【雑記】"一億総中流"と言う幻想 ~這い寄る"貧困"~
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【雑記】"一億総中流"と言う幻想 ~這い寄る"貧困"~

2016-11-06 12:00



    先日、私は以下のブログを書きました。(下記参照)

    ●【雑記】"働く"と言う病 ~技術と人間の間で~
    http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar1114286

    これを読んで色々と考えた人は、一人ぐらいはいたんじゃないかなーと思います。
    このブログを書いている時にアプローチの仕方としてはもう一つあるなーと言う事に気がついたので、まとめておきます。アンサーとしては一緒なんですけれど、、、

    テーマとなる、一つの言葉を出しましょう。
    「一億総中流」
    一億総中流(いちおくそうちゅうりゅう)とは、1970年代の日本の人口約1億人にかけて、日本国民の大多数が自分を中流階級だと考える「意識」を指す。
    ※※※フリー百科事典・Wikipediaより抜粋※※※
    まーた”一億”ってラベリングされた言葉を持ち出したぞ!最近のお前のはやりなんやろ!?って思われる方いると思います。そうです(逆ギレ


    ◆自分は”中流”にいると言う幻想

    内閣府の「国民生活に関する世論調査」の統計を見てもらえれば分かるかとは思いますが、「私は中流である」と思っている人達は数十年前とそう大きく変わっていません。
    そこで更にもう一つ見てもらいたいのが「国民経済計算年報」の各家庭の貯蓄額を見てみると、昔に比べて徐々に減少しているのが分かるのです。

    何が言いたいのかと言うと「自分は中流である」と言う意識は皆に根付いているけれど、実際の統計を見てみると、あらびっくり!中流でもなんでもない。過去と比較した時に相対的に「貧困」に陥っている現状であると言うことを受け入れる必要があると思うんですよね。

    特に高度経済成長期のは「終身雇用」「年功序列処遇」「企業別労働組合」のと言うようなGODセーフティーネットがありましたが、それも機能しなくなってきた。ましてや、国の年金などの制度も怪しくなってきています。
    近頃では「俺、中流って思ってたけど貧しくね?」と違和感を覚える人が出てきたのか「下流老人」と言うような”貧困”を一面に表す言葉が目につくようになりました。
    ※「貧困ビジネス」の話もしたらキリがないので、ここでは窓から投げ捨てます。

    そうした、”幻想”に気づき始めている人達がではじめた。まぁ、早い話が上記に述べた過去のブログと同じく、当事者の時代であると言う意識を皆に持ってほしいって事なんです。


    ◆”貧困”と言う幻想
    数ヶ月前に行われたNHKの貧困報道の特集で出てきた女学生の映像に映っていたモノが値段の張るものが多く「全然貧困じゃねぇ!」とインターネッツメディアでは結構話題になったことは記憶に新しいかと思います。

    もちろん、報道のあり方と言うものも考えないといけない問題ではありましたが、それ以上に思うのが皆が抱く貧困像と言うのがあまりにも極端すぎるんじゃないかな~と感じています。
    「●●じゃないからコイツは貧困じゃない!」とかもあれば「コイツは生活保護をもらってるから駄目な奴なんだ!」みたいな真逆の事を言う人もいるわけです。このあたりは「鬱は甘え!」とか言う人達と一緒ですね。

    私が、これらの問題を通して思ったのが「貧困です!」と当人が言い出しにくい世の中なんじゃないか?と私は感じるのです。もちろん、節度やモラルと言うものは守られるべきものだとは思いますが、それ以上に尊重しないといけないのは”人権”だ。


    このあたりの行為が行き過ぎてしまうと、以前に書いた"相模原事件"のようなヘイトクライム(下記参照)とそう何ら変わらないよなって思うんですよね。
    ●【雑記】相模原事件から考えたこと
    http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar1102878

    時代は変わったのだから、それにあわせて個人の意識を変える必要があると思うのです。「ダイバーシティ&インクルージョン」とか言う意識高い感じの言葉だって耳にすることが増えてきたじゃないですか。それをいい加減、受け入れよう。


    ◆”貧困”だっていいじゃないか。にんげんだもの
    単純に言いましょう。私は”貧困”です!お金ないです!と発言することも許されない世の中って、辛くないですか?そんな”生きづらさ”を皆が抱えて、どうやって世の中が良くなっていくと思えるのでしょう。ぼくにはむつかしいもんだいすぎてわかりません。
    私は貧困です!お金ないです!それでいい。

    皆、違っていて、皆、受け入れる。
    そういった”生きやすい世の中”を目指しましょうよ。
    そのためには皆が皆、世の中を変える人間の一人なんだ!って自覚をしていこう。一人でもいい。そう言った人が増えていけばいずれ世の中を動かせる大きな力になるはずなんです。

    話は飛んで、小説"1984年"の誰もが恐れた「ビック・ブラザー」
    たとえ、そんな相手が立ちはだかったとしても、ほんの少しでもいい皆が"自ら変わっていこうと言う意思"と"勇気"があれば、きっと倒す事ができるはずなんですよ。
    それは、夢物語なのかもしれない。でもそのぐらいの夢をみたっていいじゃないですか。
    そうじゃないと、あまりにも現実が救われなさすぎる。そんな小さなわがままぐらい言わせてくれよ。

    希望さえ失わなければ、皆が笑顔になれるような世の中が作れるはずなんです。


    ◆参考とかおすすめしたい奴とか

    ・内閣府「国民生活に関する世論調査」「国民経済計算年報」
    ・その他、インターネッツで同じことを書いている意識高い人達


    よければ以下の記事もどうぞ。
    ●【雑記】「下流老人」「老後破産」と言う言葉に思う事
    http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar962513
    ●【雑記】SNSの投稿を引用するメディアに対して思う事
    http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar962536
    ●【雑記】私が考える「生産性のある会話」と「責任」について
    http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar564473
    ●【雑記】イジメの背後にあるイジメ問題
    http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar943783
    ●【雑記】「成長社会」と「成熟社会」
    http://ch.nicovideo.jp/kuramubon/blomaga/ar913585

    そんなかんじで。
    おしまい。
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