カラリ、と彼のウィスキーから氷の音。
     時間はもう夜明けの四時ほど。店内も静かで、ほのかな肉料理の匂いがただよっている。

    「信じるかどうかはまかせるけどね、もう人類が滅ぶのは確定のようなんだ
    「え?」
     突拍子もない話に私はおどろきましたが、彼は平然としています。

    「君はウィキリークスって知ってる?」
    「え、ええ。だいたいは」
    「ウィキリークスさ、一時期、既存メディアも妙に騒いで報道していたでしょう? でもパッタリ報道しなくなったよね。どうしてだと思う?」
    「うーん、あまり詳しくないです。アサンジさんがハニートラップに引っかかったとか、エイリアンがどうとか言い出したあたりから……まあそれもネットの記事でみただけですから、ウィキリークスが本当にエイリアンがどうこう言ってるのかは分かりませんが」
    「ああ……なるほどね」



     時に、人は何かを信じる生き物です。仮に根拠があいまいであっても、事実でないと確定してからも信じ続けることもあります。彼の様子からすると、彼の話すところの人類滅亡というのはおそらくその手の類なのだろうと感じ、私は少し後悔しました。しまった、ウィキリークスの話題ふられたからエイリアンなんて口にしなきゃよかった!
     しかし彼が続いて話したことは、ずいぶんと奇妙な内容でした。

    「エイリアンはね、地球、というか太陽系までやってきているのは間違いないんだ。何十年か前からね。どこの銀河から来たか、銀河系内の他の系から来たのか、それすらも人類側は何も分かっていない。ちなみにロズウェルやエリア51の話とは別件だよ。それから、映画みたいに古代の時代に実は来ていたってわけでもない。本当にごく最近になってエイリアンが現れたんだ。そしてウィキリークスはアメリカやロシアからエイリアンに関する情報を相当ぶっこ抜いた」

    「よく分からないですが、そのエイリアンはあまりお友達になれそうもないんですか?」
    「残念ながらね」
    「一緒にコミケに行ったりはできなさそうですか?」
    「ハハハ、うまく茶化そうとしているでしょう? でも、できれば聞いて最後までほしいな」
    「……もちろん聞きますよ」

    「ウィキリークスが危険視された決定的な理由は、侵略されることがすでに確定しているという内容を一般公開したことにあったんだ。もちろん、それだけでは単なるオカルト話としてネタになるだけなんだけど、何分証拠が多かった。たとえば、アメリカのぎりぎりの外交でなんとかまだ侵略が始まらないようにしていることとかね。エイリアン側に侵略延期のメリットをもたせることにかろうじて成功しているんだ」
    「アメリカが外交しているんですか? エイリアンと?」
    「正確にはアメリカ政府を通して、だね」
    「メリットをもたせるとは?」
    「特別なアミノ酸の分析。分かるかな? この特別なアミノ酸っていうのはつまり」
    「生命体」
    「そう」
    「遺伝子も葉っぱもメイドさんも、たしかに宇宙にはない地球オリジナルの有機物で構成されているので価値ありますよ、もっとゆっくり調べていってね、みたいな感じですか?」
    「そうそう。君も詳しいね」
    「X-FILESが好きでしたから」

    「でもね、さすがにそれだけではエイリアンはそれほど喜んでいないんだ。たしかに、大気に酸素が満ち溢れている環境で知的生命体にまで進化した人類というのは彼らにははじめてのことで、そんな人類からの外交という点がむしろ最大の興味深い要素なんだろうだけど、彼らも早く補給をしたいのさ」
    「補給……」
    「あいつら、水と有機物と、次の肉体がほしいのさ。ちなみに鉱物類は、どこの星からでも大量にとれるから地球から奪う必要はないらしい」
    「へえ。次の肉体ということは、それは人間を狙っているということなんですか?」
    「だね。すでにエイリアンはオリジナルの身体ではなくて、侵略した星の知的生命体の肉体に何度もチェンジしてきているらしい。物資もほとんど入れ替える。まるで植民地時代の船のようにね」
    「いつごろ、侵略がはじまるんですか?」
    「2018年。例の外交によって延ばされて2018年だ。彼らもいろいろ分析しないと人間の肉体にチェンジできないというのもある。下手すると『宇宙大戦争』みたいなオチになっちゃうだろうからね」

     それで元の話に戻るけど、と彼は続ける。
    「私はニコマスっていう形でさ、自分の作品世界を残したいんですよ。まだまだそんなに有名でもないし、もっといろんな研究しないといけないんだけどさ、もっとこう、作品世界内の少女たちの幻想ワールドを残したいの。だって少女って分からないじゃない、恐ろしいじゃない、それは人間でもエイリアンでもないまったく別の異界の住人だからさ。そんな少女たちの異界空間を少しでも描いて、残してやりたいんだ」


     そんなこんなで。
     結局彼とはその後会っていません。教えてもらった動画はなかなかいい出来でしたが、ニコ動からは削除されてしまったようです。作品データのもっといい保管方法が分かったのか、MMDに乗り換えたのかどうかは分かりませんが……。

     ちなみに筆者がエイリアンに関して興味深く思っていることは、仮に侵略戦争がはじまっても、幽霊スポットにいけばその土地の幽霊はちゃんとでてきてくれるのかな、ということだったりします。つまりエイリアンが幽霊と遭遇することはあるのかな、と考えるととってもワクワクします!