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久しぶりに、自分の作ったTASについてブロマガを使った解説をしていきましょう。
まず、アイスの主要技について軽く触れていきます。
・ごく・こちこちスプリンクラー
名前が長いので「ごち」と省略。ちなみに、この省略名を考えたのは実機勢であるTz.様です。
動画内でも散々使ったメインウエポン。火力が高い、地上・空中どちらにも一貫して対応できる、
1回のジャンプで2ヒット狙えるとあって、汎用性とダメージ効率が非常に優秀。
細かい話をすると、2ヒット目は32F後、そこから再ジャンプした際は29F後にダメージを与えられます。
つまり、32+29=61Fで260×2=520 の威力となってます。
ファイターの接近ダブルキックは30F間隔で260ダメージなので、
60Fで520となり、実は単純な効率ではわずかに負けてしまうという・・・・・・
・こちこちタックル
単発で威力が380もあるという素晴らしい技。そのぶん、硬直時間が長いのが欠点。
2ヒットさせれば380×2=760という驚異的ダメージを叩き出す。
ただ、2ヒットが狙える場面は限られてるので、しっかりと見極めていきたいところ。
個人的には面白い技だと思うので、トリプルデラックスで消えてしまったのが悲しい。
・ほおばり&はきだし
アイスにおける「投げ」に相当する技。620という威力は投げ技最強。
さらに、短い時間で星をほおばって吐き出せるということで効率も優秀。
真横の相手にしか当てられないのが欠点ではあるが、あまり気にならない。
メイン技2つがどちらもダッシュを必要としており、さらにアイスは「かっそう」になってしまうため
操作が独特かつ難しいものになってます。
「難度が高いけど、極めたらすごく強い」を突き進んでいる能力といってもいいでしょう。
それでは、各ボス戦について軽く説明していきます。
1戦目:メタルジェネラルEX
小さい上に地上を高速で動き回るので、能力によっては最適化が難しい相手。
アイスの場合は、タックルで初撃を狙いつつ無敵時間をもらって強引に殴りにいきます。
意外と突進攻撃は範囲が広いので、無敵がないと簡単に能力を失ってしまうという。
はきだし2ヒットは実機の戦法を参考にしましたが、
そこからさらにもう1つの星をほおばりながら待機するというのはアイス独特で面白いと思います。
後半のタックル2ヒットも実機戦法を参考にしました。
上手いことそれでトドメが刺せたあたり、さすがTASさんです。
撃破時間:18.46秒 実機最速:19.40秒(-0.94)
2戦目:スフィアローパーEX
緑と白は実機の最適化。タックル2ヒットからごちにつなげていくとなると、ああするしかないと思います。
問題は赤紫の2匹で、同時撃破を目指すためにいろいろ試行錯誤した結果、
普通のスプリンクラーを使うという結論に達するのにかなり時間がかかりました。
この2匹はダメージを与えすぎるとすぐに防御力を上げたり、
奥へ引っ込んだりといった遅延行為をしてくるので、絶妙な調整がどうしても必要になります。
実機でのコイツらはラスボス級の難易度らしいです。そりゃそうだろうなという感じですが・・・・・・
撃破時間:26.25秒 実機最速:27.58秒(-1.33)
3戦目:中ボス軍団4体
ザンキブルは実機と全く同じ。タックル2ヒットとはきだしを使うとなるとあれが最適かと。
唯一といきを使った相手ですが、こおりちらしでは足りません。
マウンデスもタックル2ヒットとはきだしは実機と同じですが、
それまでのダメージ調整はごち2ヒット+こおりちらしに変更。
実機はブリザード4ヒットですが、ごちを使う方法は難易度の割にはリターンが少ないので、
実機でやる意味はかなり薄いです。
やはりここでも問題なのが、最後のドゥビアとガルボロスの2体。
無敵をもらいつつのごちによる同時撃破を狙っていきました。
これもまた絶妙な位置調整が必要になってくるので、実機でやるには向かないと思います。
ちょっと位置がズレただけで全然違う結果になるあたり、非常にめんどくさい連中でした。
撃破時間:31.09秒 実機最速:32.68秒(-1.59)
4戦目:中ボス軍団3体
こちらは完全に実機戦法。ただ、実機のギガントエッジは無敵をもらってごちを当てながら背後に回り、
タックルで死体処理を済ませるというものでした。アイス使いとして凍らせないと気が済まないのだとか。
その方法も調べましたが、タックル2ヒット×2からのごち+スライディングで死体処理した方が、
わずかながらに早かったです。具体的に何Fかまでは覚えてませんが、実機では気にしなくていいレベルでした。
猿と目玉も実機戦法。ヤシの実を弾丸にしつつ2体を同時に攻撃するのはアイス独特ですね。
この2体も完全同時撃破できないものか試しましたが、どうやっても無理でした。死体処理についても同様。
撃破時間:19.98秒 実機最速:20.60秒(-0.62)
5戦目:ウィスピーウッズEX
前半は非常にシンプル。ただ、タックルだけで攻撃するより、
間にごち2ヒットはさんだ方が後半をスムーズに終わらせることができます。
後半はタックルで初撃を刺しつつ、吸い込みに逆らいながらごちで削ってタックルでフィニッシュ。
実はおおまかな戦法は実機と同じになってます。
違う点は前半のダメージ調整と 後半のごちのヒット数くらいでしょうか。
後半も落ちてくるリンゴを凍らせるといったことができれば面白かったと思いますが、
その前にトドメを刺せるので無意味なもので終わりました。
撃破時間:20.58秒 実機最速:22.25秒(-1.67)
6戦目:Mr.ダウターEX
初撃の刺し方から実機と違う相手。適切な距離からのタックル+ごち2ヒット。
ドクロを3つ全て使える点はアイスならでは。ただ、3ヒット目のはきだしは
少しタイミングを遅らせないとダメージが多く入りません。
後半はダウターが少し巨大化するおかげで、タックル2ヒットが狙えます。
最初のジャンプの際、ごちを当てつつさらにはきだしでダメージを稼ぐのは
さすがに実機では無理だと思いたい。
あのごちがないと、3回目のはきだしを耐えやがります。
撃破時間:20.67秒 実機最速:23.75秒(-3.08)
7戦目:ファッティバッファーEX
レシピは実機と全く同じ。TASではノーダメでいったことで最適化ができたという程度。
没ネタをおまけで載せましたが、あのレシピだと最後のはきだし→ごちに変更した際の
合計ダメージは5240になります。
一方で本編のダメージ合計は5260となっており、5240与えた際のHPの残りを見た限りでは
おそらくコイツの体力は5260で確定させていいでしょう。
没ネタはダメージの与え方が悪いということがわかるかと思います。
撃破時間:21.40秒 実機最速:22.10秒(-0.70)
8戦目:ランディアEX
初撃でタックル2ヒット狙いたかったですが、
どのタイミング、位置取りから繰り出してもできなかったので、結局実機と同じ戦法に。
後半はタックル2ヒット狙える場面では積極的に活用していき、
それ以外をごちで削っていったらあんな感じになりました。
アイスでは王冠持ちが狙えないので、ウィングやリーフにはどうしたって勝てない相手。
撃破時間:26.98秒 実機最速:28.26秒(-1.28)
9戦目:グランドローパーEX
コイツも実機(ry 開幕で往復するようにタックル2ヒット。
ホントはさらに攻撃当てられないかといろいろ試しましたが、全然ダメでした。
ごちからのはきだし、そしてトドメの刺し方まで全て実機の最適化でしかありません。
そういう意味では面白味のない親鳥。
最初の移動でバッファーとコイツはタックル使いましたが、数F程度しか変わりません。
撃破時間:21.59秒 実機最速:21.93秒(-0.34)
10戦目:ゴライアスEX
タックルで初撃を刺しつつ、2ヒット目もきちんと当てていきます。
そこからごちを5ヒットさせるのも全て必要なダメージ調整。
実機では後半にダメージを多く持ち越すためにはきだしで前半を終えてますが、
TASさんならタックルで問題ありませんでした。
後半もタックル初撃刺しからの2ヒット+ごち5ヒットは必要です。最速でダメージを与えつつ
硬直時間が短いこおりちらしを活用するというのも実は実機で出てたアイデアです。非常におそろしい・・・・・・
それらがあったからこそ、最後タックル2ヒットできれいにフィニッシュが決められたのです。
実機で玉キャンを狙うのはやめましょうとのこと。
撃破時間:24.38秒 実機最速:26.26秒(-1.88)
11戦目:ローアEX&マホロア
実はいまだによくわかってない部分が結構あるシューティング。38F間隔でランディア砲をぶっ放します。
このランディア砲もきちんとダメージが入らないことが非常に多く、
その境目はどこにあるのかが不明でつらいところ。
スパイラルキャンセルを4回ほど使ってますが、実機でこれをやるのは実質不可能。
1F単位の正確な操作ができるTASさん専用技です。
でも実機がきっかけで発見されたテクニックなので、このタイムアタックの世界もよくわからないですね。
それを差し引いてもあのランディア砲の連射速度は反則ですが・・・・・・
撃破時間:42.27秒 実機最速:47.30秒(-5.03)
12戦目:HR-D3
実機では開幕ブリザード2ヒットですが、TASさんはタックルを使いました。
数F程度の差しかないので、実機では気にしなくていいレベル。
最初はグーパンから来た方が少しだけ早いです。
後は丁寧にはきだしを3回当てればいいので、実機でもワンターンキルはそう難しくないです。
後半は星が出まくりなので、ほぼはきだしで削ります。ただ、星が8個出るのに対し、7回吐き出してるので
1つ余してることになります。8個全部使ってあげたかったですが、位置やタイミングの関係で7個が限界でした。
相性が非常にいいので、おそらくここだけはアイスが全能力最速。少なくとも実機ではアイスが最速です。
撃破時間:32.56秒 実機最速:34.08秒(-1.52)
13戦目:ギャラクティックナイト
どの能力でやってもやりにくい相手。動きがランダムなせいでパターンが組めないせいですが。
最初のごち2ヒット+タックル2ヒットは確実に狙えます。ごちを1ヒット減らしてそのぶん
ギャラさんの行動を少しだけ操作するという戦法もありますが、
別に早くはならないのでセオリー通りにいきました。
はきだしで後半に多く持ち越したかったですが、タイムを縮められつつ星を出させるパターンは
いくら探しても見つかりませんでした。
後半はひたすらごちを当て続けます。高い位置にいるので、理想的な感覚から少しだけ遅れますが、
それでもなかなかに優秀な技。ライジングスパインが終わって落ちてくるところを
タックルでフィニッシュできればかっこよかったんですが、ダメージの関係上諦めました。
ライジングスパインも電撃の間に入ることで回避しようにも、
ダッシュが維持されてるとわずかながらにも横方向へズレてしまうので、こちらも素直に無敵をもらいました。
撃破時間:26.50秒 実機最速:29.10秒(-2.60)
14戦目:マホロアEX
ぶっちゃけ、コイツも実機の最適化。正確に言えば、実機勢が描いていた戦法を
TASで実現させたという感じでしょうか。
開幕ごち2ヒットからタックル2ヒットにつなげる時点でかなり難しいらしく、
その後の攻撃も1回のミスなくきちんと当てていくとなるとなかなか達成できないのも納得できます。
前半をタックルで終えたことで、後半のごちを1発減らしてます。
後半も運ゲーから入るので、実機では難しくなる理由の1つ。
全てを完璧にやれば、動画のように華麗に削っていけます。
個人的に後半のごち13連ラッシュはかっこいいと思います。
撃破時間:33.37秒 実機最速:34.54秒(-1.17)
15戦目:マホロア ソウル
なんだかんだできちんとラスボスを務めてくれます。前半はごちだけで削っていってもいいですが、
TASなのではきだしを活用しました。
このはきだし利用も実機勢が描いていた戦法とのことだったので、
なんとか実現させましたが、あんな感じでいいのかは不明。
他にもアーマーハルカドルディを凍らせて攻撃するといったことも描いていたそうなんですが、
アイツを一瞬では凍らせられないので断念。というか、そこまでしなくていい気が・・・・・・
最初のコーリングショットですが、乱数調整が不可能であり、
召喚されるザコ敵は完全固定かと思ってたんですが、実は意外な仕様が今回の調査でわかりました。
というのも、どうやら与えたダメージ量によって召喚されるザコ敵が変わっていくという仕様らしいです。
カービィが棒立ちの状態と素早くダメージを与えた際とでは同じタイミングでも違うザコが召喚されました。
与えたダメージ量とそのタイミングで決定されるようです。
タックルで前半を終わらせましたが、あそこをごちにするとラストのはきだしを絶妙に耐えやがります。
調査・検証とダメージ計算により、後半のあのレシピでは前半で最大限までダメージを持ち越せたとしても、
ウルトラソード一振り目では倒せないという結論を今回は出しました。期待してた方には申し訳ないです。
撃破時間:32.50秒 実機最速:34.77秒(-2.27)
実機ではアイスは真格第3位の能力であるという事実があったんですが、
TASではウィングにギリギリで負けてしまいました。ソウルをソード一振り目で倒せればそれだけで勝てるので、
納得いかないという人はぜひ自分で調査してみましょう。
アイスという能力はTz.様が実機勢として長いこと使い続け、調査されてきました。
だからこそ、アイスのTASは彼に作ってもらいたいという想いがあったのです。
しかし、それを待ってたら何年経っても動画があがらないと思い、
おこがましいながらも僕が今回TASを制作しました。
「ここはまだ詰められる」と僕が実機勢に責められた方が平和的(?)解決になるかなあと。
ちなみに、僕の実機アイスは10分切りを2回くらい達成した程度です。
★各能力まとめについて
今回の動画の最後に「実機勢による各能力まとめその4」というおまけをつけました。
なぜ「その4」なのかというと、過去に3回同じ趣旨の動画を作ったからです。
「実機勢の頑張りを多くの人に知ってもらいたい」という想いからこれらの動画を制作しました。
TASerになった今でもその想いは変わってません。だから毎回「実機最速」のタイムを載せているのです。
「その3」から1年半以上経ち、TASによって「星のカービィWii」というゲームの奥深さと実機勢のすごさを
少しずつ浸透していけたかなあと思うこのタイミングで、「その4」を作ることにしました。
僕自身の編集技術も過去と比べて格段に向上した自信があったので、
今回はエンディング形式で制作したというわけです。
エンディングにする以上、何かBGMがほしいと思い、かつ特別なものがいいなあと考えた結果、
かえうたを作詞し、それを歌い手である一架るる様に歌ってもらいました。
我ながら面倒なお願いをしたと思いますが、快く引き受けてくださって本当にありがたかったです。
きれいな歌声と迅速なる対応、素晴らしかったと思います。
おかげで僕の思い描いた通りのエンディングを制作することができました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ひとまずこんなところで動画では説明しきれなかった補足や裏話を終えましょう。
ちなみに、次回作はすでに完成してました。
ウルトラソードTASもお楽しみください。
まず、アイスの主要技について軽く触れていきます。
・ごく・こちこちスプリンクラー
名前が長いので「ごち」と省略。ちなみに、この省略名を考えたのは実機勢であるTz.様です。
動画内でも散々使ったメインウエポン。火力が高い、地上・空中どちらにも一貫して対応できる、
1回のジャンプで2ヒット狙えるとあって、汎用性とダメージ効率が非常に優秀。
細かい話をすると、2ヒット目は32F後、そこから再ジャンプした際は29F後にダメージを与えられます。
つまり、32+29=61Fで260×2=520 の威力となってます。
ファイターの接近ダブルキックは30F間隔で260ダメージなので、
60Fで520となり、実は単純な効率ではわずかに負けてしまうという・・・・・・
・こちこちタックル
単発で威力が380もあるという素晴らしい技。そのぶん、硬直時間が長いのが欠点。
2ヒットさせれば380×2=760という驚異的ダメージを叩き出す。
ただ、2ヒットが狙える場面は限られてるので、しっかりと見極めていきたいところ。
個人的には面白い技だと思うので、トリプルデラックスで消えてしまったのが悲しい。
・ほおばり&はきだし
アイスにおける「投げ」に相当する技。620という威力は投げ技最強。
さらに、短い時間で星をほおばって吐き出せるということで効率も優秀。
真横の相手にしか当てられないのが欠点ではあるが、あまり気にならない。
メイン技2つがどちらもダッシュを必要としており、さらにアイスは「かっそう」になってしまうため
操作が独特かつ難しいものになってます。
「難度が高いけど、極めたらすごく強い」を突き進んでいる能力といってもいいでしょう。
それでは、各ボス戦について軽く説明していきます。
1戦目:メタルジェネラルEX
小さい上に地上を高速で動き回るので、能力によっては最適化が難しい相手。
アイスの場合は、タックルで初撃を狙いつつ無敵時間をもらって強引に殴りにいきます。
意外と突進攻撃は範囲が広いので、無敵がないと簡単に能力を失ってしまうという。
はきだし2ヒットは実機の戦法を参考にしましたが、
そこからさらにもう1つの星をほおばりながら待機するというのはアイス独特で面白いと思います。
後半のタックル2ヒットも実機戦法を参考にしました。
上手いことそれでトドメが刺せたあたり、さすがTASさんです。
撃破時間:18.46秒 実機最速:19.40秒(-0.94)
2戦目:スフィアローパーEX
緑と白は実機の最適化。タックル2ヒットからごちにつなげていくとなると、ああするしかないと思います。
問題は赤紫の2匹で、同時撃破を目指すためにいろいろ試行錯誤した結果、
普通のスプリンクラーを使うという結論に達するのにかなり時間がかかりました。
この2匹はダメージを与えすぎるとすぐに防御力を上げたり、
奥へ引っ込んだりといった遅延行為をしてくるので、絶妙な調整がどうしても必要になります。
実機でのコイツらはラスボス級の難易度らしいです。そりゃそうだろうなという感じですが・・・・・・
撃破時間:26.25秒 実機最速:27.58秒(-1.33)
3戦目:中ボス軍団4体
ザンキブルは実機と全く同じ。タックル2ヒットとはきだしを使うとなるとあれが最適かと。
唯一といきを使った相手ですが、こおりちらしでは足りません。
マウンデスもタックル2ヒットとはきだしは実機と同じですが、
それまでのダメージ調整はごち2ヒット+こおりちらしに変更。
実機はブリザード4ヒットですが、ごちを使う方法は難易度の割にはリターンが少ないので、
実機でやる意味はかなり薄いです。
やはりここでも問題なのが、最後のドゥビアとガルボロスの2体。
無敵をもらいつつのごちによる同時撃破を狙っていきました。
これもまた絶妙な位置調整が必要になってくるので、実機でやるには向かないと思います。
ちょっと位置がズレただけで全然違う結果になるあたり、非常にめんどくさい連中でした。
撃破時間:31.09秒 実機最速:32.68秒(-1.59)
4戦目:中ボス軍団3体
こちらは完全に実機戦法。ただ、実機のギガントエッジは無敵をもらってごちを当てながら背後に回り、
タックルで死体処理を済ませるというものでした。アイス使いとして凍らせないと気が済まないのだとか。
その方法も調べましたが、タックル2ヒット×2からのごち+スライディングで死体処理した方が、
わずかながらに早かったです。具体的に何Fかまでは覚えてませんが、実機では気にしなくていいレベルでした。
猿と目玉も実機戦法。ヤシの実を弾丸にしつつ2体を同時に攻撃するのはアイス独特ですね。
この2体も完全同時撃破できないものか試しましたが、どうやっても無理でした。死体処理についても同様。
撃破時間:19.98秒 実機最速:20.60秒(-0.62)
5戦目:ウィスピーウッズEX
前半は非常にシンプル。ただ、タックルだけで攻撃するより、
間にごち2ヒットはさんだ方が後半をスムーズに終わらせることができます。
後半はタックルで初撃を刺しつつ、吸い込みに逆らいながらごちで削ってタックルでフィニッシュ。
実はおおまかな戦法は実機と同じになってます。
違う点は前半のダメージ調整と 後半のごちのヒット数くらいでしょうか。
後半も落ちてくるリンゴを凍らせるといったことができれば面白かったと思いますが、
その前にトドメを刺せるので無意味なもので終わりました。
撃破時間:20.58秒 実機最速:22.25秒(-1.67)
6戦目:Mr.ダウターEX
初撃の刺し方から実機と違う相手。適切な距離からのタックル+ごち2ヒット。
ドクロを3つ全て使える点はアイスならでは。ただ、3ヒット目のはきだしは
少しタイミングを遅らせないとダメージが多く入りません。
後半はダウターが少し巨大化するおかげで、タックル2ヒットが狙えます。
最初のジャンプの際、ごちを当てつつさらにはきだしでダメージを稼ぐのは
さすがに実機では無理だと思いたい。
あのごちがないと、3回目のはきだしを耐えやがります。
撃破時間:20.67秒 実機最速:23.75秒(-3.08)
7戦目:ファッティバッファーEX
レシピは実機と全く同じ。TASではノーダメでいったことで最適化ができたという程度。
没ネタをおまけで載せましたが、あのレシピだと最後のはきだし→ごちに変更した際の
合計ダメージは5240になります。
一方で本編のダメージ合計は5260となっており、5240与えた際のHPの残りを見た限りでは
おそらくコイツの体力は5260で確定させていいでしょう。
没ネタはダメージの与え方が悪いということがわかるかと思います。
撃破時間:21.40秒 実機最速:22.10秒(-0.70)
8戦目:ランディアEX
初撃でタックル2ヒット狙いたかったですが、
どのタイミング、位置取りから繰り出してもできなかったので、結局実機と同じ戦法に。
後半はタックル2ヒット狙える場面では積極的に活用していき、
それ以外をごちで削っていったらあんな感じになりました。
アイスでは王冠持ちが狙えないので、ウィングやリーフにはどうしたって勝てない相手。
撃破時間:26.98秒 実機最速:28.26秒(-1.28)
9戦目:グランドローパーEX
コイツも実機(ry 開幕で往復するようにタックル2ヒット。
ホントはさらに攻撃当てられないかといろいろ試しましたが、全然ダメでした。
ごちからのはきだし、そしてトドメの刺し方まで全て実機の最適化でしかありません。
そういう意味では面白味のない親鳥。
最初の移動でバッファーとコイツはタックル使いましたが、数F程度しか変わりません。
撃破時間:21.59秒 実機最速:21.93秒(-0.34)
10戦目:ゴライアスEX
タックルで初撃を刺しつつ、2ヒット目もきちんと当てていきます。
そこからごちを5ヒットさせるのも全て必要なダメージ調整。
実機では後半にダメージを多く持ち越すためにはきだしで前半を終えてますが、
TASさんならタックルで問題ありませんでした。
後半もタックル初撃刺しからの2ヒット+ごち5ヒットは必要です。最速でダメージを与えつつ
硬直時間が短いこおりちらしを活用するというのも実は実機で出てたアイデアです。非常におそろしい・・・・・・
それらがあったからこそ、最後タックル2ヒットできれいにフィニッシュが決められたのです。
実機で玉キャンを狙うのはやめましょうとのこと。
撃破時間:24.38秒 実機最速:26.26秒(-1.88)
11戦目:ローアEX&マホロア
実はいまだによくわかってない部分が結構あるシューティング。38F間隔でランディア砲をぶっ放します。
このランディア砲もきちんとダメージが入らないことが非常に多く、
その境目はどこにあるのかが不明でつらいところ。
スパイラルキャンセルを4回ほど使ってますが、実機でこれをやるのは実質不可能。
1F単位の正確な操作ができるTASさん専用技です。
でも実機がきっかけで発見されたテクニックなので、このタイムアタックの世界もよくわからないですね。
それを差し引いてもあのランディア砲の連射速度は反則ですが・・・・・・
撃破時間:42.27秒 実機最速:47.30秒(-5.03)
12戦目:HR-D3
実機では開幕ブリザード2ヒットですが、TASさんはタックルを使いました。
数F程度の差しかないので、実機では気にしなくていいレベル。
最初はグーパンから来た方が少しだけ早いです。
後は丁寧にはきだしを3回当てればいいので、実機でもワンターンキルはそう難しくないです。
後半は星が出まくりなので、ほぼはきだしで削ります。ただ、星が8個出るのに対し、7回吐き出してるので
1つ余してることになります。8個全部使ってあげたかったですが、位置やタイミングの関係で7個が限界でした。
相性が非常にいいので、おそらくここだけはアイスが全能力最速。少なくとも実機ではアイスが最速です。
撃破時間:32.56秒 実機最速:34.08秒(-1.52)
13戦目:ギャラクティックナイト
どの能力でやってもやりにくい相手。動きがランダムなせいでパターンが組めないせいですが。
最初のごち2ヒット+タックル2ヒットは確実に狙えます。ごちを1ヒット減らしてそのぶん
ギャラさんの行動を少しだけ操作するという戦法もありますが、
別に早くはならないのでセオリー通りにいきました。
はきだしで後半に多く持ち越したかったですが、タイムを縮められつつ星を出させるパターンは
いくら探しても見つかりませんでした。
後半はひたすらごちを当て続けます。高い位置にいるので、理想的な感覚から少しだけ遅れますが、
それでもなかなかに優秀な技。ライジングスパインが終わって落ちてくるところを
タックルでフィニッシュできればかっこよかったんですが、ダメージの関係上諦めました。
ライジングスパインも電撃の間に入ることで回避しようにも、
ダッシュが維持されてるとわずかながらにも横方向へズレてしまうので、こちらも素直に無敵をもらいました。
撃破時間:26.50秒 実機最速:29.10秒(-2.60)
14戦目:マホロアEX
ぶっちゃけ、コイツも実機の最適化。正確に言えば、実機勢が描いていた戦法を
TASで実現させたという感じでしょうか。
開幕ごち2ヒットからタックル2ヒットにつなげる時点でかなり難しいらしく、
その後の攻撃も1回のミスなくきちんと当てていくとなるとなかなか達成できないのも納得できます。
前半をタックルで終えたことで、後半のごちを1発減らしてます。
後半も運ゲーから入るので、実機では難しくなる理由の1つ。
全てを完璧にやれば、動画のように華麗に削っていけます。
個人的に後半のごち13連ラッシュはかっこいいと思います。
撃破時間:33.37秒 実機最速:34.54秒(-1.17)
15戦目:マホロア ソウル
なんだかんだできちんとラスボスを務めてくれます。前半はごちだけで削っていってもいいですが、
TASなのではきだしを活用しました。
このはきだし利用も実機勢が描いていた戦法とのことだったので、
なんとか実現させましたが、あんな感じでいいのかは不明。
他にもアーマーハルカドルディを凍らせて攻撃するといったことも描いていたそうなんですが、
アイツを一瞬では凍らせられないので断念。というか、そこまでしなくていい気が・・・・・・
最初のコーリングショットですが、乱数調整が不可能であり、
召喚されるザコ敵は完全固定かと思ってたんですが、実は意外な仕様が今回の調査でわかりました。
というのも、どうやら与えたダメージ量によって召喚されるザコ敵が変わっていくという仕様らしいです。
カービィが棒立ちの状態と素早くダメージを与えた際とでは同じタイミングでも違うザコが召喚されました。
与えたダメージ量とそのタイミングで決定されるようです。
タックルで前半を終わらせましたが、あそこをごちにするとラストのはきだしを絶妙に耐えやがります。
調査・検証とダメージ計算により、後半のあのレシピでは前半で最大限までダメージを持ち越せたとしても、
ウルトラソード一振り目では倒せないという結論を今回は出しました。期待してた方には申し訳ないです。
撃破時間:32.50秒 実機最速:34.77秒(-2.27)
実機ではアイスは真格第3位の能力であるという事実があったんですが、
TASではウィングにギリギリで負けてしまいました。ソウルをソード一振り目で倒せればそれだけで勝てるので、
納得いかないという人はぜひ自分で調査してみましょう。
アイスという能力はTz.様が実機勢として長いこと使い続け、調査されてきました。
だからこそ、アイスのTASは彼に作ってもらいたいという想いがあったのです。
しかし、それを待ってたら何年経っても動画があがらないと思い、
おこがましいながらも僕が今回TASを制作しました。
「ここはまだ詰められる」と僕が実機勢に責められた方が平和的(?)解決になるかなあと。
ちなみに、僕の実機アイスは10分切りを2回くらい達成した程度です。
★各能力まとめについて
今回の動画の最後に「実機勢による各能力まとめその4」というおまけをつけました。
なぜ「その4」なのかというと、過去に3回同じ趣旨の動画を作ったからです。
「実機勢の頑張りを多くの人に知ってもらいたい」という想いからこれらの動画を制作しました。
TASerになった今でもその想いは変わってません。だから毎回「実機最速」のタイムを載せているのです。
「その3」から1年半以上経ち、TASによって「星のカービィWii」というゲームの奥深さと実機勢のすごさを
少しずつ浸透していけたかなあと思うこのタイミングで、「その4」を作ることにしました。
僕自身の編集技術も過去と比べて格段に向上した自信があったので、
今回はエンディング形式で制作したというわけです。
エンディングにする以上、何かBGMがほしいと思い、かつ特別なものがいいなあと考えた結果、
かえうたを作詞し、それを歌い手である一架るる様に歌ってもらいました。
我ながら面倒なお願いをしたと思いますが、快く引き受けてくださって本当にありがたかったです。
きれいな歌声と迅速なる対応、素晴らしかったと思います。
おかげで僕の思い描いた通りのエンディングを制作することができました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ひとまずこんなところで動画では説明しきれなかった補足や裏話を終えましょう。
ちなみに、次回作はすでに完成してました。
ウルトラソードTASもお楽しみください。
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