▼第496号(2025.5.10)
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虚構新聞社発行
虚構新聞友の会会報
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目次
1.ごあいさつ
2.流言蜚語~『映画を早送りで観る人たち』(前編)~
3.次回予告
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1.ごあいさつ
友の会のみなさま、こんにちは。虚構新聞のUKです。週末いかがお過ごしですか。今月最初の会報をお届けします。
まずは先日の朝日新聞「5・3集会」、何とかつつがなく終えることができました。リアルタイムでご覧くださっていたようでしたら、ありがとうございました。また、明日11日までアーカイブ視聴もできるようなので、見逃した方は会場での社主なりの奮闘ぶりをご笑覧ください。この時の話もいずれ会報で書ければと思います。
さて、今回の「流言蜚語」は『映画を早送りで観る人たち』(稲田豊史/光文社新書)を紹介します。発売当時、ずいぶん話題になったので、読んだことがなくても「『タイパ』と『倍速視聴』について書いた本」程度にご存知の方も多いのではないでしょうか。
▼映画を早送りで観る人たち
→https://books.kobunsha.com/book/b10125097.html
タイパや倍速視聴については、本紙でも何度か記事のテーマに取り上げたことがあり、またこの本が話題になった折には、会報でもこの現象について触れました(第392、393号参照)。
▼リスニングも倍速で 衛府嵐大が「タイパ入試」導入
→https://kyoko-np.net/2023011401.html
出版から3年、ようやく時間が取れたので実際に読んでみたところ、確かに大きなテーマとしては想像通りだったのですが、それ以外にも社主のような書き手にとって示唆に富んだ内容も多くて面白かったので、今回と次回に分けて紹介しようと思います。
UK@虚構新聞社